ALL JA 2014 参戦記

2014-04-28      
 副題:あわや「1Day WAJA」・・・なんだ、やればできるじゃん

 20時には完全なセットアップを終わりました。この風景も最近のコンテストでは定番、そして目標設定の「証拠残し」をして、いざエントリーバンドの6mを聞き始めました。コンテスト前の息詰まるような雰囲気・・・あちこちでピーピー聞こえたり、ミニQSOしていたりという場面には出会さないまま開始時刻を迎えるのにも、年を重ねる毎に慣れてきました。
 少し肝を冷やしたのは、CTESTWINからのキーイングができなかったこと。これも、PCにコンテスト運用のためのディスプレイを接続する際に、シリアルI/Fのケーブルが外れてしまっただけで慌てず騒がず・・・と、ブログに書き残したくなるような珍妙なるトピックは起きません。まぁ、移動じゃあるまいし、これが普通のことなんですがね

 21時開始直後の6mには、そこそこ「CQ TEST・・・」が聞こえてきました。毎度お馴染みの局から順に呼んで一巡し、さて・・・とばかりにちょい弱めの局を呼び出しますが、かなり応答率がよろしくない やはりベランダの内側のダイポールでは、6mのセットアップとしてそろそろ限界なのかも知れません。最初の1Hが14QSOと低レート、そして22時を回ってもあまり芳しくないことから、前回出場で早めの運用開始が奏功した80mへ下りることにしました。

 80mは打って変わっての絶好調 聞こえる局を片っ端から呼ぶスタイルで22:36からの24分間に16QSOと、かなりのハイペースで進みました。そのまま運用を続けて23時台に24QSO、0時台に20QSOと「快進撃」は続きました。00:45過ぎにはCQを出してみましたが、これは流石に空振り そして、40mの動向も気になり01時過ぎに40mへQSY。初期パイルは完全に終わっていますから、「呼んでくれたら拾ってあげるわよ」と言わんばかりの()CQ連呼、そして高レートなQSO成立でちょっと過去に見ない「1Hで24QSO」を樹立しましたしかも、01:50からは不敵にも、このバンドでもCQラン、そして3QSO増量となりました・・・って、おいおい、ローバンドの方が完全にいい感じじゃん
 その後も80m中心に進めました。コンテスト終わり際の運用は40m主体で考えていましたから、何としても夜明け前に・・・と欲張り過ぎて40mが少な過ぎた感じですが、それほど80mは面白いバンドでした。結局、都合86QSOにマルチも35ですから、昨年の40mとほぼ同等なところまでいきました。ただ、40mを減らした分、ちゃんと終盤で取り返せるのかがちょっと心配・・・。

 05時過ぎに納竿してから暫し迷いましたが、どうにも睡魔に勝てずに仮眠 80mの好調で既に満足感があったこともあり、2時間ほどの仮眠時間と決め07時の目覚ましセット。そしてまんまと起床しましたが、30分ほどはボンヤリとワッチし朝のEスポ時間に合わせてハイバンドを一巡。しかしその間にはその兆候は無く、20mの正規F層伝搬と思しき遠距離QSOをちょびちょび片付けていると、11時過ぎ頃からEスポらしい伝搬に変わってきました。こうなると、8mHの短縮軒下ダイポールたるステルス君でもそこそこQSOできるようになります。終いには、「ここは20mなの」と思えるようなCONDXにまで上昇。15m以上でもEスポの恩恵があったようですが自分は専ら20mに専念し、夕方に再度Eスポが強まった時点での増量を含め24マルチまで増量。
 一方、15m以上は時折QSYしたものの思ったように局数・マルチ共に増えず終い やはりアンテナの差を垣間見る格好に終始しました。特に15mは聞こえるものの拾って貰えないことが多く、もう少し強いEスポになってくれないかと期待しましたが結局8マルチ。おまけに「近県落とし」にも見舞われ、ハイバンドは不発に終わりました。

 国内コンテスト参戦で毎度感じるのは、いわゆる「昼間帯のショボい運用」で心が折れそうになることです。現状のハイバンド主力アンテナがステルス君では「軒下」になってしまう点はどうしようもありませんし、ハイバンドは「強いEスポ頼み」である点も止むを得ませんが、例えば「完全軒下アンテナから数十cm軒先アンテナ」といったプチ改造でも、案外意味はあるかも知れませんし、6mの改良余地はタップリ残されていることから、昼間帯のアンテナ改善が今後の課題でしょう・・・・って、まだコンテストは終わってないや

 さぁ、夕闇が迫ります。実は、早めの夕食を済ませる前に既に今年の目標はクリアしていました。18時半の時点でQSO数は242。80mの快進撃がその主要因ですが、残り2時間余りでもし58QSOを達成できれば「夢の300QSO」に届くものの、これまでの経験から「少し難しいかなぁ・・・」と弱気になりつつ40mへ。
 戦法は「250Hzで順番コール」と「ATTオン」です。CWフィルタを250Hz程度に絞りATTを入れ、下の方からゆっくりS&Pしていきます。そこそこ聞こえている局はほぼ一発で拾えますが、流石に混雑激しい40mではミスコピーも頻発。どうも、自分のコールサインは似たような長短列の異なる文字の組み合わせ(-・・ ・--・ ・-・・)のため、「正式な符号間隔より少し文字間を開けた方がいいかな」など考えつつS&Pを続けました。

 最初のスイープは23QSO。51分掛かっていますからほぼ2分に1局のハイペース。二巡目は流石にデュープが多くなりますから、確認しつつ進めるとレートがかなり落ちてきます。そこで、残り1Hになった時点でCQランニングモードへ・・・なんと、結構呼ばれるんですよ 数局のパイルを浴びてちょっと動揺したり、事前準備が上手くなかったCTESTWINのCWファンクション設定を直したりとアタフタしていると、いきなりTS-590のファンが回転を始め、丁度そのときに呼ばれていた局をミスコール 結構な騒音です。電源の内部温度も、実験以来見たことが無い60度を超えており、室温26度後半の我が納戸シャックに常時備え付けの扇風機の向きを慌てて変えました。
 この「CQラン騒動」は40分にも及び、都合20局呼ばれました。その中にはNo.114 の渡島支庁も含まれており、今後の運用スタイルにもう少し「ランニング」を絡める必要がありそうな結果となりました。
 そして、CQへの応答が少なくなった残り10分で297QSO・・・S&Pに切り替えて「あと3局」「あと2局」・・・とカウントダウン。そして最後のQSOが301局目・・・300局をクリアしてしまいました 何だ、やればできるんじゃんよ・・・と大満足

 結果分析は別記事に譲りますが、なんだかんだで300QSOを超えたのは嬉しい大誤算。何となく昨年の結果程度で満足してしまいそうだった自分に、期せずして「喝」を入れられたようなものです。アンテナの課題クリア(特に6mのアンテナ刷新)は勿論、符号間隔の微調整やCQを出すためのオペレーション環境の検討、そして各バンドの運用時間の最適化など、また一段上を目指すための材料も揃いましたから、総じて「充実の参戦」と言っていいと思います

 恒例の記念撮影はこれ。



 QRP運用にも関わらず空冷ファンまで回して奮闘してくれたTS-590の勇姿・・・ではありません。ローカル局のランニング周波数に肉薄する弱い局を呼び出す際に、「ローカル局の信号にAGCが引っ張られて上手く取れない」というシチュエーションでは、積極的にAGC切りを行なって拾う技を身に付けました。今まで半信半疑で実際にやったことは無かったんですが、結構有効な手段です。勿論、ゲインコントロールが利きませんから音量を気にしないと を痛めますが、これも「弱小局故の防衛手段」と言えるかと思います。

 以上、既に来年が楽しみになったコンテスト翌日の参戦記でした。
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QSOありがとうございました

またよろしくお願いします。

横で聞いていました

ALL JAお疲れさまでした!
今回、18県に移動してあるグループに参加させていただきました。明け方だっかたか、40mでどよよんさんからコールいただきました。残念ながらワタシはこのときオペレートでなくアシストでしたがQRPとは思えないくらい強く入ってきていました。

開始前にSSBでも聞こえていました。

JP1LRTさん、こんにちは。
移動されてたんですね。次回もまた宜しくお願いします。

嬉しいレポート!

ぶんきゅうさん、こんにちは。
おお、移動されていたんですね・・・そうか、超トップバンドの運用もそこからだったのかな?
40mでは、「本当にQRPなん?」と、過去にレポートを頂いたこともありました。「距離的な相性」のようなものを感じています。

300QSOですか~

コンテストお疲れ様でした。
仕事の都合で参戦できず・・。
ALLJA・・30年前の学生時代を思い出しますね~。
一晩中やってました・・クラブ局員として。

自分もクラブ局で・・・

EOSマンさん、こんにちは。
自分もクラブ局で騒いでいた一人です。25m高の八木群や80mのフルサイズダイポールなど、それこそ夢のようでした。当時はSSB運用主体、かつ今のように相互変調や抑圧に強いリグでは無かったため、随分苦労した覚えがあります。
あれからウン十年、まさか家の中で奮闘しているとは・・・まぁ、黙って運用しているところが大違いですが(^^;

Tnx QSO!

今回は3.5/14MHzでお相手いただき、ありがとうございました
3.5MHzでは最初ミスコピーしたと思いますが、コールサインを再送していただいたら「そういや以前に交信したことあるじゃん」と思い出しまして。そのおかげで14MHzでは一発コピーできたと思いますhi
また一緒に遊んでやってくださいな

No title

きこり@JH最大の難所さん、コメントありがとうございます。
改めて、貴重なマルチでのQSOありがとうございました。毎度、弱っちいであろう信号を拾って頂きまして、本当に恐縮です(^^;
当分は8mHの釣り竿と5Wスタイルで過ごそうと思っていますので、次回も「思い出して」頂けると光栄です・・・宜しくいお願いしますね。
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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