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久し振りのハンダ付け修行

2022-05-23      
 少し前のお話・・・GW前に仙台の友人から「クルマのランプ、直さんかね~」という依頼が入りました。なんぞ と思って詳細を聞いてみると、四角い形のクルマのハイマウントストップランプ(始めに言っておきますが、小生、クルマには全くの素人です)が歯抜けに光るようになっちゃったということのようで、「歯抜けなら大丈夫では」と思ったら、道交法的に・・・というか「車検が通りません」とのこと。なんでも、年式やその他の条件で違うらしいんですけど、まぁ兎に角、「直せ」って言うなら「直して進ぜよう」と、重い腰を上げた次第。防水の透明カバーは取ってから送ってね・・・とお願いをして到着。

 早速通電してみると、4,5個のLEDが点かず、「これを直せって言うのね」と合点。ところが、換装用に当たりを付け購入したLEDとの輝度が違いそうで、20本のLED全部取り替えってことで、シュッ太郎で丁寧により、薄型ニッパで足をざくざく切った方が、全然効率が良いだろうと踏んで、前から欲しかった薄型ニッパをAM〇ZONで購入し、暫し作業は延期。

 GWの後半になって漸くニッパが到着。



 結局、GW最終日に作業という運びになりました。

 実は、元のLEDは3本足・・・ネットで少し検索しましたが同じ用なものは無く、仕様的におなじようなLEDを秋月で探しましたが、4本足でした。足も曲げるほど長くは無く、すずメッキの細い奴を折り曲げ、上手く導通させる工作をしながら、結局半日くらいかかってしましました。

 それでも久々のハンダ付け作業・・・ド近眼に苦慮しつつ、眼鏡を付けたり外したりしながら、何とか完成させ、通電試験を。



 はい20個全部点灯です。

 聞くところによると、これを小銭稼ぎに利用している御仁が居るそうな。そして、おいらは、美味しい日本酒を2本、送って貰ってご満悦。ただ、痛烈に”作業机”が欲しくなりました。長時間の胡座かきは苦痛・・・在宅ワークでも苦痛ですが、本当に長時間地べた座りは堪えますね。ちょっと考えましょうかね。

 ちうわけで、錆び付いた我が”腕”がチョピリ昔を懐かしむ出来事となりました。

特小を買ってみたり

2022-02-20      
 先週は14日を”我が儘有休”とし、4連休を決め込みました。久々の長期休暇・・・前日の10日はちょっと深酒をしてしまい、「酔った勢いポチッとな」をしてしまい、期せずして特小を購入してしまいました。
 特小というと、何やら怪しげな中華機種がア●ゾンに並んでいます。中でも幾つかの機種はきちんと技適を受けており(これは総務省のHPで確認できます)、その中から機種を選んでも良かったんですが、味見買いとは言えやはり素性のしっかりしたモノをと考え、Standardの”FTH-314L”を選択しました。



 いやぁ、正に”おもちゃ”です 操作に必要な最低限のつまみとボタン、防水性重視のヘッドセットジャックカバーなど、実用性を追求してはいますがまぁとにかく小さいです。特小は420MHz帯を使ってるので、ちょうどアマ無線の70cm帯のすぐ近く。アンテナはロングサイズを選んだので恐らく1/4λのホイップです。

 ベランダに出てワッチしてみましたが、なぁんにも聞こえません ネットの情報によれば、見通し距離であれば市街地でも1Kmくらいはカバーできるようですが、まぁ使っている人がいなけりゃ仕方がないですね。その後は各種機能を試して遊んでいましたが、”我が儘有休”の14日に漸く交信しているチャンネルを見つけました。どうやら、近くの工事現場に出入りするダンプを誘導している模様で、断続的にやり取りをしている様子が聞き取れました。受信が動いていることが確認できて一安心

 さて、この特小を入手して「アマ無線機もQRP廉価機を出してみたらいいのになぁ」と思った次第。特に70cm辺りなら、5エレ程度の八木をつないでちょっとした高台に行けば、案外面白いQSOができるんじゃないかと思ったんですね。この特小の周波数をちょっとだけ上にずらして売り出したら、案外皆興味を持ってくれるんじゃないかなぁ

 まぁとにかく、時々遊んでみることにします。

15番目のギリシャ文字

2022-01-24      
 とっくに新年が明けました。年末年始の暦の具合が悪かったことに加え、ZS(これ、プリフィックスね)で初めて見つかった”Ο”(これ、ギリシャ文字ね)が徐々に広まり始めたことで無駄な外出は控え、我が愚息と甥っ子に車を出させて伯父の家に年賀に行った程度であっという間に終わってしまいました。仕事が始まるとこれが結構忙しく、新たな経理システムの立ち上げや4月からの新人研修のセットアップなどバタバタしています。今日は、以前から決めていた”安息日”で、せめてブログで生存証明しようとキーボードを叩き始めました。

 さて、冒頭に記したいわゆるオミクロン株のお話・・・指数関数的に感染者が増えていますね 会社では、感染情報を共有すべく各部門長が発熱や咳などの症状が出た社員の情報をメールで速報してきます。オミクロン株登場前までは、これらの情報の続報で「PCR検査:陰性」と送られてくるばかりで余り切迫した感じはしなかったんですが、年明け以降は「同居者が感染」など、ちょっと迫り来る危機を感じるような情報が送られてくるようになりました。

 年明け早々に本社ビルの同じ階にある余所の会社でコロナ感染者が発生し、念のため唾液による簡易検査を受けるように言われました。あくまで簡易検査ですがまぁ安心のために受けておいた方が良かろうと、送られてきた検査キットの検体チューブに指定量の唾液を取り(結構、沢山取る必要があり苦労しました)これを返送すると、直ぐに指定したメアドに”陰性”と書かれたメールが飛んできました。何かあっけない感じで「ほんまかいな・・・」というのが正直なところでした。
 各自治体では無料のPCR検査が始まっており、心配なら受けてみることができます。有料の場合も数千円で済みますから、どうしても”精神的免罪符”が必要な方は、各自治体の案内をご覧下さい(って、誰なんだ、お前は)。

 オミクロンと言う呼称は、アマ無線家には馴染みのあるギリシャ文字の仲間。まぁ、フォネティックコードにも2つ、波長や直径、100万分の1、そして何と言っても抵抗値の単位が"トリ"を務める文字達の中で、余り耳馴染みのないものですよね。
 この命名についてはwikiに詳しく書かれていますが、「ギリシャ文字の15番目」⇒15番目の何か・・・という意味では無く、彼の「ウィスキー・ホテル・オスカー」が決めたもので、その発音が彼の国のポピュラーな名前と混同されないように配慮したらしいですね。ま、どうだっていいんですが、α,β,γ・・・の順番で付けていくルールが大本のような気がします。そう言えば、ユーミンのアルバムに「14番目の月」という名盤がありますが、これに"ξ"を当てると、何やら臭そうな月となってしまい・・・って考えすぎか

 ここ1年ばかり、電子工作系はトンとやる気が起きずに放ってあります。今年こそ・・・とは思うものの食指が動かず まぁ、月一以上の記事執筆は続けていきたいと思うんで、今年も暇潰しにお越し下さい

全市全郡はどう楽しめばいいの?

2021-10-12      
 10月に入ってからの方が暑いじゃん・・・と思わせる陽気なので、気象庁のデータベースから最寄りの観測地点(埼玉県の越谷)の最高気温を確認しました。
 9月は前半に雨模様が多くてあまり気温が上がっておらず、早くも「秋到来か」と思いましたが、そこから晴天が増えて30℃超えの"真夏日"もちらほら。25日を過ぎると一旦涼しげな日が続きましたが、10月は殆ど25℃超えの"夏日"が続き、日当たりだけは十二分な我が家はまだエアコンのお世話になっています
 ここ3日ほどはまたしても天気が悪いようで気温的にはマシになり、今週末にもう一度夏日になりそうな週間予報が出ているんで、我が家はもう少し辛抱が要るようです

 さぁ、先週末の全市全郡は直前まで逡巡したものの、結局不参加としました。毎度お馴染みの"コンテスト翌日休暇"まできっちり準備したんですが

 毎年思うんですが、全市全郡はQSO数とマルチ数がほぼ同じになるため、結果的に「QSO数が多い参加者の勝ち~」っぽくなってしまい、ベランダアンテナではほぼ太刀打ちができません。その上、ALL JAのようにマルチが埋まっていくというワクワク感もなく、ひたすらQSOを重ねるスタイルでの参戦となるため、開始から終了までのモチベーション維持が難しいです。ALL JAと違って、関東エリアでは比較的局数の多い2m/70cmに出られるというところが唯一の魅力でしょうか。

 これがJCC/Gを追っかけているとなると、少し様子が違ってくるのかも知れません。追いかけ始めでまだまだ空き市/群が多ければ、このコンテスト参戦にも意味が出てくると思いますが、今のところこれらを追っかけようとは考えていませんから、この部分でもモチベーションは上がりません・・・。

 残るは、他局が参加しないような部門に参戦・・・入賞狙い作戦としては有りですが、これだけで参加するモチベーションが上がるかというと、そんなことも無さそうです。

 どなたかユニークな「全市全郡の楽しみ方」を知りませんか?良かったら教えてください

同軸を挿げ替えたい!

2021-08-01      
 今日から8月・・・千葉県北西部も随分と温度が上がり34℃くらいまでになりました。一方で湿度は比較的上がらず、近所の用事済ましにはあまり難儀しないまま夕暮れを迎えました。湿度さえベラ棒なことにならなければ、そこそこに過ごせる・・・とは言ってもこれからが夏本番ですよね

 少ないまでも幾ばくかの賞与を頂きまして あれこれ算段した結果、まぁホンのお涙頂戴程度には無線系に使ってしまっても大丈夫そうなんで、「同軸の敷き直し」を行うべく検討しました。

 最近(ここ数年)はHFのハイバンドのアンテナは下ろしてしまい、どちらかというと6m以上か40m以下にしかOn the Airしなくなりまして、昔のコンセプトで敷いたHF主体の屋内の引き回しである3D2W(3D2Vの外皮のアミ線が二重構造)では、6m以上のバンドに少々問題・・・今期は6m運用が増えたことからこんな風に思うようになりました。その上、既に10年以上mも引きっぱなしですから、そろそろ経年変化も気になるところです

 感覚的に6m以上の運用では”5DFB”以上のグレードの同軸がいい・・・と解釈していましたが、どうせキチンとするならある程度理に適ったモノに引き換えようと、改めて取り回しが良さそうな同軸の比較をしました。少なくとも今の”3D”より太いモノとの比較です。今の運用形態ではシャック(=納戸)からアンテナまでの同軸の長さは大凡10mですから、この長さで比較してみました。

352

 現状は”3D2V”にあたる”3D2W”を10m程使用しています。6mより低い周波数では様々な同軸に比して大きな損失差はありませんが、2m・・・70cm・・・と周波数が上がっていくと、様子が変わっていくのが判ります。

 70cmで3D2Vを10m長で使用した場合(=現状)、その損失は3dB程度に及ぶということがグラフから判ります。仮に自局から送信した場合の相手局のSメータの振れはS1つの半分・・・損失がない場合のS9の信号であればS8.5(Sメータの1目盛りは6dB)という微妙な差です。逆に自局が受信する場合でも同じ理屈になります。
 よく、この3dB差を送信電力に見立て「5W出力が2.5Wになった」的な物言いを見かけますが、これだと恰も”半分”を印象付ける・・・まさに今のコロナ禍報道のようなものですね

 さて、今考えている同軸の敷き直しについての答えは1つ・・・取り回しは細いほど楽なんですが、現状が”3D”ですから値頃感がある”5DFB”あたりで決着させようと思います。

 総じてこの同軸の敷き換えで大きなメリットが齎されることはないんですが、流石に気になる経年変化と引き回しの改変(これは別記事にします)を考えても、今より悪くなることはないでしょう

春の秋月詣で

2021-04-11      
 春がしっかりしてきましたね。染井吉野を過ごし、そろそろ躑躅(ツツジ:こんな字だったのね…)というのが自宅周辺の有り様ですが、何れにせよ春は着実に到来しました。アンテナゴニョゴニョしにベランダに出ても、まぁ寒さに手がかじかんで・・・みたいなことは無くなりました

 このくらいの時期になると、漸くあれこれしたくなってきます。もう少ししっかりと準備ができたらこのブログでも報告するかも知れませんが、昨日はもっと手元の・・・ちょっとした電子工作的なことで部品調達に出掛けることにしました。ブログを見返してみると正月に多い行動のようですが、一番近いであろう”秋月電子通商 三郷店”に行ってきました。

 実は、我が家の最寄りバス停から三郷店に行くのに手軽なつくばエキスプレス(TX)の駅まで、バス路線が延伸しました。土日は本数が少ないものの狙い澄まして利用すればいいわけで、どんなルートを通るのかも知りたかったんで、計画的に最寄りのバス停から乗り込みました。
 最寄りバス停から20分ほどで、TXの駅に着きました。途中に「ショッピングタウン」なる謎のバス停・・・確かにこぢんまりとしたスーパーの集合体があり、チャリンコの量販ショップもあったりして、知らぬ間に発展していたんだなぁと認識を改めました。

 三郷駅からは徒歩で店に向かいます。数年前の記事では、帰り道のちょっと写りの悪い”ツクシ”のスナップでしたが、今回は行きしなのこんな感じのスナップに。



 タンポポがあちこちで満開()・・・まだ多少の風が吹いてもバラけず、そう言えば「つい数日前まで黄色い花弁だったじゃん」と思い出しているように見えました。

 今回の八潮店訪問では、特にスナップにするとイイ感じになるようなものは購入せず、PIC、オペアンプ、配線材・・・と言ったところで、小一時間で退散しました。

 帰りは近くの居酒屋で一人呑み。



 〇〇映えに慣れていないんでちょっと食べ始め&呑み始めてしまっていますが、個室でゆったりと夕暮れを満喫・・・だったんですが、大声でしゃべる愚かな♀が居たり・・・こうして居酒屋やカラオケがコロナ拡散拠点として忌み嫌われるんだろうなぁと。来る奴が悪いのに困っているのがお店という構図を目の当たりにした週末となりました

ニッパーは大事

2021-03-28      
 千葉県北西部地方は春爛漫となりました。近くのスーパーに通う道すがら、満開の”ソメイヨシノ”を満喫することができ、昨日は南風にゆったりと身体を任せてユルユルと帰ってきました。



 道すがらかつスマホ撮影、かつマンションの影で暗めですが、そこそこ満開感は伝わるんじゃないでしょうか。今年もコロナとか関係無しに、この季節が巡ってきたということですね

 この撮影をする少し前の日中には、コンテスト以外で初めて2mの移動局@CWで交信しました。ノイズの少ないVHFで開局以来初の交信はちょびっと感激もあったりして、週末運用としてはイイ感じ
 
 今日は朝からニッパーのメンテ。ニッパーは数種類持っていて、細かい作業をする方はキチンと決められたケースに入っているんですが、それよりやや使用頻度の高い方はそこいらに投げてあったりします よく見ると錆が来ている部分もあって、百均で売っている「緑色のたわし」と金属ヤスリで磨きつつ、最後は"KURE 5-56"のペンタイプで錆止め&グリスアップ()をしました。



 まぁ、ニッパーの出来映えは兎も角、皆さんにお薦めしたいのが"KURE 5-56"のペンタイプです。これ、「ちょっとした潤滑」には非常に重宝します 本家のスプレー式では困る部分などイイ感じに扱えます。

 さぁ、年度末・新年度到来でここ数週間は忙しそう・・・頑張って乗り切らんといけないので、自分にも”5-56”をふりかけておきましょうかね・・・って、おい

中華モノショッピング

2021-03-18      
 3月も中旬を過ぎ、近くの桜が開花し始めました。漸く春到来・・・結構気温も上がってきて過ごし易くなりました。非常事態宣言もあと数日で解除されるようですが、各種の数値は良くなったものばかりではなく、まだまだ油断できませんね。

 実は先日、昨年5月に購入して使っていた中華アンプのスピーカ端子が俄かにぶっ壊れました。特に普段弄るようなところではないんで、何で壊れたのか分かりませんが、やはりこの辺りが中〇クオリティーなんでしょうかね。
 勿論これを直すことは造作もなく、お誂え向けに同じ形状のスピーカ端子も持っていたんですが、そもそもこの安っちいアンプを直すよりも、さらに安っちい怪しげなアンプはないか・・・と物色し、Kinter社の”MA-170”という小さいアンプを見つけてポチっとな



 派手な赤のカラーリングと色変化するLED搭載という目立ちたがり屋ですが、元のアンプより一回り小さいところが気に入りました。それに何と”野口英世”でお釣りがくるという安さ

 この手のアンプは、初段のオペアンプや電解コン・フィルムコンの換装で音質向上を狙えるというのがウリで、ちょっとのはんだ付け作業で自己満足に浸るには最適。そこで、元々載っていた怪しげな”NJM4558”を抜いてICソケットに置き換え、音響信号周辺のコンデンサを全取っ換えし、手持ちのオーディオ向きなオペアンプと換装して遊びました。

 このアンプは安さ故に2chのオペアンプ1つで左右を賄っているため、トーンコントロールの特性が全くイケていません。回路を追うといわゆるCR型のトーンコントロール回路であることが分かり、その定数でLTspiceでシミュレートしてみると明らかに可変範囲の取り過ぎで妙な特性になっていることが分かりました。
 ただ、そもそも8cmの自作フルレンジをある程度の大きさの音で聞く分には、PC側のイコライザの手を借りつつ自分好みの音色になるように調整して良しとしてしまえばよく、オペアンプは1個50円@秋月の”NJM072D”で落ち着き、チープでご機嫌な音を鳴らしてくれています。後は、スピーカ端子が壊れないことを祈りましょうか

 昨日は、AliExpressからこんなものが届きました。



 ”AD9834”のモジュールです。モジュール単体では400円ちょっとで、これも値段に惹かれて衝動買い 自分の運用スタイルに必要な周辺機器で、こうしたDDSを使って作ってみたいものはあるんですが、いつになることやら・・・。因みに、右側に写り込んでいるのは5mm程の金属スペーサとネジの入った袋です。

 このモジュールをよく見ると”AD9834”は”BRUZ”が載っています。ということは、カタログスペックとしてはLOが50MHzになりますが、その横に乗っかっているオシレータは75MHzになっています。この周波数ならカタログスペックでは”CRUZ”が正解。
 ただ、アマチュア的な動作範囲としては、こうしたオーバークロック的な使い方でも「動けばいい」わけです。特にこれらAD社のDDSについては、JA9TTT/加藤OMが興味深い様々な実験をなさっており、それらの記事を読んで「このモジュール構成でも何とか動くだろう」と高を括っています。どちらかといえば、このLOの発振波形の良し悪しが問題になるような気がします。後で”Tiny-SA”で見てみましょうかね

 コロナ禍で長いこと工作熱が冷めてしまっている状態ですが、少し陽気が良くなって、ちょっと気分転換に手を出したい気持ちも出てきました。まぁ、”次回作”はのんびり考えましょうかね

HARD・OFFに行ってみたけど…

2021-02-14      
 昨夜は大きな地震がありましたね。会社の安否システムが稼働したため、夜中に関係者と連絡を取りつつ社員の安否を確認したものの、自宅が都内や南関東の連中からは流石に安否情報がなかなか集まらず、結局今日の01時過ぎまで対応してたんですが、朝は早起きになってしまった身体・・・06時過ぎに起きてしまいました

 既に先週となってしまいましたが、噂に聞く”HARD・OFF”に行ってみたくなり、電車とタクシーを使って最寄りの店舗に行ってみました。こういうときは殆どの場合”自家用車”で店舗に向かうんでしょうが、既に30年を超えるペーパードライバー&クルマ無しにはそれも無理で、ちょいと散財を覚悟し、さらに”不要不急”にならぬよう他の用事とのコラボで出掛けた次第

 ”HARD・OFF”と言えば、各種の金物・・・家電やオーディオ機器、カメラや楽器が主な取り扱いとなる中古品販売店ですが、少なからず自分が欲しそうな無線関連・測定器関連が希にある場合があることが判っていたんで「淡い期待」で行ってみました。



 ありがちな佇まいの店舗の1Fは”OFF HOUSE”で、いわゆるアウトレットが一杯のフロアでしたが、自分には全く興味なくそそくさと2Fへ。何やら「自粛が緩んだ」と言われる中、お店の中はそれほど混んでいませんでした。

 時間はタップリあったので隅々まで物色したんですが、結論から言うと目的とするようなジャンクはこれっぽっちもありません 仕方なく、密かに欲しいものリストに入っているアコギをしげしげと眺め、万券3枚ほどのもの(新品ならその5倍ほどのもの)の前で逡巡しましたが結局購入には至らず、用事を済ますべく滞在時間1時間弱で店を後にしました。
 店から離れる交通機関は”Google Map"で市営バスを見つけ、運良く直ぐに来る模様・・・暫し”市内観光”となりました。初めて乗る路線でしたが、コロナ禍の前まで各駅停車を”飲み過ぎ"で失ってタクシー利用した道を久々に逆行し、少し懐かしい感じがしました。気分転換は十分にできましたから、このブログをご覧の方々にも”公営バスツアー”はお薦めかも・・・期せずして、束の間の息抜きとなりました

 新型コロナの感染者数は減少方向ではあるものの、非常事態宣言が延長されまだまだ予断は許されません。明日から都内本社への通勤が数日続きますが、緩まぬようちょっぴり緊張して通勤したいと思います

70cmの高SWRは某国品質が原因だった!

2020-12-13      
 今日は、ふたご座流星群の見頃日。極大は明日の午前10時頃なんで、日本は必ずしも良い条件とは言えませんが、流星観測のヒール役である”月”はほぼ新月に近いため邪魔にはならない好条件のようで、既にネットのライブ配信で幾つか拝むことができました。やはり”肉眼”で見たいところではありますが、我が家の立地ではそれこそ一晩中観察して数個・・・明日は出勤ですから、後でベランダから様子見して、結局見られなかったなぁ・・・と溜息をつくのが目に浮かびます

 今日は、午前中に我が納戸の実験シャックの電源を整理しようとあれこれ考える中で、まだまだ新人のIC-705の運用とヘッポコ実験を上手く両立させるには・・・とあれこれ思案している内に、IC-705の最大出力とその時の消費電流をきちんと確認しようと思い立ちました。
 実はこの検証は、既に某クラブのOMさんによって”ヨウツベ”にアップされており大凡は把握しているんですが、自分でも確認しておこうと、かれこれ7年前のハムフェアで入手した終端型電力計を引っ張りだして測定しました。

 IC-705は最大出力が10Wであり、QRP運用しかしない自分にとっては5Wに落として測定・・・とも思いましたが、ひとまず最大出力の確認とその時の電流を調べてみると70cmで8W、2mで9W、6m以下で10Wとなり、最大電流は70cm出力時の凡そ2.2Aという結果でした。これなら、13.8V-3Aの電源があれば10W運用ができるということが判りました。

 この検証を行っている際に、IC-705本体で測定される70cmのSWRがかなり高いことが判りました。終端型電力計を直結しても高いということは、その間のコネクタやらケーブルやらが悪さをしてるってことで、終端型電力計を接続した普段はIC-705からアンテナ切替器までのケーブルが被疑に。



 このケーブルは、”蟻エクスプレス"で購入した某国のものです。見た目は良くできているんですが、M型コネクタ側がどうもイケてないようです。



 このコネクタの仕上がりも見た目には判らないんですが、この先に終端型電力計をつないで少しケーブルにテンションを掛けると、70cmの測定ではかなりのSWR値になる時とスッとSWR=1.0に落ちる時があることが判りました。最早接触不良は明白

 この辺りは経験則ですが、こうした接触不良がHF/VHF程度の周波数では表面化せず、UHFでは”大問題”になることはよくあることで、今回の発見もある意味”予測範囲内”なんですが、今年の全市全郡コンテストで急に70cmのSWRが落ちなくなった原因だったということがちょいと悔やまれた次第・・・。

 この接触不良を同定するまでに、SWR計や変換コネクタの接触不良があちこちで見つかり、要はこの辺りの部材に暫く触っていなかったんだなぁ・・・とちょいと遠い目()になってしまいました。

 それにしても某国クオリティーには時に悩まされますが、日本が大戦後に輸出していた「格安な部材」もこんな感じだったんでしょうかねぇ
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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