新釣り竿君の状態

2013-04-30      
 ALL JAに備えて少しでもまともなローディングコイルを釣り竿君に と、コンテスト直前に巻いたコイルを使っての参戦で結果もまずまず・・・それはそれで良かったんですが、MMANA頼りの急造コイルで実際どの程度の所まで同調点を持って行けたのか、コンテスト中に測定する余裕がありませんでした。
 釣り竿君をあまり必要の無いときに突き出すのも気が引けるんで、「まぁ、次のコンテストまででいいや・・・」と単純に考えいたんですが、「鉄は熱いうちに打て」(といっても、銅線ですが・・・)というか、ひょっとしたら「WW WPX CW」への参戦もあり得る、いやいや「ALL Asian」だってうっかりすると迫ってくるぞ・・・ってな感じに思考が行き着き、何と今さっき、チョチョイと準備して数分で「出竿⇒測定⇒納竿」という早業を敢行、「新釣り竿君」を見参 自由時間の多い「GWの醍醐味」でもあります。

 作り直す前のコイルによる事前測定では40mが7.4MHz付近で同調していたんで、新しいコイルはその分を考慮して、ローディングコイルのインダクタンス値を求めました。目論見では6.9MHz近辺でSWR最下となり、40m用としては若干長め・・・インダクティブなものにしてマッチングを楽にしようと考えました。

 早速、実測値はこちら・・・。



 ほぼ計算通りですが、最下点は6.826MHzとなりました。実際、コンテストでオンエアしていた辺りの7.018MHzにおける関連情報を表示させていますがSWR換算=3程度で、カップラに任せる範囲としてはギリギリかなぁといったところでしょうか。
 ところが、虚数成分を打ち消すために必要な直列容量は360pF辺り・・・ということは、TYPE-Ⅲの構成上ちょっと大き過ぎる値(350pF以下が望ましい)であり、これが「30mのスイッチ位置でマッチング」といった形で現れたわけです。何れにせよ、新しく作ったコイルを一巻き解いて同調点を上げたいところです。

 一方、80mについても測定してみました。これは、またしても色がどぎつい百均のアルミ線で作った急造コイル・・・これをカップラと釣り竿君のエンドの間に入れる形でMMANAで試算した結果より、58μH程度のものを作るつもりが若干インダクタンス足らずの55μH(LCRメータ実測)となったんですが、ひとまずこれで・・・というちょっと適当なものでした。ところが、測定結果はご覧の通り・・・。



 実測では、共振点は3.3MHzでSWR換算=1.6と出ました。かなり低い周波数で共振しており、結果的には巻き過ぎと言えそうです。この時の純抵抗は31Ωですから、そんなに想定をかけ離れたような値ではないものと言えます。また、仮にこの共振点のSWRが1.0だったとすると、SWR<1.2の範囲は40KHz程度取れそうですから、必要な「CW帯」は一度のチューニングでカバーできそうです。
 そして、実際の運用周波数辺りではSWR換算=15 この時の虚数成分の打ち消しに必要な直列容量は300pF程度ですから、TYPE-Ⅲの整合範囲には入っていますが、ちょっとカップラが可哀想な感じ・・・整合ロスが結構ありそうですね。
 これを改善すべく、最終形となるコイルを上記40mのローディングコイルと同じような方法で巻けば、「10m巻き」の切り売り線材ギリギリで作れそう(47μH⇒45回巻き程度)。また、特にぶら下げませんから、作成時に使うボビン用のボトルに巻き付けたままで成形してしまう方が良さそうです。

 これらのデータはあくまで「現状のヒョロいカウンターポイズ」が前提ですが、まぁこんな感じで追い込んでいけば良さそうであることは解りました。

リグのフタ完成!?

2013-04-29      
 外付けスピーカー作りのきっかけになった「TS-590傷害事件」の根本的な原因は、リグを平置きにしていたことです。リグ自体がラックなどに収まっていれば落下物によるキズは防げるわけですし、アンアナ類や測定器などが徐々に増えて手元の「机面」が手狭になってきたことから、またも百均で売っている板(今回はMDFではなく、何だか安っちい薄い板)を組み合わせて「リグのフタ兼軽いもの置き」を作りました。



 高さはリグの高さ+15mmほどを確保すべく120mmとし、横600mm×奥行450mmの上板部分(600mm×150mmの板を3枚並べる)に小物が乗せられるようにしました。あんまり重いものは無理ですが、TM-x55兄弟やアンアナ、SWR計辺りは余裕でしょう。これで、リグの上に変な痕を付けずに済みそうです

 ただ、物置面積を目一杯にしたためにSWR計のショートジャンパが届かず・・・今いまは奥の方にSWR計が言ってしまって難儀。このケーブルも随分長いこと使っていますんで、少し長めのものを再作しても良いかなぁと思っています。

ALL JA 2013 反省と課題

2013-04-29      
 今回は比較的「反省」に当たる部分は少なかったんですがまぁ無いわけでもなく、新たな課題はありますのでこの辺りをまとめておきたいと思います。

 ◆ 運用面の様子と反省

 まずは運用面における様子をCTESTWINのグラフで分析。



 疲れ目防止でCTESTWINの設定をいじったためバックが黒になりました それはさて置き本題。

 05時台の仮眠以外はそれぞれ数局以上のQSOがあって、累計局数がジワジワと上がっていく様が判ります。やはり序盤の数時間について、6mの不調(21-23時)とローバンドの好調(00-03時)が見て取れます。ちなみに、03:55に100QSOに到達しています。
 仮眠を終えた06時半過ぎ以降は、ステルス君での40mを中心とした10局/H程度の交信が数時間続いた後、ハイバンドの不調で局数が伸びていません。この辺りは、ALL JAにおける当日のコンディションがものを言う部分ですから、まぁ結果として受け止めるしかないんでしょう。
 19時以降は40mのランで局数が伸びています。釣り竿君での40m運用は、我が設備における局数稼ぎの常套手段になった感じですね。

 さて、反省ポイントも幾つか考えられそうです。

 ① 6mのスタートエントリーについては2Hに絞り、
   早めにローバンドに下りても良さそう。

 ② 80mの運用時間を早めにもう少し取っておいた
   方が良さそう。ラスト2Hで80,40mの2バンドの
   運用には無理がある。

 ③ 20mへのもう少しマシなエントリーを考えた方が
   良い。特に、今年のようにハイバンドが死んでいる
   場合、このバンドに逃げるのは効果大。

 特に③については、釣り竿君が活躍できない時間帯でも、ある程度きちんと20mにオンエアできるようにしておくことが重要でしょう。ステルス君の改良が待たれます・・・って、自分がやるんだぞ

 ◆ 課題1:20mのアンテナ

 ハード面での大きな課題は、フライングして書いてしまった「昼間の20m用アンテナの工夫」で、これはステルス君の今後のコンセプトに依存します。サイクル24と決別する際に一旦17m以下を中心としたステルス君作成を狙っており、そうなればコンテストにおけるハイバンドは「短縮コンデンサ・マッチング」に落ち着くと思うんですが、どうしても20mはローディングするしかない(ベランダ内に水平に張れない)ため、これをどうやって新生ステルス君に組み込むか・・・ちょっと息の長い課題になってしまうかも

 ◆ 課題2:チューニング時間の短縮

 釣り竿君やLWに見立てたステルス君のマッチング、それも即座にバンドチェンジができるようにすることが課題でしょう。今回のコンテストでも、チューニング位置が結構クリティカルな場面があり、暗闇でアンアナを使ってブツブツ言いながらの浪費時間がありました。
 その上、40mのローディングコイルの刷新で、TYPE-Ⅲのロータリースイッチの40mチューニング位置では追いかけられず・・・結果的に30mチューニング位置で落ち着きました。これは、釣り竿君単独できちんとした同調が取れるようになり、カップラとして「大きなインダクタンス」が邪魔になってきたと言えます。
 一つの案として、カップラをバンド数分用意してコンテスト前にチューニングしておくという方法が考えられますが、雨天などの場合にはそれこそパニクってしまうでしょうから、この辺りに「大いなる工夫」が必要かも知れません。

 ◆ 課題3:カウンターポイズを決めてしまいたい

 釣り竿君の様子見をした際、何気に接地抵抗が高そうだと当たりを付けています。2本の細いアルミ線をベランダの隅に這わせただけで良好なカウンターポイズになれば幸せこの上ないわけですが、普通に考えてあり得ないでしょう。
 我が家のベランダには全体に「防水加工」が施されているため、コンクリとベタに接触しないだけでも有り難いんですが、普段は人の行き来(ってか、家人が物干しで出る程度の往来)があるため、勢い「端の方」に追いやられはするものの、複数本のもう少し太い線を引き回し、何れ「これで良し」に落ち着けたいと思っています。

ALL JA 2013 参戦記

2013-04-29      
 最近のコンテスト開始直前は、いろいろと設備が整ってきたことや膨大な「失敗劇」による自衛策が効いてきたことで、あまり慌てずに済みます。調子こいて「直前リポート」紛いの記事をアップしてから開始時間を待つ・・・ざっと、こんな感じになってきましたが、何と今年のコンテストは「直前仮眠」を取りました。都合90分ほどでしたが、この睡眠が果たして「意味ある仮眠」なのか否かを含め、毎度の参戦記を残しておこうと思います。

 上記仮眠は、20時半セットの目覚ましで見事に起きることができました。アンテナ機材等の準備はとっくに終わっていましたから、ぼんやりとあちこちのバンドを聞いていましたが、いつもならもう少し「試験電波もどき」が出ていてもよい6mのCW帯が静まり返っていて、最初に呼び出す局をどうするか決められないほどの静けさ・・・結局、ノッケのお相手を見つけることができぬまま、21時を迎えてしまいました
 始まってしまえばやはり例年の如く聞こえては来るんですが、どうも応答効率が悪い・・・ここ数年のスタートダッシュ1HのQSO平均局数である「18」に届かず(14局)、その後もあんまりパッとしません ひとまず始めの3Hくらいは6mで粘って夜半過ぎたら徐にローバンドへQSYという計画だったんですが、 23時半過ぎの時点で昨年比75%(昨年は40QSOだったのが、今年は30QSO)となってしまい、昨年より参加局数が減っているんじゃないか(少なくとも、電信部門のエントリーが減ったんじゃないか)と流石にちょっと不安になり、予定より少し早めにローバンド下りを決断。
 開始直後から数時間の大混雑を見せる40mにQRPでは太刀打ちは無理・・・と、昨年の全市全郡辺りまでは「6mでスタートダッシュ⇒80mでマルチ稼ぎ」という格好でQSYしていました。これはこれでそれなりに奏功していたんですが、釣り竿君の固定方法の改善40mコイルの最適化により、40mも案外イケるんじゃないかと「様子見」のつもりでQSY。すると、強めの局は殆ど拾ってくれる状態に まだ混雑の止まぬ中、近県を拾いながらの約1Hで22QSOという結果になりました

 調子に乗っているとその分80mの運用時間が短くなってしまうことから、01時を回った辺りで80mへ。ちょっとチューニングに手間取りましたが、釣り竿君+大型ローディングコイルでSWRベタ落ちとなった組み合わせで果たして・・・おっと、こちらも絶好調 本当に5W と思えるほど良く飛び、夢の北海道から憧れの九州まで(だって、釣り竿アンテナに5m余りのワイヤーですぜ・・・)、正に僥倖たるQSO成立を含め02時台のQSOレートが20QSO つまり、呼び出した殆ど全ての局が拾ってくれたという結果なわけです。CQ出したら呼ばれるんじゃなかろうか・・・と思えるほど
 このまま太陽が昇ってこなければずぅ~っとローバンドにいてもいいんですが、そうもいきません。04時を回って一旦納竿しましたが、この時点で既に100QSO超え・・・局数目標である「200QSO」が段々と見えてきました

 しかし、ここで問題が・・・「仮眠を取っていない」という事実です。これまでのコンテストでは、02-05時辺りに仮眠を取っておいて昼間帯のハイバンド・オープンに備えるという作戦だったわけですが、ローバンドがまずまず途切れなく運用できてしまうと、この時間帯での仮眠は無理。どうしようか迷った挙げ句、40mで既に近県を拾ってあることを考慮。毎年の「寝過ごし」を考えても午前中に復活できれば良しとしよう・・・と、睡眠導入アルコールを吸入()しつつ、05時に仮眠を取るべく目覚ましを06時半にセットしてゴロリ、即 そして、何とこの目覚ましですんなり起きることができました。コンテスト直前仮眠効果でしょうか

 起床後は即座にステルス君による40m運用再開。明らかに釣り竿君よりは落ちるものの、この時間になると流石にちょっと空いてきますからピックアップ率も向上・・・まずまずのペースで取りこぼしのマルチを埋めていきました。
 08時を回ると、Es発生が気になるところ。勿論、出ることが決まっているわけではありませんが、「ALL JA恒例」とも言える弱めのEsで九州や中国地方、北海道辺りがポツポツ埋まって行くのが例年のこととなり、今か今かと待ち侘びながらハイバンドを覗くも、何だかそんな気配はありません。そこで、20mはどうかいな・・・と、ステルス君をロングワイヤーに見立ててTYPE-Ⅲでマッチングさせる方法で20mへ。本当は、釣り竿君の「メインバンド」なわけですが、こいつを突き出すわけにもいかず・・・。
 20mは正規のF2伝搬で6,8エリアが入感・・・とは言え、軒下のロングワイヤーですからお相手のベテランの方のオペレーションときっとスンバラシイ設備に助けられ、チョビチョビとマルチが増えていきます。このバンドもEsが出ないと4,7エリア辺りは厳しいですから、聞こえている局とのQSOが済んだら長居は無用。
 一方で、開けないハイバンドは完全な閑古鳥・・・近県落とし必至となる中、Es発生を念じながら時間を掛けて拾っていくわけですが、近場は応答率が低くて弱ります。いわゆる「エイチの局」は聞こえても拾ってくれませんから、ストレスばかりが溜まっていくような有様 こうして、局数・マルチとも余り伸びない午前中が過ぎていきます。唯一、15mでは沖縄を拾うことができました。

 午後もパッとしない中、20mで九州の聞こえている局とのQSO(つまり、局数稼ぎ)とオープンしないハイバンドを行ったり来たりしていたところ、10mで沖縄、15mで鹿児島とQSO。お、イブニングタイプのEsか と思ったら、15mで大変弱い7,8エリア、スキャッター紛いの0エリアが聞こえていました。7エリアだけは拾って貰いましたが、その他はこの設備では無理・・・。20mにJD1登場でちょっと踏ん張って拾って貰いましたが、今年のALL JAのハイバンドはEsの恩恵には預かれずに終了
 この間、6mはほぼ「蚊帳の外」だったんですが、沖縄ならひょっとして・・・と思ったら案の定聞こえており、何とか拾って貰うことができました。
 40mは、ハイバンドのコンディションがイマイチだったこともあって、昼ガレ以外の時間帯はちょくちょく下りてきて局数稼ぎ。粗方、QSO相手のいなくなったであろうお相手の局は、弱い信号を「拘って拾ってくれる」というか、まぁ付き合って下さるわけで、地味~に局数増量です。
 自分のコールサインは、どうもサフィックスの真ん中の「P」をなかなか取って貰えないことが多いようです。セカンドレターの再送って結構難儀で、結局はサフィックスの再送を繰り返していると、他の文字までおかしなことになってきてしまってQSOに至らず・・ということもしばしば そんな中でも、熱心に付き合って下さる諸OMに感謝です。

 さぁ、最後の追い込みたる「出竿時刻」が近づいてきました。陽がとっぷりと暮れ、目立たぬように釣り竿君を突き出せる時刻は19時。ラスト2Hの勝負ですが、この時点で既に192QSOとなっており目標クリアは余裕の状態 問題は、80mと40mのどちらを選ぶか・・・。比較的長時間ランしてしまっている40mはQSO相手が少ない可能性がある反面、短縮率の高い80mで「最後の追い込みタイム」に突っ込んでいくのもリスキーかなぁ・・・と、夕飯を食べながら少し迷いましたが、明らかに釣り竿君の真価が発揮できる40mをチョイス。ステルス君と比較すると、受けが10-20dB程度上がりますから、これまでの時間に拾えていない局が拾えるでしょう・・・ってな判断です。
 やることはS&Pなわけですが、思い切って200HzまでBWを絞って下限からゆっくりとスイープを開始。すると、やはり「隙間」にいらっしゃる局が聞こえてきます。多分、相手の局長さんも思いっきり狭いBWで聞いているものと読み、ドンピシャでコールすると殆ど一発で拾って貰えます。やはり、ステルス君⇒釣り竿君で格段の差があるようです。また、釣り竿君で比較的弱めの局を呼んでも応答して貰える場合があり、その中にはQRP局が結構いらっしゃることも判りました。相手局の信号が弱いと何となく敬遠して飛ばしていましたが、この点は少し考えを改めないといけませんね
 S&Pを3巡して20時を過ぎると、流石にデュープばかりになりました。ラスト20分は、あまり活躍できなかった6mにスイッチしてCQ連呼。勿論、そんなに呼ばれるわけもないんですが、局数目標も軽くクリアした後ですから「最後くらいは・・・」ってな感じ それでも4局ほど呼んで頂いて、終了時刻を迎えました。

 途中大きなトラブルもなく完遂したコンテストは少ないんですが、今年のALL JAは「大成功」の内に数えて良さそう。そろそろ限界 と思っていたQSO数も、運用スタイルを見直せばもう少しいけそう・・・おっと、これは別記事にまとめましょうか。

ALL JA
2013
目標結果
局数マルチ局数マルチ
80m30134526
40m45208733
20m20151912
15m3020117
10m1510146
6m608488

 2013年結果:224×92=20,608点

 記事の締め括りは、恒例となりつつある記念撮影。



 やはり、釣り竿君のセッティングに欠かせないアンアナ群は大活躍でした。TYPE-Ⅲの上のコイルは、80m用の仮設ローディングコイルです。前の「紫コイル」よりはマシなものをと、巻き数を増やしてコイル径を大きくしましたが、所詮百均の色つきアルミ線を巻いたものです。カウンターポイズをもう少し工夫した上で最適なコイルを作ろうと画策している最中なんですが、こんな仮設コイルでも結構イケちゃった80m・・・秋の全市全郡、そして来年のALL JAに向けてハード面でもさらなる工夫をすれば、もう少し記録が伸ばせそうです

臨戦態勢・・・

2013-04-27      
 天気図を見ながら予想した今日の「風」が思いの外強めに吹いている中、アンテナ周りの準備を済ませました。毎度のことながらベランダ占有権を確保し、今日は余裕で準備完了。6mのロッドダイポールのスタブが上手く決まらず困っていたのも、アンアナ54号君で追い込んで作り直し・・・これで、アタフタしないで済みそうです

 夕刻を迎え、風も収まってきました。雨の心配は全くありませんし、昨日ぐらいまで少し暴れていた地磁気も大人しくなる方向、夕方には弱いEsも出ていましたから、この辺りにも期待が膨らみます。

 夕飯前に買い出しに行ってきました。



 睡眠導入、栄養補給、エネルギー充填・・・三種の神器のようなモンですな 眠気覚ましのミントと目薬もお決まりの準備です。夕飯を食べたら2Hほど眠れるといいんですが、どうしようか迷っています。

ALL JA 2013の目標

2013-04-26      
 さぁ、春の祭典であるALL JA(祭典か)が明日に迫りました。今年は好天&風も弱そうで、我が設備には完全な「追い風」ですし、釣り竿君を始めとするアンテナ群もまずまずの調子ですから、ちょっと気合いが乗っています

 さて、恒例となっている事前の目標などをまとめておきたいと思います。

 ◆ 目標

 以下の表のような感じで、「200局超」を目標にしたいと思います(2012年は171局)。

2012年結果今年度目標
局数マルチ局数マルチ
80m21113013
40m27184520
20m18132015
15m29173020
10m14101510
6m628608

 2013年目標:200×86=17,200点

 2012年は「寝過ぎ」・・・これで早朝の40mランができなかったことが非常に大きいため、この点の是正(って、単に寝過ごさないという非技術の部分)と釣り竿君のグレードアップによる80/40mの「自然増」が主体で、後のハイバンドはEs任せ。6mはもうこれが限界かと思われますから、スタートダッシュさえ上手く行けばOKでしょう。

 ◆ 日の出、日の入りと月齢

 この3つのファクターは、釣り竿君の取り回しに重要なパラメータです。「夜営専用」のこのアンテナを如何に目立たせないか・・・要は周りが暗けりゃりゃ良いわけです。
 4/28の日の出は04:50頃、日の入りは18:30ごろですが、朝は少し遅めに納竿しても大丈夫(そんな朝っぱらに起きて、空を見上げている人は少ない)、逆に夜の出竿は19時過ぎぐらいが無難と判断しています。
 月齢は最悪・・・ほぼ満月のため、結構竿が目立ってしまう可能性がありますから、やはりスタートダッシュをかましている6m運用中の3Hほどは、ひとまず出竿せずにいようと思います。

 ◆ 問題は仮眠時間帯

 80/40mが比較的いけるようになったため、丁度睡魔が襲ってくる時間帯である朝方に気をつけつつ、午前中のEsにも気を配りつつ・・・となると、どこで寝たらいいのか判りません 貫徹も正直苦しいですから、この点は今日一日、思案したいと思います。

 さぁ、どんな結果になるか・・・楽しみです

外付けスピーカーの歪みの正体

2013-04-25      
 あまりにも稚拙な話で恥を晒すことになりますが、同じ轍を踏まぬよう記録しておきたいと思います。

 先日作った外付けスピーカーは、色形はともかく「少し大きめな音を出すと歪んでしまう」という所に不満が残りました。原因はスピーカーユニットと決めつけ、9cmという変な口径のスピーカーを使ったことを少々後悔しつつ、それでもほぼ同じ寸法で収まりそうなスピーカーを発見。F77Gは1000円くらいだし、こっちもそんなに高くもないから買ってしまえ・・・と、「Vifa TC9FD-18-08」なるスピーカーを購入。そして換装しようとスピーカーの箱を開けたんですが、ここで「本当のところ何で歪むんじゃろう」と疑問に思い、HPF/LPFをパスしてTS-590の外部スピーカー端子に直結。すると、綺麗に鳴るではありませんか

 そこで、HPF/LPFの接続をよ~く考えてみたら、使わない筈のHPF/LPFが中途半端にぶら下がるような位置で切り替えを行ってしまっており、妙な共振を起こさせていたというオチ・・・ 歪み方にクセがあるなぁ・・・とは思いつつも、あまり深く考えずにスピーカーまで買ってしまってちょっと失敗 嗚呼、またしても思慮が浅かったなぁと反省しました。

 本格修理は、HPF/LPFの個々のユニットが、使用しないときには完全に切り離されるような作りに持っていくことになるんですが、試しに「Lのみ」「Cのみ」でHPF/LPFを構成させてみたら、案外これでも効果があって、その上歪まず。そこでLC型のLPFを構成させると、やはり歪みが出てきてしまいましたが、元々のπ型メインで作った時より余程マシになりました。

 時間が遅くなってしまいあんまりピーピー、ブーブーできなくなったため、中途半端なフィルタ入りの外付けスピーカーになってしまっています。GWにでも直そうと思うんですが、さて新たに購入したスピーカーはどうしたもんか・・・。

引きこもって外付けスピーカー作り

2013-04-21      
 天気予報通りの悪天候となり、引き籠もり日和となりました。仙台の旧ローカルから「タイヤ履き替えたから外に出られん」とのメール・・・北陸から東北地方は雪も降ったようで、たまたま北陸の赴任先から車で上京していた息子が今日帰るため、しきりに天気を気にしていました。こんな様子を余所に、急遽引っ張り出したセーターを着てヌクヌクと工作三昧。
 今日のお題は、題名に書いた通り「外付けスピーカー」の製作です。実は昨日から着手し始め、木工作業をユルユルと進めていました。

 外付けスピーカーを作ろうと思ったそもそもの発端は、それまで愛用していた「NES10-2 MK3」を、手を滑らせてTS-590の上に落としてしまい、3mmほどの傷を付けてしまったこと。かなりショックだったんですが、要はリグ近くの正面にスピーカーが固定してあれば良いわけです。オークで手頃なものを購入しようかとも思ったんですが、たまたま百均で見つけたMDF(中密度繊維板)で作ってしまった「自在棚」に合うような大きさの方が良いだろうと、少し前から材料集めを始めていました。ところが、200mm×200mmのサイズのものが品切れ それも、都内数カ所に渡って探しても見つからず、結局ネット通販で購入しました。単純カットが無料だったため側面板の裁断を依頼して、単純に組み合わせれば「箱」になるようにして貰いました。
 サイズの制限から、スピーカユニット自体は10cm未満の口径からのチョイスを余儀なくされ、とりあえず「実験上等」ってな案配で、ダイトーボイスの「F77G」という何と「9cmフルレンジ」・・・変わり種を選びました。PPコーン&ラバーエッジという組み合わせで、明らかに「簡易防水」といった案配です。あんまりシャックに水を撒くような趣味はないんですが、メタリックな作りが何となく目を引いた・・・まぁそんなに大した理由ではありません
 どうせ作るなら簡単なLCフィルタを仕込んでしまおうと思ったんですが、「謎の小箱」より低損失なコイルは・・・ということで、透磁率の高いフェライトコアで自作。FT82-77を千石電商さんで購入し、ついでに秋月で以前から流行っている「緑のオーディオ用無極性コンデンサ」とロータリースイッチを購入し、HPFとLPFを幾つか組み合わせて使えるようにしました。

 TS-590のインプレッションの初っ端にも書きましたが、このリグの外付けスピーカー端子出力は、ヒスノイズが結構あります。大きな口径のスピーカでは全く気にならないでしょうが、ヘッドホンをここに接続すると「サーッ」というノイズが非常に耳障り 結果的にヘッドホン使用時は前面パネルの端子に挿して使っていますが、自作に当たっては高音部を少し落とせば使えそうなため、HPFの周波数設定を決めるのに苦労しました。シミュレータで試行錯誤した挙げ句に「まぁ、実験だと思えばいいか・・・」と折り合いを付け、まずは組んでみようと・・・やはり「実験上等」に落ち着きました



 狙った大きさ、フィルタの具備、ヘッドホン端子用ミニジャックも具備・・・出来映えはまずまずです。エンクロージャ内に吸音材(テトロンウール)を多めに押し込んでボンツキを軽減しました。まぁ9cmでボンツキが目立つってこともないと思いますが、得意の「おまじない」です。

 さて試聴・・・BGM代わりのAM放送は、フィルタOFFで普通に鳴ってくれます。「NES10-2 MK3」とは比べものにならない素直な音 この状態でフィルタをいじると、HPF側の「利き」の悪さはあるものの(これは設計時点で判っていたことですが、やはりタダのL+Cでは切れが悪く、π型にすべき)LPFはほぼ思惑通り(こちらはπ型)。また、ヘッドホンを接続してLPFをONでヒスノイズは聞き取れないレベルになりました。
 CWについては、設計思想上「リスニングの補助」という形で設計していますから「謎の小箱」の方がいい感じですが、LPFを入れるとかなり聴き易くなります。
 一方のSSB・・・これは狙ったわけではないのに試聴性が向上しました。LPFを軽めに掛けてノイズを軽減し、HPFでロー側を切ってやると、決して「いい音」ではないのですが「了解度の高い音」になります。

 ところが、問題が全くないわけではありません。小口径故、大音量にはやはり弱くて歪んでしまいます フルレンジではやはり10cmは欲しい所なんですが、このスピーカユニットの音圧レベルが低いことも災いして、ちょっと大きめかな・・・程度の音で歪んでしまいます。この点は「NES10-2 MK3」と殆ど差がなく、痛し痒しの状態です。スピーカーの収まり処が正に「目の前」のためそんなに大音量で聞くことはないですから、この部分は我慢できる範囲かなぁ・・・と思うものの、この大きさの別のスピーカーユニットでも試してみたいなぁと思ってしまいました。

 明日にはボンドが完全硬化するでしょうから、もう少し試聴を続けてみようと思います。

釣り竿君のコイル直し

2013-04-21      
 昨日は大変寒い一日・・・引き籠もりの本領を発揮して「ALL JAまでの宿題」の1つを片付けました。

 先日のJIDXの最中に釣り竿君の同調を確認したら、今のカウンターポイズの状態でも40/20mはそれなりに無理なくマッチングが取れる範囲であることは勿論、40mはローディングコイルのインダクタンスを少し増量してやれば、かなりきちんとマッチングが取れそうな雰囲気であることが判りました。
 実際、カウンターポイズ自体はまだまだ貧弱なようで、こちらの改善の方法論は「本数増やし」に行き着くと思いますが、ALL JAまでの期間を考えると、今のカウンターポイズは変にいじらずにローディングコイルの再作による「マッチング優先」で行った方が段取りとして確実だと結論しました。

 今回は、巻き足しによる単純なマッチングの調整ではなく、コイルのQを少し吟味して大きめのものに換装しようという魂胆です。また、このコイル着脱しなくてもバンド切替が簡単になるようなジャンパーを具備するという作業上の改善も視野に入れています。

 必要なインダクタンスは、MMANAで作成した「釣り竿君システム」で現状を再現(7.4MHz付近に同調)するモデルをこしらえた上で、MMANAの「最適化」で40mに同調させるのにどのくらいのインダクタンスが必要かを求めたところ「21μH」との答えが出ました。
 一方、現状のコイルは17.24μH(LCRメータ実測)ですが、このコイルの直径、巻数、巻幅から求められるインダクタンスは17μH。そして、この時の無負荷Qは約270となりましたので、少なくともこれ以上のQになるような設計方針・・・単純にはコイルの直径を大きくすれば、それに比例して大きな値になっていくだろうという安直な考えでボビン探し・・・。すると、以前に紫色のアルミ線を巻いていた太めのプラスチックボトルがあり、直径60mm程度のコイルが作れそうな雰囲気。ひとまずボビンはこれ・・・と思ったんですが、やはり受風面積が気になったため、以前に空芯コイルを作った時の方法でコイル巻きをしました。



 大きさは俄然大きくなりました。当初はスズメッキ線で考えましたが、雨降りの際の影響がモロに出てしまうため、0.8φのUEWを使用・・・っていうか、ステルス君のエレメント補修用の買い置き流用です
 ショートジャンパは出力が出力(どうせ5W)ですからワニ口としてあります。また、途中にタップを設けて30mにも同調できるようにしました。

 インダクタンスは実測で20.8μH。設計値は21μHちょいだったんですが、実際のコイルの直径が58mmくらいになったため、若干少なめになっています。それでも、MMANAの計算値では6.97Mhz付近が同調点・・・まぁ、合格でしょう。
 さぁ、気になるQですが、無負荷Qは605元のコイルより2倍ちょっと大きくなりました。MMANAでの試算ベースで大凡1dBの差があるようです。実感できるかどうかは微妙ですが、同調点の合わせ込みとの相乗効果は期待できそうです

 昨晩晴れていれば、ベランダ隠密実験をやっても良かったんですが、17時前から雨模様で結構本格的に降っていて無理、今日も悪天候らしいんで、このままいくと「ぶっつけ本番」になる公算が高くなってきましたが、本当に毎度コンテストの度に「実験込み」となっちゃうのは・・・まぁ、これも含めて「コンテストは楽しい」と言えるといえば言えるわけですね

かなり便利なLCRメータ

2013-04-20      
 秋月のLCRメータは発売以来結構好評なようですね。何と言っても値段が手頃ですからねぇ・・・。自分は、自作のLCメータも持っているし、周波数カウンタを使えば手頃な容量・インダクタンスなら結構正確に測れる治具もあるんで、ずっと遠巻きに眺めていたんですが、結局魔が差して()購入してしまいました。何と言っても、チップ部品の値が測れる治具が別売りされており、これが調子良さそうだったことも購入要因です。

 手にしたのは結構前なのに、JIDXなどに気を取られてこのブログに登場するタイミングがなかったんですが、釣り竿君の40m用のコイルのインダクタンスが少なめだということが判ったため、今日はこいつを被験部品として測定してみました。



 写真の通り、斜めに自立させるスタンドまで付いていて、狭い工作環境には好都合。昨年9月に新調したテスターもスラント式で、まずまず良い案配になりました。

 LCRメータの下に写っているバナナプラグ付きワニ口は自前です。本当は、別売りのワニ口端子があるんですが、ずっと売り切れ状態が続いているんで仕方なく作ってしまいました。

 さぁ、40m用コイルはどないだ



 17.24μHということのようです。この測定器は、スイッチ投入後のキャリブレが重要で、測定端子のオープン、ショートでそれぞれ30秒が必要ですが、その後は安定して動くようです。

 何かこんな形で置かれていたんで、コイルの中に指を突っ込んでみましたが、流石にインダクタンスは変化したようには見えません。そこで、「ヘッポコ実験」として金属っぽいものを挿入してみました。結果的には・・・



 流石に鉄のものを突っ込むと、大きな変化が現れます。その他、アルミや糸ハンダなどでは殆ど影響なし。さらに、このコイルの側面にアルミを近づけてみたんですが、接触するほど近づけないと影響なしでしたが、鉄は5mmくらいの距離から影響が出始めるようです。
 カップラ「TYPE-Ⅱ」を作っている際にコイルの磁束を云々しましたが、ケースがアルミということは結果的にあまり関係ないことが判明・・・濡れ衣だったようです。TYPE-Ⅲで見つけた回路間違いが真の原因だったようですから、もう少し大きなトロイドに巻いて少しでもロスを解消する改造も有りかなぁ・・・なんて、また課題が見つかっちゃいました

 まぁこれで、アンテナ自作に関する測定器類は全て揃ったことになります。ALL JAに間に合わせるべく、40mコイルの作り直しからスタートでしょうかね・・・って、1週間しかないぞ これはウカウカしていられませんね
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どよよん無線技士

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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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