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不自由な空間・・・

2007-05-19      
 先日、アンテナのすげ替え(立て替えなんてできませんもう少し、周辺環境にあった感じのものに変えようかなぁとの目論見)について、少しでも性能向上を目指すのと同時に「ステルス化」を狙って、ウレタン線の太い奴を買ってきました。序でに秋葉唯一(かな)FTシリーズが手に入るお店で、コアを2つほど購入・・・というのは、この記事で書いたように、どうやら「インピーダンス変換」(俗にアン・アン)が入り用だと解釈したためです。

 それから数日は、会社から帰宅すれば、お得意のMMANAで試行錯誤の繰り返し。その内に「同じ悩みのOMさんもおるやろな・・・ひょっとして秘策もあったりして」などと他力本願丸出しで、あちこちネットサーフィンしていく内に、建家の鉄筋部分を「アンテナ」と見立ててシミュレートしている方がおり、「な~るほどぉ」と早速真似してみたら・・・これほど影響があるとは思いませんでした。当然エレメント長をいじれば同調は取れますが、その時のインピーダンスがむちゃくちゃ特に、ベランダの横の長さと15mの半波長がほぼ同じで、この辺りが尤も挙動がおかしいんです。ここで思い出したのが、軒下くんを張った際の15mの調整難---やはり、原因はあるんですね。それにしても10Ω以下・・・マジかよ・・・。
 そこで、シミュレーションをどこまで信じられるか・・・というより、でっち上げた建家の鉄筋構造と、コンクリートの影響(きっと、鉄筋の影響が穏やかになるはず)を調べるべく、以下の手順で実験してみました。

 ① まず、軒下くんを軽く撤去(元に戻せる程度)
 ② 15mの半波長DPを適当にこしらえ、軒下くんのあった位置に仮設
 ③ ディップメータで同調点を調べながら、バンド中央に合わせ込み(=植木屋さん)

 まぁ、ここまでは昔取った杵柄よろしく「あっという間」だったのですが、驚いたのは波長計算上、大凡6.8m弱のはずが、さらに20cmほど短いところが同調点。軒下くんの「ヒゲ」が無くなったのも無理はない・・・。さらにこの後で、アンテナアナライザーをつないでインピーダンスを測ったら、同調点辺りで25Ω前後でした。これじゃぁどう頑張っても、50Ωの同軸とは合わないはずです。
 そこで、急遽「50Ω:22Ωのアン・アン+強制バラン」を作りました。③で追い込んだエレメントに接続し、アナライザーでSWRを再測定しました。結果は少し良くなる方向(目視で1.8ぐらい)・・・でも、これでMMANAのデータを少しいじり、大凡シミュレートできる所まで持って行けそうな雰囲気です。

 さぁ、この時点で16時過ぎ。ところが、いきなり雷鳴が轟き、急いで撤去&部屋に待避。流石に、ベランダといってもねぇ。その後の雨が正に「にわか雨」でかなりの雨量。結果的に作業は中断・・・気づけば夜になっています。

 それにしても、自由空間との差異に驚いた次第。今日も、大変勉強になりました。



 上の写真は、急造バランとその他の測定治具たちです。差を取るために、6mの2ele-VP用のバランも使いました(黒い筒状の奴)。高校時代の作品の割にスマートで現用・・・そういう意味では、最も成功した自作品かも
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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