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お手頃なWindows10マシン!?

2018-12-10      
 一昨日の土曜日、予てからの懸案であったマザーボードの換装・・・10年近く使ってきたマザーボードとCPU&メモリを交換してそこそこのスペックに仕立て直すことにしました。丁度、我が娘も「通勤に便利なコードレスイヤホン」が欲しいとのことで、昼飯を食いがてら、秋葉原まで一緒に行ってきました。
 幸い、気温は低いものの天気は良好。昼過ぎには肉を食らい、PCショップ一巡でお目当てのセットアップを購入し、帰りしなにコードレスイヤホン等々を買い込んで帰宅しました。

 帰宅後は、バックアップしなければならないファイルをバックアップしてから、徐にマザボ他を入れ替え。どうせならとOSもクリーンインストールし、BIOS設定もそこそこに一発で立ち上がりました

 今回のセットアップのコンセプトは、相変わらず「静音と低温の両立」です。筐体内にあまりゴチャゴチャと”ヨケイナモノ”を突っ込まないように考え、熱源になりがちなグラボも入れずに済むようCPUならぬ”APU”・・・AMD病は相変わらずですから、値頃感バリバリの”A12-9800E”をチョイスし、廉価なマザボと16GBのメモリという構成。この構成で、ビジネスユースクラス・・・Intelのi3やi5の低速CPU程度を目標にしました。

 CPU:AMD A12-9800E
 M/B:MSI B450M BAZOOKA
 メモリ:G.SKILL F4-2666C19D-16GNT

 万券3枚でそこそこお釣りが来る程度の部材購入で再構築・・・早速、PCMark10でBenchmarking



 今年の3月にSSDに換装した際の結果ではトータルスコアが1517でしたから、170%程度スコアが上がりました。確かにアプリの起動時間や描画速度は高速になりモッサリ感が消えましたから、実感できる程度に高速化したようです。
 そして、一番嬉しいのが静音性がさらに上がったこと。ファンの回転速度をBIOS設定で細かく設定できるため、定常状態では殆ど動作音は気になりません。真夏の”納戸”でどうなるかという危惧もありますが、楽しみでもあります。Ryzenシリーズの低TDPな奴が市場に出回るまでは、このAPUに頑張って貰いましょう

 以上、お手頃なWindows10マシンがひとまず完成したご報告でした

SSL化が面倒くさいずら・・・

2018-11-29      
 FC2ブログの独自ドメインが漸くSSL対応したんでやってみた。ところが、ブログ上の全ての画像へのリンク・・・このブログでも10個くらいはリンクしている画像やブログがあるが、これらを悉く"https://"に換えないと、ブラウザがブースカ言ってくるのだ。曰く、「おいおい、これじゃぁまだ半端じゃねぇか」・・・と。
 然るに、リンクを張っている相手が今や潮流たるこのSSL化に興味が無ければ、いつまで経っても自分のブログは半端モンになってしまうという理不尽・・・こいつぁ、かなり厄介だぞ。

 ネット関連の仕事を生業にしている身で宣っても仕方ないが、超簡単に”マハリクマハリタァ”の掛け声一発で解決するような”そりゅうしょん”は無いもんだろうか。

 詰まるところ当面はこの半端モンのブログをチマチマと直していくんだと思うが、この作業、時間が無駄なだけじゃなかろうか。

修正 2018.11.30>
 リンクは、触らなければOK。つまり、動的にロードしてくる画像の問題で、これが”http:”だとNG。


WW DX CW 2018 参戦備忘録

2018-11-28      
 今年のコンテスト出場納めとなる”WW DX CW”に予定通り参戦することができました。直前のアンテナ調整で、新型ステルス君の今までに見たことがない挙動を目の当たりにし、ひとまず20m専用の”ステルス君2.9号”として仕上げたのが前日夕刻。コンテストが始まるまでの朝の時間は、CW受信用のパッシブフィルタの接触不良を発見してこれを直したり、小型ディスプレイをセッティングした後にPCのリブートをすっかり忘れて一発で動作せずに慌てたりと、かなりバタバタすることになりました

 期せずしてフルサイズの20m用ダイポールでの開戦となり、「フルサイズではそこそこイケるかも」と20mで聞こえる局を呼ぶも、呼んでも見向きもしない中国本土とつながってもロシアのこっち側ばっかりで全く士気が上がらず、「やはり軒下ダイポール&QRPでは、SSN最低期は過ごせんな・・・」と、15時頃には”40mシングルバンド参戦”に切り替えて日没待ち。そして、日没に合わせて釣竿アンテナをセッティングしてここ数年の定番バンドで奮闘することに。

 今回は、今年のALL JAから採用している”1/4λ逆L”で参戦しました。短縮タイプに比してやはりその効果が・・・と、胸を張って言いたいところですがそう大きく変化した訳ではなく、逆にCONDXの支配項を云々する”素人無線研究家”の悪癖が出てしまい、この記事は参戦記ならぬ”備忘録”とすることにしました。

 今回の40m参戦では主にZONE14,15辺りに狙いを定め、結果的に新しいEntityを2つ(内、Band Newが1つ)増やすことができましたが、どうやらこれはCONDXによるところが大きいように思います。ちなみに、CONDX自体は1日目はそこそこ、ZONE14の信号強度が平均的に高かった2日目の方が良かったように思います。

 まずは、軽く思い返してみましょう。

(1)地磁気など

 まず、地磁気などの影響についてはかなり静穏な状態(コンテスト期間中、平均的K-indexは1)でした。かなり良い状態だったと言えると思います。

(2)SSN

 1日目のSSNはNICTの情報では7、同じく2日目は13となっており、2日目の方がMUF等の点で有利に働いたと思われます。打上角が比較的高い我がアンテナの設置条件では、この辺りの影響が大きいものと考えられ・・・はちょっと言い過ぎ・・・影響が大きいのではないかと素人無線研究家丸出しでそう思っています

(3)運用時間のメリハリ

 昨年同様、事前にVOACAPを使ってZONE毎の有利な時間帯をまとめました。すると、夕方と朝方・・・日没後と日出前に優位な時間帯があるZONEがはっきりと判りました。このことは、過去の出場経験から体験的に知っていましたが、要は相手の位置に対して夜間のエリアがどんな風に被っているかというだけ。それでも、これを先に知っておくとちょっと闇雲さが無くなって、狙いを付けてワッチしたり仮眠を取ったりできるようになり、運用効率が良くなったことは確かです。

 上記のままで終わってもいいんですが、それではヘッポコ魂が許さん・・・というわけで、過去の出場実績を当日のSSNとK-indexとぶつけてみました。



 ZONE数⇒エンティティー数順で並べています。2011年はまだ釣竿アンテナが登場する前であり無視するとして、それ以外の年は釣竿ベースであり、何らかのロングワイヤー系のアンテナを使っています。サイクル24の好不調により、各年のエントリーの仕方が違うんでそのまま比較するのも・・・とは思うものの、まぁ並べてみたわけです。

 この情報をざっと見ると、K-indexが低いことが1つの条件になるようです。2日間のK-index平均値が3以上と以下で大凡二分されています。この辺りは、過去の分析記事(って程でもないかぁ・・・)にも記してありますから、やはり「K-indexは2以下が吉」は目安にして良さそう。
 一方、SSNについてはあまり優位性がハッキリしないものの”40-50”くらいの方が、やはり有利に思えます。今回の出場では正直”SSN=0”の様子を知りたかったんですが、期せずしてちょっぴり黒点が現れていたんで、この確認は来年に回しましょう

 こうなると、信用できそうな情報は「K-indexだけ」ということになり、「VOACAPの予習」や長年の(ってほどでもないけど)経験による部分の方が大きいのかも知れません。



 もしも、もっとNewが増えたりAFとつながっていたりしていたら、この記事は”参戦記”になっていたと思います。参戦記になったら記念スナップとして貼られていたであろう「2日目の朝焼け」を、勿体ないので貼っておきます。ステルス君2.9号と釣竿君のコラボということで

ステルス君3号の準備完了

2018-11-17      
 来週末は”WW DX CW"が開催されますが、このコンテストには出場したいと思っています。SSN最低期であるここ数年は40m中心の参加になるため、特にハイバンドのアンテナは不要・・・となると、我が装備としては釣竿アンテナ以外は不要になってしまうわけですが、かなり前にぶっ壊れたステルス君もそろそろ”3号”として復活させ、15mで近場の環太平洋のポピュラーな場所の入感具合を確認するのも良かろうと、漸くアンテナの刷新を行うことにしました。

 今回の製作コンセプトは既にまとめてありますが、その核となるコントロール部の製作とコイル巻きが主な工作作業です。先週末にコントロール部の穴開けなどを行い、今日はコイル巻きを終えたんで、ここまでの経過をスナップ中心にまとめておきます。

 まずは、旧ステルス君から取り外したコントロール部。



 流石に5年余り風雨に晒されてさぞかし・・・と思ったら、日焼けしたケース外側に反して中は”現用"を思わせる状態でしたが、今回はコア以外は流用せず新たなボックスに入れることにしました。ちなみに、ケース自体も脆くなっておらず、Takachiの難燃性ケースは良いチョイスだったようです。

 実はこのケースは既に販売終了になっていますが、ステルス君のアップグレードはかなり前から画策していて数年前に同じものを購入してあったためこれを使用します。

 先週末の作業で、このケース加工作業は大凡終了していました。



 グランドを大きく取りたい部分には銅テープを貼ってあるのは前作の模倣ですが、今回はロータリースイッチにもぐるりと貼り付けてみました。左にあるのがインピーダンス変換コイルとフロートバランです。この辺りも前作同様に0.32φのラッピング線を使っていますが、巻き数は前作より多めに巻いています。この辺りは、完成した際に改めて記事にしたいと思います。

 今日巻いたコイルはこんな感じです。



 これも前作までと同じ40φの百均で売っているプラスチックボトルをぶった切って使っていますが、巻き線については自在ブッシュを使ってよりしっかり固定し、少しでも長期使用できるようにしています。真ん中が一溝空いていますが、これには特に意図は無く、自在ブッシュ切断時に「一つ多かった」というへっぽこな理由です ただ、この巻き方のお陰でかなりしっかりとしたコイルができました。0.8φのUEW24回巻きで20.6μH、重さは22gになりました。



 今回のコイルは「14MHzのトラップコイル」にする必要があり、コイルと並列に6pF程度の容量負荷を入れる必要がありますが、普通のセラコンなどでは防水に工夫が要るため、ここには7cm程の平行線を使いました。14MHzに同調しているかの確認には、久々にディップメータを使いました。



 これで、ほぼオールスターキャスト。あとは実際にエレメントを張ってつなぎ込み、延長コイル・短縮コンデンサを仕込んでいきます。白い板っ切れは、ダイポールの両エレメントを真ん中で支える"波碍子モドキ"です。そうそう、これも前作からの流用ですが、まだまだ大丈夫そうです。

 さぁ、準備は整いました。明日中には何とか、ステルス君3号としてデビューさせたいと思います

デカLCD入手・・・周波数カウンタ製作終盤の様子

2018-11-03      
 11月に入りました。季節が一気に秋めいて朝の通勤時は結構気温が下がりましたが、暑がり大魔王の自分にはもう少し下がって貰っても良い感じ とは言え、今ぐらいの気候がやはり過ごし易いと言えるかな

 周波数カウンタの製作も終盤を迎えました。このところはソフト作りとデバッグを空き時間に進め、漸く機能的には全部詰め込んだところです。1カ所デグった(Degradeした・・・ソフト屋さん、IT屋さんの業界用語ですね)ところを見つけるのに案外手間取った以外は、ほぼ思惑通り進めることができました。

 エンコーダで動作モードを選ぶ格好にしましたが、モードは全部で9個になりました。モード一覧表を以下に。



 まだプログラムメモリがジャブジャブ余っていますから、さらに動作モードを追加することも可能ですが、ひとまず上記の通りに具備しました。
 そんな中、”中華”のお買い物でデカいLCDを入手しました。ちょいとスナップショット



 大きさの比較としてテストで使ってきたLCDを右上に置いていますが、こうして見るとかなりデカいでしょ 液晶表示部が24mm×99mmもあります。これで老眼対策はバッチリ・・・って、ちょっと凹むなぁ

 表示中の右下の妙な数字は、温度センサ出力をAD変換して表示していますが、実はまだ配線していません。この辺りはケーシングする際にデバッグしようと思っています。

 そろそろケース加工・・・ここが一番難題ですが、きちんと仕上げたいと思います。

周波数カウンタの実装機能まとめ

2018-10-21      
 先週の木・金曜日は、毎年恒例の研修合宿でした。講師&引率者として参加するんですが、直前には相変わらずその準備にバタバタし、かつ残務を翌週に丸投げするのも恒例になってしまっています 2年目社員の啓蒙教育ですから、フレッシュな意見を聞くに付けハッとしたり、夜の懇親会でアニメヲタクっぷりを発揮して盛り上がったりで、案外自分自身が楽しめるものでもあります
 ただ、気付かぬうちに結構疲れていることが多く、昨日は午前中に”二度寝”してしまいました。気付けば13時近く・・・遅い昼飯を済ませてから、周波数カウンタ製作作業へ。

 昨日中には周波数カウンタに具備するロータリーエンコーダとスイッチのチャタ防止を施し、動作確認を済ませました。後は2.4GHzのプリスケーラ、クロックの直ぐ横に配置した温度センサ、クロック発振周波数の微調整に使うポテンショメータ、シリアル出力への結線が残っていますし、ケース加工もまだ・・・先はまだ長いです。今日のところは、実装する機能を先にまとめておきたいと思います。

 そうそう、機能のまとめの前に・・・この周波数カウンタの周波数特性をバラックの状態で測定してみたんで、その結果を掲載。アンプ部の回路は、先の記事で既に度々登場しているものです。



 今回の周波数カウンタはPICのタイマ1で測定していますが、カウント限界が110MHzを少し超えた辺りまで伸びています。ただ、上限辺りでは+7dBm程の入力が必要(これ以上になるとアンプが飽和してまともに測定できない)になるため、このカウンタの測定上限は100MHz、プリスケーラ入力でそれ以上の部分を測定することにします。まぁ、HF帯はそこそこ高感度に測定できそうで満足、満足

 では、実装したい機能をまとめましょう。

 ① 普通のカウント

 製作中の周波数カウンタのゲート処理には特徴があり、2つの1秒ゲートを連続・交互に動作させて1秒刻みで周波数を読み取っています。
 交互に得られる周波数データを順に表示させると1Hzゲートのカウント表示となりますが、例えば0.1Hzゲート(10秒ゲート)を作る場合には、10回分の周波数データを加算して表示することになります。
 このように、ゲート時間を10秒、100秒・・・として、mHz単位まで具備してもいいんですが、リアルタイムで測定するのは精々10秒ゲートまでで十分かと思われます。ひとまず、1秒と10秒ゲートの周波数表示を実装します。

 ② プリスケーラを使ったカウント

 2.4GHzまでの測定を実現したいというよりハンディ機の周波数確認で430MHzの測定を希にやりたくなるんで、ひとまず付けておいた感じです。1/64分周のプリスケ出力をゲート時間1.5625秒で受けるため、1回の測定で100Hz単位の測定ができます。10Hzまでなら10回分を加算して表示すればいいんで、この2つのゲート時間による周波数表示を実装します。

 ③ 平均値による10mHzオーダのカウント

 実験途上では、1秒ゲートで100回サンプリングしたデータを加算し、それを100で割って10mHz単位での表示を実現しました。1つのサンプリングバッファは32ビットにしていますから、この方法で理論的に430MHz弱まで同じようなカウントができます。つまり、100MHz(16進数で‭5F5E100‬)までは余裕の設計。
 1mHz単位にするためにはサンプリング数を1000(バッファ数を1000)にすればいいんですが、今回採用したPICではメモリ不足のためこの方法は使えません。そこで、10秒ゲートにして100回サンプリングにすると、32ビットバッファでは43MHz辺りでオーバフローするためこれもNG。詰まるところ、10秒ゲートでバッファを48ビットx100個にして解決・・・なんですが、果たしてここまでの測定は必要なのか
 そもそも、内蔵クロックである”LFTVXO009900”の安定度や10MHzに対する確度がしっかりしていないと意味が無いし、特に1mHzなどの測定はシリアルに逃げてPCで行う方が長時間測定にも有利ですから、実験済みの10mHz測定までを”本体機能”として具備することにします。

 ④ 内蔵クロックの調整

 ”LFTVXO009900”は外部からの電圧で発振周波数が可変できるため、確度の高い10MHzに調整できるよう、GPSモジュールからの正確な1Hzクロックを供給した状態で発振周波数を測定できるように回路を組んでいます。これで時折調整すれば、必要な程度の正確なクロック周波数の発振は担保できるでしょう。

 ⑤ 外部クロックによる周波数測定

 上記内蔵クロック調整の機能が具備できれば、GPSモジュールからの正確な1Hzクロックを使った周波数測定もできるはず・・・ですね。

 ⑥ 温度測定と周波数補正

 内蔵クロックの周辺温度は、温度センサーで常時測定できます。これを利用して周波数の偏差を表示できるようにしたいと考えています。もう一歩進めて”周波数補正”まで持って行けるとカッコいいんですが、この辺りは実験しながら考えたいと思います。

 ⑦ 周波数カウント値のシリアル出力

 カウントした周波数をシリアル出力する機能は、今回特に具備したい機能です。③の機能補完を含め、長時間の連続測定による測定対象の安定度観察など、これまで自分で手間を掛けて行ってきた部分を自動化できて便利になりそう・・・ただ、PC側のソフトも作る必要がありますね。これは、VB辺りでチャチャッと組んじゃいたいと思います。

 列挙すると結構なボリューム・・・当面はこれらを順に作り込んでいきたいと思います。

1/10,000,000分周の解決と周波数カウンタの仮組み

2018-10-14      
 買い物に行く時、結構な枯れ葉が落ちていることに気付きました。いよいよ家の前のケヤキ通りが秋の様相・・・と見上げるとあまり良さげに色付いてはおらず、やはり長く続いた夏の暑さと急激な気温の低下という組み合わせでは綺麗に仕上がらないようです。ただ、まだ全く色付いていないものもありますからもう少し”監視”を続け、いい頃合いになったらまた報告します

 直前のブログで課題とした1千万分の1分周は、結果的に8ピンDIPのPIC16F18313を2つ使って解決しました。この辺りをひとまずまとめておきます。

 新しめのPICには、タイマ1との組み合わせで指定したピンに分周信号をトグル出力できるコンペアモードがあります。これを上手く動かすと、ハードウェアロジックで以下のようにクロックが分周できます。

 ① タイマ1のクロックをFosc/4として入力
 ② タイマ1のプリスケーラで1/8分周
 ③ タイマ1とコンペア用のレジスタとの比較で最大1/65536分周
 ④ 出力をトグルモードとして1/2分周

 ∴ 4,194,304分周

 つまり、4.194304MHzの水晶があれば一発で1Hzが得られます。ソフト割込等は考えなくて良いため、初期化して知らん顔していれば勝手に1Hzが得られるといった寸法。でも、今回は10MHzからの分周ということで少々足りません。

 そこで、このPICを使うことを前提に一旦タイマ2で少し分周し、その割り込み処理を使って出力ピンのトグル制御を行い、これを別のピンで受けてタイマ1に入力するという作戦を立てました。

 ① タイマ2のクロックをFosc/4として入力
 ② タイマ2のプリスケーラは使わない
 ③ タイマ2で1/25分周
 ④ タイマ2のポストスケーラで1/5分周
 ⑤ 割り込み処理毎に出力ポートをトグル(1/2分周)
   ⇒ここまでで1/1000分周:10KHz
 ⑥ ⑤を入力としてタイマ1を動作させる
 ⑦ タイマ1のプリスケーラで1/8分周
 ⑧ タイマ1とコンペア用のレジスタとの比較で1/625分周
 ⑨ 出力をトグルモードとして1/2分周

 ∴ 10,000,000分周

 この仕様でプログラミングして実験しましたが、どういうわけか0.5秒毎にハイレベル出力が発振したような波形になってしまい、あれこれ弄っても改善しないことから2つのPICのタイマ1を使ってブレボ実験したら上手くいったため、上手く行かない原因を特定せぬままカウント部を組み立ててしまいました



 小型万能実験台(なにそれ・・・)にアンプ部と組み立てたカウント部を載せて動かしている様子です。奥の基板に並んでいる2つの8ピンDIPが、手前の基板の10MHzクロックを分周して1Hzを作り、これをゲートとしてカウント動作しています。入力はジャン測SGから10MHzを入力しているんですが、SG自体の周波数がずれているため10MHzピッタリにはなっていません。

 これで漸くブレボ実験は卒業しました・・・が、ここから順に機能を作り込む必要があります。エンコーダ処理やUSARTなどのI/O回りが中心ですが、2.4GHzのプリスケーラも搭載してありクロック切替処理なども入れ込んでいく必要がありますから、もう暫くソフト作りに精を出す必要がありそうですね・・・

クロックモジュールの換装

2018-10-06      
 10月は、多くの企業が”下期”と称する期の切り替え時期であり、当年度の事業計画を見直す時期。昨日は我がコマーシャル先も下期キックオフが催され、そのあと会社近くの飲み屋で・・・という流れになり、例によって”痛飲”してしまいました。朝起きてもまだ少し目が回っていて、ゴミ出しで階段を降りるのにやや緊張しました。

 仕立て中の周波数カウンタのアンプ部は以前に組み立て済みのものを使おうと思い、この基板に乗っかっているクロックモジュールの安定度を調べてみると、ここ最近の室温・・・25℃から27℃くらいの温度範囲でかなり動いてしまうことが判りました。そこで、評判の良い秋月の”超高精度”と銘打った奴を確認してみると、これでも±百mHz程度動いてしまうことから、ジャン測カウンタのクロックに使って好結果だった”CFPT-125シリーズ”の10MHzのVC-TCXO(LFTVXO009900)を使うことにし、ブレボ実験を経て換装することにしました。



 ジャン測カウンタの時と同様、またしても惑星探査機の如く4本足にしてDIP8ピンのソケットに挿して使うことにしました。この発振器は3.3V動作ですから近くにレギュレータを置きましたが、元のクロックモジュールの位置に上手く押し込めました

 この状態で発振器の周辺温度(スナップで発振器の上側にある黒頭が温度センサー)と発振周波数を長時間監視していますが、25℃から27℃の間で±30mHzに収まっているようです。この程度の変動なら、きちんとケーシングすればかなり安定したクロック源になりそうです

 そろそろカウンタ部をブレボから卒業させ、例によって秋月C基板に組んでみようと思うんですが、クロックが10MHzになったことから分周回路に工夫が要りそう・・・この休み中にやっつけたいところです

修正 2018.10.11>
 申し訳ない・・・秋月の超高精度クロックモジュールの周波数変動は単位が「ミリHz」です。いまさらですが、小文字の”m”を記入しました。

結局、周波数カウンタを仕立て中・・・

2018-09-22      
 先週の3連休で逡巡した挙げ句、GPSモジュールからの1PPSをゲートにした周波数カウンタをこしらえれば、どよよん無線技士が「まぁ、この程度で良かろうぞ」と思える”0.1Hz保証”は達成できそうなことから、ブレボにPICを乗せた簡単な環境でソフト作りに精を出し、漸く目途が立ったんで記事にしておきます。

 今回仕立てようとしている周波数カウンタは、PIC内蔵の16ビットタイマ2つを交互に動くようにして、GPSモジュールからの1PPSを連続で有効に利用できるように工夫しています。即ち、PICのタイマ1を2つ起動し、それぞれ1秒間を交互に測定するようにしています。これは、タイマ1を非同期モード、かつトグルモードとシングルパルスモードを併用して実現します。



 今回使用したPIC16F1769はタイマ1を3つ持っていて、それぞれ上記のモードで動作させることができます。外部から与えるゲートはトグルモードで扱うと、1秒刻みでON-OFFする信号をそのままゲートにできます(t1g_in)。
 その上、シングルパルスモードでソフト制御を上手く起動(T1GGOの制御)してやれば、1秒毎に2つのタイマーを交互に動かすことができます。これは、始めに起動したタイマが動き出したことを確認してから次のタイマを起動するだけでよく、16ビットタイマが複数内蔵されている全てのPICで実現できます。

 2つのタイマで交互にカウントされる周波数データは何れも1Hz刻みであるため、これを連続的に加算してその測定数で割ってやれば1Hz以下の計測が可能になります。今回は100回のデータを取って加算し、それを100で割って10mHzオーダーの計測をしています。
 この方式では、100回のデータ取得に達していない間は1Hz単位で、100回に到達したら100回前のデータを減算してからその回のデータを加算した上で平均値を求めています。

 こんな感じで組み上がったブレボのバラックの様子をスナップショット



 LCDの下段は、100回のデータ取得に達するまでのカウントです。これが100に達するまでは小数点以下は0で固定ですが、100回を超えたら過去100回分のデータの平均を表示するように仕込んであります。

 本当は1000回分を蓄積できると1mHzの分解能になりますが、1000個分のデータを取っておくためのSRAMを背負った市販のPICは少なく、無駄に28ピンのものを選択しなければなりません。まぁ、そもそも今回の仕組みで10mHzオーダーの精度が精一杯なんで、この仕掛けで十分でしょう。

 周波数カウンタとして形にするためには、GPSモジュールに頼らないで自走できるようにもしたいんで、もう少し検討を深める必要があります。この辺りが、次回の記事になっていくといいんですが・・・。

OCXOを半分直す

2018-09-14      
 三連休直前ですが()、一つ記事にしておきます。

 このところのメインディッシュであるGPSDOの周波数安定度の基準として使っていた、我が「周波数基準の神」であるOCXOの出力低下に気付きました。

 このOCXO・・・”MV89A"のカタログ値は50Ω負荷で”+7dBm”となっており、過去記事を確認したら購入時からレベル低下があったようですが、この度は”自作”ではあるものの、多分・・・いやきっと・・・いやいや辛うじて正確そうな電力計で測ったら、何と20dBm近く低い”-11dBm”という結果。これは、どこかがイカレポンチだろうとネット情報を漁ったら、やはりこのOCXOに付き纏う故障であることが判りました。即ち「出力のチップコンデンサの劣化」ということで、こいつを換装すべく100Wのハンダゴテとシュッ太郎の組み合わせでフタ外し。

 ターゲットのコンデンサの容量を測ったら51pF・・・本来は0.1uFの筈ですから、こいつがダメダメなのは明白。そしてこのコンデンサをちょいちょい突っついていたら、本体部分がポロッと外れてしまいました。



 こうなりゃ、このコンデンサの換装・・・同じ容量のものが無かった上にサイズも一回り大きかったんですが、0.01uFのチップコンデンサで埋め合わせ。



 この状態で出力を測ったら”+3.7dBm”まで上昇。でもカタログ値である+7dBmにはほど遠い感じです。回路図を追ってさらに怪しげな部分を見つけましたが、これ以上”Teardown”するには勇気が必要なため、勇気もヘッタクレも持ち合わせの無いここのブログ主は、元通りフタを閉めてしまいました。

 この処置により、出力が元に戻って・・・なら嬉しかったんですが、上記のような有様。それでも「神は神」ですから、このOCXOの安定度を信じて、もう少し活躍して貰おうと思います。
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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