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案外便利かも・・・電流測定アダプタの製作

2015-10-31      
 既に非売となった秋月テスタ「P-16」の電圧測定精度が案外イイ感じであることが判り、当面はこのテスタを使っていくことにしましたが、電流測定についてはどんなもんじゃろう・・・とネットの情報を見ると、かなり微小な電流測定では苦労はあるものの総じてmAオーダーではそこそこの精度のようです。

 この電流測定精度云々は兎も角、実は普段のヘッポコ実験で困ってしまうシチュエーションがあるんです。それは、「P-16は1つしか無い」ということです。

 ヘッポコ実験をしていると、あちこちの電圧を測りながら「そういえば、消費電流はナンボやろ」ということが多く、その度に1つしかないテスタを接続すべく、折角ワニ口付きのコードを駆使して接続した「もう二度と同じ結線は不可能」的な配線を泣く泣く外さなければならない苦労が時に発生します。事前に電流測定を意識しているときは別のテスタを準備しますが、思いつきでやることが多いヘッポコ実験ではこの「事前の準備」がうまくいかないんだなぁ

 そこで、アイディアと言えるようなものではありませんが、プチ電子工作として「電流測定アダプタ」を作ってみました。



 何やら無口なロボットのような面構えですね。テスタ棒を差し込む端子が「目」・・・「赤い目」の右下に写っているのは、DCプラグを差し込むジャックです。ここにACアダプタや電源のプラグを接続し、ワニ口側を電源出力として使います。



 プラス側のラインに1Ωの抵抗を直列に入れ、この両端の電圧を測れるようにしています。抵抗は精度1%で2Wの金皮ですが、これは秋葉ラジデパの瀬田無線さんで購入。これでMax 2Aまでは問題なく使えますが、マイナス側には(手持ちの関係で)700mAのヒューズを入れてあります。

 ブレッドボードを使ったヘッポコ実験などで電源供給を行う際にこのアダプタを介しておくと、急な消費電流測定が必要になってもこの抵抗の両端電圧を測る・・・即ち、結線をそのままにテスタのテスト棒を赤と黒の端子に差し込むことで解決 無論、この抵抗とヒューズ(実測で0.35Ωくらい)で消費する分は誤差になりますが、接続をし直す手間は省けますので案外役に立つ気がします

 どうも小物作りに傾いていますが、こうしたお手軽工作が一番楽しかったりして

P-16の後継はまだ先でしょう・・・

2015-10-25      
 ずっと愛用している秋月テスタ「P-16」の精度については、以前から気になっていました。丁度1年程前にクタクタになった付属のテスト棒を三和電気計器のテスト棒(TL-61)に換え、その後もずっと絶好調で使えているんで特に問題はないし、導通試験もできて小っこいくせに直流電流までしっかり測れるこいつをできるだけ末永く使いたいと思っているものの、最近のテスタにも興味は湧いてしまいます とはいえ、あまり「大柄」なものは小さい工作机には不似合い・・・というか邪魔になりますから、やはり同じくらいのスペックで大きさもそこそこ小さい奴となると、なかなか食指が動きません。

 そこで今日は、以前から準備していた電圧リファレンス「LM4040AIM3-4.1」(これも秋月で売ってます)を使って、P-16の電圧測定に関する精度を観てみることにしました。もし、この結果が芳しくなかったら、真面目に「後継探し」をしようかなぁ・・・ってな塩梅。

 このICはツェナダイオードのような感覚で使えるもので、出力4.096Vに対して±0.1%の精度です。P-16のよく使う電圧測定レンジ(6V-600V)では、±0.8%(2digit)というのがカタログスペックですから、

 ・電圧リファレンスの出力は4.091904Vから4.100096V(±0.1%)
 ・測定結果として±0.8%にあたる「4.059」から「4.132」
 ・さらに2digit分のプラス誤差「4.134」

 ∴ 4.059から4.134までの値が表示されるはず

となれば、ひとまず納得できることになります。勿論これは「誤差が最大」ということですからもう少し4.096Vに近い値になるはずで、この辺りの確認が今日の「肝」になります。
 このICへの電流の与え方については、マニュアルを理解した上で実験的に求めることにしました。回路図というと大袈裟ですが、後の参考に回路図掲載。



 秋月に売っているこのICのパッケージタイプは「SOT-23」であり、実験の前に以降の取り扱いを考えてDIPへの変換基板に乗せました。固定する足が3つしかないため、この取り付けはあっという間に済みました。

 さて、一気に実験結果をスナップで。



 5Vを電源として回路図にある定数で表示されたのが何と「4.096V」という正にピッタリな値でちょっと驚き 2個で1セットだったこの電圧リファレンスのもう一方で測定しても4.095Vという結果でした。また、電源電圧を12Vまで上げるとそれぞれ0.001Vずつ表示が上がりました。

 このICについては15mAが最大出力電流ですが、電圧リファレンスとして使う場合にはここまで電流容量は必要がなく、逆に低消費電流を狙うためにはマニュアルにある計算式で当たりを付けて追い込んでいくのが良さそうです。回路図の組み合わせで5Vを与えた場合、消費電流は1mA弱となりました。10KΩの負荷は、PICで電圧を測る際のリファレンス電圧を与える場合を想定していますが、これで12ビット分解能のDACを搭載したPICで高精度な(1mV+2digit 程度の誤差に収まるような)電圧計を作るのは容易でしょう。

 それにしても、今回驚いたのはP-16の精度の良さ・・・この実験の結果から考えると殆ど誤差無しですから、本当に壊れてしまうまでは大事に使っていきたいと改めて思った次第・・・後継のテスタは当分要らないようです

今年も好天!オール千葉コンテスト参戦記

2015-10-20      
 副題:海岸線に近いロケーションでちょっと健康的な日焼け・・・果たして結果は!?

 今年もまた、ぶんきゅうさんことJL1VNQ局のお誘いに二つ返事でOKした千葉コン参戦です。前日までの雨はすっかり上がったものの曇天の早朝・・・またしてもゴルフ練習用の小バッグに釣竿君を忍ばせ、コロコロバッグを引きつついそいそと最寄り駅に向かうと少々汗をかいてしまいましたが、狙った電車には余裕で間に合いました。まずは、武蔵野線、京葉線を経由し、蘇我駅で内房線に乗り換えての小旅行。

 実は最寄駅到着寸前に6m用の同軸を入れ忘れたのに気付き、慌ててぶんきゅうさんに「貸してメール」を送ったら、直ぐに「OK」の返事・・・本当に何から何までお世話を掛けてしまうんですが、それでもこのコンテストに同行させて貰うことが、年に一度のお楽しみになっています

 蘇我駅で乗り換えると、そこからは長時間の列車移動となりました。汗が引くと少し寒くなり、持ってきたトレーナを着てくつろぎモード。暫くしたら睡魔が襲ってきたため、念のためスマホの目覚ましをセットして夢の中へ・・・太陽の光に起こされて窓の外を見ると、暫くまともにお会いしていない「太平洋」が ちょっと驚きましたが、目覚めのカンフル剤としては最高のシーイング・・・その上、早起き分の睡眠不足を40分ほど補えてGood

 改札を出ると、1年振りのぶんきゅうさんがお出迎え。挨拶もそこそこに目的地を目指して出発 途中、コンビニに寄って貰い軽い昼食と飲み物を買い込み、さらに少し走れば目的地に到着也。早速荷を解いて、各々で準備に取り掛かりました・・・が、モノの一時間程でセットアップ完了。う~む、移動を重ねる毎に作業効率が上がるんですね・・・というわけで、低い堤防の直ぐしたが海というロケーションで1枚パチリ。



 ちょっとDXペディっぽく撮ってみました。ご覧の通り良い天気で、季節外れの「日焼け」を覚悟。そうそう、肝心のアンテナはというと・・・



 逆光にならぬよう撮ったら、海釣りに来たであろう方々の車がバックとなってしまいましたが、ロケーションはバッチリであることは解ると思います。ただ、程よい立木などが無かったため、逆Lの水平部分が地面に向かってしまっているのが難点。何やら大物を釣り上げている最中のような感じに見えますね この辺りは、是非とも次回の移動までには何とかしたい課題だな・・・って、コンテスト開始2時間前に思った次第。
 この後、グランド用のワイヤーを地面に引きました。今回は、前回の反省を踏まえて20m長のワイヤーを1本追加・・・これで、80mの効率を少し高めようという考えですが、果たして如何なものかは「神のみぞ知る」・・・というか、CONDXが支配項ですね。

 気付けばコンテスト開始1時間前となりましたが、既に準備万端。そこで、「今日の特設シャック」の記念撮影。



 毎度拝借している電源と80m用のローディングコイルを置くための小さな台までもお借りしてセットアップすると、何ともSpacefulな配置が出来ました。

 買い込んだおにぎりを頬張りながらカウントダウン・・・さぁ、コンテスト開始です。過去2回の出場経験で、40mをいきなり運用してもある程度通用することが判っていたため、いきなりランニングを開始しましたが、やはりこれは少し無謀だったようで、3分に1局くらいのペース 流石にこれではイカン・・・と20mにスイッチしましたが、こちらも振るわず 仕方が無いので6mに上がってみたら、それこそ「だぁれもいない」という状態。開始から1時間はこんな調子で過ぎていき、一抹の不安を感じました。
 気を取り直し、改めて40mをひとまずS&Pしながら稼ぎつつ、13時半前からまたしてもランニング。すると、さっきと打って変わって呼ばれるようになり、1QSO/1分以上のレートになりました。時折、複数局からの同時呼び出し(俗にパイルアップですが、まぁせいぜい2局程度)に慌ててしまい、ミスコールしてしまいましたが、昨年よりスムーズに捌けた気がします

 14時を過ぎるといきなり呼ばれなくなりました。多分昼ガレタイムなんですが、既に60QSOを超えており、ちょっとした「やり尽くした感」で小休止。15時台もランニングを続行すると、夕刻に近づいてCONDXが回復。また結構な勢いで呼ばれましたが、80mの様子が気になって16時過ぎにはQSY。ところが、どうやらQRP運用にとっては少し早すぎたようで、呼んでも届かないわランニングしても呼ばれないわ・・・そこに、ぶんきゅうさんが「無線やってる場合じゃないよ、夕焼けが凄いよ」と教えてくれました。



 ここは、本当に日本なのかといった風景を収めた一枚・・・もう、これだけで今日のコンテストは優勝でしょう

 17時半を回って一段落したところで、雲の上に頭を出している富士山を発見 こうなると、またしてもコンテストどころではなく、スマホでスナップショット三昧。一番良いのがこれかな



 その後も80mのランニングで少し呼ばれたものの、どうも昨年程の勢いが無いなぁ・・・といった塩梅。参加局が少なかったのかなぁと思いつつ、コンテスト終了10分前まで粘り、満足してヘッドホンを置きました。

 18時を迎え、「お疲れ様~」のかけ声でお片付け開始・・・準備同様、昨年とは比べものにならない程早く片付いていきます。ぶんきゅうさんが「お片付けBGM」として置いてくれたラジオを何となく聞きながら、19時の時報を聞く前までには、自分の荷物はほぼ片付いてしまいました。
 真っ暗夜空にカシオペア座を見つつ、何だか初めて聞く虫の音に耳を傾けながら、去年同様「照明係」としてLEDライトを振り回しているとき、何気なくそのLEDライトライトをラジオに近づけたら・・・「おー、インバータノイズ」と、期せずして妙な発振音。ラジオからの距離を変えると発振音も変化・・・「なんちゃってテルミン」が現れました。

 全ての片付けを終えると、慈悲深いぶんきゅうさんが「家まで送りますよ」と言ってくれました。実は、この帰りの車内の話が一昨年、昨年同様面白く、勿体なくてブログにゃぁ書けません ただ、どうやら二人とも「そろそろ大物を作る」ということらしく、その片鱗はきっと、お互いのブログに認めていくことになるんだろうなぁ・・・ということのようですので、気長に待っていて下さい(誰に言ってるんだ)。

 肉体労働の後()は、やはり「ガッツリと肉」というわけで、我が家の近くのファミレスで大食らい そして、やや沈黙気味の(だって、腹ぺこなんだもん・・・)楽しい時間があっという間に過ぎ、最寄りのコンビニ前まで送って頂きました。

 本当に楽しい移動&コンテスト運用・・・結果はどうあれ、また一つ「記録という名の記憶」が増えた、深まりつつある秋の一日となりました。ぶんきゅうさん、ありがとう

ショットキーに救われた電源製作

2015-10-15      
 ここ数日でめっきり秋めいた気がします。かしましかった虫の音が少しまばらとなってしんとなる瞬間に、秋の深さを垣間見ます。未だ日中は20度を超えて、エアコンが切られた電車内では汗ばむ程ですが、朝晩は流石に気温が下がりますね・・・と、こんな調子で風流に始めてみたこの記事ですが、やはり「ヘッポコ工作上等」・・・毎度お馴染みの失敗談を書かずにはいられません

 APB-3周りの環境整備ということで、実は専用電源を作ろうと思い立ったのは10月に入った頃。APB-3の過大入力対策を終え、どうせならノイズの発生が気になる5Vのスイッチング電源をシリーズ電源に替えようと、過日、6.3V-1Aのトランスと小さなケースを買ってきたのが、今回お送りする失敗談の始まりです。

 過去に作ったトランス式の電源では、トランスの出力電圧と直流電源としての出力電圧の間にもう少し余裕があってあまり気にしたことが無かったんですが、今回はあり合わせの手持ち部品で組もうと、最初にチョイスした三端子レギュレータが「L7805CV」でした。ケース加工と配線を終えて通電してみると、無負荷では無論5Vの直流が出てくるわけですが、APB-3を接続して波形を見ると、何やら見たことも無いような酷い波形になってるんですよ、これが
 始めはレギュレータの発振を疑って、パスコンの容量をあれこれ変えてみましたが改善せず。オシロで観ても特に発振している様子も無し。そこで、テスターで動作時の電圧を測ってみると(っていうか、調べてみる順序が逆な気もしますね)、これが全く「安定化していない」ということが判明しました。

 結局、レギュレータのドロップ電圧の考慮が足りなかったことが原因と特定して手持ちのLM2940に換装すると、かなり改善するものの根治には至らず。これでも、4.6V程度まで下振れする瞬間があるんです 突入的な電流に引っ張られて起きるのは明白。トランスをもう少し出力電圧が高いもの・・・例えば9V-1A程度のトランスに換装すればいけるわけですが、加工が完全に終わっているケースには入らなそう、かつ折角のケースを無駄にはできません。何とかしなければと思いつつも、ACAGを迎えるため工作机を運用机に模様替えし、一旦部品の山の中に埋もらせました。

 ACAG直前の朝、通勤途上に「電源動かん、ケース決めちゃってもう少し容量に余裕のあるトランスが入れられない・・・」と憂さ晴らしツイートしたら、暫くして「ダイオードブリッジをショットキーに替えて、電圧降下を最小にしたら」という有り難きお言葉を、もうかれこれ三十年以上のお付き合いになる旧ローカルのとおちゃん(仮称)から頂きました。なるほど、普通のシリコンダイオードタイプのブリッジよりかなり有利なことは明白・・・というわけで、まずはデータシートをぶつけっこしてみました。

 まず、最初にこの電源製作を始める際に部品箱から何の検討も無しに取り出しましたるは、いつ手に入れたか全く覚えていない古~いブリッジ「WO6」です。このブリッジ内のダイオードの順方向特性を見てみると・・・



 今回の電源の最大出力電流を0.8Aと仮定して線引きすると、0.85Vほどの電圧降下があるようです。ブリッジ整流の場合、2つのダイオード分になりますから、1.7Vもの降下があるわけですね。一方、秋月のHPで見つけたお誂え向きなダイオード「SB240LES」はどうかというと・・・



 同じ条件の0.8Aにおける電圧降下は0.36V程度、ダイオード2本分で0.72Vくらいでしょうか。こうなると、このダイオードでブリッジを組んだものとWO6では、1Vくらいの差が生じることになリます。これはでかいですよね

 今日は、仕事の合間に秋月に寄って「SB240LES」を買って帰り、早速換装しました。



 何で5本かって 残り在庫が5本だったので買い占めました まぁ、1本は「予備」です。そして、きちんと組み直してAPB-3を接続。問題ないことを確認して数時間ランニングさせていますが、ケースがほんわかと温かくなる程度。フタを開けてトランスを触ると結構熱くなっていますが、まぁこんなもんでしょう。

 どんな面構えかというと・・・・



 APB-3の上に乗ります・・・って、別に乗せなくてもいいんですが、狭い工作机を少しでも広く使おうという魂胆で小さめケースに拘りました。メータはおまけで。目盛り部分を印刷して貼り替えようかとも思いましたが、赤文字で「100%」の印の所にとりあえず合わせておきました。

 一方、裏側は・・・



 イッパシの「電源の裏面」になってるでしょ

 いやぁ、今回の工作はまさに「神のお告げ」で完成したようなもの。無駄にならずに済んでよかったなぁ・・・と、胸をなで下ろしている次第。最後に備忘録として回路図も上げておきましょうか。



 さぁ、寝ましょうかね

差し替え 2015/10/17:
 回路図にパイロットランプ用のLEDがないことに気付きました。まぁ、大したことじゃないんだけど、とりあえず回路図を差し替え。

全市全郡2015 (ヘッポコ)参戦記

2015-10-12      
 副題:スタートダッシュで出遅れ・・・直前メンテを怠ったバチが当たったけど、ある意味「趣向参戦」

  一昨年まではそもそも局数の限界に届いていない感じがあって、さらに昨年は70cm の5エレをこしらえてその効果を探る意味やら、「300局超え」を意識した参戦ができたんですが、今年はほんの直前まで、ACAG参戦は辞めようか悩んでいました。というのは、実はこのコンテストこそ、「沢山の局と交信したが勝ち」といった傾向が強くなり、自分的にはちょっとモチベーションが保ち難いコンテストだったりします。漸く見つけたニューマルチに何とか拾って貰ったときの満足感・・・この感覚が薄れてしまうとどうもねぇ この辺りの思考に引き摺られ、今年は今いまちょっと興が乗っている「工作系」に時間を割いた方が良いかしらん・・・と足踏みしてしまい、特にV/UHF帯のアンテナを準備(というか、チェック)するのが億劫で、結局事前には何もしませんでした。

 ところが、当日の朝を迎えると、やはりノロノロと準備に取り掛かりました。ステルス君のコイルを修繕し、釣竿君の歪んだローディングコイルを作り直し、ACAG仕様のシャックにすべくリグを置き直し・・・何だかんだで着々と準備は進んでいきました。

 夕方になって、6mと70cm用の三脚(実はランタンスタンド)を持ち出して、アンテナをスタンバイ。SWRのチェックを始めると、6mはALL JA前にやっつけた「長めのエレメントに同調させるための強制バラン装備」によってあっという間に調整終了。そして、最後の作業である70cmの5エレ・・・これが上手く動かないじゃあ~りませんか SWRがやたらと高いため給電点を疑うも問題なく、アンテナに直結していている同軸と接続する部屋の中を渡す「5DFB」との接続部分を疑うと、どういう訳か奥までねじ込めないんです



 昨年もこの構成で引き込んでいますから、一体何が起こっているんだか・・・ですが入らんものは入らん いわゆる「ミリ vs インチ」の話なんですが、オス側のコネクタを目一杯ねじ込んでも、同軸部分を引っ張るとゴソゴソ動いてしまい上手くありません。昨年は一体、どうやって運用したんだろうか

 仕方が無いので2mで使うモビホに繋ぐと、こちらは2mはSWRが下がっているものの70cmはこれまたSWRが下がりません。同じ引き込み用同軸を使ってこの有様ですから原因が別にありそうでしたが、ACAGの日中帯の運用バンドを1つ失い戦意が萎んでしまいました

 そうこうしている内に日が沈み夕飯を食べながらあれこれ考えたものの、折角準備したんだから・・・と、何とか気持ちを立て直し、21時を迎えました。

 初っ端の6mとSWRが3程度の70cmで数局ずつ交信した後は、ここ数年で結構な「票田」となった80mへ22時前にQSY。新しいローディングコイルでの参戦となりましたが、その差が判る程の改善ではなく、それでもいつものペースで交信局数が伸びて・・・とならないんだなぁ、これが 勿論、そこそこのペースでQSO数は伸びていくんですが、どうも「振り向いてくれない局」が多い感じで進んでいきました。昨年は開始後から日の出までに72QSO。少なくともこの記録が「当面のライバル」ですから頑張ったものの、22,23時台は16,17QSOと振るわず
 0時を回って小休止を取り80mを継続すると、漸く01時台のレートが22QSOまで上がりました。やや感覚的ですが、80mへのQSYが(QRP参戦としては)早過ぎたのと、当日のCONDXの差異なんでしょうね。

 3時を回って集計すると75QSO。ひとまずこれで80mの昨年の「夜中記録」は更新したのと、明らかに70cmの躓きで80mに傾倒し過ぎたことから、未だオンエアしていなかった2mを冷やかした後に納竿して仮眠を取りました

 翌朝は08時過ぎに起床。40mにステルス君で挑むも、流石にこれはもう「釣竿君との差」が嫌という程解っていますから気が乗らない・・・もう、この時点でやる気は半分以下となり、あとは80mの記録をしっかり更新しようと「80mで100QSO超え」を狙うことにして、日が沈んで暗くなる18時前までは「ながら参戦」として、別のことを始めてしまいました 無論、20,15,10mもそれぞれ数局ずつは交信し、出られるバンドは全て埋めましたが、完全な「ちょい参加モード」で、マジ参戦とはほど遠い有様。

 さて、日没を迎えたらもう80mの記録更新しかない と、18時に出竿しました。昨年の86QSOにあと11QSO・・・流石にこの記録には届くだろうと思いつつ、ちょっと詰まると「おいおい」などと思いながらのQSO。それでも、19時には記録を更新しました。こうなると、勝手に急遽立てた目標の「100QSO超え」が見えてきます。残り2Hで14QSO以上・・・ほぼ交信し尽くした感のあるこのバンドで、果たして達成なるか

 ここからのQSOは、本当にタイミングがズレて未交信の近場を除いて「強力局の隙間から拾う感じ」の運用で、TS-590のDSPフィルタを150Hz程度まで絞りながらのQSO。逆に相手局には「ウルトラ聴力」を強いることになったことでしょう、感謝、感謝
 この時間帯は特に、我が設備的に遠距離にあたる6,8エリアが強め・・・何とか拾って貰うことができ、ジリジリと局数増。そして、本当にギリギリの20時56分に100QSO、さらに58分に1QSO増量して終了を迎えました。

 一晩明けて振り返ってみるとやはり「事前のチェック不足」が全てであり、来年の参戦に向けては「もう一工夫」が必要だと痛感しました。サッと流した2mが、短時間ながら案外交信局数が多く(といっていも10局余りですが・・・)、このバンドのアンテナのグレードアップは課題にしたいところ。その前に、躓いてしまった70cmの不具合解決が先決でしょうかね。

 まぁ、こんな参戦となってしまったことも「回顧録」としては残しておこうと思った次第・・・お粗末様でした

APB-3の過大入力対策

2015-10-04      
 昨日は久々に、旧同僚(主に諸先輩)との「定期寄り合い」に行き、ちょいと深酒をしてしまいました。朝方に一度起きたらまだ酔っ払っている状態で、結局午前中は睡眠で潰してしまいました。アンテナの修繕を予定していたら、この寝ている間に洗濯物が展開されており後回し そこで、懸案だったAPB-3の過大入力対策を行いました。この改造自身は昨日のお出かけ前にやっつけており、今日はその結果まとめといった趣向です。

 今回の改造は50Ω入力時の過大入力対策であり、パターンカットしてコンデンサを追加するという簡単なものです。



 回路図上は上図の通りの改造です。CN2は基板に半田付けされていますので、パターンカットが必要になります。このコンデンサを取り付けない状態で直流(或いは大きな電圧振幅の低周波)を誤ってCN2に印加すると、過渡的にC112(100μF)に一瞬大きな電流が流れて後置のADA4950を痛める(不用意に高い電圧を一瞬掛けてしまう)という格好になるため、これを前段で防いでしまおうというのが今回の改造です。
 挿入する容量によって50Ω入力時の低周波域の特性に影響が出てしまいますが、50Ωで低周波の測定・・・というシチュエーションはあまりないものと踏んで、0.1μFのセラミックコンデンサで片付けることにしました。



 もう少し丁寧にパターンカットすれば良かったと反省していますが、2.54mmの足幅のセラコンは上手く収まりました。

 それでは特性を見てみましょうか。まずは、対策と関係ない方の1MΩ入力。



 200Hz辺りから上の周波数は一定の値になっていることが判ります。続いて、対策を施した方の50Ω入力は果たして



 100KHz辺りからフラットになっています。これ以上の周波数はこれまで通りの測定が可能ですから、特にHF帯以上では問題になりませんね。ただ、アマチュアバンドの最も低い周波数帯である136KHz辺りは、少し影響が出るかも知れません。もう少し大きめの容量のコンデンサにするか、1μF程度の小型コンデンサをパラに繋げば、低周波域への拡大は容易でしょう。

 この対策で、少し安心感が増しました。本当は、さらにダイオードで入力をクランプしてしまっても良さそうですが、これだけでも多少の御利益はありそうです
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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