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今更ながら、CW用オーディオフィルタ製作(その模擬)

2019-05-18      
 実はこのところ仕事で移動が多かったため、秋葉原に寄ってはBPFの部品を購入して揃っちゃってたりします。勿論、シミュレーションは完了・・・上手く動きそうな手応えもあり、それほど複雑な回路でもありませんから、この週末にバラックで組み立ててしまいたいんですが、流石に難しいかなぁ

 前回記事では、実現機能の確認とシミュレーション前のヘッポコ実験についてまとめました。今回はシミュレーションの様子などを記したいと思います。まずは先に、シミュレーションが済んだ回路を発表してしまいましょう。



 回路の骨組みたるオペアンプは電池駆動を前提にすべく、某秋月で売っている消費電流が小さいものの中からNJM3404を選び、一昨日購入しました。後からこの後継のNJM13404も売っていることに気づき、しかも10円安い・・・ちょっぴり損しちゃいました NJM3404のspiceモデルは新日本無線のサイトからダウンロードできますよ。

 各オペアンプは、回路図中のU1がバッファでありチョイ足し程度に増幅、U2からU4がBPFです。回路図の左側は仮想グランドを構成する部分ですが、実際にはここにもオペアンプでスプリッタを構成します。つまり、"8本足"が全部で3つという構成です。

 BPFは教科書通りの設計ですが、コンデンサの値については0.033μFで統一しました。これは、多めに購入して実際の容量を測定して選別できるようにするためです。
 一方、BPFを構成する抵抗(各3本)は1%誤差の金属皮膜抵抗を使うことを前提に、E24系で片付けられるようにしました。また、BPF個々に周波数の微調整ができるよう3つの半固定抵抗(VRx)を入れてあります。これは500Ωのボリュームを想定し、ほぼ真ん中辺りで調整できるように考えてあります。

 入力端にある"Vol"と表示している抵抗は、実際に組み立てる際に10KΩのボリュームを置くため、ボリュームを全開にしたイメージで入れてあります。

 入力側のC1、ヘッドホンが接続されるOUT側のC8は、フィルタの特性に影響が出ない値を探り、さらに少し余裕を持たせています。最終端の抵抗は、"仮想ヘッドホン"です。

 シミュレーション前の設計値については、ひとまず以下のようにしました。
 ・BPF-1(U2):cf=800Hz,Q=5 Ga:20dB
 ・BPF-2(U3):cf=650Hz,Q=7
 ・BPF-3(U4):cf=950Hz,Q=7

 センター周波数である800Hzに対してBPF-1がある程度の帯域を制限し、両サイドにもう少しQの高いBPF-2,3を配して追い込んでいくイメージです。また、BPF-1については10倍程度のゲインを与え、例の「幽霊っぽいフォルム」(頭が丸く飛び出すような感じ)を作り出そうとしています。

 では、まずは上の設計条件のままでシミュレーションした結果を以下に。果たして幽霊っぽくなっているでしょうか



 なるほど、当たらずとも遠からず・・・ですが、何やら3つのコブがありますね。ただ、トリミングの方向性は見えています。即ち、BPF-2,3をセンター周波数に近付けていきながら、BPF-1を微調整すれば良さそうです。

 シミュレーションは何度でも無料です()から、ちょいと値を弄ってはシミュレーション・・・を繰り返すだけですが、どこを弄るとどんな変化が現れるのかを観察しながら追い込んでいき、結果的にシミュレーション回路図の値で以下のようになりました。

 ・BPF-1:f=801.3Hz,Q=5.15 Ga:19.46dB
 ・BPF-2:f=685.4Hz,Q=6.47
 ・BPF-3:f=941.2Hz,Q=6.64

 それでは、お待ちかねの"幽霊"をご覧に入れましょう。



 如何ですか まずまず立派な幽霊フォルムです -3dB帯域は225Hz、前回記事で閾値とした-30dB帯域は732Hzになりましたが、これらは周波数の微調整でもう少し狭くも広くもできます。

 さぁ、これでシミュレーションはお終い・・・にしてもいいんですが、2つのテーマでもう少しシミュレーションを続けましょう。

(1)部品の誤差の影響

 BPFの成否は、構成部品の精度に掛かっています。今回、抵抗は±1%、コンデンサは±5%の誤差のものを使いますから、残念ながらシミュレーション通りの値にはなりません。そこで、個々の部品の値を精度の範囲一杯に振って様子見。抵抗は±1%の誤差ですから、流石にシミュレーション上も大きな変化は現れませんでしたが、±5%のコンデンサでは結構変化がありました。

 例として、BPF-2のコンデンサの片方(C4)を+5%の容量(0.033uF⇒0.03465uF)にしてシミュレートしてみました。



 向かって左の頭を殴られたようになってしまったんで、これを元のように戻すために他の部品の値を弄ってみたところ、BPFの中心周波数を可変するための半固定抵抗で調整可能なことが確認できホッとしましたが、それよりも、もう一つのコンデンサ容量を逆にマイナス方向に引っ張ると元の形に近付いていくことが解りました。



 こんな感じでかなり綺麗に元に戻る・・・ということは、2つのコンデンサを"ペア"として考えて選別すると、設計に近い特性で実現できるということになりますね。

(2)普通のBPFとの比較

 CWのBPFというと、単純にQが高めのBPFをセンター周波数を同じにして数段重ねて作るのが常套手段ですが、今回製作するものと何がどのくらい違うのか調べてみました。
 お相手は、このシミュレーション回路のBPFを全て"Q=7"(ゲインはない)にした場合のものです。同じセンター周波数の"Q=7"を3段重ねると、凡そ"Q=13"程度のBPFになると思います。



 流石にQの高さがモノを言いますね。お相手の方は-3dB帯域が59Hz、-30dB帯域が235Hzとなりました。オーディオ部だけでCWフィルタを作る場合は、この程度の切れ味があっても良さそうですが、問題は「過渡的な特性」・・・リンギングと残響が聴き易さに直結しますから、この点を比較して見てみましょう。



 今回製作しようとしているBPFの方は、帯域が広いことと"ガウシャンもどき"の効果で、トーン受信の頭から6msくらいで立ち上がっています。その後、若干のうねりが見られますが、15ms以内には落ち着いています。また、トーン受信が終わったお尻の方をみても概ね10ms程度の残響・・・それもかなりレベルが低いものになっています。
 一方、お相手の方は、頭の方が切れよく上がってこない・・・フワーっと大きくなっていく感じ、お尻の方もかなり長い残響を残していることが判ります。

 CWの通常のQSO速度をひとまず"25wpm"とすると、例の"PARIS"で短点1つの長さが48ms程になります。もし残響がこの時間以上続くと、次の符号の始まりと重なってしまいます。勿論、残響はかなり小さなレベルになっていますから、信号が引っ付いてしまうようにはなりませんが、頭の方の切れの悪い立ち上がりと相まって、かなり聴き辛くなります。さらに混信してくる局があれば、もっと複雑なシチュエーションになるでしょう。

 ただ、このお相手程度のQであればまだギリギリセーフのような気もしますが、今回の製作コンセプトはあくまで「リグの方に切れるIFフィルタがある」という前提で、状況によってオーディオ段で処理した方が聴き易い場合があるかも・・・といったものですから、逆に今回製作しようとしているBPFのこの応答特性には満足できそうです

 さぁ、後は作るだけとなりました。明日の日曜日を有効に使ってバラックまで持って行けたら褒めて下さいね(誰にだ、こら)。

今更ながら、CW用オーディオフィルタ製作(その序)

2019-05-17      
 先日の ALL JAの最中に「もう少し目的局のトーンが聞き易くならないかなぁ」と思い、やはりオーディオ部分での処理をもう少ししっかりした方がよいのではないかという疑念が浮かんできました。
 メジャーコンテストのローバンドのような超過密な状況では、リグのIF帯域を絞って凌ぐことになるため、果たしてオーディオ部で何を補ってもそれほど了解度が改善するとは思えない部分はあるものの、実際には、目的の局と混信してくる局との周波数の差や信号強度の差によっては、そこそこ良質なオーディオフィルタが活躍する場面もあるのではないかと考えたわけです。

 これまでのコンテスト参加では、昔作ったパッシブフィルタ・・・通称「謎の小箱」を使っています。これでも極端な高音・低音を抑えるため、いわゆる"ノイズ"はかなり低減し、何もないよりは圧倒的に聞き易くなるんですが、もう少し素性の知れたフィルタが欲しくなりました。

 CWフィルタとしては、目的の信号だけを取り出すQの高いバンドパスフィルタをこしらえれば済みそうですが、狭帯域にするほど顕在化する”リンギング”や”残響”を如何に抑えるかという相反する課題が出てくることは、CWをお楽しみの局長さんはご存知でしょう。我が愛機TS-590でも、流石に250Hzを割り込む帯域幅にすると聴き辛い音になり、かつノイズが変調されたヒュー(或いはポー)という音を聴かされることになります。

 リンギングや残響が少ないフィルタにはガウシャン特性に近いものが良さそうだということをJA9TTT/加藤OMのブログで学び、そのリンギングの測定方法も先のクリスタルフィルタ実験で心得ましたから、廉価な汎用オペアンプ利用の範疇でBPFを作ってみることにしました。

 まずは必要なスペックを簡単にまとめましょう。

 ① 機能は欲張らず単なるBPF機能のみとし、出力にはヘッドホンを使用する。
 ② ひとまず電池で動作するようにして、電源ノイズや回り込みを極力回避する。
 ③ 帯域幅はひとまず-3dB帯域を200Hz程度とし、スカート特性はシミュレータで実験的に決める。

 ①は単純明快・・・と思うでしょ いやぁ、そうでもないんです。作成するフィルタでガウシャンっぽい特性を得るには、中心周波数付近に特性が異なる複数のBPFを配置する必要があります。本当にガウシャン特性に近づけるためには4つのBPFが要りそうですが、ここでは大いにシミュレータを頼りにして3つのBPFで"ガウシャンもどき"を丁稚上げることにします。
 3段BPFでは、安価で入手が楽な2回路入りのオペアンプを2つ使うと1回路分余りますから、これは入力初段に置いてバッファとし、BPF特性が入力に引っ張られないようにします。

 ②も曲者・・・電池駆動はやはり大変なんですが、実は006Pの形をした公称電圧8.4Vの充電電池を使うことを先に決めてしまいまして・・・。何故かって 持っているのにあまり使えてないからです
 でもこうなると、かなり低い電圧から動くオペアンプを選ぶ必要があります。さらにこの四角い充電電池の容量は"200mAH"・・・コンテスト参加時間を24Hとすると(いやぁ、こんなにぶっ通しで出場できる歳じゃないんですが)、消費電流を8mA程度に抑える必要が出てきます。

 ③は記した通り、-3dB帯域を200Hz程度というひとまずの想定値を置いて、あとはシミュレータに委ねる作戦です。

 さて、ここまでの中で設計にかかわる幾つか未だ知らないことが見つかりました。それらを調べた結果をまとめて、このBPF製作の序章としましょうかね

(1)ヘッドホンを鳴らすための電力

 耳元で鳴るヘッドホンはかなり小さな電力で十分な音量を得ることができることは理解していますが、一体どのくらいの電力で十分な音がするのかよく解っていません。そこで、以下のようなヘッポコ実験に着手!

 ① 実際にコンテストで使用しているヘッドホン(Koss SportaPro)のインピーダンスを測る。
   ⇒テスターでの実測で、左右共"58.2Ω"であった。(公称インピーダンスは60Ω)
   ⇒モノラルで聴くように左右を並列接続するため、インピーダンスはこの半分の"29.1Ω"。

 ② PCのオーディオSGで800Hzのシングルトーンを出力し、これをヘッドホンで聴く。

 ③ 10秒も聴いているとヘッドホンを外したくなるような大きな音に調整する。
   ⇒PCのオーディオボリュームで調整する。
   ⇒通常はこんな大きな音で連続して聴かない音量を「必要十分な音量」とする。

 ③ ②の状態でオシロをつないで電圧を測定する。
   ⇒実測結果、Vp-pで1.7Vであった。

 ④ 測定結果より、電力を計算する。
 ということで、早速計算してみましょう!
 ・1.7V/2 × 1/√2 ≒ 1.20Vrms
 ・1.20Vrms^2 / 29.1Ω ≒ 49mW

 ただ、普通に聞いているレベルでは概ね30~40mVp-pであり、上記はあくまで最大値です、念のため。仮に40mVを平均として同様に計算すると”0.014mW”(14μW)・・・かなり小さいですね

(2)どのくらいの信号強度差で無視できるか

 今、フィルタの中心周波数に目的局の信号を捉えているとします。殆どの場合、混信局は中心周波数より上か下かにずれており、これがフィルタの減衰域の減衰量に伴って邪魔になるかならないかが決まります。無論、混信局の方が圧倒的に強い場合もありますがここでは少し話を単純化するために、目的局と混信局の信号強度が同じとしてどのくらいの信号強度差があれば気にならないか、自分の耳で探ってみました。これまた、ヘッポコ実験の極み!

 ① PCのオーディオSGで800Hzのシングルトーンを出力。

 ② ヘッドホンで聴き易い音量に調整。

 ② 適当に離調したトーンを同レベルで出力する。

 ③ このトーンのレベルを徐々に絞っていき気にならなくなったら、その時のレベル差を記す。

 (1)の実験を含め、PCのオーディオSGには"efu"さんのWG150を使用しています。このSGでは、複数のオーディオ信号を同時出力できるため、今回の実験には打って付けです。

 この実験は凡そフィーリングの世界ではあるものの、どうやらどよよん無線技士さんは、大体20dBダウンになるとあまり気にならなくなるようですから、マージンを取って"30dBダウン"を基準値に・・・この値は、フィルタのスカート特性をシミュレートする際の評価値として用います。

 以上、"序"はここまで・・・お後が宜しいようで

超久し振りのEスポQSO

2019-05-05      
 長かった10連休も残るはあと一日になりました。流石にちょっと”休み疲れ”の様相で、そろそろ仕事して~的な柄にも無い妙な感覚を味わっています。

 昨日辺りから”Eスポ”が活発になってきました。イオノグラムが6mまで上がってきそうになったら、時折リグに火を入れてワッチしていました。昨日は、放ったらかしのベランダモビホのSWRを測ったら結構高めだったんで、ひとまずリグ内蔵のチューナーでSWRを落とし、久し振りに茨城の移動局を呼んで無事QSO成立。電波が出ていることは判ったんで、今日は午前中早めの時間からワッチしていたら、午後になって沖縄中心のオープン・・・夕刻に1QSOとなりました。チューナーでマッチングした耳も悪い当局からのRSTは559、頂いたRSTは519。QRP運用でよくある信号強度差ですが、ひとまず更新成立です

 EスポでのQSOは、コンテストを除くと何と2013年の6月以来。如何に普段、普通のQSOをしていないかがバレちゃいますが、やはり6mの国内DXも乙なものであることを再認識しました

 さて、QSOした時間付近のイオノグラムを取ってみたんでお見せしましょう。



 山川(鹿児島県指宿市)のイオノグラムは、明らかに強力なEスポの出現を表しています。最高臨界周波数は17MHzくらいでしょうか。これが国分寺に現れると全国的なオープンになるわけですが、今日のような状態でも6エレクラス以上のビームアンテナなら、スキャッター(本州からならバックスキャッター)で結構遊べたかも知れません。

 ちょっと余談になりますが、最近のF層は本当に元気がありません。国分寺のデータにF層が見て取れます(高度300Km位の所にある赤い奴)が、臨界周波数は5MHzくらい・・・これでは40m(7MHz帯)がギリギリの感じです。20m以上の国内QSOは、余程のハイパワーと立地条件の良い高利得アンテナ、或いはFT8のようなデジタル通信でないと難しいでしょう。
 まぁ、今日の場合はEスポに助けられて更新した局も沢山いらっしゃったと思います。10mのFMにもオンエアされている局がちらほら聞こえていました。

 このイオノグラムは15分刻みで更新されます。ワッチしながらこのデータを見ていると、Eスポの出現予測や開ける方向・・・大雑把に南か北かが判ります。ちなみに、稚内や沖縄に強いEスポが現れても、本州の各局がその恩恵に預かれるかどうかは判りません。やはり国分寺のEスポ出現が、FB CONDXにつながると言えると思います。

 明日はGW最終日。特に予定も無いんで、またしてもワッチに精を出してノンビリ過ごそうかと思います。そうそう、さっきベランダモビホに簡易的にパッチンコアバラン(単にアンテナの直近の同軸ケーブルにパッチンコア)を入れ、グランド線を少し調整したら、SWRがベタ落ちになりましたとさ

ALL JA 2019 参戦記

2019-04-30      
 副題:昨年と代わり映えしない設備では、目標達成が課題 !?

 今年のALL JAは長いGWの初っ端になりました。毎年性懲りも無く参戦し続けていますが、SSNの低下で40m辺りも夜間は殆ど無理(というか、陽が昇ってもF層が壊滅的になっているイオノグラムをよく見かけます)ということもあり、参加数週前から80mのCW@QRPと決め、直前記事に記した通りの軽い準備だけで当日を迎えました。

 初日の朝方はまだ雨がポツポツ降ったりして気を揉みましたが、午後からは曇天ではあるもののひとまず雨降りの気配は無く、さっさとアンテナ上げの準備に着手。かなり寒い中での作業となりましたが、ものの30分で完了。そして、夕飯後に仮眠を1H程・・・図ったようにコンテスト開始時間を迎えました。

 今年の目標は昨年の結果を踏まえ、150QSO×40マルチを超えたら及第点とし、昨年の結果である154QSO×43マルチを超えたら祝杯を挙げることにしました・・・って、まぁ何れにしても飲むんですけどね

 21時開始からの80m参戦は実は初めてで、まぁ初っ端のカオスに5Wでついて行けるか心配でしたが、強い局を順に読んでいく形で・・・と思ったら、CTESTWINの設定があれこれ不足していて、何と開始15分から30分までの15分間はこの設定し直しに時間を取られてしましました。それでも最初の1Hで19QSOとなり、出鼻を挫かれた昨年よりスタートダッシュが利きました。

 ところが今度はマウスがカク付いて上手く操作できなくなり、電池を抜き差ししたり、PCを立ち上げ直したりしましたが改善せず・・・この状態がずっと続いてかなり難儀しました。マウスを激しく動かすと暫くはまともに動くんですが、直にまたカク付く有様。タスクマネージャを立ち上げて余計なプロセスを消したりしましたが、余り改善しませんでした。
 コンテスト当日は小さなサブ・ディスプレイを使うんで、こいつをつなぐと発症するのかも知れないと考えましたが、最早あれこれ弄るのは時間の無駄・・・とばかりに、カク付いたらマウスを左右に動かすといったオペレーションになってしまいました

 こんなアクシデントを抱えながらも02時過ぎまではかなり集中してS&Pし、02:32に100QSOを突破&マルチも39と、まずまずのペース。しかし、流石に3時台に入ると一気にDupeが増えたため、後2時間くらいの頑張りのための軽い夜食を食べていざ納竿時間(05時過ぎ)まで頑張らんと張り切ったんですが、4時を過ぎたら俄に風が強くなってきたため安全第一で04:33のQSOを最後に納竿としました。

 さて、この時点で昨年の同じ時間・・・納竿までの集計結果としてよりQSO数が15ほど足りず、マルチも1つ足りません。果たして、2日目夕刻の出竿時間からコンテスト終了までの2時間余りで取り返すのは難しいんじゃ無いかなぁと思いつつ、眠りにつきました。

 2日目は15時過ぎに軒下DPをLWに見立ててカップラで整合を取ってワッチ。すると、数局のロングCQが聞こえます。呼んでみたものの無視されるばかりなんで暫く放っておき、17時過ぎに再度トライすると2QSO増量することに成功 夕飯を食べて19時に出竿しました。

 取れていないマルチの中に例年は自然に埋まっている石川、京都があり、これを探しながらのS&P・・・それでも、そう簡単にはいきません。そこで、20時を回ったところでRunに切り替えたところそこそこ呼ばれ、20時台の20QSO中14QSOはRunによるものとなりました。5Wでも結構呼ばれちゃったわけですね

 最終的に昨年には及ばなかったものの、153QSO×40マルチで幕となりました。及第点は何とか貰えたかな

 さぁ、今年のスナップは・・・残念ながらもうネタ切れなんですが、ちょっと驚くべきことがあったんでこれを記しておきましょう。

 このところ、コンテストで毎度CQを出し、後からRBNを覗くのがパターン化しています。昨年も同じように参戦記事に上げてありますが、今年はこんなスポットログに・・・。



 何とWとBUにスポットされています 特にWのスポットのSN比が20dBとなっており、これなら短縮LWに5WでもQSOできそう。実は今回、20mちょいのビニール線をグランドとして適当にベランダに展開したんですが、これが打上角を下げた可能性が無きにしも非ず・・・いやいやきっと、当日のCONDX次第なんでしょうが、次のWW WPXでは是非80mも覗いてみようかと思いました。

 今年も総じて楽しめたコンテスト・・・QSO頂いた各局、ありがとうございました。

ALL JAのプチ準備

2019-04-21      
  昨日は夕餉の買い物の際、近くのマンションの植え込みにツツジを幾輪か見つけましたが、久々にカレー作りをしたら我が納戸の温度も27℃超に急上昇・・・季節は明らかに春になりましたね。

 詰まるところこの週末は、工作机兼運用机を少し片付けたり、古いブログ記事の間違い回路図を直したりして過ごしました。そう、4月初頭からの忙しさ大爆発を過ごし、遅まきながら"工作系”に少し気が行くようになりました 4月終盤を迎えて、今年のコンテストシーズンがスタート。JIDXはお暇しましたがALL JAには出場したいと思い、80m用のカウンターポイズの刷新に加えて、カップラの袂に入れているフロートバランの巻き直しをしました。



 数年前までは、主力バンドが40m以上であったことから、FT240-43に3D2VをW1JR巻きで13回にしていましたが、ハイバンドは暫くオサラバですから、よりローバンド仕様にするため15回巻きに。これで80mで3KΩ程度のチョークコイルとして動くようになります。勿論、この改良で交信局数が大きく増えるとも思えませんが、最早我が設備ではこうした”微改良”が精一杯・・・それでもALL JAはCWの通信訓練として出場しようと思っています。

 後は天気が心配です(雨が降ると面倒なんです)が例によって微弱電波でお呼びしますので、各局、是非拾ってやって下さいね

また横道に・・・古いMIDI音源入手!

2019-04-07      
 会社の新人の教育係を拝命されている身では、3月末から4月の頭は多忙を極めます。さらに今年は、部門の年間計画の発表も4月の一週目に重なり、例年より難儀しました。そうこうしているうちに我が家周辺の桜も満開を過ぎ、チラチラと風に任せて散っていく様も風情があるものの、二週余りの春の”祭典”も終わりを迎えつつあります。一方で、これから二ヶ月ほどは通勤が楽な季節を迎える・・・と思ったら、今度の水曜辺りは”花冷え”に逆戻りのようです

 相変わらず工作台の上は散らかっているままですが、何とそこに電子工作作業を邪魔する品が到着しました。



 ピントが甘いのは勘弁して下さい。YAMAHAのMU500というMIDI音源です。

 MIDI音源を使った”打ち込み”に填まったのは2000年前後の5,6年で、この頃は耳コピで数曲を専門サイトに投稿したり、オカリナとストリングスをベースにした自作曲作りに精を出していました。
 自分の実力的に、サウンドカードとして使っていたSound Blasterでサウンドフォントを鳴らしたり、当時のWindowsOSにはインストールできた”S-YXG50”というソフト音源で十分でしたが、そのうちに欲が出てきてMU2000/1000が欲しくなった頃、もう少し廉価なMU500が発売されました。「次のボーナスで・・・」なんて考えていたら無線熱が再燃してしまい、それ以来全く曲作りはしなくなりました。

 昨年辺りからまたギターでも始めようと、時折楽器屋さんを覗いたりヤフオクで良さげなギターが無いかチェックしたりしてましたが、その一方で音楽作りの再開も画策。今に及んではDAWが主流となり、MIDI音源でどうのこうのというのは時代遅れも甚だしいんですが、未完のMIDI曲を完成させたい気持ちがここに来て一気に溢れ出し、中古のMU500に手を出したわけです。
 この音源は、YAMAHAが提唱した「XG」というMIDI仕様で鳴らしますが、XGはパラメータをかなり細かくチューニングできることが特長。ここに凝ってしまうと曲作りはより「遅く」なってしまうものの、出来上がった曲にはそこそこ愛着が湧くようになります。

 今回は、ミニキーボードを新調(KAWAIのキーボードがへたれまして・・・)。何と簡易なベロシティ(打鍵に応じた音の大きさになる)が付いていて、遊びには丁度いい感じです。もし、今後も曲作りに精が出せるようであれば、ピアノタッチのキーボードでも購入しようかな・・・夢は膨らみます

 とは言え、春のコンテストシーズンを迎えたアマ無線系の活動にも力を注ぎたいところ・・・勿論、早く周波数カウンタを完成させなくてはいけませんね

やっとシリアルポート装着

2019-03-17      
 今週末は比較的ノンビリすることができました。まぁ、大半はダラダラ過ごしたことは言うまでもありませんが()、超懸案だった周波数カウンタの背面パネルの穴開け工作に着手しました。



 周りがとっ散らかっててお恥ずかしい限りですが、右下のシリアルポートが主役ですから余所は見ないで下さい

 シリアルポートをケースに取り付けたことがある方は「なんでこんなに寸法がギリギリなの」と思ったに違いないと思いますが、穴開け加工が非常に面倒な代物です。少しでも穴の大きさを誤ると上手く塞がらないんですね。加工精度として1mm程度の精度が必要なため、小さめに開けてヤスリで広げるのが常套手段・・・ところがここのブログ主は、ヤスリがけで生じる金属がこすれる音に非常に弱く、この作業に着手するのが超絶億劫なわけです。途中いろいろあったとは言え、結局3ヶ月ほど作業が止まっていたんですが、漸く取り付けることができました。



 下から煽って撮影したようになってしまいましたが、上側もきちんと塞がりました。寒気を催しながらの”ヤスリング”の勝利でしょう

 これで難関は突破しました。あとは、結線して完成に持って行かねば

2年前と同じシチュエーション

2019-02-25      
 敢えて宣伝するようなことでもないんですが、丁度2年前と同じようなシチュエーション・・・先週末、身内が入院することになりました。こうなると、本当に日々の動きが変化してしまうわけですが、幸いにも入院期間はあまり長くないようで、経過が良好なら今週末には退院の運びです。会社にはここ1,2週間の我が儘を聞いて貰えるよう交渉してありますから、準備は万全と言ったところでしょうか。

 2月は仕事の方がメッキリ多忙となり、持ち帰りの宿題で週末が潰れてしまいました。まぁ、今の立場では抗えない宿題であったためそこそこ気合いを入れて片付けましたが、いざ終わると「怠惰な時間」が欲しくなり、ネットサーフィンやらアニメ鑑賞やらで過ごしてしまいました。
 実はこの状況がもう少しの間続きそうであり、3月半ばを過ぎると、”来年度”のフレッシュな若者たちへの教材準備でバタバタしそう・・・つまり、暫くは「公私の公」が優先の日々になりそうです。

 そうそう、自分の陳腐なQSLカードを刷新、新しいQSLカードを業者に頼んで作りました。やはり、写真を使ったカードは綺麗で素敵・・・この辺りは、ちょっと落ち着いたら改めて記事にしようと思います

 ・・・というわけで、3月半ば頃には次の記事が書けるかな

DXCC100@QRPまであと3つ

2019-01-23      
 今年の1月はやれ新年会やら新年会やら・・・それもディープなものが多く、なおかつどういう訳か月曜開催続きで、一週間どんより過ごしています。仕事のエンジンがなかなかかからずちょっと持ち越し気味で進めていましたが、漸く最後の新宴会が終わって今日は仕事が一段落したところです。

 穴開け加工が完了していると思っていた周波数カウンタのケースに、シリアルポート用のD-SUBを取り付ける穴が空いていないことに気付き、その作業がまたしても億劫で止まっています。この調子じゃ春を迎えてしまう・・・何とか週末には仕上げようと思ったら、プロバイダの契約を新しい&安いプランに変えてIPv6対応にすべくWIFIの親機の取り替えに気を取られたりしてまだ終わっていません そこで今日は趣向を変えて、我がDXCCの現況をまとめておきましょう。

 Low Specな Windows10マシンとして安定に動いている我がPCに無線関連のツールのセットアップがほぼ完了し、改めてDXCCの進捗具合を確認するに至りました。過去のPCには”Logger32”をDXCC管理用にインストールしていましたが、それだけのために入れといてもなぁ・・・と取り止め、”Club Log”を使うことにしました。

 それでは、このログの使用方法云々は詳説せず、いきなり結果を掲載します。



 全バンドトータルで「96」となっています。JD1はカウントに入れていますが日本本土が抜けているんで、DXCCのカウントとしては「97」・・・DXCC100@QRP特記まであと3つになりました

 何と言ってもCycle 24のハイバンドは、たった5Wを焼べたダイポールで結構な数のエンティティと交信できています。WARCバンドの12mも結構な数になっていますね。6mも5エンティティー(VK,9M6,V6,DU,HL)・・・これもベランダのモビホ@5Wでの結果です。ハイバンド&6mのエンティティ数はSSNが高い3,4年くらいの間の交信結果ですから、太陽活動がモノを言うということが歴然と判ります。

 さて、このところ力を入れている40mですが、地味~にエンティティー数が伸びています。”Club Log”に少しズームアップしてみましょう。



 この辺りは40mの交信エンティティが他のバンドに勝っている部分です。CEとTIは40mのみ、同じ南米のHKや地中海の5B、欧州はZONE16の9A、ZONE15のOKなど、かなり広範囲にQSOできています。何年も粘り強くQSOしていれば、40mシングルでのDXCC100@QRPもイケるかも
 ここ数年はSSN低迷期となるためハイバンドでのエンティティー増量は見込めませんが、40m(以下)は”別物”ですから、このバンドに拘ってアンテナ周りの拡充をしていくのがいいかも知れません。

 ベランダの軒下ダイポールやモビホ、夜戦専用のベランダ突出ロングワイヤー(40m)で数年粘れば、CWならQRPでもここまでイケる・・・諦めかけのアパマンハムさんのエールになれば幸いです

長かった冬休みと秋月福袋

2019-01-06      
 この年末年始は有給休暇取得奨励日のお陰で十連休となり、「工作的な意味」でそこそこいろいろなことができそうと考えていましたが、計画通りにはいきませんでした。

 仕掛かりのケース加工は、大晦日まで順調に進めて穴開けを九割方終え、2日の年賀の寄り合い以外は特に予定を立てずにいましたが、元旦には急遽家族全員で初売りを覗きに大型スーパーまで行き、何やらあれこれと食材を買い込んだら、酒盛りの一日になってしまいました

 3日は、ちょいと買い物のつもりで隣町まで出た序でに初詣をすることになり、数年前からご無沙汰の神社に赴きました。神楽殿で巫女さんの舞を観たり、みくじを引いたり・・・と、新年気分にドップリ漬けとなりました。



 さらにその帰りには小さなレストランで早めの夕食となり、各々たらふく食って「また太るなぁ」「もう太っとるやろ」という突き合い、そして自分も結構飲んでしまい、この日もこれで終わっていきました。

 翌4日は、秋月八潮店へ。目的は無論、福袋(って、段ボール箱ですが・・・)を買いに。「10時半販売開始より前に着けばいいや・・・」くらいのノンビリした構えで準備したら、結局着いたのが10時40分。



 こんな風に列ができていて、都合20分ほど並ぶことになりましたが、何とか1箱5000円也をGet その後、店内を一巡しようとしましたが、この福袋が重いのと混雑の中歩き回るのがちょっと厄介で、そそくさと帰ってきました。

 帰って早速、中身をチェック。めぼしいところを列挙。

 ・某社の周波数カウンタ(~3.3GHz)、スレ少々で比較的綺麗
 ・USB顕微鏡
 ・HIDバーナー
 ・ダミーカメラ(防犯用)
 ・GaAs FET(高周波用)×1000
 ・チップコンデンサが一杯(但し4種類)
 ・レーザーポインター
 ・小さな電子手帳(おもちゃ)
 ・SANYO LM3865デジタル時計キット主要部品(古い秋月キット)
  ⇒12.8MHzのTCXO付属
 ・新春福袋の500円の奴

 その他、得体の知れないLSIが大量に入っており、これは処理に困るだろうなぁと困惑しています

 某社の周波数カウンタは日本では馴染みがあまりないもののようですが、海外では中古品が数百$で売られています。内部クロックはTCXO(±1PPM)、背面パネルから10MHzのクロックの入出力が可能ですから、正確なクロックを入れてやればそこそこ使えそうですが、流石にケース加工中のカウンタが完成したらもうそれ以上は要らないでしょうから、折を見て手放そうと思います。
 また、ガリヒ素FETも使えそうですが、流石に1000個も使い切ることは無いと思うんで、これもあちこちに配ってしまおうかと思います。
 500円の福袋も相変わらず玉石混淆ですが、BNCコネクタや高輝度LED、水晶発振子など使えそうなものも結構入っていて、これはこれで”有り”ですね

 果たして、5000円の価値はあるのかないのか・・・は、各人様々かと思いますが、まぁ遜色ない程度のものは入っているんじゃないかな これをご覧の秋月福袋を購入された皆さんに感想を聞いてみたいところです。

 さぁ、明日から仕事がスタート。おみくじの結果もまずまずでしたから、良い年になったらいいなと独りよがりに思っています。この”駄ブログ”にお付き合い頂いている皆さんにも幸多き一年でありますように
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どよよん無線技士

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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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