コイルを替えても・・・

2012-06-24      
 ローバンド用カップラの追試・・・ケース目一杯の空芯コイルからT106-2にコイルを替えて実験です。



 コイルの大きさも程よく、ケースからも適度に離すことができました。データシート上の推定ですが、Qは200以上確保できていそうです。

 さて、この追試を昼間の局数が多い40mで行った結果ですが、MIZUHOのカップラより受信信号がS1つくらい落ちてしまいました 先日のAll Asianで諦めたときにはS2つほど落ちていましたので少しは改善方向なのですが、やはり減衰が多いようです。
 また、このコイルのQが高い領域は80mから下にありそうですから、追試したバンドが悪かったかも知れません(それでも、Qは200以上と思われます)が、トロイダルコアを用いて多バンドでQを高く保つのは難しく、このタイプのカップラはシングルバンド用で考えた方が良いのかも知れません。少しまとめておきます。

 ◆ 空芯コイルをケースに入れる場合、ケースからの距離を十分に取る必要がある

 ◆ 共振器+Lマッチタイプのカップラ(トロ活の「type2」)は、整合はかなりきちんと
   取れるものの減衰がコイルのQに依存し易い

 ・・・ということで、どうも上手く行かないローバンド用のカップラ。もう少し眺めてみてダメそうなら、πC型辺りに変えてみようかな

遠ざかるエアコンノイズ

2012-06-21      
 3年ほど前に記録してありますが、我が家のエアコンは結構なノイズ源になっています。先日の台風が夏を連れてきたため、昨日から家人がエアコンを使い始めました。流石にこのノイズ強度は結構高く、至近距離で「インバーティング」しているわけですから、S9強のノイズが一様に現れました。この記事の時点ではS8程度でしたから、やはりノイズフロアが上昇しており、かなり広範囲に強いノイズを受信してしまうため、IC-703の受信部に対する抑圧も結構あるようで、ノイズギリギリの信号も少し聞き辛くなってしまいました。
 このところノイジーだなぁと思ったのは、多分隣接したお宅が数日前からエアコンを使い始めたことによるノイズフロアの上昇、今日はさらに我が家のエアコンが拍車を掛けた格好・・・ある意味、MFJ-1025をタイムリーに購入したのかも知れませんね

 さて、結局は我が家のノイズとも戦う羽目になったのですが、これがなんとMFJ-1025が上手く機能・・・結構効果有り 40mではノイズ自体の減衰がやはりSにして3つほど落ちますので、「我が貧弱電波がギリギリ届く程度の局の信号」(S=7程度)については綺麗に受信できます。

 暑くなり切る前に、エアコンの室外機にパッチンコアを入れてみようと思っていたのですが、特にこの対策をしなくても行けそうです ちょっと一安心しました。

コイルがデカい!?

2012-06-21      
 大昔にπマッチのカップラは幾度か作ったことがあり、それぞれにキチンと動いていたと思うのですが、今回のこいつはちょっと厄介。チューニングが微妙なのはともかく、実際に20mで使おうとしたら受信信号強度がやたらと落ちる・・・即ち、SWRのマッチング機能は生きているものの、カップラとしてはどうも上手くないようなのです。
 All Asian では、結局「MIZUHO作戦」に逃げたのですが、折角綺麗に作ったのに・・・というわけで、ちょいと原因を考えたら、何となく解っちゃった気がしたのでひとまずリマイド記事です

 コイルのQ自体は「大きいことは良いこと」なんですが、ケースに入れた場合に、その磁束を邪魔するような位置にシャーシがあると、結構影響してしまう・・・ということのような気がします。今回はQを稼ぐべく、とにかくギリギリの大きさまでコイルの直径を大きくしたことから、シャーシがまるで10Kボビンのシールドのような有様になってしまい、Qが大きく低下した可能性があります。
 MIZUHOのKX-1や、この間手に入れた古~いカップラを見ても、ケースの高さに対してコイルの直径が約半分程度・・・ということは、今回製作したカップラのコイルはやはり「デカ過ぎ」と言えるような気がします。



 取り敢えず「T106-2」を一つ買ってきました。これで試してみて、どの程度の差があるのか確認しようと思います。週末の宿題が増えました

MFJ-1025の調整等に関する覚書

2012-06-19      
 今日は季節外れの台風4号到来。なんでも、平成16年にも同様な台風が到来したらしいのですが、まーったく覚えてない・・・ってのはともかく、この台風のお陰で早めに帰れたので、忘れないうちにMFJ-1025関連についてまとめておきます。

 まずは、全く見当外れなレビューから・・・。

 MFJ-1025は兄貴分()のMFJ-1026からロッドアンテナを取っ払ったものですが、室内のノイズに苦しめられていることがハッキリしていない限りは、少しでも安いMFJ-1025を購入するのが「無銭家」の策でしょう。実は、昨日蓋を開けて内部を覗いてみたのですが、基板にはなんと「MFJ-1026」の文字・・・結局同じ基板を使っていますから、あまりロッドアンテナに拘らなくてもいいでしょう。上に物も置き易いし、何なら上蓋に穴を開けて手持ちのロッドアンテナを刺せば・・・

 さて、本題・・・まずは、ノイズの低減例を二例ほど。

 この装置のノイズ相殺条件は、メインアンテナ側から入ってきたノイズを打ち消すような位相でノイズアンテナからの信号を合成するわけですから、原理的にはメインアンテナ側とノイズアンテナ側の信号の位相が同等(というか、この装置の調整範囲内)でかつ強度が同じであれば、かなり深いヌルポイント(ノイズが消されるポイント)が期待できます。実際、S9くらいのノイズが「無」になるような場合もあります。
 即ち、ノイズアンテナは、メインアンテナに近い構造で距離も近い方が良い(というか、余計な要素が減る)わけですが、これでは「交信相手の信号」・・・即ち、目的信号も弱くなってしまいますから、そう単純にはいきません。そこで、実際にマッチングの取れたメインアンテナと「同じような設置条件」で、かつ「あまり受信能力の良くないノイズアンテナ」という組み合わせを考えればよいわけです。
 我が家の場合、軒先に近い方にほぼ水平偏波のメインアンテナ(ステルス君2号)がありますから、これと平行に・・・即ち「偏波が似ており、受信アンテナとしては劣るもの」を用意するのは比較的簡単で、部屋の壁面に近いところに平行ワイヤーを張れば、近隣ノイズは拾う代わりに目的信号は鉄筋で遮断される・・・という芸当が実現します。これぞ、アパマンハムの強みかも知れません
 さらに、あまりアンテナを大っぴらに突き出せないアパマンハムの場合、メインアンテナが拾っているノイズ成分として、自宅から輻射されるノイズがかなり支配的になりますので、ノイズアンテナ作りはそれほど難しくないと思います。前の記事の40mの成功例は、メインアンテナとノイズアンテナの信号強度が殆ど同じだったこともあり、自宅ノイズを効果的に抑えた好例と言えます。

 ところが、偏波面が同じでも、当該バンドに対する効率があまりに違うアンテナを組み合わせると・・・

 15mは、ステルス君2号でフルサイズのDPを実現していますので、我が家の立地条件としてはかなり効率の良いアンテナを張っていることになり、無信号時でもS=8-9くらいのノイズがあります
 一方、今回のノイズアンテナでは、ノイズアンテナ側のゲイン最大(AUXILIARY ANTENNA GAIN最大)でも、Sは殆ど振りません・・・つまり、効率よくノイズを拾っていません。こうなると、メインアンテナ側のゲイン(MAIN ANTENNA GAIN)を下げて「目的信号を含めた受信信号全体の強度」を落とさないと、上手くノイズマッチできないのです。しかし逆に言えば、メインアンテナ側のゲインを上手く落としていくと、ノイズが消えるヌルポイントが見つかり、目的信号だけが浮かび上がって聞こえてきます。
 ところが、そもそも非常に弱い目的信号には通用しません。なぜなら、メインアンテナ側のゲインを落としてしまったことで、結局目的信号も受信できなくなってしまうからです。この辺りが、DXerのOM諸氏があまり賞賛しない理由か(他にもIMDの悪化等の理由もありそう・・・)と思いますが、自分のように「S=7くらいでないと拾って貰えないQRPer」とか「ノイズ源は特定されているんだけど、大威張りで交渉して対策して貰うことができない」といった、とにかくノイズを何とかしたい といった場合には、大変強い味方になるでしょう。

 それでは、メインアンテナとノイズアンテナがかなり違う場合の効果は如何に

 20mは、最近覚えた「竿出し」・・・つまり、ベランダから釣り竿に沿わせた1/4λのGPもどきの垂直アンテナ(まぁ、少し斜めですけどね・・・)を使っていますが、これとベランダの手前側(部屋側)の水平に張ったノイズアンテナが受信するノイズを合成する必要があります。偏波面のみならず、設置条件が全然違います。
 この組み合わせでも、メインアンテナ・ノイズアンテナのゲインを上手く調整すれば、ノイズのヌルポイントは見つかりますが、メインアンテナで拾ってしまう別のノイズについては、打ち消す相手がいないため、却って目立つ格好になってしまいます。
 我が家では、雑音に塗れた弱い目的信号を何とか受信できるようにノイズのヌルポイントを調整したら、多分隣の家が発生元であろうTVノイズ(ブーンというバズ音)が如実に表れ、結局こいつに邪魔される始末・・・。それでも、ザーッというノイズが消えた分は目的信号が聞き易くなりますが、なかなか難しいものがあります・・・。

 結局、同じような構造の効率が落ちるアンテナを少し離して設置できれば、この装置によるノイズ除去は結構イケてると思います。幸運にも常にベランダからアンテナを突き出せる御仁も、ノイズ除去のために同じようなアンテナ(とは言え、ちょっと効率が落ちるもの)を少し離して突き出すことができれば、結構なノイズ撃退劇を起こすことができるかも知れません。釣り竿アンテナをメインにモビホがノイズアンテナ・・・こんな感じでしょうか。
 また、メインアンテナ側のゲインを落とすという芸当で「目的信号も弱くなったけど、確実にコピーできるので良しとする」という風に考えられないと、折角のノイズ除去機能を見失うことになりかねません。ひょっとすると上手く調整しきれない方々は、この点を考慮されていないのかも知れない・・・と邪推しています。

 最後は生意気な意見になってしまいました が、ノイズと苦闘を続けるアパマンハムの一助になれば幸いです

余談>
 AUXILIARY ANTENNA GAINの横にあるFREQ HIGH/LOWのスイッチは、その表示に拘らない方がいいですよ。効果が高い方を選べば良さそうで、マニュアルにある能書きは無視した方がいいと思います。

ノイズ撃退システムの実証実験

2012-06-18      
 All Asian のCONDXが良くなかった代わりに、つい先日入手したノイズ撃退グッズの効果についてかなり試すことができました。

 今日は、悪CONDXで早めに寝て睡眠が足りたために午後予定の用事を午前中で片付け、午後から改めて「ノイズ撃退システム」の効果検証を行いました。

 セットアップは以下のような接続になります。

 ANT ⇒ MFJ-1025 ⇒ IC-703 ⇒ NES10-2 MK3 ⇒ AF-BPF ⇒ Headphone

 MFJ-1025用のノイズアンテナは、ステルス君2号と平行に張った5mほどの0.3φのビニール線を1.5D2Vの芯線側に接続し、メインアンテナの同軸に沿わせて引き込んでいます(約15m)。ステルス君はベランダの外の方に張ってありますので、ノイズアンテナはベランダの内側の方・・・つまり、部屋の壁面から10cmくらいのところに同じ高さで張りました。
 一方、NES10-2 についてはリダクションをかけ過ぎると原音からかけ離れてしまうため、バックノイズが抑えられる程度のレベル3(8段階の3番目)にしています。入手直後こそいろいろといじっていましたが、結果的にレベル3-5の間で大体落ち着いています。

 さて、我が家の40mのノイズは雨の日は若干下がるものの、大凡S=7-8程度の「ザー」というノイズがバンド内に満遍なく聞こえます。これを前提に、今日の昼間のガラ空きの40mで実験してみました。

 まずは、NES10-2のノイズ抑制がどのくらいか録音してみました。対象CW信号の強度が大凡S=9をピークに、若干QSBを伴っています。



 録音開始から下の秒数経過した辺りでNES10-2をON/OFFし、最後にノイズマッチの取れたMFJ-1025をONにしています。

 00秒:OFF ⇒ 10秒:ON ⇒ 18秒:OFF ⇒ 28秒:ON ⇒ 36秒:ON+MFJ

 信号強度が平均的なノイズフロアを超えている場合、このDSPスピーカーのノイズ低減効果だけでも結構イケるのですが、36秒付近でMFJ-1025をONにした後はかなりクリアに聞こえるでしょう。

 次に、MFJ-1025のノイズ低減効果がどの程度あるのか・・・。



 まずはOFFの状態。ザーッというノイズが元気にメーターを8まで振らせています。



 これがONの状態です。Sが3つほど落ちました。

 上の録音はノイズフロアより若干強いCW信号の効果でしたが、逆にノイズフロアより若干弱い・・・この例ではS=5くらいのCW信号について、以下のように各装置を切り替えて録音してみました。



 00秒:全てOFF ⇒ 09秒:MFJ-1025をON ⇒ 17秒:NES10-2をON ⇒ 27秒:AF-BPFをON
 ⇒ 42秒:AF-BPFをOFF ⇒ 49秒:NES10-2をOFF ⇒ 55秒:全てOFF

 少しQRMがありますが、対象のCW信号の変化が判ると思います。ノイズに埋もれた弱い信号をMFJ-1025が確実にサルベージし、DSPと「謎の小箱」でノイズを削っていくような感じです。このAF-BPFはちょっと減衰が大きいためAFゲインで補う必要がありますが、何れにせよこの3つのアイテムによってかなり良い感じになりました。小遣いを叩いた効果はあったでしょう

 コンテスト中は20/15mでも威力を発揮しましたが、これはMFJ-1025の調整を中心に別記事でまとめたいと思います。

地磁気嵐に見舞われた「ALL Asian」

2012-06-18      
 今年の「ALL Asian DX Contest CW」・・・どうも太陽活動が順調でなく、「今サイクルも、今年の秋か来年春くらいまでがいいところ」という予想もあったりして、こりゃ出られるときに出ておかないと後悔するわぃと思い、「18日は何が何でも休むぞ~」と会社で強調して伏線を張りまくって有休まで取りました。即ち、「フル参戦」の準備万端です。

 先週はSSNもまぁそこそこ上がっていたり、週始めにJY(ヨルダン)をWorkedしたりで気合いもバッチリ その上、ノイズ対策グッズ()も揃い、もう一つの「敵」である当日の天気を気にしながら初日を迎えました。

 例によって、開始1時間前くらいにはセッティングを完了。ノイズ受信用のアンテナも張って「リダクションっぷり」を確認しつつ(これは別記事にします)09:00Jを迎えたのですが、初っ端の15mで聞こえるはお隣のBY、VR2辺りだけ・・・。生憎の雨も降っており、先が思いやられるなぁと思いつつ近場をちょこちょこ捕まえたものの、やはり聞こえない・・・。
 15:30J、早くも20mに下りていくと、一際強い「LW」・・・どこだっけ と思いつつ呼んで、ちょいと苦労はしたもののQSO成立。「L」で始まることから東欧の近場だろうとあまり気にせず、逆に開けてきたかと思いつつスイープしても、米国やカナダがポツリポツリ程度で、良くある「ここだけ強い現象」(スポッティーなオープン)でヨーロッパを拾ったのかと思い、また15mに戻って数局とQSO。夕方のCONDX上昇を願いましたが叶わず
 夕飯後は早めに竿を突き出し、きちんと1/4λを測り直した20m用のLWにスイッチ。しかし、近場のBYと西海岸ばかりでそれ以外は殆ど聞こえず。00:00Jを回った辺りから、ロシアのEUサイドが聞こえてきたものの、呼んでも拾って貰えるような強さでなく空振りの連続。結局、03:30J過ぎまでの18時間余りで28QSOし、ここで納竿してしまいました。

 翌日も08:00J位には目覚めてあちこち聞いてみたもののダメ その後、少し転た寝をしてしまい、昼前に再度ワッチを開始したものの全然聞こえない・・・。この時点で、A-Indexがかなり高くなっていることに気づきちょっと気落ちしたのですが、何気にCTESTWINのマルチを眺めていると、20mに「LU」の文字 LW0F・・・これ、アルゼンチンなのね・・・とQRZ.COMで確認し、地磁気の状態の回復を祈りながら、15:00Jを回った頃から再度気合いを入れ直しました。やはり、普段QSOし難いところとつながると嬉しくなるわけです

 しかし、意に反してCONDXは却って悪くなったのか、一日目よりさらに聞こえなくなっています こうなると、昨日振られまくったEuropean Rusiaを何としてもGetしてやるぅ と別の気合いが入り、例によって20:00J頃に再度竿を出して微妙なCONDXの上下に注意しながら「耳の良さそうな局」を探し、23:48Jに漸くRT4をWorked。
 その後は、イタリア、ハンガリーなどがピークS9で入感してもやはりカスリもせず、02:00Jくらいまで苦闘しましたがQSOならず。そして、少しウトウトしてハッと気づけば04:30Jを回っており、慌てて納竿してQRT・・・都合、38局という結果でした。

 そして、今日の午前中にNICTから臨時メールが・・・。

> 気象庁地磁気観測所(柿岡)によると、16日9時55分(UT)にSC型(急始型)地磁気嵐が発生しました。
> 地磁気水平成分の変化量は約223nTで、現在も継続中です。
> この地磁気嵐は、12日(UT)から14日(UT)にかけて発生したCME(コロナ質量放出)の影響によるものと考えられます。

 つまり、初日の19時頃から地磁気嵐が発生したわけです。比較的、太陽観測情報は読んでいるつもりだったのですが、モロに影響を受けたってことですね

 さて、これで自分にとってのメジャーコンテストの今年前半が終わりました。次は10月の全市全郡(国内)、そして最終試合は11月の「CQ WW DX CW」です。また有休が取れるように頑張ると共に、もう少しの間、太陽君にも頑張って頂きたいものと祈るばかりですね。

謎の小箱

2012-06-13      
 数日前に送られてきた「NES10-2 MK3」は確かに効果有り・・・なんですが、私的レビューで紹介したように、ヘッドホンをつないで聞くと奇妙なハムが乗っていてどうも気になります。そこで、とりあえず「謎の小箱」を作りました。



 LCで作ったAFフィルタです。中をお見せするようなものでもないんで、回路図とシミュレーションした特性を披露します。



 まぁまぁな富士山ですね これでほぼハム音は消えています。ご覧の通り高域も落としましたので、DSP効果と合わせてかなり聴き易くなりました。が、まだ少しハム残り。こうなると、低域(100Hz~200Hz程度)にノッチを入れたくなりますが、ディスクリートではシャープに切れないため、このまま我慢するかオペアンプで帰還を掛けたTノッチを作ろうか・・・やれやれ、何気に手間が掛かります

2つ目のポチッとな到着!

2012-06-12      
 ポチッとしてから11日目、米国から漸く到着・・・。



 あれ カッチョいいシールを撮影しようと思ったら、光の加減が悪かった・・・めげずに本体へ・・・。



 ノイズリダクションの真打ち「MFJ-1025」也 前から気になっていた装置です。ノイズと暮らすアパマンハムの必需品

 今日は、サッカーの試合(日vs豪 1-1・・・くぅぅぅ・・・)を観た後に、ノイズアンテナをちょびっと張って実験したのですが、生憎の雨でノイズが少ないという何とも言えないオチ

 裏面も撮影したので貼っておきます。



 果たして、この装置が救世主なのか・・・本格実験はゆっくりやりたいと思います。


 それにしても、RIGよりでかいとは・・・どう設置するかも課題になってしまいました

半完成・・・気むずかし屋のカップラ!?

2012-06-10      
 一昨日は飲み過ぎで午前様・・・っていうか朝帰りでバタンキューだったのですが、昨日午後からケース加工を開始、今日は部品を詰め込んで完成・・・と思ったらやはりコイルが入るだけの余裕がなく、結局80mまで動く形でひとまず「半完成」です。



  完成直後の様子・・・机の上が汚いまんまです 部品付けの際、二連バリコンが結構汚かったため、接続部分は必殺「ピカール」で磨くなどできる範囲の努力をしつつ、まぁまぁ綺麗に仕上がりました



 中の様子です。結局、2つのバリコンは何れも前面パネルからプラネジ+スペーサーで浮かせ、ローターがケースに当たらぬよう大きめの穴を開けました(ネジ隠しにつまみを巨大化させてあります)。160mは、T82-2でインダクタンス不足分を足し込もうという魂胆で、二連バリコンの横を少し空けてあります(写真の構図上、解りにくいですね・・・)。
 出力はロングワイヤー系接続を前提に陸式端子とし、手前に9:1のインピーダンス変換を入れ、トグルスイッチでON/OFFできるようにしてあります(FT82-43にトリファイラ8回巻)。

 夕飯前だったためあまり実験できませんでしたが、ステルス君エレメント使用で40m-20mはマッチングできました。しかし、今までのπマッチと違って調整が結構大変 整合範囲が広いため、SWRは追い込んでいけばかなりキッチリ落ちるのは良い面なんですが、とにかくチューニングがクリティカルです。スピーディーなバンド切替には不向きですので、コンテストの際などはMIZUHOのKX-1との併用も考えようと思います。

「NES10-2 MK3」の私的レビュー

2012-06-08      
 この記事のカテゴリーは「Noise Reduction」・・・まさにノイズ除去を狙った製品である「NES10-2 MK3」について、少し掘り下げたいと思います。

 ◆ 外観など

 

 10cm強×6cm強の面構え・・・っていうか、大変小さいスピーカーです。大丈夫なのか



 これが上っ面です。スピーカー面を伏せています。厚さ(奥行き)が6cm程度です。
 この面には、見ての通りノイズ除去のON/OFFスイッチとボリュームがついているのですが、ボリュームつまみが小さすぎてちょっと使いづらいです。勿論、RIGのボリュームでも調整できますから良しとしていいでしょう。



 お待ちかね()の背面です。RIGのスピーカージャックに行くコードはブッシュを通して直付け、DCジャックは普通の2.1φで中がプラスのジャックです。DCコードは付属していますが、上の写真は秋月の小型DCアダプタを接続しています。公称500mAがMinらしいので、あまり小さな電源では・・・と思ったのですが、室内で使う分には大音量は不要でしょうから、こんなに電流は食わないでしょう(接続したアダプタが12V&Max1Aなんで測っていません・・・)。
 一際目立つ真ん中のつまみ・・・これが、ノイズのリダクションレベル調整つまみです。実は、こいつが曲者なんですが・・・ひとまず外観を最後までお見せしてから説明します。

 

 これが底面。パワーのON/OFF兼オーディオ・スルーのスイッチですが、これ丁度スピーカーを支える足に隠れてしまい、操作性最悪・・・。



 ヘッドホンジャックは、正面向かって左の側面に3.5φの「モノラルジャック」が付いています。ノイズ低減効果をヘッドホンでも満喫できますからその点は安心なんですが、ステレオミニジャックのヘッドホンでは片耳しか鳴りませんのでご注意を

 ◆ ノイズリダクションの様子

 一通り接続すれば、特に不都合無く音は出ます。最初はノイズ除去のスイッチをオフにして聞き、次に背面のリダクションレベルを調整するロータリースイッチを4,5辺りにセットしてスイッチをONにすると・・・なるほど、ノイズが消えていくのが明らかに判ります。

 ① 中・短波放送受信(AM)

 中・短波放送を聞くには十分の音質です。音量もまずまず。そして、弱いAM信号独特の「ノイズ負け」に対し、このスピーカーのリダクションは非常に効き目がありますリダクションレベルを大きくし過ぎると了解度が落ちてしまいますが、上手く調整すれば明らかに「何を言っているか」は判別できるようになります。BCLにも興味のある自分のようなタイプには好都合

 ② SSB受信

 40mのSSBをあれこれ試聴しました。やはり、かなりの改善がありました。特にノイズレベルに対してギリギリの局の話している内容が聞き取り易くなります。ただ、ノイズの強さや出方に合わせてリダクションレベルをある程度いじってやる必要があり、背面のロータリースイッチをチョコチョコ操作しなければならないところ・・・海外のレビューにも散見されるこのスピーカーの欠点が露呈しました
 ただ、リダクションレベルを低く固定していてもとにかくノイズフロアが下がるため、それだけでも効果はかなりあると思いますので、あんまりいじらないで済む運用スタイルもありそうですね。

 ③ CW受信

 そもそもSN比が良い電波形式ですからAMほど劇的な変化はなく、DSPが結構張り切ってノイズをカットすると同時に、CWの信号そのものも少しなまってしまう感じがあります。ただ、これもノイズの種類によって大変聞き易くなる場合とそうでない場合があり、SSBと同様に結構リダクションレベルをいじりたくなるため、背面のスイッチを頻繁にグルグル・・・。慣れるまでは、結構いじり倒しそうです

 ④ 狭帯域フィルターでのCW受信

 IC-703に250Hzのフィルターという酔狂なセットアップでいつもリンギングに悩まされていますが、狭帯域フィルター使用時にもメリットがあります。
 比較的ノイズの多い状態でノイズ自体のリンギングが激しい(コーという音が強い)場合にリダクションを入れると、これをある程度抑えてCW信号自体が聞き取り易くなる「場合」があります。そして、信号が十分強い場合には、SN比がさらに上がって聞き取り易くなりますが、少々「丸い音」になってしまう感じがあり、この辺り好みが分かれる・・・いわゆるDSP音の好き嫌いで賛否が分かれるかも知れません。
 逆にノイズの種類によっては上手く調整できない場合があります。まぁ、万能装置でないわけですから、多少は我慢ですね

 ◆ DSPの効き方

 単純なフィルター系のアクションではなく、「暫くサンプリング⇒ノイズと判断したものをカット」というプロセスが明らかに存在するため、バンド切り替え直後やRIG側のボリュームをいじった直後に一旦リダクションが外れて入り直すような動作をします。
 また、信号受信の最中にも上記の「ノイズ評価」をしているため、常に「より聞き易くする」というような動き方をしますが、逆に「効き過ぎ」の状態になる場合があります。まだ確信を持って言えませんが、一度深めにリダクションが効いてしまうと浅くはならない(なり難い)ようです。上面のノイズ除去スイッチをOFF⇒ONしてやるとまた浅いところから始まりますので、このスイッチも結構いじることになりそうです。
 昨今のRIGにもAF系のNRは付いていますから、これらとの比較ができればいいのですが・・・。少なくともIC-703内蔵のものよりは格段に効果がありますので、旧型のRIGを愛用されている方には良い付加装置かも知れませんね。

 ◆ 最大欠点はロータリースイッチ

 背面のリダクションレベル調整用のロータリースイッチですが、これはコストダウンを明らかに狙って8レベルの調整ポイントに対して10接点の「回転してしまう」ロータリースイッチを使っていることから、一体、今どのレベルなのか判らなくなり易く、さらに結構頻繁に回すことになるこのスイッチの耐久性についても甚だ疑問は残ります。

 ◆ ハム音が気になる・・・

 CW運用・・・特に弱い信号相手ではヘッドホン使用が多くなりますが、ヘッドホンをつなぐとハム音が非常に気になります。試しに電池で動かしてみたのですが改善せず・・・周期的で奇妙なハム音のため、内蔵アンプ自体の作りというより、DSPの動作ノイズを拾っているように思います。中を開けて対策してみたいところですが、結構頑丈に閉じてあるため「破損覚悟」で分解しなければならず、ひとまず外付けにフィルターを咬ますことで逃げることにしました。
 この記事で作ったスピーカに入れたLPFがどういうわけか低域も落としてくれたのですが、これを接続してみたら見事にハム音は激減しましたので、このスピーカ専用にアダプタを作りたいと思っています。
 そうそう、付記しておきますが、今の我が設備で使用しているヘッドホンが「超低音重視設計」であることも事態を悪化させている要因であることに間違いなく、ヘッドホンも買い換えようか・・・と思案中。

 ◆ やはり「スピーカー」なんですね・・・

 スピーカーで聞いている限りは、上記のハム音を含めて特にトラブルはありません。耳を近づけるとハム音がごく小さく聞こえる程度ですから、普通の聞き方なら問題なし。とにかく、バックノイズが本当に気持ちよく消える(或いは下がる)ため、スピーカーとしての購入をお勧めします。特に「無線はSSBだぞ」とか「BCLもやるぞ」 といった方にはお奨めできると思います。
 また、同社からDSPモジュールが発売されていますので、こちらを購入して気に入ったスピーカを接続したり、ヘッドホン専用にしたり・・・という方が良いかも知れません。

 以上、主観バリバリではありますが、可愛い小さなスピーカーのレビューでした。
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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