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外付けスピーカに内蔵するフィルタ実験

2015-03-09      
 漸く形になった外付けスピーカに、元のスピーカ同様フィルタを入れようと考えています。簡単な回路でも結構有効なことは、元のスピーカで実証済み・・・できれば、設計を含めてきちんと押さえておきたい部分ですが、試行錯誤的な実験で何とかしちゃうのがここのブログ主の悪い癖

 LPFの設計は過去に何度もやっていますから、それこそ「計算通りに作りゃ動く」と言った代物・・・普通に考えればそうなんですが、どうもこのAF- LPFに限っては、算出された値に近い部品達で組んでもあまり上手くありません。どうも変な風に発振するというか、特にCWの場合は信号に同期して高い音調だと「チー」といった感じに、低いとブザー音のように歪んでしまいます。
 これは、元のスピーカでも苦労した部分であり、コイルを抵抗でQダンプして逃げた経験があるんですが、この処置も実はあまり理に適っていないんですね。
  常套手段としては、上にリンクを張った記事に書いてある通り「できるだけQを下げて設計=L多め」ということになるんだと思いますが、実はこのことをすっ かり忘れていて、「確か、算出値で作っても妙な歪みが出るんだよなぁ・・・」と思いつつひとまず算出値のまま組んだんですが、やはり・・・というか当ったり前ですが「妙な歪み」を再現 愚かな追試験をやった挙げ句に上手くいかず半日以上浪費・・・絶好の「引き籠もりの日曜日」が半分になってしまいました。折角「備忘録」を残しても、そのこと自体を忘れてしまってはねぇ

 ところがどっこい、今回のようなフィルタ作りに威力を発揮する強力な助っ人がスタンバイ・・・そう、APB-3の登場です。この測定器は1MΩと50Ωのインピーダンス切替が付いています。そこで、1MΩの方を使ってフィルタの入出力に設計インピーダンスに合った抵抗を入れて整合を取ってやればOK。低周波も20Hzから上が測定できますから十分、十分
 闇雲に組み替えるとまた遠回りしそうですから、まずはシミュレーションから。例によって・・・というか、未だに「Circuit Maker」を愛用していたりして



 とりあえず、SSB受信の比較的狭いフィルタとして準備したいLPFをシミュレート。カットされ始める周波数(いわゆる3dB落ち)を大凡2KHzぐらいとイメージして、市販のコンデンサ容量(10μF)とした様子が上のスナップショットです。コイルはFT82-77に適当に巻き、「秋月のLCRメータ」(DE-5000)で実測しました。
 ちなみに、同周波数で計算したLPFでは、コンデンサは同じ約10μFですが、コイルのインダクタンス値は約0.64mHと算出されました。計算値に比して、随分大きな値に落ち着いたことになります。

 そうそう、ここでLCRメータのお話を一つ。

 今回のコイルは、使用する周波数が低周波です。この場合、去年の暮れに苦労して再作したLCメータでは測定する際の周波数が高過ぎ、実際に使われる周波数(今回の場合は低周波領域)におけるインダクタンス値として上手く測定できません。そこで登場するのが、秋月LCRメータです。この測定器はL測定時の周波数が選択でき、特に1000Hzというお誂え向きのものまで付いていますから、今回の測定にはピッタリの仕様。
 逆にこの測定器によるL測定の最高周波数は100KHzであり、HF帯の上の方では誤差が出そう。再作したLCメータの測定周波数は500KHzなんですが、これでも高い周波数で使うコイルの測定となるとかなりの誤差含みであると思います。まぁ、秋月LCRメータよりは「ちょっと上まで信用できそう・・・」といった程度でしょうかね

 さて、本題。シミュレーションの正しさをAPB-3で見てやらないとね・・・。



 ちょっとカーソル位置が悪かったかも知れませんが、ほぼ「-12dB/oct」で6KHzくらいまで落ちています。若干山なりになっていることから、Qが1以下であることが推測できます。通過帯域内の減衰量もほぼフラットになっていますね。ここでコイルのQを上げるべく、コイルを解きながら(インダクタンス値を小さくしながら)測定すると、このフラットな特性が暴れてきます。この挙動を利用して、「Qは低めでそこそのカットオフ特性のLPF」を何とかひねり出せそうです。

 このフィルタをつないであれこれ聞いてみましたが、AM放送を聞くには「ちょっとこもり過ぎ」、SSBでは「ハイ側の混信減とノイズ減で了解度アップ、」、CWは「ノイズは低減したものの・・・」ってな塩梅。SSB用のLPFとして、狙った通りの特性となりました。

 さぁ、こんな感じでLPFを3種、HPFを2種作って完了・・・なんですが、HPFはそもそも100Hz以下をあまり気にする必要はありませんから、π型にしなくてもイイ感じ(=そこまで切れなくても大丈夫)です。さぁ、どうしようかな・・・

ピッタリのスピーカグリル入手!

2015-03-07      
 相変わらす外付けスピーカのユルユル製作継続中です

 一昨日、注文してあったスピーカグリルが届いたんですが、丁度合うビス(4mm×15mmくらい)がなかったため、昨日の帰りに東急ハンズ(通勤途中にあって、結構便利です)に寄り道して購入してきました。



 実はスピーカの取り付け穴の位置は、スピーカ口径が同じ・・・例えば8cmスピーカといっても、どこぞのメーカの何某毎に、さらに同一メーカの同口径のものでも微妙に違ってきます。その上、10cmや12cm用のグリルは直ぐに手に入るんですが、8cmのグリルはなかなか見つかりません スナップのものは、たまたまRSオンラインで見つけました。マニュアル上は、今回使用するユニット(TangBand W3-1053SC)と取り付け寸法がほぼピタリだったため、ちょっと不安はあったものの思い切って注文しました。

 ここまで揃えば、やはり取り付けてみたくなりますよね そこで、下拵え。スピーカユニットを内側に取り付けることで当たってしまう補強材を少し削りました。



 いざ装着



 特に苦もなく装着できました なかなかの面構えでしょ

 手前のスイッチ類はスピーカの左側に取り付けるんですが、スペースが思いの外狭くなってしまい、位置決めに苦労しそうです。最悪は、左端の補強材を削るしかないなぁ・・・などと考えつつ前面バッフルの取り付け・取り外しを繰り返していたら、上側の補強材の接着が緩んできたんで、この部分の接着をやり直してクランプで挟んでいます。

 今日、明日で塗装以外の部分は終えたいと思いつつ、微妙な穴開け、巻き数の多いコイル巻きなど、ちょっと面倒な作業が続きます。まぁ、プチ工作にはお誂え向きの天候・・・「ヒキコモラー」の本領発揮といきましょうかね

外付けスピーカ、仮試聴中・・・

2015-03-04      
 箱の形になってくれば「とりあえず聞いてみようかな・・・」と思うのは、スピーカ作りをしたことのある方なら解って頂けると思いますが、とりあえずスピーカユニットを取り付けて試聴してみることに。勿論、まだ完全に接着・成形してしまうわけではなく、あくまで「味見」です



 元々あったスピーカをどけて置いてみました。ゆくゆくは、下段のリグの横・・・小物入れの代わりに置かれる予定。6cmのスリム化は、結構な省スペースになりそうです。

 早速、中波のAM放送から試聴開始。お、こんな音か・・・かなりイイ線イッてます 流石にバスレフの良さが出て、中低音がアンプを一段入れたが如くなり、男性アナの低い声が抜けてくる感じに聞こえます。元のスピーカはもう一廻り大きい9cmのユニット。今回の8cmより低音方向には有利の筈ですから、苦労して組んだ挙げ句、「1cmの差」で負けたらどうしよう・・・と思っていたんですが、聞き比べてもその差がハッキリと解り一安心 低音の充実で「漸く高・中・低が揃ったな」・・・といった感じ。
 少しボリュームを大きくすると、接着していない上板がビビってしまうため正確な評価は未だできませんが、側面・背面は特に共鳴している感じはありません。横板には特に共鳴を嫌って入れてある「つっかえ棒」の効果があったかな 何れにせよ、吸音材はそれほど多くは要らないようです。
 肝心の無線関連の音・・・SSBでは、低音方向に特性が伸びたため「自然の声」に近づいた感じで、信号強度が強い信号ではHIFI感が増しています。CWでも低音域が非常に強くなり、元のスピーカではダラ下がりで迫力の無かった低音が、このスピーカでは200Hzくらいまではフラットに聞こえてきます・・・が、これはCW受信には特に必要ないですね 100Hz前後も暫し入念に探ってみましたが、妙な共振も無さそう。

 それにしても、8cmフルレンジとしては必要十分な低音域を醸し出しています。無論、低音が出た出た・・・といっても「重低音」がボンボン出たわけではありませんが、バスレフが奏功して高・中・低のバランスが良くなったと言っていいと思います。バスレフの場合、低音の調整はある程度吸音材で追いかけられますが、思いの外「悪い癖」がありませんから、上板の共鳴取りと背面バッフルで直接反射してくる音の調整を行えば良さそうです。側面は定番の「片面吸音材貼り付け」で行きましょうかね。

 今回のエンクロージャ設計では、便利なシミュレータ「Speaker Editor」を使ってみました。



 まずは、箱の大きさをそのままにして「密閉型」の場合のシミュレーションの様子です。スピーカの諸元は、多数のポピュラーなスピーカユニットのものが先に登録されていますが、今回チョイスした「Tangband W3-1053SC」はありませんでしたので、カタログからパラメータを拾ってプリセットしました。 200Hz辺りからなだらかに落ちていく形の周波数特性が見て取れますね。

 では、お待ちかね()の今回設計したデータを。



 あまり欲張らずに「低域をちょっと助ける」といった程度にダクトを設計しました・・・と言っても、良さげな長さをこのシミュレータで追い込んだだけです 実際、ダクト設計で低域のブースト特性を欲張ると妙な共振が起き、ボンボンといった感じ、或いは間延びした感じの変な低音が耳に付くようになります。まぁ、8cmのスピーカで低音をどうこう言ってもってなところですが、ダクトで欲張ると失敗する・・・など、この辺りは学生時代のスピーカ作成経験が生きていたりします。当時、こんな手軽なシミュレータはありませんでしたから、「手探りで試行錯誤」が常套手段でした(そういう意味では、1本のスピーカで目一杯遊べました)が、それに比べて本当に便利な時代になったのぅ・・・

 ・・・というシミュレーションを経て、ある程度アタリを付けて作り始めた外付けちゃん(うっ、また命名か)は、「AM放送をいい音でイージーリスニング」というコンセプトを含め、少しは長く使えそうなスピーカに持って行けそうです。この週末には塗装をして・・・と思ったら、何やら悪天候の様子 まだまだユルユル製作は続きます

箱が形に・・・

2015-03-01      
 ユルユルと進めている外付けスピーカ作り、漸く箱の形になってきたんで「記録記事」を残しておきます。



 今回は10mmの角材と15mm丸材を1/4の扇形に切断したもので面部分の接続補強をしています。最終的に全ての板を接着してしまうかは迷うところですが、とりあえず上板(っていうのか)については、角材を立てておいてネジ止めもできるようにしてあります。



 隅っこの拡大スナップです。内側ですから、多めのボンドで固定し、はみ出したものを無造作にティッシュで拭いています 濡れ雑巾やウェットティッシュで・・・でも良いんですが、MDF材は水分を吸い込んで黒っぽくなってしまうため、特に表側(見える側)は注意が必要です・・・って、まぁこの材料を使う方には「釈迦に説法」ですね



 上板を閉めた状態です。ここは一枚板になってしまうため、共鳴を嫌って斜めに角材の残りを渡してあります。さらに、横板(でいいよね・・・)については真ん中に「つっかえ棒」をして、これも共鳴を嫌って・・・って、まぁ「気休め」ですね

 もう少しボンドが乾いたら、内側にはサンディングシーラーを「反り止め」に塗ればひとまず「箱」としては完成なんですが、今日はこれから荒れ模様の様子・・・シーラー塗りはやはり「好天の日にベランダで・・・」が無難でしょう。
 前面と背面バッフルについては、暫くは「着脱可能」とし、あれこれ手を入れ易いようにしておこうと思っていますが、前面バッフルは「もう一工作」が待っています。明日にはスイッチ類が宅配便で到着しますんで、近い内にまたその辺りの進み具合を報告できると思います。が、仕事も忙しくなってきたんで、「ユルユルと・・・」は続きます。

外部スピーカの組み立て開始!

2015-02-25      
 長いことヘタレてたような気がしますが、3週間ほどの体調不良が終わりを告げそうです。こうなると、仕掛かっていた作りものが気になり始める・・・というわけで、昨晩から外部スピーカの組み立てを始めました。

 実は、色塗りに関しては上手く進捗しておらず、サンディングシーラーの上に塗る水性ニス・・・こいつの研磨(紙やすりで削って徐々に光沢を出していく)で躓いてしまいました。結局、MDFをブラックに仕上げるなら、先にステインで着色してからの方が良さそうで・・・って、この辺りは実際の着色作業に入ってから詳説しようかな スピーカ作りではある程度成形してから色塗りするのが王道ですから、ひとまず材木屋さんで正確に切って貰ったMDF材を木工ボンドで接着する作業を始めた次第。



 詳しい説明は要りませんよね ここで大活躍しているのが釣竿君をベランダに立てかける際に使っている「クランプ」(ラチェットバークランプっていうのかな)です。まぁ、無くても丁寧に組み立てれば・・・と思うでしょ いえいえ、これがあるとないとで、仕上がり精度が全然違ってきます。複数個あるともっといいと思いますが、まぁスピーカ作りを「本業」にするわけじゃありませんから1つで我慢。「上手く挟める」ということを念頭に順番を決めて組んでいきます。

 今回作るスピーカには、やや低域を補いつつ音圧的にも無理なくスピーカが動くようにダクトを付けます。主力機のTS-590は、無線以外にも中波ローカル局や短波放送を良く聞いているため、「振幅変調を綺麗に聞く」というのがオーディオ的コンセプトで、SSBやCW聴取時には得意のLCフィルタを内蔵させて・・・と、一石二鳥を狙っています。また、2m/70cm用のIC-821にも常時接続し、前面のスイッチで切り替えて聞ける・・・という正に「For my shack」な仕様に仕立て上げて完成です。
 ダクトは背面バッフルに・・・という手もあったんですが、まぁ前面から出た方が「隣の部屋」への音漏れが小さくなりますから、無線用としては良いでしょう。その分、スイッチ類の配置がちょっと窮屈。前面バッフル部分は何とか収まるギリギリの設計にしたため、スピーカとしてひとまず8cm の「ミニバスレフ向き」のものをチョイスしました。箱の形状が「正面が正方形に近い奥行きの長いもの」になりましたが、都合4リットル弱の箱ということで、8cmのチョイスはある意味理に適っているかな・・・と納得しています。もし気に入らなければ、10cmスピーカへの換装も視野に入れてあったりします

 能書きは兎も角、こうした帰宅してちょこっと貼っ付けて・・・みたいな軽い作業は、大いにリラックスできる時間 今日はスナップの所までとし、明日も1枚、明後日も1枚・・・みたいに「緩やかな作業進捗」を満喫したいと思っています。

MDFの目止め実験

2015-02-03      
 一昨日の日曜日からMDF材の試し塗装を始めました・・・といっても、今回のスピーカ作りはいきなり油性のペンキを塗って「ハイッ、終わり」・・・というわけではなく、ニスで綺麗に仕上げることを目標にしています。そこで、余計に切断注文しておいたMDFのピースを披験材料に、ネット情報の受け売りでまずは「目止め」の実験を行いました。

 今回使うMDF材は、細かな木の粉を固めたものであるため塗料を含めた「液体」の吸収力は相当なものであり、いきなり塗装するのは御法度・・・そこで、表面に皮膜を作って塗料が染み込まないようにする「下準備」が特に重要で、今回は「ラッカーサンディングシーラー」を用意しました。これは、木材の表面に塗ってはサンディング・・・研磨してはまた塗ってを繰り返し、皮膜層を作ることでその上に塗布するニスやラッカーが綺麗に塗れるようにするためのもの。乳白色のそれを溶剤で若干薄めて使います(水性シーラーの場合は水で薄める)。
 ネットの情報によれば、このシーラーを塗って十分に乾かした後、#240から#300程度の紙ヤスリで平面になるように擦り、その上にまたシーラーを塗って・・・と、この工程を数回繰り返すことで塗装面としてなめらかで平らなものにすることが目的で、最終的な仕上がりもこの工程で決まる との由。

 また、MDF材の切断面は表面よりさらに塗料の吸収力が高いため、砥の粉を使った目止めが推奨されていたりします。シーラーも目止めですから厚塗りしておけば・・・とも思いますが、切断面の目止めに対して砥の粉の効果は如何に といった部分はネット情報からではあまりよく判りませんでした。

 そこで、下準備として以下のような実験を挙行

 ・MDF材の表面にシーラー塗布⇒ペーパー研磨を何回ぐらいするとイイ感じなのか
 ・MDF材の切断面について、砥の粉処理した場合としない場合の差はどんなものか

 まずは表面の様子・・・シーラー塗布とペーパー掛け(#240)を3回行った後の表面の写真を。



 表面はツルツル、光をかざすとこんな風に光沢として反射していますね。MDF材が高級ツルツル材になったわけです(って、おい)。裏側は無塗装・・・これも写真で。



 こぼれたシーラーの痕が付いています 白っぽいややザラザラのMDF材はこんな感じ・・・断然違いますね。

 一方の切断面・・・砥の粉処理をしていないシーラー塗り1回⇒ペーパー研磨1回がこんな感じです。



 削りカスは綺麗に取り除いた状態ですが、シーラーが白っぽく浮いてしまっているのが判りますね。多分、もう一度処理するともっとマシにはなりそう。

 さぁ、砥の粉処理(砥の粉を2度擦り込み)を行った後にシーラー塗り1回⇒ペーパー研磨1回したのが下のスナップ。



 砥の粉が利いて、シーラーがきちんと皮膜を作っています。砥の粉未処理のものとは全然違いますね。若干白っぽい部分は、砥の粉の擦り込みムラの部分でしょう。



 少し判り難いですが、表面と切断面の「色味」はほぼ同じです。何となく砥の粉塗りのせいで切断面の色味が濃いめになるかなぁ・・・と思っていましたが、そんなことはありませんでした。

 さて、ペーパー研磨の道具は・・・



 紙ヤスリを四角い板材(これはホームセンターで¥10で売っていました)に巻き付けて擦ります・・・って、何のヒネりもありませんが、これで十分なようです。

 毎晩、帰宅して夕食を摂った後、廊下でセコセコ作業・・・狭い安マンションではベランダか廊下が作業場になるわけですが、流石に真冬の夜、ベランダでヌリヌリしていたら風邪を引いてしまいます。ラッカータイプの溶剤臭は強烈で家人に若干顰蹙を買っていますが、何となく「ふ~ん、こんなに変わるんだ・・・」という新たな発見あり。これは俄然、やる気が出てきました

 ひとまずこれで下準備である目止めの実験については完了とし、お次はこの板っ切れにウレタンニス塗りをしてみたいと思います。

外付けスピーカの本格製作・・・できるかな?

2015-02-01      
 どうも気が散るのは生まれ持っての性格かも知れません。小学校の通信簿の寸評に「落ち着きがありません・・・」と良く書かれたんですが、今に及んで電子工作モノにしてもあちこちに気が移るのが止められず、ちょっとずつあれやこれやに手を出してしまいます。まぁ、誰にも迷惑を掛けるわけじゃないんでいいんですけどね

 過日、トランス式の実験用電源を作ろうとあれこれ考えていたら、お誂え向きのものがヤフオクに出品されており、どう考えても「作るより安い値段」だったためポチったら、まんまと落札してしまいました。送られてきたブツは新品同様・・・早速ラックに乗せようとレイアウトを考え始めたら、一昨年に製作した外付けスピーカの横幅が無駄に大きいことに気づき、その上、奥行きがあまりないためスピーカの真裏がデッドスペースになりがち。もっと小さくならんもんかと思案した挙げ句、再作に踏み切るべくスピーカとMDF材の切断依頼をしたのが先週初めだったんですが、何と昨日の午前中までに揃ってしまいました
 こうもテンポ良く揃ってしまうと、さらに欲が出て「一回、きちんと塗装してみんべか・・・」と、ネットの製作記事を一巡、そして昨夕、隣町のホームセンタに出かけました。



 行きつけのホームセンタは、我が家からは流山電鉄という「単線」の電車で数駅行った先にあります。そんなに遠くないんですが、普段はここまでの道程も億劫だったり・・・。たまに行くと余計なものを買ってしまうのが常ですが、今回は目的がハッキリした買い物ですから、さっさと済ましてさっさと帰ってきました。



 ネット情報の受け売りで揃えた塗り物達・・・どうも、刷毛で綺麗に塗るのは至難の業らしいんですが、そもそも「無線のスピーカ」でインテリアとは無縁ですから、何れ大豪邸に住んで()パラゴンモドキを製作する時のための練習として()・・・もとい、要は「黒っぽいスピーカの箱」になればOK。そもそも、大部分をラックに入れてしまうスピーカですから、正面部分だけまともになれば吉・・・ということにします。いやいや、塗装なんて中学校時代の技術の時間(お、年齢バレ発言か) に作ったマガジンラック以来ですから、これでも「高望み」かも知れません

 昨晩は、ひとまず試し塗りなどせず「MDF 塗装・・・」などの検索ワードでひたすらネットサーフィン。すると、どうも油性ニスは(初心者には)扱い辛いとの情報 仕方なく今朝、水性のものと交換しに行ってきました。



 水性ウレタンニスは結構値段が高く、これ1本で今回使うMDF材が買えてしまう程(¥2,000弱)。油性の方が断然安いんですが、まぁ少しでも扱い易い方がトーシローには良いでしょう・・・精神的にもね

 ・・・というわけで、材料は全て揃いました。バタバタっと始めてしまったスピーカ作りですが、ユルユルと進めていきたいと思います。

外付けスピーカーの歪み解決

2013-05-03      
 今日は先日作ったリグのフタの奥行きがやはりちょっと長過ぎるなぁ・・・と思い、天板1枚分を切り取ってしまいました。その後、懸案の「外付けスピーカの歪み」をやっつけるべく、HPF/LPFの値の見直しと2回路のロータリースイッチへ換装を実施しました。

 HPF/LPFは、できるだけQを低くすべく何度も計算しました。方針としては「L多め」ということでFT82-77の巻き数を見直しが主体。結果的に、以下のような定数になりました。



 組み上げる最中には「R」は無かったんですが、ちょっと試聴してみると低Q仕様とした設計通りに少しは大人しくなったもののやはり歪みが取れず、結局Qダンプして落ち着かせることに



 超空中配線でお恥ずかしい限り ですが、コイルに潜らせて接続されている抵抗が見えるでしょう。6.8Ω×2で3Ω台にしています。全てのコイルにこの処置を施すと、スイッチ位置に関係なく歪みは殆ど無くなりました。

 その上で、新たに購入してしまった「Vifa TC9FD-18-08」を取り付けてみました。



 換装前のスピーカーとの差ですが、流石に元のスピーカーと音圧レベルが4dBほど違うため、リグのボリューム位置が少し変わりました(小さくなる方向)。比較的低音が良く出ているようで、9cmフルレンジなら結構良い感じの部類かと思います。
 無線用のモニターは、あまり機敏に反応するスピーカーでは聞き疲れしますが、このスピーカーは樹脂コーティングコーンで「紙臭さ」もせず、金属キャップが無い分不要な高音もありませんから、案外良い感じかも知れません。まぁ正直、10-12cmクラスの方が無難な気はしますがね・・・。

 ひとまず、これで外付けスピーカーは落ち着いたことにしておきます

注:「Vifa TC9FD-18-08」をもしお買いになる場合、スポンジ有りと無しがありますが、上記の写真のように取り付ける場合は「スポンジ無し」を選んだ方が良さそうです。このスポンジは「フォームラバー」と呼ばれており、スピーカー前面の枠部分に貼り付けられていて、要はバッフルに裏から取り付ける場合のクッションです。そうとも知らずスポンジ有りを購入(こっちの方が少し安い・・・)したんですが、これを剥くのがとにかく大変・・・。

外付けスピーカーの歪みの正体

2013-04-25      
 あまりにも稚拙な話で恥を晒すことになりますが、同じ轍を踏まぬよう記録しておきたいと思います。

 先日作った外付けスピーカーは、色形はともかく「少し大きめな音を出すと歪んでしまう」という所に不満が残りました。原因はスピーカーユニットと決めつけ、9cmという変な口径のスピーカーを使ったことを少々後悔しつつ、それでもほぼ同じ寸法で収まりそうなスピーカーを発見。F77Gは1000円くらいだし、こっちもそんなに高くもないから買ってしまえ・・・と、「Vifa TC9FD-18-08」なるスピーカーを購入。そして換装しようとスピーカーの箱を開けたんですが、ここで「本当のところ何で歪むんじゃろう」と疑問に思い、HPF/LPFをパスしてTS-590の外部スピーカー端子に直結。すると、綺麗に鳴るではありませんか

 そこで、HPF/LPFの接続をよ~く考えてみたら、使わない筈のHPF/LPFが中途半端にぶら下がるような位置で切り替えを行ってしまっており、妙な共振を起こさせていたというオチ・・・ 歪み方にクセがあるなぁ・・・とは思いつつも、あまり深く考えずにスピーカーまで買ってしまってちょっと失敗 嗚呼、またしても思慮が浅かったなぁと反省しました。

 本格修理は、HPF/LPFの個々のユニットが、使用しないときには完全に切り離されるような作りに持っていくことになるんですが、試しに「Lのみ」「Cのみ」でHPF/LPFを構成させてみたら、案外これでも効果があって、その上歪まず。そこでLC型のLPFを構成させると、やはり歪みが出てきてしまいましたが、元々のπ型メインで作った時より余程マシになりました。

 時間が遅くなってしまいあんまりピーピー、ブーブーできなくなったため、中途半端なフィルタ入りの外付けスピーカーになってしまっています。GWにでも直そうと思うんですが、さて新たに購入したスピーカーはどうしたもんか・・・。

引きこもって外付けスピーカー作り

2013-04-21      
 天気予報通りの悪天候となり、引き籠もり日和となりました。仙台の旧ローカルから「タイヤ履き替えたから外に出られん」とのメール・・・北陸から東北地方は雪も降ったようで、たまたま北陸の赴任先から車で上京していた息子が今日帰るため、しきりに天気を気にしていました。こんな様子を余所に、急遽引っ張り出したセーターを着てヌクヌクと工作三昧。
 今日のお題は、題名に書いた通り「外付けスピーカー」の製作です。実は昨日から着手し始め、木工作業をユルユルと進めていました。

 外付けスピーカーを作ろうと思ったそもそもの発端は、それまで愛用していた「NES10-2 MK3」を、手を滑らせてTS-590の上に落としてしまい、3mmほどの傷を付けてしまったこと。かなりショックだったんですが、要はリグ近くの正面にスピーカーが固定してあれば良いわけです。オークで手頃なものを購入しようかとも思ったんですが、たまたま百均で見つけたMDF(中密度繊維板)で作ってしまった「自在棚」に合うような大きさの方が良いだろうと、少し前から材料集めを始めていました。ところが、200mm×200mmのサイズのものが品切れ それも、都内数カ所に渡って探しても見つからず、結局ネット通販で購入しました。単純カットが無料だったため側面板の裁断を依頼して、単純に組み合わせれば「箱」になるようにして貰いました。
 サイズの制限から、スピーカユニット自体は10cm未満の口径からのチョイスを余儀なくされ、とりあえず「実験上等」ってな案配で、ダイトーボイスの「F77G」という何と「9cmフルレンジ」・・・変わり種を選びました。PPコーン&ラバーエッジという組み合わせで、明らかに「簡易防水」といった案配です。あんまりシャックに水を撒くような趣味はないんですが、メタリックな作りが何となく目を引いた・・・まぁそんなに大した理由ではありません
 どうせ作るなら簡単なLCフィルタを仕込んでしまおうと思ったんですが、「謎の小箱」より低損失なコイルは・・・ということで、透磁率の高いフェライトコアで自作。FT82-77を千石電商さんで購入し、ついでに秋月で以前から流行っている「緑のオーディオ用無極性コンデンサ」とロータリースイッチを購入し、HPFとLPFを幾つか組み合わせて使えるようにしました。

 TS-590のインプレッションの初っ端にも書きましたが、このリグの外付けスピーカー端子出力は、ヒスノイズが結構あります。大きな口径のスピーカでは全く気にならないでしょうが、ヘッドホンをここに接続すると「サーッ」というノイズが非常に耳障り 結果的にヘッドホン使用時は前面パネルの端子に挿して使っていますが、自作に当たっては高音部を少し落とせば使えそうなため、HPFの周波数設定を決めるのに苦労しました。シミュレータで試行錯誤した挙げ句に「まぁ、実験だと思えばいいか・・・」と折り合いを付け、まずは組んでみようと・・・やはり「実験上等」に落ち着きました



 狙った大きさ、フィルタの具備、ヘッドホン端子用ミニジャックも具備・・・出来映えはまずまずです。エンクロージャ内に吸音材(テトロンウール)を多めに押し込んでボンツキを軽減しました。まぁ9cmでボンツキが目立つってこともないと思いますが、得意の「おまじない」です。

 さて試聴・・・BGM代わりのAM放送は、フィルタOFFで普通に鳴ってくれます。「NES10-2 MK3」とは比べものにならない素直な音 この状態でフィルタをいじると、HPF側の「利き」の悪さはあるものの(これは設計時点で判っていたことですが、やはりタダのL+Cでは切れが悪く、π型にすべき)LPFはほぼ思惑通り(こちらはπ型)。また、ヘッドホンを接続してLPFをONでヒスノイズは聞き取れないレベルになりました。
 CWについては、設計思想上「リスニングの補助」という形で設計していますから「謎の小箱」の方がいい感じですが、LPFを入れるとかなり聴き易くなります。
 一方のSSB・・・これは狙ったわけではないのに試聴性が向上しました。LPFを軽めに掛けてノイズを軽減し、HPFでロー側を切ってやると、決して「いい音」ではないのですが「了解度の高い音」になります。

 ところが、問題が全くないわけではありません。小口径故、大音量にはやはり弱くて歪んでしまいます フルレンジではやはり10cmは欲しい所なんですが、このスピーカユニットの音圧レベルが低いことも災いして、ちょっと大きめかな・・・程度の音で歪んでしまいます。この点は「NES10-2 MK3」と殆ど差がなく、痛し痒しの状態です。スピーカーの収まり処が正に「目の前」のためそんなに大音量で聞くことはないですから、この部分は我慢できる範囲かなぁ・・・と思うものの、この大きさの別のスピーカーユニットでも試してみたいなぁと思ってしまいました。

 明日にはボンドが完全硬化するでしょうから、もう少し試聴を続けてみようと思います。
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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