TM-x55兄弟のQRP化
2013-07-08
海外では、リグの回路図を含めた事細かな詳細仕様が「Service Manual」として発行されます。相変わらず「Made in Japan」のリグが席巻するアマ無線界で、お膝元の日本では滅多に出会うことができないサービスマニュアル・・・。しかし、ネットの普及によって、海外の詳細マニュアルが比較的簡単に入手できてしまうわけです。
今回は、2mと70cm用の10W機「TM-x55」についてQRP化を施すべく、このリグの「LOW POWER」に注目、パワー調整用の半固定ボリュームをいじって「5W機」に仕立ててみました。
入手したマニュアルでは、「LOW POWER」時(このリグには出力のHIGH/LOW切替があって、10W/1Wの切替がワンタッチになっています)の調整ボリュームが「VR-401」となっており、これで5Wまで出力を上げればよいだけです。

このボリュームは内蔵スピーカの下にあるんですが、マニュアルの図があまり親切でなく、少々迷ってしまいました。写真は、リグ内部のスピーカを外した状態であり、その穴手前のオレンジの奴がVR-401です。これを、パワー計を見ながら頃合いに調整しました。

「SWR計+ダミー」で測定したため、心持ち5Wよりちょい低め・・・4.7Wくらいに設定しておきました。ひとまずこれで、QRP部門への参加が「1タッチ」でできるようになりました。
今回は、2mと70cm用の10W機「TM-x55」についてQRP化を施すべく、このリグの「LOW POWER」に注目、パワー調整用の半固定ボリュームをいじって「5W機」に仕立ててみました。
入手したマニュアルでは、「LOW POWER」時(このリグには出力のHIGH/LOW切替があって、10W/1Wの切替がワンタッチになっています)の調整ボリュームが「VR-401」となっており、これで5Wまで出力を上げればよいだけです。

このボリュームは内蔵スピーカの下にあるんですが、マニュアルの図があまり親切でなく、少々迷ってしまいました。写真は、リグ内部のスピーカを外した状態であり、その穴手前のオレンジの奴がVR-401です。これを、パワー計を見ながら頃合いに調整しました。

「SWR計+ダミー」で測定したため、心持ち5Wよりちょい低め・・・4.7Wくらいに設定しておきました。ひとまずこれで、QRP部門への参加が「1タッチ」でできるようになりました。
TM-x55兄弟でQRPラインナップ完成!?
2013-03-25
DXコンテストやALL JA参戦には現設備で全然問題ないんですが、その他の国内コンテストに我が出場条件である「アパマン&QRP」でできるだけ飽きずに参戦するためには、なるべく多バンドに出られた方が有利です。勿論、あるバンドに絞って毎年自分の順位UPを狙う方法もありますから一概には言えませんが、できるだけ多くの局と・・・と考えると、出られるバンドが多い方が有利でしょう。
比較的手軽に出られるバンドである2mと70cmは、これまで「ちょっと蚊帳の外」といった案配で手つかずでしたが、先日、眠っていたTM-455をちょいと起こして・・・つまり、アンテナをつないで電源投入してみたらまだ立派に動くことが判りました。その後、海外のサイトに野放図にアップされているTM-455のサービスマニュアルをD/Lして見てみたら、QRP改造にはお誂え向きに、出力の調整がボリュームでいとも簡単にできることが解り、兄弟分のTM-255が手に入れば「QRPラインナップ」が揃うなぁと思い立ち、オークションと中古無線機屋さんの情報を漁っていると結構あるじゃないですか
これは「手に入れるしかない
」と躍起になり、質の良さそうな中古を1台Get しました

入手した下段のTM-255は非常に綺麗で、とりあえずオレンジ系のクリーナーで拭いたら、我が家温存のTM-455とさして変わらぬ程度になりました。TM-455は、3度の野外でのコンテスト運用と自宅からのコンテスト運用のみという、1996年入手から何と4回しか使われていない上物。これに比して全く遜色がないほどの綺麗さですから、何か非常に得した気分
液晶表示前面部分にも、目立ったキズはありませんでした。
ダミーをつないで送信してみると、パワーも12Wほど。一方の受信の方も、全く同調していないアンテナでもそこそこ聞こえており、かなりの掘り出し物だわいと満足、満足
実は、このリグが出た直後・・・1996年4月1日から初級の4アマにもV/UHFで20W出力が認められた時で、10W機が廃れ始めた頃です。TM-455購入はこれより少し前ですが、2-4アマの出力電力が改訂される事実を知らぬままに「安いし10Wで十分」という購入の経緯だったため、何となく「中途半端なもの買っちゃったなぁ・・・」と後で後悔してあまり使わなくなってしまったんですが、このTM-255の「無印」も同様な案配であまり使われずにしまってあったのかも知れませんね。
中のホコリを払おうと蓋を開けてみました。


中身もメッチャ綺麗で、結局背面の放熱フィンのホコリを払って掃除は終了となりました。TM-455の方も、確認のため開けてみましたがこちらも綺麗なもんで、何やら新しい無線機を2台購入したような気分になりました
現在、免許変更中・・・今年は本当に変更申請ばかりしていますが、これが下りたら2台のリグのQRP化を行いたいと思っています。
比較的手軽に出られるバンドである2mと70cmは、これまで「ちょっと蚊帳の外」といった案配で手つかずでしたが、先日、眠っていたTM-455をちょいと起こして・・・つまり、アンテナをつないで電源投入してみたらまだ立派に動くことが判りました。その後、海外のサイトに野放図にアップされているTM-455のサービスマニュアルをD/Lして見てみたら、QRP改造にはお誂え向きに、出力の調整がボリュームでいとも簡単にできることが解り、兄弟分のTM-255が手に入れば「QRPラインナップ」が揃うなぁと思い立ち、オークションと中古無線機屋さんの情報を漁っていると結構あるじゃないですか




入手した下段のTM-255は非常に綺麗で、とりあえずオレンジ系のクリーナーで拭いたら、我が家温存のTM-455とさして変わらぬ程度になりました。TM-455は、3度の野外でのコンテスト運用と自宅からのコンテスト運用のみという、1996年入手から何と4回しか使われていない上物。これに比して全く遜色がないほどの綺麗さですから、何か非常に得した気分

ダミーをつないで送信してみると、パワーも12Wほど。一方の受信の方も、全く同調していないアンテナでもそこそこ聞こえており、かなりの掘り出し物だわいと満足、満足

実は、このリグが出た直後・・・1996年4月1日から初級の4アマにもV/UHFで20W出力が認められた時で、10W機が廃れ始めた頃です。TM-455購入はこれより少し前ですが、2-4アマの出力電力が改訂される事実を知らぬままに「安いし10Wで十分」という購入の経緯だったため、何となく「中途半端なもの買っちゃったなぁ・・・」と後で後悔してあまり使わなくなってしまったんですが、このTM-255の「無印」も同様な案配であまり使われずにしまってあったのかも知れませんね。
中のホコリを払おうと蓋を開けてみました。


中身もメッチャ綺麗で、結局背面の放熱フィンのホコリを払って掃除は終了となりました。TM-455の方も、確認のため開けてみましたがこちらも綺麗なもんで、何やら新しい無線機を2台購入したような気分になりました

現在、免許変更中・・・今年は本当に変更申請ばかりしていますが、これが下りたら2台のリグのQRP化を行いたいと思っています。