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CPUをちょっぴりグレードアップ

2021-08-16      
 今年の夏季休暇は、会社業務の都合で今日から始まりました。一昨日、昨日を合わせて都合9日間ですが、まぁ特に用事もなく・・・というよりも出掛けるのが憚れる状況ですから、ゴロゴロユルユルと過ごそうと思います・・・って、コロナ禍じゃなくても同じじゃんね

 先日娘と無駄話をしていたら、ゲーム「Final Fantasy」の初期バージョンのドット絵がリメイクされる云々と聞きました。「どうせ、ゲーム機向けの新しいソフトでしょ」と尋ねてみると、「おや、御父上、”Steam”はご存じなくって」と質問返し。なんじゃそれ・・・とちょいと調べると、どうやらPCゲーム向けのプラットフォームで、何と”ウイイレ”も動かせるようではあ~りませんか 処理能力が陳腐な我がメインPCで動くんかいな・・・と半信半疑でしたが、以下のように段階的に試していこうと考えました。

 ① まずは”Stam”導入&”ウイイレ”購入して動かしてみる
 ② ダメならCPUを換装
 ③ それでもダメならスリムケースを止めてミドルタワー&グラボ換装

 ③まで行くとマザボも替えたくなるだろうなぁ・・・などなど、改良したい虫が動き出しましたが、今のPCのレイアウトではスリムケースの収まりが非常にいいため、ひとまず②までやってみようということで進めることにしました。

 その前に、我がメインPCのスペックを記しておきます。

 ・マザー:MSI B350M BAZOOKA
 ・CPU:A12-9800E
 ・SDD:SATA600 512GB
 ・メモリ:16GB
 ・グラボ:GeForce 1030
 ・ケース:Aopen製スリムタワー 300W電源

 A12を使っている辺りで処理能力が低そうなことはお解り頂けると思うんですが、主にネットサーフィンとヨウツベ視聴、軽い無線系ソフトを動作させるには必要十分で、ここ2年くらいは全く不自由を感じていませんでしたが、グラフィカルなゲームをやるためには些かパワー不足。ケースも既に販売されていない10年選手、電源は2014年に換装しましたが既にヤバめの経年・・・と、本当は見直すべき部分が満載なんですね
 その上、スリムケースは廃熱と電源容量不足が必ず問題になるため、TDPが35WのCPUと消費電力の少ないグラボという組み合わせにして凌いできたわけですよ・・・。

 さて、①の”Stam”導入&”ウイイレ”購入については先々週のウィークデーに行い、実際にゲームをやってみましたがやはりカクカク動作でゲンナリ そこで、五輪開催による今年限りの3連休に合わせて②のCPU換装・・・AMDのCPU”Ryzen5 3500”を準備しました。



 このCPUはTDPが65Wであり、発熱がどの程度かによってはケースの見直しなどを含めた③の施策に突き進むことになりますが、そもそもHeavy Dutyな使い方は滅多にしないであろうことと、この辺りのCPUを搭載したスリムPCは実売品もあるんで「まぁイケるっしょ」と高を括ることに。

 久し振りにPCケースを開けたんですが、埃だらけを想像していたケース内部は案外綺麗で、側面ファンのフィルタを掃除機で吸う程度で済みました。丁寧にCPUを換装し、純正のCPUファン”Wraith STEALTH”をセットして電源ON・・・ところが、起動しません BIOSの画面さえ表示されない始末です。CMOSのリセットなど思いつくことはやり尽くしましたが、どうしても動かず。
 仕方なくCPUを元のA12に戻しましたが、CPUファンは”Wraith STEALTH”のままとしてPC電源を入れると、まぁ普通に立ち上がりました。ここでCPU温度を測ってみると、平常時でも軒並み50℃を超えていたものが40℃台に止まっています。まぁ、かなり大きなファンに替わったわけですから当然のことなんでしょうが、このままでは万券2枚でCPUファンを買っただけということになり大損間違いなし

 この状態で、やや自棄的に”ウイイレ”をやってみました。すると、カクカクしていた画面がスムーズに動くじゃあ~りませんか 恐らく、CMOSリセットによってPCの内部的な再構築が行われ、どこかにストレスがあったものが解消されたんだと思います。
 ただ、このままでは折角購入したRyzen5は日の目を見ませんし、無駄な買い物になってしまいます。そこからあれこれ情報を集め始めると、どうやら今のマザボに載っているBIOSがRyzenの”第三世代”に対応できていないことを突き止めました。
 Ryzenの第三世代は2019年5月に発表された比較的新しいものであり、このときにMSIの発表済みマザーではBIOSのアップデートで第三世代に追随させた経緯があったようで、A12ユーザである自分には知るよしも無かったわけです。つまり、今回たまたまRyzen5の第三世代を動かすには、BIOSのアップデートが必須だったということですね。

 早速BIOSをアップしてRyzen5に換装し、再度CMOSリセットを行って試行錯誤を繰り返すと、何とか新しいCPUで立ち上げることができました。ただ、新しいBIOSはグラフィカルで扱い易かったものからテキストベースのものに。どうやら新たなCPUに追随させるためにBIOSの書き込み領域を圧縮する必要が生じ、結果的にテキストベースになったようです。少々扱いづらいですが、設定が必要な項目はほぼ網羅されているようです。

 このCPUの換装により”ウイイレ”は動くことは勿論、Excelを始めとする他のアプリが素早く立ち上がるようになりました。また、室温の高いこの時期にゲーム実行中は60℃を超えていたCPU温度は、ファンの大型化のお陰で50℃そこそこまでしか上がらなくなったのは嬉しい誤算です TDPがほぼ倍になったのにねぇ。

 さて、お待ちかね・・・PCMark10でベンチマーキング



 まぁざっと、ビジネスユースや軽いWeb・動画視聴では全く問題ない程度にはなったようで、今流行のゲーミングノートPCより若干劣る程度かと思われます。SDDがSATA600仕様で500MB/s程度の読み書き速度キャップ(シーケンシャルアクセスの場合)があるため、これをM.2にして速度を上げるともう少し改善しそう(少なくとも2000MB/sくらいになりそう)ですが、そこまで必要か悩んでいます。上の方に書きましたが電源がそろそろ8年目を迎え、予防保守的に交換しておくのが良さそうなんで、さらに手を入れるならまずは電源換装でしょうね。夏季休暇の間にやっつけちゃおうかな

2021.08.18> 換装したCPUの型番が間違っていました・・・”3500”が正解。

年越し前に無線用ソフトを整える

2020-12-30      
 贅沢にも9連休と化した冬休みの中日を迎えました。この冬休みのテーマは”減酒”・・・日々飲む量が増え過ぎたと自覚し、この3日間は完全な禁酒を敢行すると、何やらお腹の具合が良くなったり多少腹回りがすっきりしたりと、そこそこ効果が見られるようになりました。流石に明日の大晦日の晩と元日はそこそこ飲みたいと思いますので、もう一晩は禁酒を継続します。

 一昨日、PCとIC-705の連携を強化すべく、これまで"CTESTWN”との接続は周波数の読み取りだけしかできない状態だったのを、USB接続のみでCTESTWINからのキーイングもできるように設定し、何とか動作できるようにセットアップが完了しました。本当は11月の終わりに開催された”WW DX CW”までにセットアップを済ませておけばもう少し楽な参戦ができたと思うんですが、ここに来て漸くキチンとした感じ。これで、”TURBO HAMLOG”を含めたよく使うソフトとの連係動作はできるようになりました。

 USBx1本で綺麗に片付いてしまうと、折角免許はあるのにTS-590では取っ付き辛かったデータ通信も覗いてみようと、IC-705でデータ通信(といっても、FT8一択ですね)に関するセットアップを行いました。
 ところが、”WSJT-X”の最新VerをインストールしていざCI-Vで接続しようとすると、まだ新参者であるIC-705の選択を”WSJT-X”ではできるようになっておらず、仕方なくIC-7300として設定してIC-705のCI-Vアドレスを変更してつながることを確認・・・結局、”CTESWIN”と”TURBO HAMLOG”の設定もIC-7300でイケるように設定し直しました。

 昨日はちょっとだけ大掃除(ってことは小掃除)をしながら、時折”WSJT-X”でFT8をワッチしたり40mのCWで呼んでも振られたりしながら過ごしていると、「そう言えば、このところのコンテストログを”LoTW”にアップしてないなぁ」と思い出し、”TQSL”を動かそうと思ったら「ない」・・・プログラムが入っていませんでした。
 入っていないものは入れればいいわけで、”TQSL”の最新版をダウンロードしてインストール。そして、証明書を入れようとしたら”期限切れ”との由。そうでした。”LoTW”には期限があったんでした 早速、証明書の再発行依頼を行いARRLからのメールを待ちましたが、流石に昨日中には返信無し。

 今朝起きたらLoTWの証明書が到着していたため、早速”TQSL”を整えました。結果的に2018年一杯のデータはアップされていたため、2019年以降のQSOデータをアップしました。いわゆる”worked”は現在98エンティティですが、”LoTW”でConfirmされているDXCC数は85になりました。QSOデータは、”eQSL”と”Clublog”にもアップしました。

 さぁ、ここまで整頓されてくると”CTESWIN”と”TURBO HAMLOG”も最新版にアップデートし、ひとまず全ての環境がピッカピカの”最新版”になりました。



 これでひとまず、無線関連ソフトの”大掃除”は完了ということで

グラボを替えた覚書

2020-09-14      
  今日は9月に鏤めた夏季休暇の内の1日分でした。昨日、今日が非常に涼しく、結局ノヘ~っと過ごしてしまったことは想像に難くないでしょう。今日は久し振りに夕飯を豪勢に・・・と考えて、純和食を仕込んでみました

 一昨日の土曜日から都合三連休になったため、ネットサーフィンやユウツベでノヘ~を満喫していたんですが、今朝方からPCのマウスの挙動不審が顕著になり、ネットサーフィンが難しくなってきました。マウスがカクカク動くため、思いもしないところをクリックしてしまうような有様・・・これではねぇ

 実は8月の真ん中の日曜、それこそ随分と前に買ってあったGeForce1030をPCに導入しました。これ、とあるゲームの動作がままならなかったために購入し、買ったことで満足してしまい随分経って導入したわけですが、9月の月例の”Windows Update”(Windows Updateの月例は毎月第二水曜日となっています)の後辺りからマウスの挙動がおかしくなり様子見していました。しかし、どうにも操作支障となったため、今日は定番のドライバのクリーン再インストールを行いました。

 元々、AMDのAPU(CPUとグラボが一体になった処理装置)を使っていたため、GeForce1030を導入する前にAMDのグラフィックドライバをキチンと削除しておくのがいいんですが、まぁ大丈夫と過信してNvidiaのグラフィックドライバを入れてしまったのが不味かったようです

 Windowsのこうしたトラブルの解消法はインターネットに数多の情報があり、特にグラフィックドライバに関するトラブルシューティングは数多くありますが、結局はインストールしたいドライバと同種のものは先に削除しておくことが定石 それでも、結構手間だったりするんでついついスキップしてしまうんです 特に何年も自作PCに手を染めた奴らは、この轍を踏み易いんですね

 今回は、比較的ポピュラーな”DDU”(ドライバ削除ソフト)を使って、AMDのグラフィックドライバ削除⇒Nvidiaのグラフィックドライバ削除の順で処理し、改めてNvidiaのグラフィックドライバをインストールしたらマウス動作が安定・・・元に戻りました。

 今回導入したグラボがこちら。



 これが新たにインストールしたグラボ・・・こいつを入れたせいで筐体内温度、特にチップセットの温度が動画再生時に60度台になってしまいましたが、3D表示を含め確かにストレスは少なくなりました。

 長年使ってきたミニタワーは廃熱設計がショボいため、これ以上の改善は見込めないと思いますが、今は室温が高い季節()ですからこの状態でもう暫く様子見したいと思います。

お手頃なWindows10マシン!?

2018-12-10      
 一昨日の土曜日、予てからの懸案であったマザーボードの換装・・・10年近く使ってきたマザーボードとCPU&メモリを交換してそこそこのスペックに仕立て直すことにしました。丁度、我が娘も「通勤に便利なコードレスイヤホン」が欲しいとのことで、昼飯を食いがてら、秋葉原まで一緒に行ってきました。
 幸い、気温は低いものの天気は良好。昼過ぎには肉を食らい、PCショップ一巡でお目当てのセットアップを購入し、帰りしなにコードレスイヤホン等々を買い込んで帰宅しました。

 帰宅後は、バックアップしなければならないファイルをバックアップしてから、徐にマザボ他を入れ替え。どうせならとOSもクリーンインストールし、BIOS設定もそこそこに一発で立ち上がりました

 今回のセットアップのコンセプトは、相変わらず「静音と低温の両立」です。筐体内にあまりゴチャゴチャと”ヨケイナモノ”を突っ込まないように考え、熱源になりがちなグラボも入れずに済むようCPUならぬ”APU”・・・AMD病は相変わらずですから、値頃感バリバリの”A12-9800E”をチョイスし、廉価なマザボと16GBのメモリという構成。この構成で、ビジネスユースクラス・・・Intelのi3やi5の低速CPU程度を目標にしました。

 CPU:AMD A12-9800E
 M/B:MSI B450M BAZOOKA
 メモリ:G.SKILL F4-2666C19D-16GNT

 万券3枚でそこそこお釣りが来る程度の部材購入で再構築・・・早速、PCMark10でBenchmarking



 今年の3月にSSDに換装した際の結果ではトータルスコアが1517でしたから、170%程度スコアが上がりました。確かにアプリの起動時間や描画速度は高速になりモッサリ感が消えましたから、実感できる程度に高速化したようです。
 そして、一番嬉しいのが静音性がさらに上がったこと。ファンの回転速度をBIOS設定で細かく設定できるため、定常状態では殆ど動作音は気になりません。真夏の”納戸”でどうなるかという危惧もありますが、楽しみでもあります。Ryzenシリーズの低TDPな奴が市場に出回るまでは、このAPUに頑張って貰いましょう

 以上、お手頃なWindows10マシンがひとまず完成したご報告でした

中途半端なWindows10マシン

2018-03-25      
 思いつきで購入したSSDにはやはりWindows10をクリーンインストールすることにして、先週末はメインPCにSSDを載せてWindows10をインストールしました。マザボが8年位前のもので上手く動くか心配だったんで、既存のWindows7とのデュアルブートとして設え、様子を見ながら徐々に環境を移植しましたが特に問題なし・・・と思ったら、エラーイベントが結構出ていてこれを駆逐するのに結構な時間を費やし、さらにTVキャプチャの番組情報更新が上手くいかない不具合を潰すのにも相当な時間を取られ、先週末は結局この作業で終わってしまいました

 一週間を経過して漸く安定した我がPC・・・体感的にSSD使いとなったことでかなり高速化し、動かないんじゃないかと懸念していた各種のツールも動作し(愛用している超古い”Circuit Maker”も使えたり、”GigaST V4”の表示ソフトも動いたり・・・)、Windows10&SSDの導入には満足できましたが、SATAⅢのSSDに対してSATAⅡしか持たないマザボ(転送速度が半分ですね)、トレンドにはどう考えても速度が届かないCPU(Athlon Ⅱx4 605e)で、「最近のPCに比してどの程度劣るのか」という自虐的な計測をしたくなり、久々にベンチマークしてみました。使ったのはPCMark10・・・ゲーム系でなくオフィス系APLに関連した処理能力を測定するには、打って付けのベンチマーカーです。

 恥ずかしながら()結果を掲載しちゃいましょう。



 ま、予想に違わずロースコア ゲーミングPCとの比較はグラボの性能がモロに効いてきますから論外としても、Office PCとしても少々見劣りしますね。やはりCPUとマザボ、メモリの換装は、さっさと済ませたくなりました。換装が済んだら、また同じようにベンチマークしてみましょうかね

ディスプレイはグレアに限る!?

2016-10-06      
 あっと言う間に神無月・・・とは言え、今日はまたしても台風到来でジメっと暑めの日になりそう。衣替えで下ろした上着が既にしっとりとして気持ちが悪いです。

 難儀なブログ改修は終わったものの相変わらず仕事が忙しくてままならず、無線関係・・・というかへっぽこ電子工作もお座なりになっています。さらに今週末はACAGが開催されますが、この準備にも全くの手付かず。このコンテストでデビューを待つ「小物」があったりするんですが、どうも興が乗りません。

 そんな中、先週末の土曜は持ち帰りの仕事を片付け、翌日曜は工作机の周辺を片付け、「さて、放ったらかしのツートーン発振器を組み立てるか」と漸く工作に着手しようと準備していたら、我がメインPCのディスプレイが俄かに動かなくなってしまいました。ケーブルの接触やらパソコン側の不具合調査やらを行った上、娘のパソコンを使って切り分け、詰まるところディスプレイの故障と断定しました。
 他の電気製品同様、ディスプレイの修理は「もう一台買えるほど」の費用がかかります。保証期間内ならまだしも、既に5,6年使っているはずですから修理は端から断念し、Amazonで品定めを始めました。

 我がパソコン環境では三菱のディスプレイを歴代使ってきており、一代前のものはまだ息子のパソコンのディスプレイとして現用していますが、ここ数年の間に三菱がパソコン用ディスプレイを販売しなくなってしまいました。そこで、自分の中の次点メーカーである「iiyama」に的を絞り、早く入手できるもの、かつ収まりの問題から23インチ程度のもの・・・となると、お気に入りの「グレア」は(Amazonには)無く、仕方なしにノングレアタイプの「XB2481HSU-B1」をポチッとな。
 このディスプレイは、画面の高さと角度が大幅に可変でき、寝っ転がって動画を観るにも座って回路図を見るにも好都合・・・その他はまぁ普通のディスプレイです。

 翌月曜の晩に到着、早速綺麗めの動画を見てみると、やはりノングレアっぽい柔らかめの画像でちょっとがっかり。白が勝ち過ぎるため色温度を弄り、コントラストを調整して、ひとまず様子見としました。今更グレアに拘らんでも・・・とも思ったんですが、やはり差はありますね。まぁ、何れ慣れちゃうと思いますし、目の疲れは多少緩和されそうですから、壊れるまでは付き合っていこうと思います。

LoTWのQSO開始日を間違えても・・・

2014-02-02      
 チェックが甘くてスットコドッコイの愚行・・・慌てて修正を頼み込むのも、実はもう「十八番」の域に達しているような気もしますが、今回もご多分に漏れず()、LoTWの初期登録の際に「QSO開始日」を一日後ろに間違えてしまいました やはり再開初っ端のQSO・・・記念すべき「40m&5W&CW、かつ軒下DPでいきなりW本土」という金字塔(なの)を記録したいわけで、あちこち情報収集して修正登録をお願いすることに・・・。

 結論から言うと、「Helpに書いてある」・・・LoTWのHelpページにきちんと書いてありました。



 赤く囲ったところに、修正の詳細に関するpdf ファイルがありますが、その下の箇条書きを読んでも解ると思います。ざっと、以下のような感じ。

 ◆ 間違った証明書を消す
 ◆ 新たな証明要求を発行する
 ◆ 郵便による再登録は不要
 ◆ 新たな要求を受け取った日に概ね処理される

 ここまで解ればもう大丈夫・・・というわけで、早速証明書の再登録要求。



 青矢印の先をクリックすると再度「QSO開始年月日」を入力できるポップアップが現れますから、ここで正しい日付を設定し、その他は必要部分を入力して送信します。その前に、左に表示されている間違った証明(鍵のマークになっている奴)は消しておきましょう(この画面イメージは後からハードコピーしたものです)。

 さて、このオーダーは土曜日の0時頃に送りました。米国と日本では勿論時差があるわけですが、米国はこの時点で金曜の午後。何とかウィークデーに間に合ったかなぁ・・・と思いつつ放っておいたら、小一時間で返信がありました 新しい「tq6ファイル」が届いたわけですから、これをクリックして再度登録し直し・・・これもすんなり完了。そして、LoTWに不足分(1QSO分ですが・・・)のログをアップすると、めでたくきちんとログが反映しました。

 このように、登録時の間違いを正すための軽微な変更(と言っても、日付間違いくらいしかありませんが・・・)は、この方法でクリアできるようです。まぁ、こんな間違いはしないに越したことはありませんがねぇ

LoTW登録完了、しかし・・・

2014-02-01      
 先週の金曜に郵便局から運転免許証と局免のコピーを送る際に、「この郵便、アメリカの『CT』にどのくらいで着きますか」と聞いたら、「だいたい1週間、まぁ10日見て貰えば確実ですね」と言われ、もう少しかかるかなぁ・・・と思っていたら、今日(っていうか、昨日の01時頃)メールで待望の「tq6ファイル」が届きました。

 メールの文面をざっと読むと、「tq6ファイルをクリックしぃや。インスコできまっさかいに。いかんかったら・・・」と書いてあったんでとりあえずクリックしてみると、tq5を作るときと同じような入力が促されるだけであれよあれよという間にインストール完了。お陰で記録するのを忘れてしまいました

 LoTWのログインIDとパスワードは、tq5を作成した時のものと異なるものが送られてきたメールに書いてありますから、これを使って早速ログイン。初めて見る画面をあちこち眺めたら何となく雰囲気が解ったつもりになれたんで、とりあえずTQSLのメニューでADIFファイルをアップしてみました。この辺り、イメージはeQSLと同じようなものです。

 暫くすると、アップしたデータとの照合が終わり、画面右上に結果が表示されます。



 ほうほう、半分くらいがConfirmされたようです。そして、意気揚々とDXCCのConfirm具合を見てみると・・・



 あれまぁ、Mixedで65とな・・・ もう少し期待していたんですが、LoTWも万能ではないんだなぁ

 そこで、どこが抜けてるんだべ・・・と調べてみると、ざっと見ただけであっという間に抜けが見つかりました。コンテストのQSOを当てにしている部分が多いんで、ある意味仕方がないんでしょうね。どんな風に抜けているのか、追々解析してみたいと思います。

 そうそう、実はログの登録開始日を1日間違えてしまい、再度「tq6」を送って貰う段取りに突入・・・これも、次回の記事に書きたいと思います。

TQSL Ver2.0でLoTW登録

2014-01-21      
 ちょっとPCのセッティングの方に浮気をしていました グラボの温度下げ用のグッズ、一時異音が発生した電源の「代え」も買い込んだんで、ひとまずこれらの作業は週末に追いやり、Windows7へのアップグレードを終えたらやろうと思っていた「LoTWの登録」を始めました。

 登録手順は"本家"から「TQSL」というソフトをダウンロード&インストールして始めます。登録手順については、OM諸氏がネットに丁寧な解説ページを掲載されていますが、どうやらこのTQSLというソフトが「Ver 2.0」となって手順が簡素化された・・・中間ファイル「tq5」をメールに添付して送付云々の手順は省かれたようで、いきなり確証類を事務局に郵送するという手順になっていました。概略を以下に記しておきます。

 1) まずは「TQSL Ver 2.0」をインストール。完了すると、デスクトップにTQSLのアイコンが作られます。

 2) アイコンをクリックして実行。英語の誘導に従って進めると、「Configration Data」がダウンロードされたりして脅かされますが、構わず前進。「Generate Certificate Request」の画面が出ても何もせず「Next」を押下。

 3) 遂に登録開始です。以下のような画面が出るんで、必要事項を記入して「Next」を押下。



 4) 続く画面では、自分の住所、氏名、やり取りに使うメアド等を入力。さらに進めると以下のような画面が出ます。初めての登録の場合は「Unsigned」を選んで「Finish」を押下。



 5) 登録が終わると、TQSLがちゃんと立ち上がります(上記までは全てポップアップ画面)。「今直ぐに登録しちゃう」と尋ねてくるんで「Yes」を選択すると・・・



 「tq5」がはき出されていないため一度登録が失敗しますが、もう一度実行すればOK。Status Logの末尾に「上手く処理できたぜ」と表示され、PC上の登録処理は完了です。このログの途中に「郵送で必要書類を送るべし」と書いてありますから、ここからは必要書類(免許状と身分証明のコピー)を揃えて事務局にエアメールしましょう・・・ってな感じ。

 続編は、事務局からのメール到着後・・・Don't miss it

無線屋のXP⇒Windows7乗り換え記(後編)

2014-01-13      
 なんだかんだでWindows7のセットアップを済ませた我が旧式PC・・・無線屋が使う以上は、無線関連のソフトが動かないとかなり都合が悪いわけです。まぁ、あまり古いソフトでない限りは、既に「Windows7用」が主流になっているためそんなに心配する必要はありませんが、ひとまず自分が使っていたソフトがどんな案配だったかをお披露目することにします。

 まずは「常用」ソフトから・・・。

 ・Turbo HAMLOG
 ・CTESTWIN(PCキーイング含む)
 ・logger32
 ・DX Atlas
 ・TS-590関連ソフト(KENWOOD製)

 これらのソフトは新たにインストールするために最新版をD/Lして入れましたが、殆どのものはWindows7で動くことを保証しており、まずは問題ないだろうと踏んでいました。「DX Atlas」だけがその旨明示されていませんでしたが、問題なく動いています。TS-590と連携するロギングソフト群も特に問題なく動いており、この辺りはUSBの優秀さを改めて痛感。
 TS-590に関しては、ファームウェアのアップグレード(1.07⇒1.08)をやっていなかったため、これも実施してみましたが問題なし・・・って、これも当たり前かぁ

 一方、自作に使うツール類についても一通り試してみました。まだ使い切ったわけではないんで何とも言えませんが、特にサポートしている風に読み取れない「GigaST Ver4」の描画ソフトなんかもきちんと動いています。当初、Windows7では一部のライブラリが見つからずに上手くいかず。そこで、Windows7自慢の「XPモード」で立ち上げたら画面は表示できるようになったものの波形が出ず。この状態でUSB-シリアル変換のドライバを入れても動かず・・・この辺りで焦ったんですが、もう一度Windows7で動かしてみたらすんなり動きました

 また、既に陳腐化してしまっているソフトも試してみました。手軽な動作のため時々使っていた「Circuit Maker for Students」・・・どう考えてもWindows NTの頃のものですから「拒否られる」と思ったら、そのまますんなりインストールできてしまい拍子抜けしたり、最も心配していた「インストールしないで使えるソフト群」(Bschのようなソフト群・・・ちなみにBschはWindows7で動く旨、HP上に記してあります)がすんなり動いたり・・・。ずっと前から愛用している各種の計算をまとめたツールの表示が一部上手くないという些細な不具合がありましたが、これは幾ら何でも致し方ないでしょう。
 上記の通り、殆ど影響なく移行できたことは非常に有り難く、かつマルチコアの処理に最適化されているソフトは動作が軽くなる有様・・・何を遠回りしていたのかと若干後悔しています

 ちょっと横道に逸れますが、レタッチソフトのレイヤー処理など、いわゆる「バックグラウンドで走って欲しい」と思われるものが(マルチスレッド等を意識して作られていれば)きちんとバックグラウンドで走ってくれますので、こうしたソフトはXPに比して飛躍的にレスポンスが良くなります。ブラウザも同様に「裏で並行処理させたいもの」が多く、例えば、昨今の「フラッシュだらけ」のページでも描画がスムーズになるのは、やはりWindows7化の恩恵と言えるでしょう。

 このブログをご覧の方の中に、「そろそろXPを何とかせねば・・・」と考えている方もいらっしゃるかも知れませんが、超特殊なソフト、古いソフトでない限りは「Windows7への移行は何とかなる」と考えて良いかと思います。ただ、マルチコアでないCPUでは、ひょっとするとWindows7のメリットが享受できないかも・・・どなたかの参考になれば、この駄文も嬉しいことでしょう
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どよよん無線技士

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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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