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組み立て開始

2012-03-31      
 怒濤のような一週間が終わり、昨日は深酒をして案の定二日酔い・・・なんですが、午前中には何とか準備を整えて遠隔君中心部の製作に突入です。



 今日の進捗・・・あまり進んでいないようにも見えますが、コンデンサの容量を測りながらの組み立てで、些か手間が掛かりました セラコンの容量の精度は本当にまちまち。同調回路を持つものは、表示値を信じて組み立てても失敗しがちですが、散々苦労したLCメータのお陰で何とかコンデンサは全て搭載完了 ところが、リレーを載せ始めたら、パターンの誤りに気付いて慌てて外そうとして1つ壊してしまいました

 残りの作業は明日に回すことにして、今日は早めに

LCメータの安定度向上

2012-03-25      
 結局懲りずにいじり倒していますが、まぁ自分が作ったガラクタ・・・誰の迷惑にもならないでしょ ・・・というわけで、LCメータの精度向上を考えながら、あれこれいじってみました。



  回路は、最終的にネットでよく見かけるものに落ち着きました。これでひとまずケースに入れた状態で、何とか容量測定には使える程度になったのですが、やはり測定の度に若干結果がぶれるため、図中の2カ所の対策で安定度向上を図りました。

 ①の対策・・・この回路自体がPIC16F648Aのコンパレータ頼みであることと、RA4が周波数カウンタ入力であることから、プルアップ(4.7KΩ)の電源側にパスコン(0.1μF)を入れたら、L測定の安定度が改善。そこで、思い切って4.7μFのタンタルに入れ替えて様子を見ることにしました。発振し難かったLow-QであろうRFCなどでも、それなりに発振する(測定できる)ようになりました。

 そして②の対策・・・これは、この記事にも書いたように「良い頃合いの小容量コンデンサで高域の帰還量を減らす」という工夫な訳ですが、ケースに入れたため少しは安定しただろうと踏んで、このコンデンサを取っ払ってみたところ、やはりむちゃくちゃな値になってしまいました しかし、このコンデンサの容量が測定誤差に直結する(安定度向上を狙う余り、不必要に大きな容量のコンデンサを付けると、見かけの発振周波数が低くなってしまう)ため、ギリギリの最適値探し。結局、3pF程度から効果が現れ始めることが判り、最終的に5pFのセラコンで決着。

 上記の結果、容量測定はそれなりに落ち着いてきて、5分程度のエージング(っていうか電源付けっぱなし状態)で、ほぼ安定に測定できるようになったものの、インダクタンスについては二割ほど小さな値を表示するという現象を引きずったままです

 L測定については、ソフトサイドで補正処理を入れるというオチになりそうですが、ひとまず遠隔君作成準備の山である「コンデンサ容量をできるだけ正しく知りたい」という部分はクリアでしょう。来週末は、漸く遠隔君心臓部の組み立てでしょうかねぇ・・・

ケースイン!

2012-03-18      
 作りっぱなしで放っておいたLCメータ・・・そろそろきちんと使えるように、ケースに収納しました。



 Takachiのちょっと派手なケースですが、なかなかインパクトがあります。落っことしても大丈夫・・・ってこともないのでしょうが、黄色い部分がゴム製で、他のものを傷つけないという点では良い感じ



 中の様子です。基板の上下に、お得意の銅箔シールを貼って簡易シールドとし、発振用のコイルとコンデンサをエポキシで固めました。が、初期変動は相変わらずかなりあります 15分ぐらいすると落ち着いてきますので、暫くはこれでいこうと思っています。

 Lメータとして、手もちのマイクロインダクタで試したのですが、発振が安定せず 来週は外出予定があるんで、値がある程度分かった安っちいコイルを幾つか、秋葉で買ってこようと思います。

基板をカリカリ・・・

2012-03-10      
 ついに頭に来て、基板をかじったわけではありません

 今日は朝早くから起きてあれこれ別のことをやっていましたが、ひとしきり掃除などして落ち着いたんで、重い腰を上げ、「亀の歩み四歩目」であるメイン基板の銅箔テープ剥ぎに着手。



 先週末に作った「簡易両面ユニバーサル基板」の部品取付面のグランドを、カッターで切り取っていく作業です。切り取り方法は、基板の背面側の穴から細い棒(千枚通しなど)で少し押すと、上の写真(矢印の先)のように銅箔テープが盛り上がりますから、これらをカッターで結んでいく要領。全部結び終わったら、銅箔テープの不要部分を剥がせばよいわけです。



 まぁ簡単な作業なんですが、カッターの切れ味と銅箔テープの密着度合いがミソで、これらが甘いとグランド側・・・つまり張り付いていなければならない側も一緒に剥けてきます

 仕上がりはこの通り。グランドが浮いてしまった部分を圧着して完成です。



 ひとまず、ここで休憩・・・。夕飯後に続けるか否かは、 の量に寄りますね

局免の有効期限とちょっと元気な太陽

2012-03-07      
 一昨日、仕事の合間を利用して関東総合通信局に免許を取りに行ってきました。勝手知ったる・・・で、免許状の受け取りはすんなり進み、しげしげと眺めてニンマリ ちなみに、今回の警備の方は怖いおじさんではありませんでした。

 ところが、免許状を後々よく見てみると、免許の年月日が3/23となっているんです。既に二アマでない方の旧免許の延長は済んでいる(持っている)ので、てっきり審査終了日・・・3/2から変更されるんだと思っていたら、元の免許の有効期限の翌日からのようです。厳格に「5年」ということなんでしょうね。

 今の状態で10/14MHzにOn Airすると、電波法違反なのかなぁ まぁ、別に出る気もないんですが、なかなか解釈が難しいです。3/23までは、「2.5アマ」ということなのか と、何だか変な気分

 さて、予想通りSSNが上がってきました。地球の方向に回り込んできた黒点群が随分活発な様子(昨日、今日とXクラスのフレアを起こしています)で、SSNも100を上回っています。が、今後暫くは地球側に回り込んでくるような裏側の黒点は無さそうなんで、どんな推移になるのか。今表面にある黒点達、或いは新たな黒点の発生で頑張って貰おう・・・とは言うものの、太陽の南半球が大人しいのは相変わらずです。2012年の春のDXシーズン到来と共に、過去に例を見ないような様相になるのかなぁ・・・と考えつつ、今日も(←缶酎ハイ)でほろ酔いです

ちょっと備忘録>
 6mが結構上昇気配です。VKが連日オープンしているようで( では確認していません)、こちらも見逃せません・・・じゃないや、聞き逃せません

亀の歩みシリーズ化!?・・・三歩目

2012-03-04      
 ついに「亀の歩み」シリーズ化の様相です JIDX-CWまであと1ヶ月余り、ALL JAもその後・・・といった案配になりましたのでここらで気合いを入れたいところなんですが、本気で風邪っぽい状態(ちょっと過去にない感じで、咳が取れない)が半月以上続いており、週末を迎えても何となく時間を浪費してしまう始末・・・。その割に が増えたり、増えたり・・・って、ダメじゃん

 今日は、メイン基板に銅箔テープを貼り付けました。



 秋月の「片面紙エポキシ・ユニバーサル基板 Bタイプ」の部品面に銅箔テープ「nitoms(ニトムズ) J3170 50mm幅」を貼り付けています。粘着力の高いテープのため位置決めの際に少々注意が要りますが、半田のノリも非常に良く重宝しています 貼り付けたらハンカチのようなもので銅箔面を強くこすり、一日放っておけば簡易な「シールド付きユニバーサル基板」の完成です

 今回は実装するものがリレー、コンデンサ、コイルであり、かつ同じ構成のブロックが並ぶようなパターンになりますので、貼り付けた銅箔をカッターで切り抜く感じで作ります。パターンは既に「Bsch」で作ってありますので、明日からちまちまと切り取り作業を進めようかな・・・って、ちゃんと進むのかなぁ

二アマ局免取得顛末記

2012-03-02      
 やっと、二アマの局免をGet・・・というか、今日付で電子申請の状態が「審査終了」となりました

 そもそも電子申請を味方につければ、かなりスピーディーに免許が下りるはず・・・だったわけですが、ドジ丸出しの失態で「補正依頼」なる通知を貰い、再申請して漸く今日・・・といった有様です どなたかの「バカ除け」になるかも知れませんので、書き残しておきたいと思います。

 1月28日に従免到着後、早速電子申請に着手しました。ひとまず「50Wの移動局」というスタートラインで憧れの10MHz/14MHzを書き漏らさぬよう慎重にチェック。そして、事前チェックもスムーズに通過して即本申請。その後は、どの程度の日数で処理が進んでいくのかが謎ですから、毎日帰宅後に申請書の状態チェックを行い、「受付処理中」まで進んで一安心・・・と思ったのですが、ある日、ふと申請内容を思い返してみたら、「50Wの移動局」という思いに捕らわれすぎて、出力電力に50Wと列挙したことを思い出しました 50W・・・我が家の無線機のどれが出すの

 こうなると、後の祭りです。受け付けちゃって貰っているんで、一旦取り下げるしかない・・・と思ったのですが、状態表示の中に「補正依頼中」「再提出済」「補正終了」・・・間違いがあったら教えてくれて出し直しができるといったようなイメージのことが書いてあります。取り下げて再提出するのが早いのか、補正とやらをした方が早いのか・・・悩んだ挙げ句、「これも経験だわい、補正の方に進めてしまえ」と、半ば自棄になって放っておきました。

 2月10日、メールが届きました。曰く、「間違ってるから早く直して再提出しな」・・・というわけで、メールに書いてある通知書番号で照会した情報が以下のようなものでした。画像を拡大すると、よく読めます



 「あんた、50W出る機械、持ってねぇじゃん」ということですね・・・分かってるわい というわけで、元の申請書の50Wと書いてしまった部分をぜ~んぶ10Wに書き換えて再申請。これで、手持ちのRIGで行ける・・・要は変更申請なわけです。あとは、「再提出済」の状態が続き、ここ数日猛烈に忙しかったことからチェックを忘れていたところ、「審査終了」にこぎ着けました。

 大事なのは、元の申請書をきちんとダウンロードして保管しておくと、こうしたミスにも比較的上手く対応できるというところです。

 そしてもう一つ。これは、単なる自分自身の無知の露呈ですが、変更申請で送信機の増設等がない「記載事項の変更」は「無料」でした・・・。そういえば、法規の一夜漬けをしたときに読んだなぁと、何やら既に「遠い昔」になっちゃってる気がしました。いかんなぁ

 来週、仕事の合間に取りに行ってこようと思います。

頑張れ、太陽!

2012-03-02      
 早くも3月。しかし、どうも浮かれ調子とは行かないようです。長引く風邪・・・年取ったのかなぁ って、こっちの話ではなく、太陽活動についてです。

 SSNは日々確認しているのですが、このところの下降っぷりはちょっと心配です。小難しいことは判りませんが、太陽の磁場の形成が上手くなく、結果的に太陽表面に目視できる「黒点」にまで成長しない・・・ということらしいですね。太陽観測衛星「ひので」のこの辺りの記事に詳細が書いてありますので、興味のある方は一読をお奨めします。

 巷では、太陽活動と各種の気象現象とを何とか結びつけようとするややオカルティックな話もちらほら・・・まぁ、それはさて置いても、もうちっと頑張ってくれないとQRP族には辛いですね・・・。
 ただ、少し落ち着いて過去のSSNグラフを眺めてみると、極大期の周期や最大SSN値も「予測」は難しいのではないかと思ってしまいます。過去にも「思惑通りでない時期」はあったわけですからね。

 STEREOの画像を見ると、あと数日で比較的大きな黒点がこちら側(地球側)に回ってくるようにも見えていますので、ちょっと期待しようかな 太陽も風邪気味・・・っていう程度で、何とか元気出してくれ
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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