SSNに無条件降伏も1機撃墜か!?
2007-05-28
WW WPXに「ステルス君」で参加しました。ステルス君については別途。
先日のJIDXで全バンド計11QSOでしたから、目標は「JIDXと同じ5Wで20QSO以上」・・・という慎ましやかな設定、かつ国内も「有り」なのですが、そこは封印しました。
スタートはやはり15m。早々(18分後)に香港とつながり、「これは、案外・・・」と思ったのですが、距離的にはEsの範囲といった感覚のエリア(ロシアのこっち側や韓国など)しか聞こえてこない・・・。QRP故、1つひとつのQSOに時間が掛かるんで案外「暇」ではないのですが、午前中(とはいえ、3時間・・・)に4QSO。その内、ロシアが3つって・・・
午後からは、南太平洋の「常連」が2QSO/1Hペース。超有名なKG6某局など、まぁまぁ楽しめました。15:00J少し前に10mでやはりロシアをGet
、この時点で12QSO。取り敢えず、JIDXの記録を塗り替えました
それにしても、ハイバンドがあまりにパッとせず少々ガッカリ。赤道が越えられない・・・。要は、長距離Esの範疇に近いイメージ。最長距離はPalauでした。でも、これがNew Oneだったりする
夕方早々にはハイバンドに諦めをつけ、早々に40mへ。前回のUS初QSOに絆された感じ。流石に前回とはコンテストの規模が違い、沢山聞こえる、聞こえる!「これは、安定してくれば・・・」と、強そうな局からコールするもカスりもしません。夕食を挟んで、例によって「極東」のロシア局と1QSO成立。その後は、飲み過ぎた焼酎でオネムになってしまい、しばし仮眠・・・で気づけば04:00J
バンド内は東欧を中心とした信号が所狭しと居並び、プリフィックスを聞く度に「どこ
」ってな具合。しかし、当然呼んでも拾って貰えるはずもなく、あっという間に夜が明けて、普段の40mの顔になってしまいました。
以前の記事にも書きましたが、ローバンドの挙動には全くの「ど素人」ですが、軒下でそっぽを向いている我が「ステルス君」では、所詮無理だということには想像が及びます。せめて、北西に向けたい・・・といっても、家ごと回すこともできないし・・・まぁ、へこたれていても仕方がない。少々早めの腹ごしらえをし、ハイバンドの「Big Open」に期待しつつ24H終了時で13QSO。
しかし、SSN最低期を舐めてはいかん。その後、午後にかけては、昨日聞こえていた局がほぼそのまま聞こえているだけ。昼過ぎにZLがカスカス(まぁ、我が家の設備ではですけどね)、こんなの呼ぶ意味もないってな信号強度。夕方にお隣韓国と、伝幡的に相性の良いDUをGet。DUもウン十年前以来であり、そういう意味では感無量・・・
さぁ、もうこうなれば、目指すは目標値クリア・・・なんですが、残された時間を40mに捧げたところで、ちょっと無理っぽい---ということで、少しでも損失を減らすべく、10m用のトラップコイルをショートさせ、40m用のエレメント(つまり、先っぽ)にビニール線を継ぎ足し、ベランダの枠から少しでも多くの部分が露出するように改造しました・・・何と22:00過ぎに。この辺りが「ベランダ」の良いところであり、大きな音さえ出さないように注意すれば、夜遅くてもアンテナ調整だってできるわけです。
MMANAで早速利得・・・じゃないや、「損失」の減り具合を確認すると、1dBほど良くなる方向。まぁ、机上の値ですから、この値自身の意味ではなく、無理は承知も、昨日振られ続けた「彼ら」に一矢報いたかったわけです。結果は如何に・・・
多分、このブログをお読みの少数の皆さんには信じて頂けるかと思いますが、改造前に「
」も返ってこなかった米本土が、コールの一部を取ってくれるようになりました。しかし、時既に遅し・・・。その代わりに、一番強く入感し、かつ安定していた「KH6」をGet
真珠湾攻撃成功ってな感じです(Author注:そんなに年寄りではありません)。
夜中の欧州方面はやはりカスりもせず・・・こうしてWW WPXは幕を閉じました。締めて「16QSO」。目標には届かなかったものの、まぁそれなりに満喫できました・・・かな
しかし、「KH6」に関しては、アンテナの造作を少しいじったから(+1dBで)上手くQSOに至ったのではなく、前日とのコンディション差だったかも知れません。ってか、きっとそうでしょうね。ただ、工夫の余地は沢山見えてきました。ある意味、SSN最低期でよかったのかも知れませんね
最後に、ご苦労様だった「ミニシャック」です。今回は、仕事机兼各種作業机の右隅に鎮座させました。

先日のJIDXで全バンド計11QSOでしたから、目標は「JIDXと同じ5Wで20QSO以上」・・・という慎ましやかな設定、かつ国内も「有り」なのですが、そこは封印しました。
スタートはやはり15m。早々(18分後)に香港とつながり、「これは、案外・・・」と思ったのですが、距離的にはEsの範囲といった感覚のエリア(ロシアのこっち側や韓国など)しか聞こえてこない・・・。QRP故、1つひとつのQSOに時間が掛かるんで案外「暇」ではないのですが、午前中(とはいえ、3時間・・・)に4QSO。その内、ロシアが3つって・・・

午後からは、南太平洋の「常連」が2QSO/1Hペース。超有名なKG6某局など、まぁまぁ楽しめました。15:00J少し前に10mでやはりロシアをGet


それにしても、ハイバンドがあまりにパッとせず少々ガッカリ。赤道が越えられない・・・。要は、長距離Esの範疇に近いイメージ。最長距離はPalauでした。でも、これがNew Oneだったりする

夕方早々にはハイバンドに諦めをつけ、早々に40mへ。前回のUS初QSOに絆された感じ。流石に前回とはコンテストの規模が違い、沢山聞こえる、聞こえる!「これは、安定してくれば・・・」と、強そうな局からコールするもカスりもしません。夕食を挟んで、例によって「極東」のロシア局と1QSO成立。その後は、飲み過ぎた焼酎でオネムになってしまい、しばし仮眠・・・で気づけば04:00J

バンド内は東欧を中心とした信号が所狭しと居並び、プリフィックスを聞く度に「どこ

以前の記事にも書きましたが、ローバンドの挙動には全くの「ど素人」ですが、軒下でそっぽを向いている我が「ステルス君」では、所詮無理だということには想像が及びます。せめて、北西に向けたい・・・といっても、家ごと回すこともできないし・・・まぁ、へこたれていても仕方がない。少々早めの腹ごしらえをし、ハイバンドの「Big Open」に期待しつつ24H終了時で13QSO。
しかし、SSN最低期を舐めてはいかん。その後、午後にかけては、昨日聞こえていた局がほぼそのまま聞こえているだけ。昼過ぎにZLがカスカス(まぁ、我が家の設備ではですけどね)、こんなの呼ぶ意味もないってな信号強度。夕方にお隣韓国と、伝幡的に相性の良いDUをGet。DUもウン十年前以来であり、そういう意味では感無量・・・

さぁ、もうこうなれば、目指すは目標値クリア・・・なんですが、残された時間を40mに捧げたところで、ちょっと無理っぽい---ということで、少しでも損失を減らすべく、10m用のトラップコイルをショートさせ、40m用のエレメント(つまり、先っぽ)にビニール線を継ぎ足し、ベランダの枠から少しでも多くの部分が露出するように改造しました・・・何と22:00過ぎに。この辺りが「ベランダ」の良いところであり、大きな音さえ出さないように注意すれば、夜遅くてもアンテナ調整だってできるわけです。
MMANAで早速利得・・・じゃないや、「損失」の減り具合を確認すると、1dBほど良くなる方向。まぁ、机上の値ですから、この値自身の意味ではなく、無理は承知も、昨日振られ続けた「彼ら」に一矢報いたかったわけです。結果は如何に・・・

多分、このブログをお読みの少数の皆さんには信じて頂けるかと思いますが、改造前に「


夜中の欧州方面はやはりカスりもせず・・・こうしてWW WPXは幕を閉じました。締めて「16QSO」。目標には届かなかったものの、まぁそれなりに満喫できました・・・かな

しかし、「KH6」に関しては、アンテナの造作を少しいじったから(+1dBで)上手くQSOに至ったのではなく、前日とのコンディション差だったかも知れません。ってか、きっとそうでしょうね。ただ、工夫の余地は沢山見えてきました。ある意味、SSN最低期でよかったのかも知れませんね

最後に、ご苦労様だった「ミニシャック」です。今回は、仕事机兼各種作業机の右隅に鎮座させました。

ステルス化の第一歩
2007-05-20
今日は家の用事にかなり翻弄され、無線に関する時間は殆ど取れずでしたが、現段階のアンテナのシミュレーション結果を基に、夕食後に必要なコイルを巻きました。まずは材料を・・・。
真ん中の筒状の容器は百均で購入したもので、直径40mmの円筒形です。ボビンに使えそうなんで以前に4つほど買い込んだもの。その他は説明不要でしょう。ウレタン線は、0.8φ×10m×3セットあります(写真はその切れっ端)。
上記のシミュレーション上、12μH×2、21.5μH×2が必要なのですが、どうせ正確なものがこの材料から作れるとは思えず、上記ボビンの直径における大凡の巻き数を、彼の有名なツールである「tool25」のお世話になって求め、うにょうにょ巻いただけです。
詳細な工作手順は省略します・・・ってか、見たら大体お分かりかと思いますが、まぁ以下の感じ。
① ボビン代わりの容器を必要な大きさにカッターで切断
② 巻き始めと巻き終わり穴を開け、そこを通してから表側にウレタン線を
必要回数巻き付け
③ 両端に端子をハンダ付け
④ 張力に負けないように、タイラップで補強
⑤ 端子の反対側のほつれを防ぐため、ビニールテープを一巻き
写真の解像度が悪いんで、何となく綺麗に見えますが、ボビンの縁、つまりカッターで切った部分はそれこそガタガタです。しかし、幾ら何でも、これは性能には影響しないでしょう
それに、風雨に完全にはさらされないため、この程度の造作でも数年は持つような気がしています(現に、軒下くんはまだ新古品程度の感じ)。
後は、エレメント部分のワイヤーです。が、明日から仕事が超多忙の予想・・・

真ん中の筒状の容器は百均で購入したもので、直径40mmの円筒形です。ボビンに使えそうなんで以前に4つほど買い込んだもの。その他は説明不要でしょう。ウレタン線は、0.8φ×10m×3セットあります(写真はその切れっ端)。
上記のシミュレーション上、12μH×2、21.5μH×2が必要なのですが、どうせ正確なものがこの材料から作れるとは思えず、上記ボビンの直径における大凡の巻き数を、彼の有名なツールである「tool25」のお世話になって求め、うにょうにょ巻いただけです。

詳細な工作手順は省略します・・・ってか、見たら大体お分かりかと思いますが、まぁ以下の感じ。
① ボビン代わりの容器を必要な大きさにカッターで切断
② 巻き始めと巻き終わり穴を開け、そこを通してから表側にウレタン線を
必要回数巻き付け
③ 両端に端子をハンダ付け
④ 張力に負けないように、タイラップで補強
⑤ 端子の反対側のほつれを防ぐため、ビニールテープを一巻き
写真の解像度が悪いんで、何となく綺麗に見えますが、ボビンの縁、つまりカッターで切った部分はそれこそガタガタです。しかし、幾ら何でも、これは性能には影響しないでしょう

後は、エレメント部分のワイヤーです。が、明日から仕事が超多忙の予想・・・

鉄筋も味方にできるはず!
2007-05-20
先の記事で紹介したように、特に建家の鉄筋構造に関しては無視できないということがはっきりしていますので、我が家の構造を簡単に書いてみました。

左が単なるプリセットの段階です。中段の黒い太い線がアンテナ(真ん中の「○」が給電点)で、それ以外はベランダの構造。まぁ、鉄筋がきっとここら辺を・・・というところに実寸に近い値でワイヤーを引いた形です。一方、この状態で電波を出した(
)のが右側。MMANAをご存じの方は解ると思いますが、青い線が電圧の起伏、赤い線が電流の起伏です。
こうしてみると、単なるアンテナというよりも「アンテナ・システム」と呼ぶべきで、目に見えない所で、かなりの悪戦苦闘・・・というか「悪さ」をしていそうなことが解ります。また、このアンテナは15mのDPであり、平行に走っている(であろう)長さが近い鉄筋に電波が乗ってしまい、これらが見かけ上のインピーダンスの「暴れ」を作っていることも明白。ちなみに、この状態での同調点では、インピーダンスが10Ω台です。
さて、幸いにも雷に打たれずに生きていますので(
)、先の実験結果(15mのDPの同調点インピーダンスが25Ω前後であったこと)を考えてみると、以下の幾つかが類推できます。
★ ベランダに張り出している天井(軒)や手すり、或いは床部分に必ずしも
アンテナと並行の鉄筋が渡っているとは限らない
★ 建物が古い(ちなみに、築20余年)ため、中の鉄筋がかなり痛んで来ており、
十分な「導体」とは言えない状態にまでなってきているかも・・・(怖
)
ということで、これを差し引いて考えるためには、何本か横方向の鉄筋を取っ払ってしまえばよい・・・少々乱暴ですが、アンテナと並行方向の鉄筋の内幾つかを抜き差し(っていうのか
)し、測定結果である「大凡25Ω」となる組み合わせを模索したのが以下の図です。

まぁ、こんなベランダには立ちたくないようなことになってしまいましたが
これで大凡25Ω前後に収束するようになりました。
しかし、これでは全く科学的でない(只の数値合わせ)ため、軒先くんのデータ(各ワイヤー長やローディングコイルの大凡のインダクタンス値など)をプリセットしたら・・・何と、現状のヒゲの長さで「いい線行く」ということをほぼ裏付けられるような結果が出たんです
すげい発見
さらに、各バンドともインピーダンスは「低め」の方向に動き、やはり50Ω直結(バランは入ってますよ)では上手くないことも解りました。
「ホイップ+ATU」に逃げそうな予感もありましたが、俄然勇気が湧いてきました
もう少し拘ってみようと思います。

左が単なるプリセットの段階です。中段の黒い太い線がアンテナ(真ん中の「○」が給電点)で、それ以外はベランダの構造。まぁ、鉄筋がきっとここら辺を・・・というところに実寸に近い値でワイヤーを引いた形です。一方、この状態で電波を出した(

こうしてみると、単なるアンテナというよりも「アンテナ・システム」と呼ぶべきで、目に見えない所で、かなりの悪戦苦闘・・・というか「悪さ」をしていそうなことが解ります。また、このアンテナは15mのDPであり、平行に走っている(であろう)長さが近い鉄筋に電波が乗ってしまい、これらが見かけ上のインピーダンスの「暴れ」を作っていることも明白。ちなみに、この状態での同調点では、インピーダンスが10Ω台です。
さて、幸いにも雷に打たれずに生きていますので(

★ ベランダに張り出している天井(軒)や手すり、或いは床部分に必ずしも
アンテナと並行の鉄筋が渡っているとは限らない
★ 建物が古い(ちなみに、築20余年)ため、中の鉄筋がかなり痛んで来ており、
十分な「導体」とは言えない状態にまでなってきているかも・・・(怖

ということで、これを差し引いて考えるためには、何本か横方向の鉄筋を取っ払ってしまえばよい・・・少々乱暴ですが、アンテナと並行方向の鉄筋の内幾つかを抜き差し(っていうのか


まぁ、こんなベランダには立ちたくないようなことになってしまいましたが

しかし、これでは全く科学的でない(只の数値合わせ)ため、軒先くんのデータ(各ワイヤー長やローディングコイルの大凡のインダクタンス値など)をプリセットしたら・・・何と、現状のヒゲの長さで「いい線行く」ということをほぼ裏付けられるような結果が出たんです


「ホイップ+ATU」に逃げそうな予感もありましたが、俄然勇気が湧いてきました

不自由な空間・・・
2007-05-19
先日、アンテナのすげ替え(立て替えなんてできません
もう少し、周辺環境にあった感じのものに変えようかなぁとの目論見)について、少しでも性能向上を目指すのと同時に「ステルス化」を狙って、ウレタン線の太い奴を買ってきました。序でに秋葉唯一(かな
)FTシリーズが手に入るお店で、コアを2つほど購入・・・というのは、この記事で書いたように、どうやら「インピーダンス変換」(俗にアン・アン)が入り用だと解釈したためです。
それから数日は、会社から帰宅すれば、お得意のMMANAで試行錯誤の繰り返し。その内に「同じ悩みのOMさんもおるやろな・・・ひょっとして秘策もあったりして」などと他力本願丸出しで、あちこちネットサーフィンしていく内に、建家の鉄筋部分を「アンテナ」と見立ててシミュレートしている方がおり、「な~るほどぉ
」と早速真似してみたら・・・これほど影響があるとは思いませんでした。当然エレメント長をいじれば同調は取れますが、その時のインピーダンスがむちゃくちゃ
特に、ベランダの横の長さと15mの半波長がほぼ同じで、この辺りが尤も挙動がおかしいんです。ここで思い出したのが、軒下くんを張った際の15mの調整難---やはり、原因はあるんですね。それにしても10Ω以下・・・マジかよ・・・。
そこで、シミュレーションをどこまで信じられるか・・・というより、でっち上げた建家の鉄筋構造と、コンクリートの影響(きっと、鉄筋の影響が穏やかになるはず)を調べるべく、以下の手順で実験してみました。
① まず、軒下くんを軽く撤去(元に戻せる程度)
② 15mの半波長DPを適当にこしらえ、軒下くんのあった位置に仮設
③ ディップメータで同調点を調べながら、バンド中央に合わせ込み(=植木屋さん)
まぁ、ここまでは昔取った杵柄よろしく「あっという間」だったのですが、驚いたのは波長計算上、大凡6.8m弱のはずが、さらに20cmほど短いところが同調点。軒下くんの「ヒゲ」が無くなったのも無理はない・・・。さらにこの後で、アンテナアナライザーをつないでインピーダンスを測ったら、同調点辺りで25Ω前後でした。これじゃぁどう頑張っても、50Ωの同軸とは合わないはずです。
そこで、急遽「50Ω:22Ωのアン・アン+強制バラン」を作りました。③で追い込んだエレメントに接続し、アナライザーでSWRを再測定しました。結果は少し良くなる方向(目視で1.8ぐらい)・・・でも、これでMMANAのデータを少しいじり、大凡シミュレートできる所まで持って行けそうな雰囲気です。
さぁ、この時点で16時過ぎ。ところが、いきなり雷鳴が轟き、急いで撤去&部屋に待避。流石に、ベランダといってもねぇ。その後の雨が正に「にわか雨」でかなりの雨量。結果的に作業は中断・・・気づけば夜になっています。
それにしても、自由空間との差異に驚いた次第。今日も、大変勉強になりました。
上の写真は、急造バランとその他の測定治具たちです。差を取るために、6mの2ele-VP用のバランも使いました(黒い筒状の奴)。高校時代の作品の割にスマートで現用・・・そういう意味では、最も成功した自作品かも


それから数日は、会社から帰宅すれば、お得意のMMANAで試行錯誤の繰り返し。その内に「同じ悩みのOMさんもおるやろな・・・ひょっとして秘策もあったりして」などと他力本願丸出しで、あちこちネットサーフィンしていく内に、建家の鉄筋部分を「アンテナ」と見立ててシミュレートしている方がおり、「な~るほどぉ


そこで、シミュレーションをどこまで信じられるか・・・というより、でっち上げた建家の鉄筋構造と、コンクリートの影響(きっと、鉄筋の影響が穏やかになるはず)を調べるべく、以下の手順で実験してみました。
① まず、軒下くんを軽く撤去(元に戻せる程度)
② 15mの半波長DPを適当にこしらえ、軒下くんのあった位置に仮設
③ ディップメータで同調点を調べながら、バンド中央に合わせ込み(=植木屋さん)
まぁ、ここまでは昔取った杵柄よろしく「あっという間」だったのですが、驚いたのは波長計算上、大凡6.8m弱のはずが、さらに20cmほど短いところが同調点。軒下くんの「ヒゲ」が無くなったのも無理はない・・・。さらにこの後で、アンテナアナライザーをつないでインピーダンスを測ったら、同調点辺りで25Ω前後でした。これじゃぁどう頑張っても、50Ωの同軸とは合わないはずです。
そこで、急遽「50Ω:22Ωのアン・アン+強制バラン」を作りました。③で追い込んだエレメントに接続し、アナライザーでSWRを再測定しました。結果は少し良くなる方向(目視で1.8ぐらい)・・・でも、これでMMANAのデータを少しいじり、大凡シミュレートできる所まで持って行けそうな雰囲気です。
さぁ、この時点で16時過ぎ。ところが、いきなり雷鳴が轟き、急いで撤去&部屋に待避。流石に、ベランダといってもねぇ。その後の雨が正に「にわか雨」でかなりの雨量。結果的に作業は中断・・・気づけば夜になっています。
それにしても、自由空間との差異に驚いた次第。今日も、大変勉強になりました。

上の写真は、急造バランとその他の測定治具たちです。差を取るために、6mの2ele-VP用のバランも使いました(黒い筒状の奴)。高校時代の作品の割にスマートで現用・・・そういう意味では、最も成功した自作品かも

回り込み対策=ノイズ対策!?
2007-05-14
昨日のQSO中の回り込み対策をあれこれ考えましたが、まぁ簡易的なもので大丈夫だろう・・・というか、所詮5W以下ですから、大仰に考えずに実験して追いつめていく方が実質的だろうと、今さっきまで半田ごてをぶん回していました。
対策の中心は、CWパドルを接続するラインが「アンテナ化」していそうな雰囲気なんで、ここに小っこいビーズを入れよう・・・で、押し入れの「死蔵品」の中から発掘されたFB-225に2本の細いラッピングワイヤーを3穴ずつ対称巻きにしてプラグの中に押し込みました。
このビーズだと、それほどインダクタンスが稼げないので効果の程は定かでありません。ただ、この改造を行う際に、今まで2mもあった接続ケーブルを1.2m程に切ってしまいました。この対策の方が、効果があるかも知れませんね
序でに、電源周りを対策しました。多分、バランを作るのに使おうとした「FT114-61」がありましたので、こいつに本体から直接30cm程引っ張り出してある電源ケーブル(IC-703オーナーはお分かりかと思いますが、この作り、結構ダサいですね)を巻き付けました。
このケーブルのコネクタ部分の造作が少々厄介で、細いマイナスドライバーと千枚通しで「ツメ」を一旦曲げて外しました。そして、比較的太いこのケーブルを何とか5回程巻き付けることに成功。上の写真のように、収まりはまぁまぁな感じ。ただ、これもインダクタンス不足は否めず、上の方は兎も角、80mではほぼ無意味
---しかし、今後もここに住んでいる間は80mが「メイン」には絶対にならないと思うので、これもよしとしました。
ところが、嬉しい誤算
上記の作業を終え40mをワッチしてみると、バンドの様子が違うんです・・・そう、ノイズがかなり減少しているではありませんか
簡単に解釈すれば、電源ラインからくるノイズと、宅内の放射ノイズ(安定化電源と本体の間のケーブルで拾っていたもの)がある程度抑止された形・・・コモンモード系のノイズがある程度抑えられた模様です。この辺りは、オシロで比較すれば確認できそうですが、何れにせよ「聞いて判る程の改善」は収穫、収穫
そういう意味では、ACラインを含めて対策していった方が、回り込みどころか「聞きやすい環境」に寄与するんでしょう。そういう眼でもう少し、家の中をあちこち見てみたいと思いました。
後記:
幾ら何でもコアが窮屈なんで、過日FT240-43に換えました。でかいです
対策の中心は、CWパドルを接続するラインが「アンテナ化」していそうな雰囲気なんで、ここに小っこいビーズを入れよう・・・で、押し入れの「死蔵品」の中から発掘されたFB-225に2本の細いラッピングワイヤーを3穴ずつ対称巻きにしてプラグの中に押し込みました。

このビーズだと、それほどインダクタンスが稼げないので効果の程は定かでありません。ただ、この改造を行う際に、今まで2mもあった接続ケーブルを1.2m程に切ってしまいました。この対策の方が、効果があるかも知れませんね

序でに、電源周りを対策しました。多分、バランを作るのに使おうとした「FT114-61」がありましたので、こいつに本体から直接30cm程引っ張り出してある電源ケーブル(IC-703オーナーはお分かりかと思いますが、この作り、結構ダサいですね)を巻き付けました。

このケーブルのコネクタ部分の造作が少々厄介で、細いマイナスドライバーと千枚通しで「ツメ」を一旦曲げて外しました。そして、比較的太いこのケーブルを何とか5回程巻き付けることに成功。上の写真のように、収まりはまぁまぁな感じ。ただ、これもインダクタンス不足は否めず、上の方は兎も角、80mではほぼ無意味

ところが、嬉しい誤算



そういう意味では、ACラインを含めて対策していった方が、回り込みどころか「聞きやすい環境」に寄与するんでしょう。そういう眼でもう少し、家の中をあちこち見てみたいと思いました。
後記:
幾ら何でもコアが窮屈なんで、過日FT240-43に換えました。でかいです

三文の得と回り込み
2007-05-13
ここ数日のコンディションは、流石にEsシーズンを思わせるものとなりましたね。平日(特に5/10)は勤め人の辛さで「情報のみ」でしたが、漸く昨日(5/12)の日中と夕方に15m+5w+SSB、かつ「無線再開後のコンテスト以外」での国内他エリアとのEsでのQSOを久々に経験しました。フェードアウトの仕方が、何となく「明日はもっとよ
」という勝手な思い込みを誘い、夜更かしした割に最近の早起き傾向(=初老
)の後押しで、今日は休日なるも07:30前にムックリ起き上がりイオノグラムを見に行ったら(ってか、そんなものチェックするんだったらRIGに火を入れる方が速いのですが、そこは予測が外れた場合の「ガッカリ感」が違う)・・・赤黄色の横線が
早速、RIGに火を入れました。
昨夕に続き15mで暫く奮闘したのですが、日曜日の早起き局に潰され歯が立たないんで6mを浮気ワッチ。軒下くんは6mとは疎遠です・・・ってか、SWR云々の世界ではありませんが、それでも数局聞こえてきたんで、例の2eleVPを急遽組み立てセッティング。当然、5Wから「6m標準」(
)の500mwに設定し直して「いざ出陣」
丁度、今日のEsピークの頃だったのか、3QSOがあっという間に成立。その後、1Way×2に涙を飲み、「今日はいい感じだべさ
」と思ったら、案外簡単に落ちモード。夕方の復活に期待したのですが、QRPでは太刀打ちできない程度でClosing
というわけで、それなりの無線三昧Dayになったのですが、実は途中で間近の(PCにつないでいる)アンプ内蔵スピーカに猛烈なハム音が
・・・送信と同期して聞こえるということは、「アンプ I」っていうか、回り込みで発振している雰囲気。で、今日はCWはあまり関係なかったため、パドルを抜いたらピタリと止まる始末。
噂には聞いていましたが、このRIGの欠点が如実に表れた次第。コンテストの日は、セッティング位置を変えて(PCから離れた位置で)運用していたこともあって気づかなかったし、定番の対策(CWパドルのジャックのグランドをきっちりグランドにつなぐ)もしてあったので「流石に大丈夫
」と高を括っていましたが、やはりそういったレベルでなかったか・・・。
いろいろ楽しめた「早起きの恩恵」と、まだまだ手のかかるボーナス機・・・まぁ、総じて充実した週末と言えるかな



昨夕に続き15mで暫く奮闘したのですが、日曜日の早起き局に潰され歯が立たないんで6mを浮気ワッチ。軒下くんは6mとは疎遠です・・・ってか、SWR云々の世界ではありませんが、それでも数局聞こえてきたんで、例の2eleVPを急遽組み立てセッティング。当然、5Wから「6m標準」(


丁度、今日のEsピークの頃だったのか、3QSOがあっという間に成立。その後、1Way×2に涙を飲み、「今日はいい感じだべさ


というわけで、それなりの無線三昧Dayになったのですが、実は途中で間近の(PCにつないでいる)アンプ内蔵スピーカに猛烈なハム音が

噂には聞いていましたが、このRIGの欠点が如実に表れた次第。コンテストの日は、セッティング位置を変えて(PCから離れた位置で)運用していたこともあって気づかなかったし、定番の対策(CWパドルのジャックのグランドをきっちりグランドにつなぐ)もしてあったので「流石に大丈夫

いろいろ楽しめた「早起きの恩恵」と、まだまだ手のかかるボーナス機・・・まぁ、総じて充実した週末と言えるかな

ローバンドは5Wかな?
2007-05-06
懲りずにまだ「反省」を続けています。アンテナについては、ある程度の改善の余地が見えました(ハイバンドのDPは、俗に「アン・アン」で75Ωを基準とし、かつ15mで最良になるような組み合わせに手応え・・・MMANA作者にノーベル賞
)が、ローバンドはしっくり来ない・・・と、まぁ折角のGWも悩み解消には至らずでした。
それは兎も角、丁度静岡コンテスト、ユニセフこどもの日コンテストと2連チャンで40mが案外賑わっていたため、ミスマッチ云々を無視して(内蔵カップラ頼り
)、一体どの程度の出力で「振り向いてくれるのか」を試すべく、各々数時間ですが参加してみました。結果的に行き着く先は、やはり巷のQRP限界である5Wが、少なくともBigなコンテストでは必要なのかなぁ・・・という結論です。
上記の2つのコンテストは、当然超メジャーなコンテストより局数も少ないわけですから、そもそも「振り向いてくれ易い」わけですが、それでもちょっとしたコンディション(ってかQSB)の上下の「上」でないと、1W未満(当然、出力が弱いほど)ではきつくなるばかりでした。また、バンドエッジでのんびり構えられているOM諸氏には、迷惑を掛けない程度のリピート回数で済みましたので、「届かない」というより「潰される」という部分で考えても、ある程度の「圧し」が必要かなぁと思いました。
逆に言うと、余程の「珍」を狙わない限り「5Wも出しゃ飛ぶ
」ということが、これではっきりした次第。軒下くんもそうですが、やがてRENEWALするであろう「NEW軒下くん」(←命名センス、一緒かい・・・)もきっとマイナスゲインであることも加味すれば、少なくともローバンドはこの出力で落ち着きそうです。
ただ、ずっと拘ってきた「6m=0.5W」にしたい・・・ということは、それ以上のバンドを含めて、新たにRIGを用意した方が良さそうですが、そんな都合の良いものはない・・・画策中(設計中)のRIGのコンセプトを変えるかも知れません

それは兎も角、丁度静岡コンテスト、ユニセフこどもの日コンテストと2連チャンで40mが案外賑わっていたため、ミスマッチ云々を無視して(内蔵カップラ頼り

上記の2つのコンテストは、当然超メジャーなコンテストより局数も少ないわけですから、そもそも「振り向いてくれ易い」わけですが、それでもちょっとしたコンディション(ってかQSB)の上下の「上」でないと、1W未満(当然、出力が弱いほど)ではきつくなるばかりでした。また、バンドエッジでのんびり構えられているOM諸氏には、迷惑を掛けない程度のリピート回数で済みましたので、「届かない」というより「潰される」という部分で考えても、ある程度の「圧し」が必要かなぁと思いました。
逆に言うと、余程の「珍」を狙わない限り「5Wも出しゃ飛ぶ

ただ、ずっと拘ってきた「6m=0.5W」にしたい・・・ということは、それ以上のバンドを含めて、新たにRIGを用意した方が良さそうですが、そんな都合の良いものはない・・・画策中(設計中)のRIGのコンセプトを変えるかも知れません

アンテナの考察
2007-05-03
今日から4連休・・・ALL JAの反省をゆっくり、じっくり行ってみたいと思います。まずはアンテナ考。
やはり、ローバンドは舐めてはいかん---予想はできていたものの、今回再認識しました。40mは兎も角、80mに至っては、やはり無理無理に電波を乗せても所詮は上手く行かず。 0.5Wなんて合法CBと同じ出力ですし、軒下くんでは、何と言ってもSWRが下がるわけもなく減衰しまくり・・・でしょう。
一方の40mも、短縮されている分の損失もさることながら、ミスマッチによる損失(どうしても、SWRが2以上になってしまう)も、きっと大きかったと思います。先日の JIDXでいきなり西海岸とつながったことや、初日の早い時間に北海道とつながったことなどから、案外行けるのでは・・・と思いましたが、やはり国内コンテストは違いますね。
そういう意味で、今後80&40mはロングワイヤーにしようと思います。我が家のベランダは、普通にワイヤーを引っ張ったら実効長7m足らずにしかならないため、これは直下型のマッチング回路で効率を上げる必要があります。さらに、良いグランド(アース)も、マンションの弱み・・・というかご多聞に漏れず上手く行きそうにない・・・ということは、カウンターポイズというか、ベランダに有りったけの銅線を張り巡らすしかなさそうで、この辺りが検討要素の中心ですね。
逆に、ローバンドをロングワイヤーに乗り換えると、軒下くんの「トライバンド仕様」が必要なくなるため、効率が余りよろしくない15mをもう少し具体的な形に持って行くことも可能かも。
10&15mは「Es発生」のお陰で、6エリアが結構拾えました。まぁ、10mはフルサイズのDPとして動くのと、15mもそれ程効率が落ちていないのがその理由かと考えています。が、10mは兎も角、15mのSWRがこれまた上手くなく、この損失を考えても、せめて10&15mのデュアルバンドDPとして新規設計し、バッチリ調整するのが良さそうです。
また、近隣の県が殆ど拾えない・・・。やはり、前に図示したように「ロケーションの問題」なんでしょうが、関東一円全都県は行くべなぁと高を括っていたら、兎に角拾えなかったです。
V/UHFと比較したら、当然ノイズフロアが高い分「強め」に送り込む必要があるわけですが、個々のバンドにきちんとマッチングを取ることでも、様子が変わってきそうに思っています。方法論は幾つか考えられそうなんで、トラップの効率や建物から幾らかでも離す工夫をしたいと考えています。
さて、国内コンテストでは欠かせない6m。流石に馴れているというか、思った程度の感覚で交信できたのですが、今回は「固定ビーム」としたため、東京湾を挟んで対岸となる神奈川の横須賀辺りがかなりFBで、逆に丁度サイドになる埼玉が全般的にNGでした。やはり、以前のヘンテコVビームには「ゲインはないが回転できる」というメリットがあって、建物の隙間を通ってくる電波の「強いところに向けられる」という部分は、案外大きかったのかも知れません。
ということで、結局まだまだ改良の余地のある我が家のアンテナ君たち・・・。この休みは、MMANAであれこれ机上設計してみようと思います。空論にならなければいいのですが・・・
やはり、ローバンドは舐めてはいかん---予想はできていたものの、今回再認識しました。40mは兎も角、80mに至っては、やはり無理無理に電波を乗せても所詮は上手く行かず。 0.5Wなんて合法CBと同じ出力ですし、軒下くんでは、何と言ってもSWRが下がるわけもなく減衰しまくり・・・でしょう。
一方の40mも、短縮されている分の損失もさることながら、ミスマッチによる損失(どうしても、SWRが2以上になってしまう)も、きっと大きかったと思います。先日の JIDXでいきなり西海岸とつながったことや、初日の早い時間に北海道とつながったことなどから、案外行けるのでは・・・と思いましたが、やはり国内コンテストは違いますね。
そういう意味で、今後80&40mはロングワイヤーにしようと思います。我が家のベランダは、普通にワイヤーを引っ張ったら実効長7m足らずにしかならないため、これは直下型のマッチング回路で効率を上げる必要があります。さらに、良いグランド(アース)も、マンションの弱み・・・というかご多聞に漏れず上手く行きそうにない・・・ということは、カウンターポイズというか、ベランダに有りったけの銅線を張り巡らすしかなさそうで、この辺りが検討要素の中心ですね。
逆に、ローバンドをロングワイヤーに乗り換えると、軒下くんの「トライバンド仕様」が必要なくなるため、効率が余りよろしくない15mをもう少し具体的な形に持って行くことも可能かも。
10&15mは「Es発生」のお陰で、6エリアが結構拾えました。まぁ、10mはフルサイズのDPとして動くのと、15mもそれ程効率が落ちていないのがその理由かと考えています。が、10mは兎も角、15mのSWRがこれまた上手くなく、この損失を考えても、せめて10&15mのデュアルバンドDPとして新規設計し、バッチリ調整するのが良さそうです。
また、近隣の県が殆ど拾えない・・・。やはり、前に図示したように「ロケーションの問題」なんでしょうが、関東一円全都県は行くべなぁと高を括っていたら、兎に角拾えなかったです。
V/UHFと比較したら、当然ノイズフロアが高い分「強め」に送り込む必要があるわけですが、個々のバンドにきちんとマッチングを取ることでも、様子が変わってきそうに思っています。方法論は幾つか考えられそうなんで、トラップの効率や建物から幾らかでも離す工夫をしたいと考えています。
さて、国内コンテストでは欠かせない6m。流石に馴れているというか、思った程度の感覚で交信できたのですが、今回は「固定ビーム」としたため、東京湾を挟んで対岸となる神奈川の横須賀辺りがかなりFBで、逆に丁度サイドになる埼玉が全般的にNGでした。やはり、以前のヘンテコVビームには「ゲインはないが回転できる」というメリットがあって、建物の隙間を通ってくる電波の「強いところに向けられる」という部分は、案外大きかったのかも知れません。
ということで、結局まだまだ改良の余地のある我が家のアンテナ君たち・・・。この休みは、MMANAであれこれ机上設計してみようと思います。空論にならなければいいのですが・・・
