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エアコンノイズを元から断つ!

2013-11-16      
 本格的に寒くなってきましたが、今日は正真正銘の小春日和。ベランダでの作業も厭わずできる陽気です。たまたま家族全員が外出で留守番となり、予てから覗いてみたかった「エアコンの中」を観察すべく、ネジ回しを持って出陣

 もうちょっと苦労するとこのブログも盛り上がるんですが(はぁ~)、別に複雑な囲いがあるわけでもなく想像通りの順序でネジを外していくと、制御基板が拝めました。ACラインやコンプレッサにいくケーブルがそれこそ剥き出しで、まぁこんなところからインバータノイズが漏洩してるんだろうなぁ・・・と予想ができますね。

 実は、エアコン自体へのノイズ防御の細工はあまりしたくなかったんですが、パッチンコアで手当てできる程度のことであれば、あんまり透磁率が高くない「ユルユル・コア」で処置すれば安全的にも問題ないでしょう・・・と思い切り、お誂え向きにVDSL-I対策に使って余った秋月コアが5,6個あったために思いつくままに試行錯誤で装着。自宅のエアコンのイズは、40mで大凡S=7程度(MFJ-1025を使った場合はS=3,4程度)。これより少しでも小さくなれば・・・と挑んだわけです。
 無論、作業中はエアコンの電源を抜いては慎重にコアを入れていき、意味がないところのものは外したり、逆に「ここだ」というところには集中的に入れたりしてみました。結果は以下のスナップをご覧下さい。



 そもそも入っていたコアは黄色矢印の先の弱々しい裸のコアのみ・・・随分お粗末なんですね。そこにAC用のコモンモードフィルタ(白)とファンモータ行きの丸形コアを二連、そして、一番効果が高かったコンプレッサ行きのケーブルには、角形コアを5連・・・そして蓋を閉めて実測。

 赤丸で囲んだ角形コアの部分は、1つコアを増やす毎に明らかにノイズが減じていき、最終的にエアコンの蓋を閉めたら(MFJ-1025無しで)S=2時々3まで減衰、かなり効果がありました。多分、このケーブル自体をシールドするなどもっとアグレッシブな対策もあろうかと思いますが、良好なアースもありませんし、素人が手出しできる限界・・・と見切りを付けました。

 S=7のノイズがS=2~3に落ちると、確かに全然違った世界になります。このエアコンノイズ自体は、40m辺りではホワイトノイズに近いためそれほど悪質ではなかったものの、何となく「抑圧を受けている」といった感じに聞こえるこのバンドが、何とか運用バンドになる・・・QRP故にあまり弱い信号は相手になりませんが、「試聴環境としての改善」は随分あったように思います。やはりS5つは大きいな

 これで暫く様子を見たいと思います。

注意:
 パッチンコアの磁気飽和による発熱(最悪の場合、周辺部品の発火⇒火災)や振動(共鳴による騒音)など、結構危険や弊害を孕みます。我が家のエアコンは小さめのため、電流量などから考えて処置してみました。これらを理解せず闇雲にマネされても弱ってしまうんですが、もし同じようなことをやられる場合は「感電への対処」「最悪『故障』させてしまう可能性」などをよく考えた上で、あくまで「自己責任」でお願いします。万一、上記同様の方法で被った如何なる問題、被害等、一切関知致しませんので

スイッチング電源のノイズ検証とプチ対策

2013-02-10      
 TS-590と同時に購入したスイッチング電源・・・DM-330MVは電流容量的には満足なんですが、ローバンドのノイズが結構あります。この製品が誠実なのは、「1.9MHzではノイズが出まっせ」と明記してあるところ。ただ、どの程度なの というのは、電源の引き回しやレイアウトで全然違ってきますので、ひょっとしたら全く気にならない方もいらっしゃるんでしょうが、我が家ではその一つ上のバンドである3.5MHz帯でもあちこちノイズが聞こえてきてちょいと邪魔です
 3.5MHz帯については、きっとコンテスト以外では「常用バンド」とはならないんでしょうが、今後の「ローバンド化」に備える意味でも一度素性を知っておこうと思い立ち、相変わらず治り切らない咳に堪えつつ、これまた「未校正」のオシロを引っ張り出してきました。

 まず疑ったのは、直流側に乗ってしまうスイッチングノイズ・・・これはリグに直接影響しそうですから、とにかくチェック



 凡そ15μS毎に20mV程度の「ヒゲ」に続いて、ちょっと鋭角なノコギリ波のようなもの(これは10mVくらい)が見えます。この間隔は、電源に付いている「NOISE OFFSET」を回すと変わります。即ち、運用周波数にノイズが現れたら、これを回すとノイズが「ずれてくれる」というわけで、実際に気になるノイズが出てきた時にこれは立派に機能しています。

 この程度のノイズが何か悪さをするのかなぁ・・・と半信半疑だったのですが、DC側のノイズ対策としてとりあえずLCによるフィルタを入れてみました。DCですから、まずは「ノーマルモードで十分」と踏んで超簡単に丁稚上げ



 DCのプラス側にFT240-43に12回巻きのコイル(大凡150μH)と3300μFの電解コンデンサを入れる形で、タッパを使って工作。さぁ、波形は如何に



 何やら正弦波チックになりましたが、まぁマシになったと言えそうですね。そこで、リグと電源の間にこのフィルタを接続して聞いてみると・・・確かに3.5MHz帯のノイズは若干減ったものの、1.9MHzに至っては相変わらずS=9程度のノイズが発生しており、造作した割に効果が低いことが解りました やはり、DC側はメーカーサイドもそれなりに考えているんでしょうね。

 ここで、何気にプリアンプをON/OFFすると、そのノイズが明らかに強弱することに気づきました。ということは、電源から発生したスイッチングノイズが「アンテナ側」から混入してくる・・・正に「ノイズを聞いている」ということに気づきました。これって当ったり前なことなんですが、どうも直接的にノイズが伝わってくる経路が怪しいという先入観で無駄な工作をしてしまった・・・まぁ、そんなオチなわけです

 じゃぁ、ACコードからのノイズ輻射だな・・・という単純明快な理屈から、常時接続してある効果の解らぬナンチャッテフィルタを外して1.9MHzを聞いてみると一段とノイズが酷くなり、強いところではS>9といった有様 ふ~ん、ナンチャッテフィルタもちょっとは役に立っていたわけだ・・・。そこで、さらにフィルタを追加すべく、折角作ったLCフィルタをぶっ壊してトロイダルコアを取り出し、そこに電源コードを巻いたコモンモードフィルタを急造しました。



 電源に一番近いところから巻き始めると丁度14ターン巻けましたので、タイラップで固定していざ1.9MHz帯をワッチ。すると、軒並みノイズが小さくなり、ピークでS=7程度までレベルダウン。メータが振らないまでも、ひとまず「聞こえていたノイズ」が随分少なくなり、結果的に「NOISE OFFSET」で逃げ易くなりました。
 また、3.5MHz帯では15KHz程度の間隔で聞こえていたノイズが無くなり、このバンドは「電源ノイズの影響」からは卒業できました

 多分電源につながっているACコードを裂いてキャンセル巻きのコイルを形成させ、さらにコンデンサでバイパスするいわゆる「ラインフィルタ」を電源に近いところに入れる・・・これでもう少し効果が出そうですが、そこまでの踏ん切りは付かなかったことに加えて3.5MHz帯が救われたことから、ひとまずこの対策で暫し「延命」しようかと思います。

 トランス型の電源はデカいし熱いし変換効率は落ちますが、特にローバンドのノイズに関しては断然有利と言えそうですね。固定ではトランス型、移動では軽量重視でスイッチング電源・・・こんなスタイルが正解でしょうか

ノイズ撃退システムの実証実験

2012-06-18      
 All Asian のCONDXが良くなかった代わりに、つい先日入手したノイズ撃退グッズの効果についてかなり試すことができました。

 今日は、悪CONDXで早めに寝て睡眠が足りたために午後予定の用事を午前中で片付け、午後から改めて「ノイズ撃退システム」の効果検証を行いました。

 セットアップは以下のような接続になります。

 ANT ⇒ MFJ-1025 ⇒ IC-703 ⇒ NES10-2 MK3 ⇒ AF-BPF ⇒ Headphone

 MFJ-1025用のノイズアンテナは、ステルス君2号と平行に張った5mほどの0.3φのビニール線を1.5D2Vの芯線側に接続し、メインアンテナの同軸に沿わせて引き込んでいます(約15m)。ステルス君はベランダの外の方に張ってありますので、ノイズアンテナはベランダの内側の方・・・つまり、部屋の壁面から10cmくらいのところに同じ高さで張りました。
 一方、NES10-2 についてはリダクションをかけ過ぎると原音からかけ離れてしまうため、バックノイズが抑えられる程度のレベル3(8段階の3番目)にしています。入手直後こそいろいろといじっていましたが、結果的にレベル3-5の間で大体落ち着いています。

 さて、我が家の40mのノイズは雨の日は若干下がるものの、大凡S=7-8程度の「ザー」というノイズがバンド内に満遍なく聞こえます。これを前提に、今日の昼間のガラ空きの40mで実験してみました。

 まずは、NES10-2のノイズ抑制がどのくらいか録音してみました。対象CW信号の強度が大凡S=9をピークに、若干QSBを伴っています。



 録音開始から下の秒数経過した辺りでNES10-2をON/OFFし、最後にノイズマッチの取れたMFJ-1025をONにしています。

 00秒:OFF ⇒ 10秒:ON ⇒ 18秒:OFF ⇒ 28秒:ON ⇒ 36秒:ON+MFJ

 信号強度が平均的なノイズフロアを超えている場合、このDSPスピーカーのノイズ低減効果だけでも結構イケるのですが、36秒付近でMFJ-1025をONにした後はかなりクリアに聞こえるでしょう。

 次に、MFJ-1025のノイズ低減効果がどの程度あるのか・・・。



 まずはOFFの状態。ザーッというノイズが元気にメーターを8まで振らせています。



 これがONの状態です。Sが3つほど落ちました。

 上の録音はノイズフロアより若干強いCW信号の効果でしたが、逆にノイズフロアより若干弱い・・・この例ではS=5くらいのCW信号について、以下のように各装置を切り替えて録音してみました。



 00秒:全てOFF ⇒ 09秒:MFJ-1025をON ⇒ 17秒:NES10-2をON ⇒ 27秒:AF-BPFをON
 ⇒ 42秒:AF-BPFをOFF ⇒ 49秒:NES10-2をOFF ⇒ 55秒:全てOFF

 少しQRMがありますが、対象のCW信号の変化が判ると思います。ノイズに埋もれた弱い信号をMFJ-1025が確実にサルベージし、DSPと「謎の小箱」でノイズを削っていくような感じです。このAF-BPFはちょっと減衰が大きいためAFゲインで補う必要がありますが、何れにせよこの3つのアイテムによってかなり良い感じになりました。小遣いを叩いた効果はあったでしょう

 コンテスト中は20/15mでも威力を発揮しましたが、これはMFJ-1025の調整を中心に別記事でまとめたいと思います。

謎の小箱

2012-06-13      
 数日前に送られてきた「NES10-2 MK3」は確かに効果有り・・・なんですが、私的レビューで紹介したように、ヘッドホンをつないで聞くと奇妙なハムが乗っていてどうも気になります。そこで、とりあえず「謎の小箱」を作りました。



 LCで作ったAFフィルタです。中をお見せするようなものでもないんで、回路図とシミュレーションした特性を披露します。



 まぁまぁな富士山ですね これでほぼハム音は消えています。ご覧の通り高域も落としましたので、DSP効果と合わせてかなり聴き易くなりました。が、まだ少しハム残り。こうなると、低域(100Hz~200Hz程度)にノッチを入れたくなりますが、ディスクリートではシャープに切れないため、このまま我慢するかオペアンプで帰還を掛けたTノッチを作ろうか・・・やれやれ、何気に手間が掛かります

「NES10-2 MK3」の私的レビュー

2012-06-08      
 この記事のカテゴリーは「Noise Reduction」・・・まさにノイズ除去を狙った製品である「NES10-2 MK3」について、少し掘り下げたいと思います。

 ◆ 外観など

 

 10cm強×6cm強の面構え・・・っていうか、大変小さいスピーカーです。大丈夫なのか



 これが上っ面です。スピーカー面を伏せています。厚さ(奥行き)が6cm程度です。
 この面には、見ての通りノイズ除去のON/OFFスイッチとボリュームがついているのですが、ボリュームつまみが小さすぎてちょっと使いづらいです。勿論、RIGのボリュームでも調整できますから良しとしていいでしょう。



 お待ちかね()の背面です。RIGのスピーカージャックに行くコードはブッシュを通して直付け、DCジャックは普通の2.1φで中がプラスのジャックです。DCコードは付属していますが、上の写真は秋月の小型DCアダプタを接続しています。公称500mAがMinらしいので、あまり小さな電源では・・・と思ったのですが、室内で使う分には大音量は不要でしょうから、こんなに電流は食わないでしょう(接続したアダプタが12V&Max1Aなんで測っていません・・・)。
 一際目立つ真ん中のつまみ・・・これが、ノイズのリダクションレベル調整つまみです。実は、こいつが曲者なんですが・・・ひとまず外観を最後までお見せしてから説明します。

 

 これが底面。パワーのON/OFF兼オーディオ・スルーのスイッチですが、これ丁度スピーカーを支える足に隠れてしまい、操作性最悪・・・。



 ヘッドホンジャックは、正面向かって左の側面に3.5φの「モノラルジャック」が付いています。ノイズ低減効果をヘッドホンでも満喫できますからその点は安心なんですが、ステレオミニジャックのヘッドホンでは片耳しか鳴りませんのでご注意を

 ◆ ノイズリダクションの様子

 一通り接続すれば、特に不都合無く音は出ます。最初はノイズ除去のスイッチをオフにして聞き、次に背面のリダクションレベルを調整するロータリースイッチを4,5辺りにセットしてスイッチをONにすると・・・なるほど、ノイズが消えていくのが明らかに判ります。

 ① 中・短波放送受信(AM)

 中・短波放送を聞くには十分の音質です。音量もまずまず。そして、弱いAM信号独特の「ノイズ負け」に対し、このスピーカーのリダクションは非常に効き目がありますリダクションレベルを大きくし過ぎると了解度が落ちてしまいますが、上手く調整すれば明らかに「何を言っているか」は判別できるようになります。BCLにも興味のある自分のようなタイプには好都合

 ② SSB受信

 40mのSSBをあれこれ試聴しました。やはり、かなりの改善がありました。特にノイズレベルに対してギリギリの局の話している内容が聞き取り易くなります。ただ、ノイズの強さや出方に合わせてリダクションレベルをある程度いじってやる必要があり、背面のロータリースイッチをチョコチョコ操作しなければならないところ・・・海外のレビューにも散見されるこのスピーカーの欠点が露呈しました
 ただ、リダクションレベルを低く固定していてもとにかくノイズフロアが下がるため、それだけでも効果はかなりあると思いますので、あんまりいじらないで済む運用スタイルもありそうですね。

 ③ CW受信

 そもそもSN比が良い電波形式ですからAMほど劇的な変化はなく、DSPが結構張り切ってノイズをカットすると同時に、CWの信号そのものも少しなまってしまう感じがあります。ただ、これもノイズの種類によって大変聞き易くなる場合とそうでない場合があり、SSBと同様に結構リダクションレベルをいじりたくなるため、背面のスイッチを頻繁にグルグル・・・。慣れるまでは、結構いじり倒しそうです

 ④ 狭帯域フィルターでのCW受信

 IC-703に250Hzのフィルターという酔狂なセットアップでいつもリンギングに悩まされていますが、狭帯域フィルター使用時にもメリットがあります。
 比較的ノイズの多い状態でノイズ自体のリンギングが激しい(コーという音が強い)場合にリダクションを入れると、これをある程度抑えてCW信号自体が聞き取り易くなる「場合」があります。そして、信号が十分強い場合には、SN比がさらに上がって聞き取り易くなりますが、少々「丸い音」になってしまう感じがあり、この辺り好みが分かれる・・・いわゆるDSP音の好き嫌いで賛否が分かれるかも知れません。
 逆にノイズの種類によっては上手く調整できない場合があります。まぁ、万能装置でないわけですから、多少は我慢ですね

 ◆ DSPの効き方

 単純なフィルター系のアクションではなく、「暫くサンプリング⇒ノイズと判断したものをカット」というプロセスが明らかに存在するため、バンド切り替え直後やRIG側のボリュームをいじった直後に一旦リダクションが外れて入り直すような動作をします。
 また、信号受信の最中にも上記の「ノイズ評価」をしているため、常に「より聞き易くする」というような動き方をしますが、逆に「効き過ぎ」の状態になる場合があります。まだ確信を持って言えませんが、一度深めにリダクションが効いてしまうと浅くはならない(なり難い)ようです。上面のノイズ除去スイッチをOFF⇒ONしてやるとまた浅いところから始まりますので、このスイッチも結構いじることになりそうです。
 昨今のRIGにもAF系のNRは付いていますから、これらとの比較ができればいいのですが・・・。少なくともIC-703内蔵のものよりは格段に効果がありますので、旧型のRIGを愛用されている方には良い付加装置かも知れませんね。

 ◆ 最大欠点はロータリースイッチ

 背面のリダクションレベル調整用のロータリースイッチですが、これはコストダウンを明らかに狙って8レベルの調整ポイントに対して10接点の「回転してしまう」ロータリースイッチを使っていることから、一体、今どのレベルなのか判らなくなり易く、さらに結構頻繁に回すことになるこのスイッチの耐久性についても甚だ疑問は残ります。

 ◆ ハム音が気になる・・・

 CW運用・・・特に弱い信号相手ではヘッドホン使用が多くなりますが、ヘッドホンをつなぐとハム音が非常に気になります。試しに電池で動かしてみたのですが改善せず・・・周期的で奇妙なハム音のため、内蔵アンプ自体の作りというより、DSPの動作ノイズを拾っているように思います。中を開けて対策してみたいところですが、結構頑丈に閉じてあるため「破損覚悟」で分解しなければならず、ひとまず外付けにフィルターを咬ますことで逃げることにしました。
 この記事で作ったスピーカに入れたLPFがどういうわけか低域も落としてくれたのですが、これを接続してみたら見事にハム音は激減しましたので、このスピーカ専用にアダプタを作りたいと思っています。
 そうそう、付記しておきますが、今の我が設備で使用しているヘッドホンが「超低音重視設計」であることも事態を悪化させている要因であることに間違いなく、ヘッドホンも買い換えようか・・・と思案中。

 ◆ やはり「スピーカー」なんですね・・・

 スピーカーで聞いている限りは、上記のハム音を含めて特にトラブルはありません。耳を近づけるとハム音がごく小さく聞こえる程度ですから、普通の聞き方なら問題なし。とにかく、バックノイズが本当に気持ちよく消える(或いは下がる)ため、スピーカーとしての購入をお勧めします。特に「無線はSSBだぞ」とか「BCLもやるぞ」 といった方にはお奨めできると思います。
 また、同社からDSPモジュールが発売されていますので、こちらを購入して気に入ったスピーカを接続したり、ヘッドホン専用にしたり・・・という方が良いかも知れません。

 以上、主観バリバリではありますが、可愛い小さなスピーカーのレビューでした。

久々のポチッとな

2012-06-06      
 ここ数ヶ月、無線のアクティビティ上昇と共にワッチ時間が伸びたわけですが、どうもノイズが気になるようになりました。勿論、以前から劣悪環境ですから昔からノイズはあったわけで、今に始まった話ではないのですが、どうもこのところ「何とかならんのかなぁ」と思うようになり、ネットをフ~ラフラしながら情報集め。そこで目にとまったのが、BHI社の「NES10-2 MK3」。

 日本では人気がないのかレビューも少なく当初は半信半疑だったのですが、YouTubeに1つ前のバージョンのデモがいくつか投稿されており、結構劇的な改善が見て取れる(聞いて取れるだな・・・)ものがあったことから、受信環境の改善の一歩として、さらに円高の恩恵にあやかり「まぁ100円ショップのスピーカを卒業しても良いだろう」とついついポチッとしてしまいました 送料込みで106.57£・・・注文した日が丁度底値だったようで、日本円で13K¥でお釣りが来る感じ。ちょいと高い気もしましたが、国内代理店に頼むより5K¥ほど安くなるため、安心の「PayPal」で購入。5/31に注文して本日到着ですから丁度1週間ですね。



 中身は大丈夫なのか・・・といったちょっと凹んだ小箱。通関時に検閲されたのか、セロテープは剥がされた形跡があり、中身の小さなマニュアルもなんだか無造作に押し込まれていて嫌な感じ・・・でも、めげずに開封。



 詳しい仕様はこちらを参照して欲しいのですが、少し詳細なレポートは改めて・・・。

夏休みの宿題!?エアコンノイズ襲来!!

2009-07-11      
 一昨年の夏の終わりに入れ替えた我が家のエアコンを使い始めたのが、夏休みの宿題の始まり合図・・・。

 昨年の丁度「真夏」の時期は忙しく、無線もへったくれもない状況だったんで、我が家のエアコンの挙動については全くの「ノーマーク」。そして、ここ数日来暑くなってきたことから、無線+エアコンという組み合わせが、今日、初めて成り立ったわけです。

 久々に40mでもワッチするべ・・・と電源を入れると、S8のノイズがバンド中に広がり、殆ど何も聞こえない状態。他のバンドも結構なレベルでノイズが出ており、全然影響がないのが6mだけという有様。
 我が愛機はゼネカバ受信機でもあるんで、Mコネを緩めて、アンテナの心線のみ接続してスイープすると、10MHz辺りに緩やかなピークを持つノイズが一様に出ている始末・・・新手のノイズ問題の惹起です。

 何となくピンと来てエアコンを切ると、数秒後にノイズはなくなり、聞き慣れた40mのCWがそちこちに聞こえました。アンテナとの距離2mの厄介なノイズ源の登場です

 早速、エアコンのACコードにパッチン・コアを挿入するも、やはり比較的低い周波数故に、手持ちのこれでは全く効果が無く、他に手持ちのスッゲー・コアも無いんで、今日のところは無策・・・室外機側の対策となると、さらに深刻そうです。が、エアコンの季節の間に、何某か対策を考えてみます。

 2012/07/15 ちょっと認識不足・・・磁気飽和を考えずにパッチンするのは止めます。

無銭家の「コア」な楽しみ-2

2008-06-05      
 同軸に電波が乗ってしまう場合、波長に応じてその振幅の強い点と弱い点ができるから、この振幅の大きな部分に手当をすると効果が大きいとの 「受け売り」で、じゃぁ、その振幅が大きそうな部分(見えませんが・・・)に例のパッチンコアを入れてみようじゃないの・・・となる訳です。ただこのコア自体、その特性を見る限りは余り低い周波数(=HF)には効果が無さそうだったので、半信半疑の実験です。ってか、まぁ暇つぶしかな

  まずは、事前にアンテナ自体の不整合がどの程度かを見極めるため「クラニシさん」(また出た・・・SWRアナライザ)で測定。まぁ、以前とあまり変わらぬ様子(=21.14MHz付近で1.4)。そして、同周波数でのRIG直後のSWR計の針は1.8~1.9の間辺り。これを前提に、順次パッチンコアの位置 を変えながら・・・と思ったのですが、このコア、前にも書いたように「二度と外れネーゼ的」なんで、またも無銭家らしく、2個のパッチンコアから外れ易い側のものを取り出して、メンディングテープで密着させる方法で装着することに。

 始めに、アンテナ直下にパッチンコアを装着・・・効果なし。予定調和です
 次に、これを屋内への引き込みの手前に装着・・・しても効果なし。この辺りで、ちょっとあきらめ加減
 そして、屋内(居間)への引き込み直後に装着・・・やはり効果なし
 もう完全に無駄な努力と思いつつ、居間の引き込みから2m付近に装着すると、なんとSWRが下がるではありませんかアンテナの袂にクラニシ君直結で測定したのとほぼ同じ値です。



 ただ、ここで喜ぶのは素人の浅はかさ・・・だって、この位置に入れたコアが単に「チョークコイル」として働き、見かけ上の反射波を軽減してSWRを下げた・・・というだけでしょう。結局、動かしたらオジャンですよねぇ・・・。
  やはり、ある程度同軸は「固定」して、周辺の影響が一定になるようにした上で、それに合ったきちんとした対策を取らないと、単なる「自己満足」と「化かし合い」の繰り返しになってしまいます。どこに、どの程度のコモンモード対策を講じるか・・・QRPで100Cという夢のような出発点から、何やら怪しげな ダンジョンに入って来ましたね。
 でも、上記のへっぽこ実験も、案外面白かったですよ。特別な器具や測定器を使わず、その結果が見える・・・古代の科学者のようですよね

 ちなみに、FT140-43は510円、パッチンコアは98円・・・。楽しみの神髄は、金額の高さに比例しませんね・・・という負け惜しみ。お後が宜しいようで・・・ドン、ドン

無銭家の「コア」な楽しみ-1

2008-06-05      
 2つ前の記事で「15mのSWRの挙動が変」とした話・・・とは、全く無関係に()コモンモードの悪ふざけを暴くべく、かつPC隣接によるノイズ防御のつもりで、RIG-SWR間のジャンパーを作りました。



  ご覧のように、光源が全く頓珍漢ですが・・・FT140-43に「0.1Km」も購入した3D-2Wを巻けるだけ巻き(結果6回巻きになりました)、両端 にコネクタを付けて完成。やはり「2W」は「2V」よりも太く、3D用のMコネには入らなかったため、5D用を使いました。また、網線は外皮に被せるよう に折り返すことで、異径によるガタツキを抑えたら、丁度良い案配でした

  製作談義はおいて、丁度写真の左下に来ているコネクタ・・・つまりコアに近い部分のコネクタをRIG側にし、反対側にSWR計をつないで、まぁ、あちこち のバンドやオフバンド(=放送)を聞いていたのですが、全体におとなしくなったなぁといった「感じ」で、多分シャック周りのコモンノイズは軽減したよ うな「感じ」です。が、これは、製作者故の依怙贔屓かもね・・・と、思いつつ、唯一確実に言えることは、RIGに接続される「線」は、ヘッドホン以外の全てに何らかの「処置」が施されたことになります(マイクは外してあるんで・・・)。

 さて、この状態でワッチしていると、折しもEスポが発生中で、ハイバンドが賑々しくなっていました。久しぶりに17m(ワニ口付きエレメントを15mの端っこにくっつけてOn-Air)と10mで2QSO し、15mに移って珍しく新潟の局(我が家のバックサイド)と交信・・・とここまでは良かったのですが、15mのSWRがやはり高めで、どうも納得が行かず。すると、丁度家人が出かけるということで「居間」が空になったため、ケーブルをあちこち移動してみると、やはりSWRが動く・・・ということは、明らかに同軸に乗っちゃってますね
 で、試しに上の新作ジャンパーを元のジャンパーに戻すと、SWRは下がるはケーブル移動の挙動が小さくなる は・・・で、結局、RIGを出た途端からの全ての線路が「アンテナ」になっていたのが、新作ジャンパーによりRIGの関与が切り離され、SWRの暴れが顕在化したものと思われます。諸OMがコモンモードの様子を知るために、電界強度計を作ってあちこち探索している意味が本当によく解りました。

                                なんと、この話は続くんです・・・。

パッチンコアは「密着」が命!

2008-05-25      
 昨夕、待ちに待ったパッチンコアが到着しました。折しも、コンテストの最中だったんで、パドルのプラグの直近に1つ「パッチン」とはめ込み(例の6mの回り込み対策・・・効き目は未確認です)、一夜明けて「戦果」が芳しくないんで、このコアの正体を調べたくなり、ついに浮気を始めました

 PC前面パネルのUSBコネクタにマウスを接続すると、18MHz帯を中心として広範囲なノイズが出ることが以前から解っていたので、これを逆利用して、この状態でマウスのケーブルにこのコアを挿入するとどうなるのか・・・といった、例の「非科学的実験」です。

 まずは、コアの外観。



 そこらに良くある奴ですね(ちなみに、KGSのRFC-6という代物です)。これに、マウスのケーブルをまずは通してみよう・・・と思ったのですが、番(つがい)の部分の構造が「二度と取れねぇぜ」ばりだったため、コアを引っこ抜いてケーブルを通してから「輪ゴムで止める」という芸当にしました。
 ところが、片方のコアは簡単に外れたものの、もう一方は明らかに「何かでこじる」しかなく、コアを欠けさせても勿体ないんで、もう1つ別の奴から取り出しました。



 さて、PC+USBマウスのノイズの強さですが、これは、マウスをRIGの上に置いて大凡「S=5」です。これを基準に始めました。当然、実験中にはできるだけ引き回し(マウスケーブルの位置)が変わらぬよう工夫しました。

 まずは、上の写真のような「1回通し」(つまり1巻)でPCのUSBコネクタの直近に固定・・・変化なしめげずに2回巻き・・・で「S=3」そして、3回巻きで「S=0」耳で聞くと、AM変調に似たノイズが末広がりに聞こえていたのが、確認できないほどになりました。「98円対策」としては上々の首尾と言えるでしょう。

 ところで、上の写真のコア・ケースの中に、金属のバネ(ぶれててごめんなさい・・・銀色の奴です)がついていて、「パッチン後」に2つのコアを圧着させる構造。確かにこの手のコアは、成形した際に2つのコアが上手く合わさっていないと、磁束漏れを起こして所定の性能が出ない・・・ということぐらいは解っていたのですが、ふむふむ・・・なるほどねぇ
 で、ここで湧いてきたのが、「じゃぁ、このコアが上手く密着していない状態で、どの程度の影響があるのだろう・・・」という疑問。早速、試してみることに。

 実験① コアをずらして合わせてみる
 実験② コアの隙間に薄い絶縁物(紙)を挟んでみる

 イメージは、以下の通り。



 ① 上下の重なり合いのズレが3mm程度までは効果が余り変わらないものの、
   それ以上ではやはり「インダクタンス不足」が顕在化するため、挙動が
   変わってくる(ノイズ削減効果が減少)。

 ② コアの片側の密着度合いを大凡1mm程度(紙を挟んで)離した状態になるが、
   これは影響が非常に大きく、案外磁束漏れは(勿論見えないけど)、コアの
   「密着度」に依存する模様。

 CQ出版社の「我がバイブル」に、トロイダルコアが割れてしまった場合の処置として、エポキシ系の接着剤を薄く塗り、応力が掛からない程度にくっつければ、結構再現性よく復活しますぜ・・・と書いてありますが、正にそのようです。
 今回購入したコア・ケースは、コアの位置が精々1mm程度しかズレないように密着できそうであり、要は「ケーブル等を挟みすぎて、コアが浮いている状態」を作らないようにしないと不味い・・・ということのようです。二度と外さない(外すときには、粉砕覚悟)であれば、パッチンコアにせよ、コア・ケースの構造を信用せずに「薄めにエポキシ接着」が良いかも知れませんよ。
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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