ミニ・エレキーの再改良

2013-09-28      
 そろそろ、ブログの題名を替えても良さそうですね・・・『過渡現象 ~エレキーでもQRPっておもろいのん?~』

 さて、結局はパドルのプルアップ抵抗を10KΩ⇒47KΩに変更しました。これで「チャタ取り」としての時定数は、PICが「LOW」と認識する0.8V以下の区間が「-ln(1-(0.8/3))・47KΩ・0.0022μF」で求められる「32μs」程度になったと同時に、パドル押下における消費電流は約1/5と省エネになりました。
 さらに「コメント主」たる(わぁ・・・乗っ取られたか)我が知恵袋さんから「トランジスタスイッチのベース・グランド間抵抗は無意味じゃね」というこの記事のコメントに合点し、これも取っ払いました。何となく、NPNのトランジスタスイッチには、ON⇒OFF時の安定動作に必須だと思い込んでいましたが、低VDDに高抵抗では確かに無意味ですね

 諸元と回路図をリニューアルしました。

 ◆ 諸元

 そんなに変わっていませんが、一応掲載。黄色の文字部分が、ここ一連の改良ポイントになります。

項目内容備考
動作仕様スクイーズモードB
長短点
メモリ
有り
メモリ禁止短点の50%余計な長短点送出防止
ウエイト長点:短点 1:3固定
メッセージ
送出機能
4メッセージ
同時使用2パターン
電源投入時に選択
EEPRROM格納で
書換可
メッセージ
書換機能
パドル操作による
送信速度15-40WPMスイッチ操作により送信中
でも可変可能
KEY出力オープンコレクタ20mAまでキーイング可能
電源単4×2本
消費電流待機時:1μA未満
送信時:0.4mA Max
送信時平均0.2mA程度

 パドルの長・短点挟みっぱなしで連続送信している状態が最も「電気を食う状態」ですが、これで0.32mA程度ですので、諸元上は「Max 0.4mA」にしてあります。

 ◆ 回路図

 回路図は以下の通りです。上の説明の通り修正しました。



 スイッチ類のプルアップは、ひとまず10KΩとしたままですが、まぁパドルに比べりゃ出番は圧倒的に少ないですからいいでしょう。

 ◆ 残る宿題など

 今のプログラムは、タイマ1を符号生成用の基本タイマとして使っており、付随するポートルックインは必要に応じてタイマ0、オートCQはタイマ2を使っています。特にオートCQは数秒間の「待ち」が存在するため、この部分を「寝て待つ」という方法にするとさらに省エネになります。「寝て待っていないときの消費電流」は実測で120μA程度であるため、まぁ気が向いたら直そう程度に考えています。

※2013/09/28
 ちょっと回路を手直ししましたので差し替えます。
 ・電源瞬断保護用ケミコンの容量が大きいためスイッチを切ってもなかなかOFFにならず、メモリ切替に時間が掛かるため、スイッチOFF時に100Ωで放電
 ・MODE切換用のトグルスイッチについて、一瞬不定となる時間を短くするため、RA4-グランド間に0.0022μFのコンデンサを接続して影響期間を短くした


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

思ったとおりには動かない 書いたとおりに動く

おはようございます!
こちらはやっとメッセージ記録、再生機能が完成しましたわーい(^-^)/
あとはバグキーモードも追加しようと思っています
省電力のために貴局に追従してパドルのポートのプルアップ抵抗と駆動Tr(手持ちのC1815GR)のベースに接続する抵抗を各々10kΩ⇒27kΩに変更してみました。消費電流はピークで0.92mAをかろうじて1mAを切ることができました。さすがにXLPには敵いませんがこれでも良いかなと思います。駆動Trの負荷によってはもう少し増えるかもしれませんが、この辺はまたちょっと考えることがあるのでうまくいったらお知らせします。
それと以前RA4ポートについての記事がありましたが、ネットを巡回しているとどうもRA4ポートは他のと違ってオープンドレインらしいです。この辺RA4の罠といわれていて出力ポートとして使う場合プルアップが必要とかプログラム面でも気をつけないといけないみたいですね。本などを見てもRA4はあえて使っていないというのもあります。この辺が関係しているのではないでしょうか。

バグキー打てるのは憧れだなぁ・・・

ぶんさん、おはようございます。エレキー製作、無事に進捗されているようですね。
バグキー機能の入れ込み・・・というより、TUNE代わりの機能の入れ込みは考えました。無論、スイッチを1つ余計に付けても良いわけですが、今回はとにかく「メモリー残量」との戦いの部分で諦めました(残り80ワードくらいです)。やはり、純正C言語に2Kワードではちと狭かったです(^^; TUNEだけなら、ミニジャックのショートした奴でいいかなぁ・・・とかね(爆
キーイングの部分は省エネとは逆に、フォトトラ等で分断する方が不安定な扱い(例えば、移動運用なんかもそうかも知れません)の場合には有利な気もします。今回は、QRP運用故の「入力側RF対策無し、うちのリグが満足にキーイングできればいいわい」的なもの、かつ使いそうもない部品の消費狙い(なんでこんなに、2SC1000BLがあるのか覚えておらん・・・)という私的理由です。何やら私案をお持ちとのこと・・・上手くいったら是非、教えてください。
RA4については、PICの種類・・・特に古いPICにはオープンドレインのものがありましたが、後発のもの(PIC16F81x他)や拡張ミッドレンジPIC12/16F18xx(今回使っているシリーズ)等は、殆ど他のI/Oと同じ内部構成になっています。MCLRの端子だけが入力専用ポート・・・というのは変わりませんけどね。
今回も特に困った動きはしていませんし、今後も古いPICを使わない限りはあまり気にせずとも・・・といったところだと思っています(よく売れたPIC16F648Aの罪だと個人的には思っています)。
Calendar
11 | 2017/12 | 01
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
New !
Category
Comments
Monthly Archives
Track Backs
Counter
Sunspot Now !

 


Profile

どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

メールは「JARL経由」でお願いします。

Links
[FC2 blog]
  • FC2 blog
  • Follow me !
    RSS Links
    QR Code
    QR