そして、「Season Ⅱ」へ!

2012-07-31      
 職権乱用で都内某所の打ち合わせ日程を繰り上げて貰い、その行きしなに「関東総合通信局」に寄り、出来立てホヤホヤの免許状とシールを貰ってきました。これで晴れて「TS-295」(受信のみ)が『TS-590』に・・・50W移動局となりました。まぁ、3アマのようなもんですけどね

 帰ってきて直ぐに40mで「V V V DE ・・・」と、全世界に向けて電波を出しました まぁ5Wですから、せいぜい300Km程度の範囲に届いたかどうかですが、これを以て我が無線ライフの「Season Ⅱの号砲」と位置づけました。
 本当は、自分の無線ライフを振り返ると、「学生時代」「自作時代」「移動時代」、そして「2007年の再開以降」と既に4期目なんで、差し詰め「Ver4.2」のような感じですが、意味が解らないので単に「Season Ⅱ」・・・って、これもあんまり解らんな
 要は、暫くはこの環境と設備(アパマンで5W)を最低ラインとし、あれこれ楽しんでいこうと気持ちを新たにしたということです。アンテナについての工夫、コンテストでの自己記録更新、こつこつ進めたいDXCC、デジタルモードへの挑戦・・・いやぁ、結構満載だぁ・・・

 一方のガラクタ作り・・・広くなった机と週末に誂えた「工作用近眼メガネ」で加速しつつ、妙テケレンなオプション装置をくっつけて、より使い勝手の良い「My Shack」に進化させるべく本気を出したいと思っています(

 この「工作用近眼メガネ」・・・実は極度の近眼故に裸眼では10cm~12cmくらいの距離のものしかピントが合わないため、度の低いメガネでは普段の生活はNGでなんですが、普段使っているメガネを外さないと近くは見えないわけです。つまり手元作業の多い工作、特にはんだ付けの際にはくっつけようとする部品に を超接近させなければならず、鼻先がちょっと温かかったりたまにヤニが飛んできたりしてちょっと怖くなってきたため、伊達メガネに近い度の低い奴を作ってしまいました。さっき、マニピュレータのケーブルを付け替えるのにこのメガネを使ったら絶好調 工作が億劫になる原因の一つが解消した感じです。

 さて、最後はメガネ談義になってしまいましたが、当分キーワードになりそうな連中を集めて記念撮影・・・。



 はてさて、どうなることやら・・・

変更申請、審査完。

2012-07-30      
 7/3に受理された変更申請、7/25に審査に入って今日審査終了です。技適機故、審査に入れば(記入ミスさえなければ)案外早く下りるもんですね。土日を挟まなければ、審査開始後1週間以内の発行もあり得ますね。

 本当は、ショップのバーコードリーダーに読ませ、OKなら即発行・・・みたいになると、不正使用者への販売なども減って・・・とも思うのですが、「正義」だけで成り立つ無線機業界なの という疑問が付いて回ります。

 まぁ、自分は正真正銘の免許持ち・・・堂々と免許状を取りに行き、「フィールドデーの実験」に興じたいと思います

TS-590雑感シリーズ 6’:アップコンとダウンコンのプチ比べ

2012-07-29      
 詳しいデータを取るのは来週のフィールドデーに・・・と思っていたら、直線距離にして3.5Kmほど離れたコンテストステーションが頑張っていたため、こっそり()データを取らせて貰いました。
 この局は我が家の南側に位置するため、直接的にステルス君2号達(達て・・・)がその電波を受信するわけですが、こちらにバッチリビームが向いた時に出会っていないのか、真ん前にあるマンションの丁度陰になるのか、何れにせよS9+40dB程度の信号しか聴いたことがなかったと記憶しており、今日もS9+20dBで10mに出ているところを発見しました。

 10mはアップコンであり、まぁざっと先日の6mのデータと同程度であることを確認。何とか15mに下りてこないかなぁ・・・とお祈りをしていたところ(嘘つくな)、16時過ぎに15mで発見 それも、S9+35dBという強さです
 早速データ取りをした結果を、先日のデータと並べてみます。勿論、今日はBWを「500Hz」とし、ダウンコンの最高性能との比較になります。

Conv.信号強度
(S9+
BW
(Hz)
運用
周波数
影響がでなくなる周波数
(離調:KHz)
LOWHIGH
UP35dB100050.255.5251.2
(4.3)
258.0
(2.5)
DOWN35dB50021.006.9005.1
(1.8)
008.2
(1.3)
DOWN
(NB1-ON)
35dB50021.006.9004.0
(2.9)
010.5
(3.6)
 ※何れもプリアンプ=ON

 今回は、データ取りに対して他局がQRMで邪魔になるようなコンテストではなく、結構ピュアにデータ取りができたと思います。UP/DOWNで明らかに違う点を以下に挙げておきます。

 ・ 15mはノイジー(S=5程度)であり、カツカツ音がノイズを
   変調させるため、若干目立ち易い (6mはノイズでSは
   振らない)
 ・ UPとDOWNはそれぞれ別の局のため、そもそも信号の
   質が違う

 今回は結構長時間ワッチできたため「NBのON/OFFの影響」を調べてみましたが、NB1をONにするとかなり影響範囲が広がってしまいます。ちなみに、NB2とNR1,2は変化無く、やはりアナログ系のNBの欠点が如実に表れてしまった格好です。

 正確なデータ取りはしていませんが、先日40mでS9+20dBで±800Hz (0.8KHz)程度の影響は出るものと確認済みです。上記のデータと合わせて考えれば、余程強力な局が本当に数KHzしか離れていない周波数に出てこない限りは、結構いけるという手応えを感じました。

 ますます、1週後のコンテストでの「追試」が楽しみになりました

今年のフィールドデーのテーマ

2012-07-29      
 コンテストにテーマ設定するのもどうかと思いますが、丁度夏期休暇の初っ端に当たる今年のフィールドデーには、幾つかの確認事項がありそうですので、これをテーマとしてまとめておきます。

 最初のテーマは、「TS-590による参戦」です。これは、明日から一週間のウィークデーの内に免許されることが条件ですが、これまでの経験から「審査中」に入れば数日・・・その上「技適機種の追加」ですから、多分間に合うでしょう(ちなみに、7/25に「審査中」になりました)。もし間に合わなかったら、ふて寝しようと思います
 参戦できれば、コンテストのオペレーションに関するこのリグの「味見」ができますし、何と言っても80m/40mのQRMの中、如何に快適に過ごせるか・・・今年のこのコンテスト参加で最も興味ある、或いは意味ある部分です。

 次のテーマは、6mのロッド式ダイポールの最終確認です。実は、先日の6m&Downではお茶を濁してしまったマッチング部分について、今後の定番であろうこのアンテナを最終形に持っていきたいと思っており、スタブマッチの大凡の大きさを決めましたので、これで上手くいくかを試してみたいと思います。

 そして最後のテーマは、80mの再確認です。これは、準備としては「でかいコイルを巻く」という単純な話ですが、ALL JA参戦時に5Wでも数局交信できたことについて、一体どこいら辺りまで飛ぶのかという部分をもう少しきちんと確認しようというものです。翌日が夏期休暇ですので、夜中は仮眠など取らずに流してもいいかなぁ・・・とも思うのですが、こればかりは「持ちこたえられるか」の問題ですね
 ついでに、コイルを替えてもあまり宜しくなかったカップラの「80mの動作確認」もしてしまい、π型に変更するかどうかの最終判断をしようと思います。

 何れにせよ移動局重視のコンテストですから、点数目標云々と言うよりも、上記を一つひとつきちんと確認しながら過ごそうと思います。

つながりを考えること

2012-07-29      
 ここ一ヶ月ほどの間に、身の回りの人たちに結構な変化があったようだ。何か直視するのも苦しい事柄や、情け無くなるようなことなどを聞かされたり相談されたりすることが続いた割には、自分自身にはあまり(というか、全然)何も起きず、結果的に気分だけが引き摺られるような感覚であった。

 気分転換に・・・と、少々古い、いや実に古いラジオ番組の企画にあった「自作自演の歌」を聴くに及んだ。そう言えばこの人はやがてメジャーなアーティストとなったが、その後どうしたのだろう・・・とネットで検索、勿論一発でヒットするわけだ。そして、つらつらと彼女のブログを読みいくうちに、ふっと立ち止まった記事・・・これが、3年ほど前に悩んでいた自分の心の整理を見事に付けてくれた。言わば「怪我の功名」である。

 言うまでもなく人間関係は実に難しい。自分を取り巻く家族を始め、友人、同僚、仕事相手・・・普段の生活の中でも結構な数の人との間に様々な関係があり、個々にバランスを考えて付き合っているわけだが、自分の立ち位置が変わったことによって断ち切らなければならない関係も中には存在する。「縁・・・人と人を結ぶ人力を超えた不思議な力」という解釈がある以上、自分の力が及ばない部分を含め、覚悟すべき刹那をきっちりと受け止めたいと改めて思った。

 まぁ、Zaregotoでもあるな・・・。

6m&Down 2012 結果

2012-07-28      
 ちょいと遅くなりましたが、今年の6m&Downの結果をアップ。



 こんなことをしながらにしては、結構局数が伸びています。ロッド式DPが良かったのかどうかは定かではありませんが、100局超えは正直ちょっと嬉しいです 例によってEsがきちんと出てくれたお陰で例年並みのマルチにもなりました。

 ただ、本気で挑んでいないのにこの結果・・・今の設備の6mにおける限界(局数=50~100局)は、もう見定まったと言えそうですね

シャックっぽく・・・

2012-07-28      
 TV置きを流用してリグ等並べたはいいものの、やはり机部分がないと締まりが悪くちょっと難儀していましたが、今使っている黒いテーブルより大きめのサイズで、例によって7エリアの旧友にお願いしてテーブルをもう一つ作って貰いました。



 高さをピッタリに合わせて貰ったため、広大なスペースができました また、色味も背後のTV置きに合わせて貰い、ちょっとカッチョいい「シャック」っぽくなりました。

 引き出しは一つ潰れてしまいますが、ここには「秘密の部品」でも入れることにし()、リグ直下の空間の利用方法など考えながら、夏休み(多分、再来週に取れそうです)に「シャック完全版」に持って行きたいと思います。

50W機は何アンペア食うの?

2012-07-24      
 「お前、何年無線やってるだ」と怒られそうですが、そもそもずっと「大人しい出力」で運用してきましたから、10A以上の電流のことなんて考えたことも無かった・・・というのが、この実験をしておきたかった理由です。

 TS-590と同時に購入した新しい電源は、アルインコのDM-330MVです。随分余裕の電源ですが、このクラスの電源ってどこのメーカーも価格が似たり寄ったり・・・。当分世話になるであろうものですから、あんまり嵩張らない(大きくない)もの・・・というのが決め手です。移動にも使えそうですしね・・・って、いつ行くんだ

 現在、免許表示上の空中線電力を「50W」にすべく電子申請で変更手続き中なわけですが、上記の通り10A以上の電流なんて怖くて流したこともなかった(自作失敗で流れちゃったことはあるかも)ため、「TS-590D」(つまり50W機)用に既に作ってしまった「短い電源ケーブル」の線材の太さが若干気になったことや、本体と電源に折角付いているファンを回してみたかったこと()などから、無性に50Wで送信してみたくなりました。ひとまず電波法に触れぬようダミーロードの準備・・・古いダミーは探せばきっとあるのですが、一間の押入下段にたっぷりあるジャンクを引っかき回すのが億劫だったため、結局DL-50Aを買ってきてしまいました。間欠送信なら50Wで数十秒は送信できそうですので十分でしょう。

 実験前に机上で考えた予測は、以下の通りです。まぁ、②がまるっきり理屈になっていませんが・・・。

 ① 終段効率50%程度を仮定
   50W × (1 ÷ 0.5) ÷ 13.8V ≒ 7.3A
 ② これに諸々の回路電流・・・受信のみでも1.5A食うから
   結構大きいと仮定して4A(このうち、エキサイタで1A少々)

 ∴ 11.3A



 マニュアルを読みながら、「送信ってどうやるんだ」といったまさに素人状態でしたが、何とか50Wのキャリアを送信しました。上の写真では見難いのですが、SWR計(真裏にダミー接続)で確かに50W出力を確認。
 一方の電流は、電源付属の電流計(センタが12A)ですので一体どの程度の精度かは判りませんが、最初に測った7MHzで丁度12A・・・「ほぼ予想通りか・・・」と思いつつ、改めて各バンドを測ってみました。

 ◆1.9/3.5MHz:16A弱(メモリ幅が狭くてよく見えん・・・)
 ◆7-14MHz:12A程度
 ◆18MHz-28MHz:14A程度
 ◆50MHz:14A程度

 7-14MHzの結果は、机上予測通りで良い線いってそうです。ところが、特にローバンドの食いっぷり・・・これは結構大食らい発揮でしょう。ちょっと、エコ機ではないね ちなみに、今後も標準電力である「5W送信」では全バンドで大凡5A・・・これは、予想以上の大食らいでした

 さて、心配した「自作した短い電源ケーブルでいけるのか」・・・という部分、銅線の直径(凡そ2mm)から3.5SQと見立てた電源ケーブルですが、若干線材の素線(これを複数本撚り合わせて、1本のケーブルになる)が細い感じがしたため、もしかしたらその一つ下の規格である2SQかも・・・と考えていました。2SQの許容電流が17A・・・仮にそうであっても、ひとまずオールクリアとみて良いでしょう。ヒューズも20Aの選択でバッチリ
 一方の「ファンをグルグルさせたい実験」については、その前にダミーが結構熱くなってしまうため諦めました

追記
 今後、DSPなどの「プロセッサ内蔵」は当たり前になると思うのですが、こいつらの消費電流って結構バカにならないですよね。PCを自作される方には解ると思いますが、今後内蔵プロセッサのクロック周波数が上がっていくと、どんどん「エコ」からかけ離れていってしまいそうです・・・。

新しいモードを開拓しよう!

2012-07-22      
 TS-590のPC接続は、USBがそのまま使えて大変便利です。PCからのコントロールは勿論、デジタルモードへのチャレンジも簡単にできます。今日は、試しにRTTYとPSK31モードを受信してみました。

  まずは、TS-590とPCのオーディオ系をUSBで接続するのに必要なソフト「ARUA-10」をKENWOODのHPからダウンロード&インストールしてPCで試聴・・・勿論、簡単に接続できるのですが、オーディオの符号化・復号化に時間が掛かるため、リアルタイム系では使えません。ある意味、デジタル通信系用にあるようなものですね。

  そして、最初は「Ham Radio Deluxe」に付いていたDM780であれこれいじっていたのですが、PSK31の日本語であろう部分が化け化けになるため、JE4IVN/HAL OMの「HALPSK31」をダウンロード&インストール。音量を上手く調整する程度で設定完了となりました



  まずはRTTY。40mでコンテスト参加局をデテクトしてみましたが、信号が安定していると結構文字化け無く次々にキャラクターが表れます。

  一方のPSK31は日本語の交信です。



  このモードは元々通信速度が遅いことから、一文字一文字、ゆっくり復号化されていきます。また、そもそも占有帯域が狭いため、フィルタを狭くできるのも色々と好都合です。
  15mでは、それほどコンディションが良くなかったにも関わらず、YB,HL,UA0などの近隣がきちんとデテクトされました。結構賑わっていて、帯域を3KHz程度に広げると複数の局がいて面白いです PSK31は特にQRP向きだという話ですから、今後もう少し勉強して、ゆくゆくは本格的にチャレンジしたいと思っています。

  本業が通信ソフト開発関係だから思いが強いのかも知れませんが、優れたソフトのお陰でいろいろなことが手軽にできるなぁ・・・と改めて感心してしまいました。

TS-590雑感シリーズ 5:普段の「聴き味」

2012-07-22      
 この雑感シリーズも佳境を迎えました。総括的な「聴き味」を自分なりに覚書しておこうと思います。

 TS-590の実力がフルに発揮されるのは、「21MHz以下のWARCバンドを除くバンドで『BWが狭帯域』の場合」というちょっと謎めく仕様です。「雑感シリーズ 3」で書いたように、アップコンでは今の普及機と同程度、近接波の影響を受けるリグであることは大体判りました。IC-703よりはかなりマシでしたが この「アップコン部分」がどうしても気になる諸兄は、やはりもう1ランク上のリグを手にするべきかも知れません。
 とは言え、かなり強力なNB/NRの具備・・・とりわけCWをメインに考えた場合には、コストパフォーマンスの点で抜きん出た「秀作」とも言うべきリグだとも思います。ってか、百億万円もするような超高級リグのことは全く解りませんので

 ◆ ダウンコン・バンドの「聴き味」

 ダウンコンの本格的な実力試しは近づいてきたフィールドデーにしようと思いますが、普段の運用ではどんな感じなのか・・・過酷なコンテスト参加中ではない時の良く出るバンド(40m、15mなど)における言わば「平時の実力」はどんなものか考えてみます。

 ダウンコンのCW運用時のBWは最高2500Hzであり、ここからBWを絞っていき600Hzから500Hzに切り替わると、ルーフィングがそれまでの2700Hzから500Hzに切り替わるという動き方をします。つまり、ダウンコン対象バンドは常に比較的狭いルーフィングフィルタ(最低でも2700Hzのもの)が入っているわけです。
 少し古めのリグ・・・特に入門機(例えばIC-703)や普及機からTS-590にステップアップした場合、上記のお陰で混んでいる時の40mの聞こえ方が違うことに直ぐ気づくと思います。それまで何となくザワザワとしていたバンドがクリアになる感じです。勿論、感度が落ちたわけではなく、個々の信号がきちんと分離して聞こえる・・・ざっとこんな印象です。即ちこれは、上記の「既に狭帯域ルーフィングで選別された信号を聞いているんだ」ということが要因だと思います。

 あとは、自分の好みやヘッドフォンの特性に合わせて内蔵グライコで音の味付けをすれば、それなりに「宜しい味」には持って行けると思いますよ。

 ◆ まるで狭帯域フィルタをたくさん買ったよう・・・

 連続したBW設定・・・この機能も、比較的古い入門機・普及機をお使いだった方々は、状況に応じたBW設定ができるという部分だけでも「すげー」と感嘆するでしょう。

 これまで使っていたIC-703では、SSBフィルタ流用の約3KHzとCW用の250Hzという組み合わせだったため、前者ではQRMが邪魔、後者ではリンギングが酷くなって邪魔・・・結局どちらにしても聴き辛い場面が結構ありました。また、250Hzのフィルタ自体の減衰が大きいため、目的信号が聞こえなくなってしまうことも度々ありました。
 一方、TS-590では言わずと知れたIF-DSPによるフィルタリングですから、目的信号が大きく落ちるということはなく、2700Hzと500Hzのルーフィングフィルタの減衰量の差が若干あるかなぁといった程度です。流石ですね

 このIF-DSPによるフィルタの「切れ」はかなり急峻ですが、500HzのフィルタでS9+20dBほどの「綺麗なCW波」のカブりであっても、その信号の送信周波数から800Hzほど離れないと「無影響」とまでは行きません。勿論、これで十分といえますが、強力局の直ぐ横の本当に弱い局は拾えないでしょう。この辺りを、フィールドデーの宿題にしたいと思います。

 ◆ ビートを潰したり逃げたり・・・

 あまり目立たないけど非常に助かる機能・・・それが、ノッチとサイドバンド切り替え(REV)です。

 近傍、或いは少し離れた場所を含めて、何かある特定の周波数にビートが出てしまうような電気機器・機械を使っている場合があるようで、決まった時間、或いは比較的長時間、さらには常時出ているビートが、我が家でも少々困った周波数に幾つか確認できます。今までこのビートの近くでの交信は(つまりIC-703では)大変苦労したのですが、TS-590のノッチは非常に良く効くため、ちょっとした操作でこの苦労が無くなってしまいました 勿論、QRM逃れもできますし、どっかのアホウが掛けてくるキャリアにも効果があります。
 また、サイドバンドの切り替えもCWモードボタン長押し一発で変更されるため、混信から逃れる場合を含めて、あるシチュエーションで「ビートを消したい・逃れたい」という時には、この2つの機能で殆ど何とかなってしまいます。

 ◆ AGCはちょっとねぇ・・・

 BWを600Hz以上にすると、ルーフィングが2700Hzになるため、この帯域差の部分で受信している信号は無論AGCの対象になります。特に、600Hzから1500Hz辺りの受信フィーリングが「相手局探し」には丁度良い感じ(この程度のBWだとNR1も良く効くし・・・)なので多用したいわけですが、設定したBWから少しだけ離れた周波数に強力局がいると、その信号にAGCが反応してしまい、目的局の信号がそれにつられて強弱してしまう時があります。CW用に内蔵グライコを使うと、さらに「聞こえない強い信号」が増えるため、もっと顕在化します。

 徹底解説集ではこの部分について、

 「・・・DSP の最終通過帯域幅よりも前段 (アナログ段) の通過帯域幅が広くなるケースがあります。そのような場合でも、妨害信号が目的信号に影響を及ぼさないような、高度なデジタルAGC制御を実現しています」

と書いてありますが、実際には急に相手局信号が弱くなり一瞬戸惑ってしまう場合があります。暫くすると直ぐにBWを絞るようにクセが付きますので、結局慣れの問題ですね

 以上で大体、思いついたところは書けたと思います。残る宿題である「ダウンコンの実力調査」を行って、次回辺りで一旦このシリーズは打ち止めにしたいと思います。
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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