1SS106のすすめ

2016-07-09      
 少しだけ涼しかったのは明らかに雨のせい・・・それでも、インドア派には過ごし易い一日となりました。朝からちょっと圧迫感のあった段ボールをゴミ出しし、工作机をチャッチャと片付けてヘッポコ実験に興じることができる快適な一日

 このところ電力測定関連のプチ調査ばかりやっていたんで、そろそろ次のフェーズに進みたいわけですが、自分なりに「ここまではきちんと調べておこう」という『残務』を片付ける雨降りの午後になりました。漸くあれこれ片付いたんで、ここ一連のプチ調査で活躍してくれたデバイスであるちょいと古めのショットキーダイオードを紹介しようと思います・・・って、タイトルにバッチリ記されている1SS106のご紹介也

 電力測定用のショットキーダイオードは、1SS16⇒1SS43⇒1SS97という系譜・・・というか入手し易さで、これらの型番のものがポピュラーでしょうか。流石に1SS16は古いんで、もう枯渇したと言っていいと思いますが、その後の1SS43辺りは部品箱の片隅にへばり付いているかも知れません。自分は、1SS43の保有個数が減ったときに1SS97を10本程入手し、検波や電力検出用途ではこの程度の本数で十分かと思っていました。
 ところがこの1SS97が案外Vf が高く、0.3V程度は必要であることが後から判りました。こうなると、受動素子で組む-10~-20dBm程度の電力検出にはちょっとしんどいということが判り、「ここぞ」という時(どんな時かは、お読みの皆様のシチュエーションに当てはめて考えて下され・・・と逃げ口上)に使えるショットキーダイオードを探した時期があって、最初に見つけたのが1SS108。ところが、これを手に入れるのに手間取っていると、さらにVf が低そうな1SS106を見つけました。

 まぁ、電力検出がどうのこうの・・・なんてことはそうそう「工作日常的」には起こらず、長いこと手に入れずに放って置いたんですが、中華取引の合間の検索で見つけてややどっさり(といっても20本)入手しました。
 中華取引では「パチモン」を掴まされることを覚悟する必要があり、到着後に早速Vf を測ってみたのは言うまでもありませんが、特に問題はなかったよう・・・ここ数週の電力測定で威力を発揮してくれました。



 この記事用にスナップを撮るべく無作為抽出した1SS106のVf を測定してみました。かなり低いことが判りますね。この位のVf になると、(上手く作れば)-30dBm近くまで検出できる半波整流型で受動型の電力検出アダプタが作れます。表面実装型のショットキーを具に調べたら、この程度のダイオードは見つかるかも知れませんが、小型でガラス封入型としてはひょっとして「最後の一品」かも知れません。1N60よりも検波能力が高そうですから、ラジオ自作派の方々にもお薦めです。

 少し前までaitendoさんにも置いてありましたが、今は品切れとなっています。サトー電気さんには(今日現在)置いてありそうですよ
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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