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LM380Nモドキのアンプ完成

2020-01-01      
  2020年を迎えました。と言っても何も特別なことは無く、朝に雑煮を喰らってまったりモードの元旦です。どういう訳かこの駄文とお付き合い頂いております物好きな旦那衆にとってスンバラシイ年になりますよう、千葉県北西部からお祈り申し上げます。

 さて、挨拶も終わったところで(って、おい)今年一発目の記事は、昨年末に完成したオーディオアンプについてまとめておきたいと思います。

 このアンプの作成のきっかけは、そもそも無線用のスピーカー作りの際に入手した10cm口径の”P-1000K”が少し大き過ぎて使えず終いとなり、勿体ないんでもう一本買うと共にFostexの純正箱も2個買ってステレオスピーカーとして組み立てるべく準備して放っておいたところ、娘のPC用のアンプ入り小型スピーカーが調子悪となったためアンプもこしらえる羽目になり、昨年末にあれこれ実験しながら作り上げ、スピーカーと共に娘に納品したものです。

 回路図は以下の通りです。



 今回の肝は、大昔に入手したULN-2280Bを使ったものであることは直前記事で紹介しましたが、未だ定評のあるLM380Nを使ったNFBアンプの定数で作りました。また、ローノイズ化を図るべくトランジスタによるリプルフィルタを配置しました。後から考えるとこのフィルタは、両チャネル個別に用意した方が良かったように思います。
 実は、組み立て作業に及んでヘッドホンで聴くこともできるようしたくなり、スピーカー出力側にヘッドホン端子を具備しましたが、面倒なんで上の回路図には記していません、悪しからず

 組み上がった様子はスナップで。



 リプルフィルタは4Pのラグ板に、アンプ部は秋月C基板に組んでいます。PC用と言うことで入力はステレオプラグでも良かったんですが、一寸気取ってLINE入力にしています。

 このアンプとP-1000Kバスレフの組み合わせで、十分な音量とアコースティック向きの穏やかなステレオシステムが完成しました。本当は自分使いしたかったんですが、まぁクリスマスプレゼント代わりということで・・・娘にも喜んで貰えました

 恐らく今年も、あまり急かずにまったりとヘッポコ工作に手を染めたいと思います。改めまして、今年もよろしくお願いします。

修正:2020.01.10>
 回路図のリプルフィルタ部の抵抗値が違っていました(430Ωが正解)ので差し替えました。

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どよよん無線技士

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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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