さらに「ひねる」回路

2013-06-02      
 我が家は、アパマンハム共通の悩みの筈であるローバンド・ノイズが昨今減る方向で、強く振っている日でもS=3程度。これだとあまり邪魔にならないし、MFJ-1025のリダクションでほぼS=0まで抑え込めるため困っていないんですが、ハイバンドは「ジャー」という感じの連続的な汚いノイズがS=5・・・酷い日にはS=7程度振ってきますから、少し弱めの信号受信には邪魔になります。勿論、QRP運用で「弱い局」を呼んでも殆どの場合は無視されますから放っておいてもいいんですが、やはりクリアな受信を目指して少しでも改善しようとしています。

 これまで画策してきたノイズアンテナMFJ-1025の若干の改良で、ノイズフロア(って言えるのか)がS=4程度までの改善は常態化したんですが、結局それ以上は落ちないことが判りました。これは、ひょっとするとMFJ-1025のノイズ除去の肝である「フェーズシフト」が完全な180度まで位相をずらすことができないからではないか・・・と推測するに至り、「じゃぁ、もう少しひねってやればいいじゃん」と子供の如く思い立ち、以下のような回路をで試してみました。



 モロにMFJ-1025のパクりです トランス部分はFB801-43にバイファイラ5回巻き、後続のバッファは「2SK192A-GR」のソースフォロワで受け、設計上は10mAほど流そうと思ったら9mAでした。



 例によって「秋月紙エポ+銅箔テープ」でサクっと組み立てて実験開始。回路上は、入力した正弦波がずれるだけですから、これも例によってオシロで観測してちゃんと動くことを確認。その上で、MFJ-1025のフェーズシフト回路に前置する形で組み込みます。



 これはネットにあったMFJ-1026の回路図の一部ですが、MFJ-1025も心臓部は同じです。回路図上の「C14」を外して、今回作った回路を挿入。さて、結果は・・・結論から言うと「減衰が大き過ぎて15mでは確認できず」でした

 40mは、ノイズアンテナの感度とMFJ-1025自体の感度が高いため、前置した回路で少しひねってやると、MFJ-1025のフェーズ調整ボリュームのノイズ最低点がずれてきて、普段はほぼ回しきったような状態だったのが、ボリュームの真ん中の方に持ってこられるようになりましたから、「ひねり足し」自体は上手くいっているようです。ノイズ除去効果としてS=3⇒0は確認できましたが、そもそもノイズが減ってきてしまっている40mでは、改造前と同じ結果ですから比較できず
 そして、本命の15m・・・なんですが、この前置回路での減衰が相当に大きく、ある程度の強度でノイズが受信できないとキャンセルできない仕掛けであることから上手く行きませんでした。上記バッファ回路の後続にある程度ゲインのある増幅回路を入れてやり、減衰分を補うのが解決策かと思いますが、位相を逆転させずに・・・となると、ゲート接地の広帯域アンプの出番でしょうかねぇ

 今日は午後遅くから旧友との飲み会でお出かけ、来週日曜日は結婚式、再来週はALL Asian・・・続きは、少し延びそうです。

修正 2013/06/08>
 回路図が間違っていた(FETのゲートのコンデンサが抜けていた)ため差し替えました。

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どよよん無線技士

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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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