ワレ、セツシヨクフリヨウ、ホシユウセリ・・・

2013-09-30      
 申請中のIC-821が漸く審査中になり、ACAGへの準備が着々と進んでいく中、一昨日修理し損ねたステルス君のマッチングボックス用ロータリースイッチを買って帰ってきました。今日の外出は、実にタイムリーだと言えます

 一昨日修理したコイルは下の写真のような感じで、コイルがほどけないように巻いてあるタイラップを交換しました。手前にぶら下げてあるのが、これまで頑張っていたもの。



 さて、夕刻に帰宅して、早速マッチングボックスを外して蓋を開け、アンテナ端子に51Ωのカーボン抵抗、リグ側にはクラニシ君をつないでスイッチをカチカチやったんですが、どうも接触不良の感じがありません・・・。そこで、シゲシゲと一昨日付け替えたスイッチの配線を見ると、何と接続が間違っていました その間違った接続のところにスイッチを合わせると「開放」・・・要はこれを「接触不良」と勘違いしたようで、配線を正してカチカチやると、クラニシ君のインピーダンス表示(って、まぁ針ですが・・・)がきちんと変わっていきました。ここまで確認しろってぇの・・・。

 ついでに、アンテナ端子を見ると・・・。



 白く粉を吹いたようになってしまっています。左側は少しヤスリで削ってみたもので、漸く地金が見えてきたところ・・・ネジ部分は傷んでいませんでしたので、きっとネジ山の部分で導通していたんでしょうね。これも綺麗にお掃除。



 補修完了。同じボックスの本体と蓋・・・そもそも同じ色なんですが、蓋の部分は「空側」ですから、思いっきり日焼けしています。来春ぐらいで寿命かなぁ・・・でもまぁよく保った方でしょう。タッパウェアとは違うね

 元に戻す頃には外は真っ暗。それでもベランダですから作業はできます。「接触不良」ともオサラバし、各バンドのSWRを測ると、40,20,15,12mが1.2以下、10mだけ1.8程度・・・即ち元に戻りました。10mは、延長コンデンサ容量をトリマかなんかで微調整してやる必要がありそうですが、今日の所はここまでとしました。

 昨日までより若干CONDXが落ちてしまったようで、我が設備で呼べるようなDXはおらず・・・それでも1つ、コンテストに向けての悩みが減りました

ステルス君に20mをプラス!

2013-05-23      
 昨年初春には20mにオンエアできるようになったものの、普段のステルス君の守備範囲には入っていないバンドであることから、ずっと「謎めくバンド」から卒業できず 特にCONDXをどう捉まえたらいいのかが解り難く、「普段のワッチに耐える程度」でもいいから、このバンドのアンテナが欲しいなぁ・・・と思っていました。
 前々から、ステルス君のマッチングボックスには、20mのローディングコイルを入れられるように準備していたんですが手付かず。ボヤボヤしているとサイクル24の終焉を迎えそうなことから、とにかく聞くだけでも・・・ってな案配で、トロイダルコアで作ったローディングコイルを入れてみました。



 この写真の上の方にある黄色いコアが、今回増設したものです。17mも増設したいと思っていたんですが、スペース的に難しそうですね。



 設計上のローディングコイルの値は3.9μHぐらいだったんですが、実際に接続して同調点を探ってみると12MHzの上の方になっており、少しずつ解いて調整して上の回路図の通り収まりました。結果は・・・



 同調点のインピーダンスが41Ω程度となり、ステルス君のマッチングボックスでは完全には追い切れていませんが、急造にしてはよく落ちたなぁ・・・と自画自賛 他のバンドにも影響が出ませんでしたので、明後日に迫ったWW WPX CWに実力試しをしてみたいと思います。まぁ、ローディングコイルがトロイダルコアでは、高が知れている気もしますがね

ステルス君の心臓部を調査

2013-04-06      
 毎日の太陽光と風雨に耐え、少しのスイッチ操作とヒゲの曲げ伸ばしで各バンドにオンエアできる「ステルス君」ことベランダのダイポール・・・先日の強風の際、40m用のコイルがぶっ飛んでいってしまったのを急遽直して使っていますが、今夕から明日に掛けての「春嵐」(しゅんらん)に備え、午前中にこのステルス君を下ろしてしまいました。今日・明日の無線活動は控えることにし、折角下ろしたステルス君のマッチング部を一通り検査してみましたが、中に水が入った痕跡や傷みの酷い部分などは皆無。やはり、ある程度しっかりしたケースに入れておくと安心です。

 さて、このマッチングボックスについては特に問題なく動いているんですが、ハイバンドの整合に何となく腑に落ちない部分があります。それは、少々大きすぎる気がしたフロートバランのサイズを小さくし、かつ巻数を減らしたら、SWRが下がらないことがあって、結局大きめのバランに換装して凌いだわけですが、「たまたま上手く行った」という結果オーライ的な部分がちょっと気になっているんです。
 そこで、このバランに純抵抗・・・50Ωの抵抗をつないで周波数特性を見てみようと、「あんあな54号君」(←命名完了)を以下の写真のように接続して調べてみました。勿論「50Ω直結」ですから、インピーダンス変換部はスルーになるようなスイッチ設定です。



 マッチングボックスの右側に接続されているのは、FCZ研究所の終端型ダミー計です。このダミー自体のSWRは、事前に直結測定してHF帯全域で1:1.05以下となっていることを確認しましたので、マッチングボックスの負荷としても大丈夫そう。

 マッチングボックスの周波数特性は以下のようになりました。



 純抵抗として50Ωを維持しているのは精々7MHz程度までであり、その上は徐々に上昇して21MHz辺りで70Ω程度、28MHz付近では80Ω程度と、かなり高めになっています。また、虚数成分(リアクタンス分)もかなり低い周波数から上昇し、26MHz辺りで0Ωに戻っていく感じです。

 あんあな54号君のPCメニューでは「リターンロス表示」も可能です。



 これは一目瞭然ですね。HFのハイバンドに向かってどんどんとSWRが悪くなっていく様が解ります。SWR値で見てみると、28MHzで1.6程度という結果でした。ただ、この状態でインピーダンス変換のスイッチを25:16の位置にすると、「80Ω÷25×16=51.2Ω」となってSWRが改善しますから、普段の運用ではこの辺りを「頃合い」で凌いでいるということになります。もう少し質の良いマッチングボックスの再作・・・これは、次回作になるであろうステルス君3号の製作時に追っかけてみようと思います。

 インピーダンスの挙動はクラニシ君でも確認できますが、HF全域が一挙に測定できてしまうこと、虚数成分が見えること、さらにPCへのデータ取り込みが可能なことで、やはり全く違った見方ができるようになりますね。あんあな54号君、やっぱ凄いわ・・・

そろそろマジメにステルス3号!?

2013-01-08      
  ここ数日、SSNが180を超えています。地磁気も比較的大人しく絶好のCONDX・・・の筈なんですが、真冬だからなのかハイバンドはあまり良くなさそう。クラスタに上がるDX局の交信バンドが精々17m止まりで、後は冬らしいローバンドのオンパレード。流石に今の設備では出力を上げてもきついなぁ・・・と、指をくわえて見ているしかないんですが、辛うじて17mのDPなら我が家のベランダ目一杯(8m弱)で何とか張れそうだなぁと、ステルス君の改造・・・3号の検討を始めました。

 基本的な構想は「短縮コンデンサを使った多バンド化」として既に考えてあり、現状の2.5号の製作と実運用を通じ、短縮コンデンサの容量がMMANAの計算結果である程度目処を付けられることや、実際のマッチングの「取れ具合」が判っていますから、後は「マッチング部の造り」と「エレメントの2本化」(如何に目立たず、長期に渡って使えるものができるか)が検討課題です。

 マッチング部については、リレーによるインピーダンス変換コイルと小容量コンデンサの切り替えがメインになります。完成間近で頓挫しているTYPE-Ⅰを採用してもいいんですが、損失の部分で短縮コンデンサの方が有利かな というあまり根拠のない理由・・・言わば「奇を衒う」といったところ
 リレーの切り替えはやはり「リグの袂」で行いたく、最近秋月に置いてある「光るロータリーエンコーダ」なんかでド派手にするのもありかなぁ

 エレメント2本化については、10~15cm間隔の並行フィーダを作るような案配になりますが、スペーサの色や材質を吟味する必要があります。薄いアクリを短冊状に切って作ればいいんですが、日光と風雨に晒されたら1年位でアウトのような気がするため、もう少しマシな材料はないかと画策中。最悪アクリにした場合は、簡単にメンテ(着脱)ができるような工夫も必要でしょう。

 何れにせよ、幾ら何でも寒風吹き荒ぶベランダ作業は億劫ですから、もう少し暖かくなったら・・・と甘えていると機を逸する気もしており、まずはマッチング部を早々に組み立てたいと考えています。

短縮コンデンサの追試

2012-09-30      
 台風17号が接近中です。が、午前中から15時くらいまではまさに「残暑」。南風とまだまだ強烈な日差しで汗がしたたり落ちるような陽気です。台風に邪魔されないうちに、昨日の夕刻に「日没サスペンデッド」になってしまったステルス君2.5号のマッチング部の追試です。

 昨夕は、結果的にフロートバランを元に戻すような形で片付けましたが、巻数さえきっちりすればFT-50-43で事足りることから、まずはこれを修正・・・したのはよかったのですが、ついつい「クラニシ君」でインピーダンス変換の様子を確認すると、19MHz辺りまでは良好なものの、その上の周波数でSWRがかなり暴れています。
 昨年「インピーダンス変換」を作る際に参考にした大進無線さんのステップDOWNトランスの製作記事に、高域補償用のコンデンサを入れるといいぞ・・・という風に説明してあるのを思い出し、手元に転がっていた「68pF」のセラコンをインピーダンス変換トランスの後ろに入れてみたら、10mまでのSWRが激落ち 早速、このコンデンサの値を見極めるべく180pF辺りまでの各容量で調べたら、100pF辺りから逆転して悪くなる方向です。そりゃ、コンデンサでグランドに落とすわけですから、あまり大きな容量では影響も出るわな・・・。
 結局47pFに落ち着き、これを入れた状態でSWR測定。以下の表は自分用備忘録です・・・スンマヘン

センター周波数SWRSWR<1.5SW切替による
インピーダンス
短縮
コンデンサ
下限上限
7.0321.17.0027.0755.6Ω
21.1201.221.06021.20650Ω
24.9421.0524.82025.01832Ω
28.3821.65.6Ω

 おやおや・・・昨夕は落ちていた10mは、上記の高域補償の影響を受けたっぽいですね。でも、真の姿はこの表の通りなんでしょう。

 しかし、このままでは納得がいかないため昼食を摂りながらちょっと思案していると、我がステルス君が「左右非対称」であることを思い出しました。12mは15mのエレメント長とあまり差がない&我がベランダの挙動から考えても何とかマッチングするはずですが、どうも10m辺りからは「DP本来の長さに共振」という色が濃くなってくるのではないか・・・と思い、MMANAで再度試算するも埒が開かず・・・。
 そこで「論より証拠」というわけで、強風に塗れる前に答えを出そうと「可変短縮コンデンサ」を急造。外の状況と睨めっこしながら実験してみました。



 主役は右側のコンデンサ・・・大昔のFMチューナ用のバリコンです。単連で25pF余りのものですから、今回のチェックには好都合。これをマッチングボックスとエレメントの間に入れて、どの程度の容量でマッチングするのか試してみました。すると、やはり左右非対称の影響なのか、長い方のエレメントの容量が大きすぎることが判明。つまり、10mはやはり非対称に容量性の虚数部分を消してやらないと上手く行かないというわけです。詳細に追っかけてみると、バリコンの「目測容量」より、エレメントが短い側の容量を33pFに固定すると、長い側は10pFで行けることが判りました。



 早速、固定コンデンサを変えて実験したのですが、これでは27.1MHz付近でSWR=1.05という結果・・・やはり、もう少し地道に追っかけないとダメなようですね  ただ、この組み合わせで10mまでチューニング点を持ち上げることも、「15m用のヒゲ」をいじれば簡単にできるということが判りました。

 上記の図のところまで持って行ったのが丁度15時。やや風が強くなってきた・・・と思ったら大きな雨粒が落ちてきたため、とりあえずここまでで撤収。来週のACAGまでに最適解求めが間に合わなければ、ひとまずこれで行こうという形にはなりました。

 今週中にまた秋葉に行ければ、小容量の高耐圧セラコン(っていっても500Vで十分ですが)を幾つか買ってこようと思っています。

短縮コンデンサ、案外いけてるかも!?

2012-09-29      
 マッチングボックスの実験は、何だかんだで夕方に着手する羽目になりました。明日の午後からは台風の影響で悪天候の予想、来週一杯はあまり芳しくないらしいですから、何とか今日中に・・・という気持ちが強かったのですが、工作に案外手間取ってしまいました

 さて、まずは絶対に動かさねばならない40mと15mです。何せ、元々バッチリ動いていた2バンドですからね

 15mは同調点が若干上がってしまいましたが、21.08MHz辺りでマッチング・・・で、ひとまず合格。ところが、一方の40mはというと、同調点がやはり少し上がってしまったのと同時に、SWRが1.7程度までしか落ちてくれません また、SWR測定の主役である「クラニシ君」を手に持った状態と持たない状態でSWRが大きく違っています。
 今回、ケースの大きさを決める過程で一回り小さいコア(FT82-43⇒FT50-43)にし、かつ巻数を大幅に減らしたことから、多分コモンモードがかなり戻ってきているんだろうと当たりを付け、フロートバランの方を「FT82-43 バイファイラ9回巻き」に戻したところ、同調点は上がったままですがSWR=1.1程度にまで改善。こうなればエレメント長で調整できますので、ひとまずこれで「ステルス君2号」には戻ったことになります・・・ホッ

 さぁ、ここからが未体験ゾーンである「短縮コンデンサ」の出番。まずは12m用に取り付けた33pFで実験・・・すると、何と24.7MHz付近でSWR=1.1 教科書通りというか、MMANA様様というか・・・これなら、ヒゲの部分を少し丸めてしまえば簡単に追い込めます。一発で上手く行ったので何だか拍子抜け・・・。
 続いて10m。こちらは、MMANAの計算結果である14pFに合わせようと、10pF+5pFでまずはチャレンジ。すると、26.7MHz辺りでマッチングが取れています。やはり、少し容量過多・・・ということで、直ぐさま5pFを取っ払うと、28.4MHz付近でSWR=ほぼ1 こちらも、ヒゲに少し「付け足し」を行えば済みそうです。が、12pF辺りのコンデンサとの換装が正解でしょう。そこで一旦部屋に戻ったのですが、上記のベランダ作業でヤブ蚊に散々刺されてしまったためムヒを塗ったり、「足の一回り太い12pF」を漁って準備したりしている内にかなり暗くなってしまい、本日の作業を終了することにしました。

 これらの結果は、単にSWRからみた整合性の側面でしか見ていませんので、損失やらビームパターンやら打ち上げ角・・・なんかも吟味しないと不味く、実際のQSOで確かめることが急務なのですが、相手探しがなかなかねぇ・・・。
 ただ、ACAGの参戦の際には、10mへのQSYが比較的楽に出来そうですから、この辺りで「触り」くらいは判るかと思います。思いつきでくっつけたロータリースイッチによる短縮コンデンサの実験ですが、まぁ案外いけちゃってるのかな

ステルス君2.5号に向けて

2012-09-29      
 百均タッパーのせいというよりも、使われる環境に合わせた素材選びとマメなメンテ・・・これが決め手なんでしょうが、詰まるところステルス君2号のマッチングボックスは作り直す運命になりました。ACAGまであと一週に迫り、本当はこの週末辺りに・・・と楽しみにしていた旧ローカルさんとの も延期願いをし、昨晩は会社好例の に夜中まで引き摺り回されたにも関わらず、今朝は9時前には工作開始です。

 紆余曲折はともかく、今時点での完成品がこちら。



 ケースは奮発してTakachiの難燃性のケース(SS-N90C)・・・といっても、300円ですからねぇ ちょっと窮屈ですが「ステルス」の名に恥じぬ大きさとステルス性(=目立たない色)で選びつつ、形の同じものの中から特に「難燃性」としてみました。これで紫外線に強くなったとは思えませんが、ちょっとした気休めです
 さらに、なんと6回路2接点のロータリースイッチが2つです 何を企んでいるかというと、来週のコンテストに間に合わせるのは勿論、ちょっと前から気になっている「短縮コンデンサによる多バンド化」の実験を兼ねて作り上げてしまおうという魂胆です。
 ステルス君自体は、80m用のLWとして動作させる場合があって、数日前に「パリパリと崩れたマッチングボックスのプチ機能」(崩れた様子は直前記事にあります)であるDPの両エレメントのショートスイッチが必要なため、これを含めてロータリースイッチにまとめた次第。



 マッチング部分は2つに分かれており、上記図面の左側はパリパリ崩れたマッチングボックスの中身とほぼ同様です。不平衡の世界でインピーダンスのマッチングにのみ着目したような感じ。

 今回のオマケ実験は、右側です。スルー・ルート(一番右)とショート(一番左)はお決まりとして、何やら怪しげなコンデンサ・・・これが短縮コンデンサです。500V耐圧のセラコンを使っています。
 ステルス君2号は、結局は15mのフルサイズDP(その先にローディングコイルがあって40mにもマッチングしています)ですから、短縮コンデンサの狙い目は12m/10mのマッチングです。これが上手く機能すれば、ワニ口DPと「SAYONARA」できるかも・・・というわけです。
 さらに緑の部分・・・ここには17/20m用の短縮コイルを入れてみたらどうだろう・・・ってな魂胆で開けてありますが、まだ実装はしていません。

 さて、短縮コンデンサの容量・・・MMANAで試算すると「12m:35pF、10m:14pF」と算出されました。算出時の電流分布は以下の通り・・・。



 まぁ、これはだ~れの参考にもならないと思いますが、とにかくアパマンハムがMMANA等のツールでアンテナ設計する場合、ある程度建物自体の「鉄筋達の要素」もフォローしないとまともな値は出てきませんよ

 ・・・というわけで、これが今日の作業の全貌です。はてさて、どんな結果が出たのか、次の記事でまとめたいと思います。

百均タッパーは一年草・・・

2012-09-26      
 今日も夕暮れの中、帰宅することができました。ローバンド用のカウンターポイズがベランダの手前側から外れてしまい、「洗濯の邪魔 足に引っかかって危ない」と家人に叱られていたため、コンクリ用の釘を打って絡げて固定した後、まだ薄明かりが残っていたため、10m用のビニール線DPを張ってDXの様子を覗き見。クラスタに上がっていた英国は流石に聞こえなかったものの、F、HB、9A・・・と、久々にEUの信号を聞きました。TS-590で初めての欧州ワッチ

 ところが、ワニ口の付いたDPを取り付ける際に「バラン兼マッチングボックス」を強く掴んだら、メリッと音がして蓋が割れてしまいました。毎日の日光浴と風雨で傷んだタッパーの断末魔 結局、そそくさと取り外して「工作机」に持ち帰りました。



 銅箔テープが貼ってある箇所は何ともないのですが、蓋の部分を含めてその他の部分がパリパリ状態・・・昨年の製作時点からほぼ一年経過でこの有様ですから、題名の如く「一年草」といったところ。でもまぁ、よく保ったと言えるでしょう。

 右にあるのが、3個組で売っていたため保管されていたタッパー。こいつに載せ替えるのは簡単でしょう。ただ、このアンテナチューナもどきもよく見てみるとちょっと改修したくなる部分があります。ソータバランがちょいと巻き過ぎ(結果的に40mまでなら、こんなに巻かんでも・・・)、個々の部品の位置関係が悪いため窮屈、コアがデカ過ぎ(何W仕様なの)など、結構気になる部分があります。
 また、今のステルス君2号では40m+15mという2バンド仕様ですが、「短縮コンデンサで多バンド化」というテーマも抱えているため、この辺りも包含できるようなもの・・・ステルス君2.5号を製作するのも有りかなぁ・・・と思うに至りました。

 ケースの大きさは同じ程度がいいんで、今からもう少し仕様自体を見直してみようかと思います。幸い、中の部品達は生きていそうです・・・やれやれ、コンテストの前って、いつもこうなのね・・・

LW組の工夫

2012-05-06      
 もし、ステルス君3号が実現したとしても、80m/30mはLWという結果に・・・ 特に折角の30mは痛いところで、80m/40mをLWにする・・・とも考えましたが、ある程度飛んでいる40mの飛び具合がどうなるのか・・・端的に言えば、今の短縮DPより飛ぶとはちょっと思えないため、ひとまず80m/30mで検討することに。

 まず、この間のコンテストで使った「急造ローディングコイル」を・・・。



 紫色の変な奴・・・ご覧のように、例によって百均で買ってきた化粧品用の詰め替えボトルにアルミ線(それにしても、本当になんちゅう色じゃ)を19回ほど撒いています。回数は・・・適当です そして片側にはワニ口クリップが付けてあり(銀色のむき出しの奴)、ステルス君の接続点を挟みます。もう片側はちょっと見にくいのですが・・・下の方の黒いビニールテープの左側にちょいと覗いている銀色部分・・・ここは被覆を向いた状態になっていて、カップラからの接続コードにこれまたワニ口が付いているため、これで挟んで接続・・・といった感じで、カップラとステルス君のエレメントの中間にこのコイルが入るという使い方です。

 この急造コイルは本当に適当~に作ってたまたま上手く行ったという感じであり、要はカップラ様様だったわけですが、この程度のインダクタンス(40φのボトルに19回巻、コイル長が約55mm⇒約7.8μH)を付加することで80mに出られたわけですから、今後、もう少しマシな・・・直径を大きくしてQを稼ぐといった芸当で作り直しておけば良いかなぁ・・・と思っています。
 また、ステルス君の途中のローディングコイルも直列につながっていたわけですから、このコイル達の損失も考えると、次回はステルス君のコイルは2つともショートさせ(横に置いてある黄色いのがコイルショート用のジャンパ)、その分インダクタンスの大きなコイルを準備して、全体としての損失を最低限にすることも考えたいと思います。が、ベースローディングが本当に正しいのか(我が家の条件でベストなのか)といった部分は実験課題になりそうです。
 さらに、30mの方も同じ課題があるわけですが、よく考えてみると30mの1/4λのLWは短縮率を含めて7.1m・・・ということは、ステルス君の40m用のエレメント長で十分に足りるわけで、30mについてはコイルは「邪魔」になるということになるのでしょう。30mの1stQSOでは若干難儀しましたが、実はステルス君の両側のコイルをショートさせるというのが正解だったかも

 一方、損失の原因はカップラにもありそうです。そもそも、MIZUHOのカップラは非常に良くできていますが、使用コイルのQ・・・となると、ちょっと直径が細い気がします。また、LW系のマッチングでは比較的整合範囲が広い方が有利であり、例えば雨降りの時やちょっとしたグレードアップ実験の際に、もう少し調整範囲が広い方が有利なわけで、πマッチに拘る必要もないでしょう。
 このように、80m/30mに特化した・・・或いは40mも考慮した「ローバンド用でっかいコイル使用の整合範囲の広いカップラ」をこしらえても良さそうです。幸い、エアバリコンは死蔵品が2,3ありますので、こいつにパラにコンデンサを入れるなどしてやれば、低い方でも結構効率よく動くモノは作れそうです

 80mで出場する次のコンテストは、多分全市全郡でしょう。そういう意味では、多バンド対応のアンテナ製作より若干優先度を下げても良さそうですが、カップラ作り・・・これが結構費用が掛かりそう。中古の安いカップラをオークでゲットして改造・・・というのがきっと近道ですね

ステルス君3号構想へ・・・

2012-05-06      
 長かったゴールデンウィークもあと一日になりました。結局、アンテナ設計に明け暮れた「引き籠もり然」とした休暇。運動といえば、夕飯の買い物だけは欠かさず、辛うじて「エコノミー症候群」にはならずに済んだようです

 あれこれシミュレーションしてみたところ、3.5MHz帯以外の全バンドをDP化しようとするとどうしても10MHz帯が上手くなく、ひとまずこの2バンドはLWにすることにした上で、7,14,18,21,24,28MHz・・・6バンドDPを捻り出しました(クリックすると大きい絵が見られます)。



 基本的な考え方は、「18MHzを短縮→21MHz」「24MHzを短縮→28MHz」とし、それぞれ18MHzはトラップを設けて7MHz、24MHzも同様に14MHzをそれぞれ「短縮DP」としたものです。我が家の構造上、左右の長さが結構違うのですが、これでもちゃんと同調するようで(って、ステルス君2号、動いてるもんなぁ・・・)、MMANAのシミュレーション結果では、18,24MHzは7,14MHzに少し引っ張られゲインが若干落ちます(概ね1dB以内)が、21,28MHzはほぼフルサイズのDPと同等に動くようです。

 問題は、短縮コンデンサの損失をどう見立てるかですが、こればっかりはやってみないと解りません。この手の製作記事がないところを見ると、案外この損失がネックなのかなぁ・・・大凡数十から百pF程度をつなぐことから考えると、数百Ωの抵抗を直列につないだようなイメージ・・・だとすると、数dBは落ちると言うことなんでしょうかねぇ

 何れにせよ、これをいきなり製作したら失敗必至な気がしますので、とりあえずマッチングボックスを簡易に丁稚上げ、2連のポリバリコンを使って「短縮の度合い」を調べてみようかと思います。ついでに安定した強さの信号で、現状のDPとの差を「信号強度」で測ってみましょうか・・・と言いつつ、長期休暇は今日でお終い。また、土日と「平日の晩」を上手く活用しないと、次のコンテストに間に合わないなぁ って、次のってどれなんだ
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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