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何だ、このダイオードは・・・

2012-09-20      
 検波用のダイオードが少ないなぁ・・・と思い部品箱をひっくり返したら、古参の1SS43以外に1SS97が10本ほど出てきて若干安堵したのですが、得体の知れないダイオードが結構あることに気づきました。



 左の三つは何となくスイッチングダイオード系と見て取れます(真ん中は明らかに1S1588でしょう)が、一番左の奴はご丁寧に「TOYOMURA」の静電防止袋からたったの4本出てきたものです。どうも怪しい・・・。
 一方、右の2本が検波ダイオードっぽいなぁ・・・というのは解ります。多分、一番右のものは1N60なのでしょうが、カソードを示す線が1本で、我が家にある「1N60」は2本線。また、右から2番目のものが入っていた袋に「1S953」と書いた小さな紙が入っています。ところがネットで調べると、1S953って姿形がまるっきり違うみたいなんですよ・・・。

 ・・・というわけで、結局得体が知れないこれらダイオード達の素性が知りたくなり、とりあえず順方向電圧で選別してみようと、2台のテスタとボリュームで下記の通り組んで調べてみました。



 ダイオードの順方向電圧は、やはり「小さな電流の帯域」・・・概ね1mA以下の順方向電流を流したところでその差が顕在化します。比較用には、きちんと選別されているショットキー、ゲルマ、スイッチング、PINをチョイスし、特性が似たものは「その仲間」という稚拙な分別です。が、まずまず証拠が揃いました。




 これでは、何だか解り難いですね。低電流の部分をクローズアップしたら、以下の3つに分けることが出来ました。



 2種類のショットキーは後学のために測ってみました。IF=0.1mA(今回の測定実験の電流最小値)で0.2V、一つ上のゴチャッとした方のグラフの方ではIF=10mAで0.5V程度と見て取れます。
 一方、ゲルマニウムダイオードは比較的直線性がよいように見えます。一つ上のグラフで、右上方に真っ直ぐ伸びていくのがこのダイオードです。結果的に「赤線一本」のダイオードは、どうやら1N60でしょう。
 そして、注目すべきは謎の「1S953モドキ」です。丁度ゲルマとショットキーの中間的な特性ですが、検波用に使えそうですね。十数本ありますので、ちょっと得した気分



 これは、殆ど「1S1588」と同じ・・・ほんの小さな赤いダイオードでカソードマークが「黄色い丸」という代物ですが、代替品としてバッチリ使えそうです。これも結構な本数があり、逆に1S1588が少なくなっていました。



 最後が恭しく袋に入った「たった4本」のダイオードです。1SS110はPINダイオードですが、このグラフから、多分抵抗値の違うPINダイオードと同定しました。いつ、何のために買ったか覚えていませんが、まぁこれも用途はあると思います。

 いやぁ、これで随分スッキリしました。ショットキーダイオードは少し買い足そうかと思っていますが、AGC検波などには「1S953モドキ」も使えそうですし、スイッチングダイオードは当分要らんな
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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