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何だ、このダイオードは・・・

2012-09-20      
 検波用のダイオードが少ないなぁ・・・と思い部品箱をひっくり返したら、古参の1SS43以外に1SS97が10本ほど出てきて若干安堵したのですが、得体の知れないダイオードが結構あることに気づきました。



 左の三つは何となくスイッチングダイオード系と見て取れます(真ん中は明らかに1S1588でしょう)が、一番左の奴はご丁寧に「TOYOMURA」の静電防止袋からたったの4本出てきたものです。どうも怪しい・・・。
 一方、右の2本が検波ダイオードっぽいなぁ・・・というのは解ります。多分、一番右のものは1N60なのでしょうが、カソードを示す線が1本で、我が家にある「1N60」は2本線。また、右から2番目のものが入っていた袋に「1S953」と書いた小さな紙が入っています。ところがネットで調べると、1S953って姿形がまるっきり違うみたいなんですよ・・・。

 ・・・というわけで、結局得体が知れないこれらダイオード達の素性が知りたくなり、とりあえず順方向電圧で選別してみようと、2台のテスタとボリュームで下記の通り組んで調べてみました。



 ダイオードの順方向電圧は、やはり「小さな電流の帯域」・・・概ね1mA以下の順方向電流を流したところでその差が顕在化します。比較用には、きちんと選別されているショットキー、ゲルマ、スイッチング、PINをチョイスし、特性が似たものは「その仲間」という稚拙な分別です。が、まずまず証拠が揃いました。




 これでは、何だか解り難いですね。低電流の部分をクローズアップしたら、以下の3つに分けることが出来ました。



 2種類のショットキーは後学のために測ってみました。IF=0.1mA(今回の測定実験の電流最小値)で0.2V、一つ上のゴチャッとした方のグラフの方ではIF=10mAで0.5V程度と見て取れます。
 一方、ゲルマニウムダイオードは比較的直線性がよいように見えます。一つ上のグラフで、右上方に真っ直ぐ伸びていくのがこのダイオードです。結果的に「赤線一本」のダイオードは、どうやら1N60でしょう。
 そして、注目すべきは謎の「1S953モドキ」です。丁度ゲルマとショットキーの中間的な特性ですが、検波用に使えそうですね。十数本ありますので、ちょっと得した気分



 これは、殆ど「1S1588」と同じ・・・ほんの小さな赤いダイオードでカソードマークが「黄色い丸」という代物ですが、代替品としてバッチリ使えそうです。これも結構な本数があり、逆に1S1588が少なくなっていました。



 最後が恭しく袋に入った「たった4本」のダイオードです。1SS110はPINダイオードですが、このグラフから、多分抵抗値の違うPINダイオードと同定しました。いつ、何のために買ったか覚えていませんが、まぁこれも用途はあると思います。

 いやぁ、これで随分スッキリしました。ショットキーダイオードは少し買い足そうかと思っていますが、AGC検波などには「1S953モドキ」も使えそうですし、スイッチングダイオードは当分要らんな

全市全郡に向けた軽い「思い出し」

2012-09-17      
 備忘録としてだけではなく、何気なく書き留めておいた記事の中にも有用な情報があるかもと、自らのブログを読み返す様、いとをかし・・・いえいえ、これが結構「作戦」になったりするわけです。

 さぁ、3週間後には待ちに待った全市全郡コンテストですね。コンテスト終了日の翌日がお休みという暦のアドバンテージもさることながら、ちょっぴり上手く運用できそうな80mや漸く解ってきた40mの挙動、仮眠を含めた時間的な緩急・・・などなど、ここ数年の経験を存分に発揮したいと、少々早めの「思い出し記事」を書いておこうと思います。

 ◆ 6mのスタートダッシュと80mへのスイッチ

 スタート直後の6m。下のバンドエッジからのS&Pはロスが多く、上から下へ・・・の方がまだマシなようですが、案外「真ん中から」という奇策もありかも知れません。何れにしても、6mの局数潰しはスタートから3Hの勝負になりますから、ここを上手く使えるかが勝負です。
 その後、バンドが死んでいそうな40mを飛び越えて80mに下ります。近場の局を拾っていけば「1局1マルチ」のような増加が見込めますから、とにかく「近くて強い局」を探して呼ぶことになるでしょう。
 距離的には、1エリアを中心に北は7エリア、西は4エリア・・・ですが、コンテストNo.が長いことなども考慮して「無理呼び」をしないように気をつけたいと思います。

 ◆ 20-10mは如何に

 ここ数年の傾向というよりこのコンテストの傾向として、JCC/G狙いで出場している局も多いことから、ALL JAのように全バンドが満遍なく賑わうということはありません。そういう意味で15m、10mが難しく、未体験ではあるものの20mも同様に難しくなりそうです。特にアンテナの付け替えなどの関係から、10mと20mには大変苦労しそうです。
 ただ、まぁこの3バンドで奮闘するというというシチュエーションは、突発的なEsでも出ない限りはあり得ないと思っていますから、とにかく「暗い内」はあんまり気配りしなくても良いでしょう。
 20mはアンテナの絡みもあって「暗い方がよい」(釣り竿ですからね)という部分も忘れないようにしないと・・・。

 ◆ 仮眠と40mの朝

 これも毎度のポイントですが、夜を徹する代わりに昼間に活力が出ない・・・というのが最悪のシナリオですから、80mを頃合いで引き上げて仮眠し、日の出前辺りに起きてくるパターンが良いと思います。ですから、02時には睡眠に向かい、05時過ぎには起きてくる(05時半頃が日の出)というパターン・・・これを何とか実行したいと思います。とは言え、毎度失敗するのもこの部分
 一方、全く本腰を入れなかったFDで貫徹という事実は、実は「夏休み中・・・多少無理してもOK」というアドバンテージだったわけですが、全市全郡も暦上は翌日がお休みですから頑張っちゃうのもいいかも
 何れにせよ、夜明け辺りから午前中一杯は、やはり40m中心の運用になりますので、TS-590の混信除去の本領発揮といくか否か・・・密かに期待しています
 また、その後訪れる40mの昼ガレについても、その前後に「近場タイム」があることを考慮しなければいけませんね。

 ◆ 一応、念のためのハイバンド・サーベイ

 昼間の局数不足を補えるほど上の方が賑わっているとは思えませんが、ハイバンド全体のサーベイはやはり必須でしょう。午前中や午後の弱いEsなども期待出来るかも知れませんので、まめなワッチも欠かさずに・・・といったところでしょうか。

 ◆ 夕方からは忙しいぞ

 40mに次いで80mのオープンが始まるのが17時を回った辺りでしょう(日の入りは17時15分頃)。夕刻から夕飯くらいの時間はこの2つのバンドでマルチ稼ぎが主体になりますが、どうも毎年、ALL JAも含めて「魔の19時台」というのが巡ってきますから、ここをどう凌ぐか・・・。ある程度飛ぶ手応えの出てきた80mに、もう少し拘っても良いかも知れませんね。
 ラストはやはり6mでしょう。殆どが「B4」でしょうが、まぁ探して呼ぶしかないでしょうね。

 ◆ ログソフトも入念に

 多分、CTESTWINのお世話になると思いますが、細かな設定ミスなどでまごつかぬよう、事前にチェックしておいた方が良さそうです。ある程度CWの送信機能も使うものと思いますので、Fキーへのメモリ設定なども確実にしておきたいものです。

 以上、3週前ですから、まぁこんなモンでしょう

ローレベル・パワー計の理想値勘違い(^^;

2012-09-17      
 直前の記事でキメたつもりでしたが、どうも以下の一文に疑問が生じました。

 『測定範囲ですが、-5dBm以下はどんどん怪しくなるのでここを下限としましたが、どういうわけか+12dBmを超えると整流(検波)後のDC電圧が理想値より大きくなっていってしまうため、このダイオードの耐圧も含めて考えて+12dBmを上限とします。』

 ここで気になったのが、交流の「最大値と実効値」です。

 今回作ったローレベル・パワー計は、商用交流の電圧をトランス+ボリュームで下げて特性を調べたわけですが、そもそも商用交流を「テスタ」で測った場合の値は「実効値」になります。そして、1SS43で整流した後の直流電圧をこれまた「テスタ」で測るわけですが、リップルを平滑化するコンデンサの容量がその測定周波数(50Hz)に対して十分に大きい場合、この電圧は「最大値」に近づいていくわけです。



 この特性調べをする際に、大きな容量のコンデンサ(上図中の22μF)をつなげていますが、上図から判るように負荷抵抗も十分に大きいことからかなり最大値に近い値が測定されるはずです。これは、HF帯以上の「実測」の場面においても十分に成り立ちます(実測の場合は1MΩ+0.1μFの組み合わせ)。
 つまり、このパワー計の特性を見る場合、交流電圧測定は実効値⇒その時点の直流電圧測定は最大値・・・まぁ、こんな風にまとめてしまえば簡単です。

 当初、理想値について誤って「実効値」を元に線引きしたため、丁度1V付近でクロスオーバーしたような感じになってしまったのですが、特性を調べた際の個々のポイントにおけるテスタに表示される電圧・・・つまりグラフ作成時の縦軸になる直流電圧は、その時点での「最大値」に近い・・・というわけで、理想値が気持ち悪いためちゃんとした特性グラフを再作成しました。



 実際問題、この理想値についてはダイオードのVF(順方向電圧降下)も無視されますから、グラフ上リニアな線形に上昇し始める15dBm辺りから上は「理想値-VF」となり、ショットキーダイオードのVFである0.3Vくらい下の電圧が維持される形で上昇するでしょう。まぁ、ぶっ壊さないように注意しないと・・・ということで、やはりこのパワー計は、-5dBm~+12dBm辺りを活用するのが良さそうです。

それなりにちゃんとしたローレベル・パワー計

2012-09-16      
 FCZ研究所の寺子屋シリーズには、本当に沢山お世話になりました。中でもQRPパワーメータは現役ですが、高インピーダンスのデジタルテスタとの組み合わせでもうちょっと細かく電力を知りたいぞ・・・と思い、過日、秋葉に行ったついでに購入したちっこいケースに「トロ活」のローレベル・パワー計を作って組み込みました。



 50Ωの抵抗は100Ω1/4W±1%を2本パラで構成。この抵抗は大きさ的には1/8Wですが「1/4Wで行けるよ」という触れ込み。従って、1/2Wまでは接続できるんだと思いますがまぁ大きな電力を入れるつもりはなく、逆に大きさ的なアドバンテージ(高周波特性)で選んでみました。
 先端の方はダイオードを始めとする高周波部分のため、熱収縮チューブの上に銅シールをぐるりと巻いてシールドしてみました・・・が、効果はあるのか知らん
 肝は「テスタ棒がそのまま挿せる」という構造です。これは結構便利ですよ

 この手の自作測定器は誤差認識が命。ひとまず、ハムフェアで買ったトランスがまだ転がっていたんで、これで適当に電圧を落とし、さらにボリュームを接続して「50Hz」という高周波()で確認してみました。



 デジタルテスタは、この手の確認には実に重宝で「ビシッ」と値が出るのですが、今後のいろいろな作り物では「ピーク」を知りたいことも多いと思い、「三和君2号」(命名センスは変わりません いや、変えません)でも測定しました。針の読みには限界がありますが、まぁ大体同じくらいの値に読み取れています。

 1SS43という大昔のショットキー・・・こいつは低耐圧なためちょっと怖いんですが、ひとまずあと数本ありますので「貴方達は、ローレベル・パワー計のダイオードが飛んだときの予備」と決めました。

 測定範囲ですが、-5dBm以下はどんどん怪しくなるのでここを下限としましたが、どういうわけか+12dBmを超えると整流(検波)後のDC電圧が理想値より大きくなっていってしまうため、このダイオードの耐圧も含めて考えて+12dBmを上限とします。

 周波数特性は「リターン・ロスブリッジ」で測定・・・って、こいつも作らないとね・・・。

 ※ 2012/09/17 おいおい、理想値が違ってるジャン・・・ってなわけで、次の記事で訂正。

ヒヤヒヤのバージョンアップ

2012-09-16      
 まぁ、あんまり必要そうな項目は入っていませんでしたが、後学のため()に先日アップされたTS-590の最新ファームウェアを入れてみました。

 本体と常にUSBでつながっている主力PCから、ダウンロードした「Ver 1.07」を解凍して説明通りに転送・・・したんですが、本体のUSB通信速度がHamlog最高速度の38400bpsだったため、転送が遅い遅い とは言え、まぁ順調に進みました。



 さて、問題はここからなんです。

 各種の設定については「先にバックアップを取っておくといいぞぅ」と書いてあったんでその通りにしてアップ後にリストアしたんですが、なんだか必要な情報の殆どはバックアップされないんです・・・。AGCの時定数、NRのリダクションレベル・・・どれもこれもやり直しになりました。まぁ、そんなに難儀な話ではないものの、何かもう少しバックアップしてくれればいいのになぁ

 一番困ったのがANT端子の設定です。今、引き込みの関係で「ANT2」を使っているのですが、これが全部ディフォルト設定に。またパワー設定もTXチューンのパワーも元に戻っていました。そんなことも知らずに送信したら、SWRメーター振り切れ・・・50Wフルパワーでアンテナ未接続という野蛮な状況にぃ 直ぐに気づいて止めたんで大事には至りませんでしたが、ちょっとびっくらこけました

 今回のアップ項目にはもう少し期待した部分があったんですが、そろそろこのリグ自体としてはこなれたんでしょう。大きな変更はもう無いかも知れませんね でも、もうちょびっと期待して、気長に次のリリースを待つことにしましょう。
 ちなみに、今回の改善項目の「CWセミブレークインで受信に戻った直後、SWRメータが一瞬大きく振れる場合がある」という部分はちょっと気になっていたんで、この改修は歓迎でした でも、多分少数派ですね、この項目改善で喜ぶ局長さんは

やっとこサモア・・・

2012-09-15      
 一週間ほど前からクラスタを賑わしている「NH8S」を午前中に15mで発見しました。方向的に目の前のマンションをかすめるような方角なんですが、まぁ大ざっぱに「南方向」はステルス君2号の・・・というか、我が家の立地として有利は有利なんで、昼前からUP指定の中呼んでいました。
 時折S9を超えるもののQSBの谷間では聞こえなくなってしまうことがあり、まぁ無理だろうなぁ・・・と思いつつもテンポ良く捌かれるオペレーションのリズムに乗って呼んでいましたが、13時頃にQRXしてしまいました。結局一時間余りが空振りに終わりました。

 昨日の晩は久しぶりにカラオケに興じ遅くまで飲み食いしていたため、昼食は軽めに小分け蕎麦でも食べようと近くのコンビニに買い物に行き、ゆるゆると帰ってきて遅い昼食を済ませると、いつの間にか再度オンエアしています。それも、結構な強さ・・・S9付近で安定に入感。そして、数回のコールでコールバック有り、無事に更新成立です まぁ、良くある光景ですが、結局CONDXに勝るもの無しなわけですね。比較的長いペディであることもあって、既に交信した局も多く「潰される」ということもなく拾って貰えたのでしょう。

 ログを見返すと、DX更新は6/11のJordan以来・・・結構久々でした。NICTのメールで昨日のSSNは30、このブログの現在値が44ですので、他の信号はあまり聞こえませんねぇ・・・。サイクル24はまだ上昇基調の筈ですが、何か一抹の不安を覚えずにはいられない今日この頃です。

コンパレータICの個体差

2012-09-13      
 酔いが醒めたので()LCメータの「ダメ押し実験」をしてみました。

 PIC16F648Aのコンパレータについてマニュアルを見たら、LM311より若干ですが応答速度が遅いことが判りました。





 Typicalの比較でほんの1~200nsですが、まぁ差があるわけですね。これが、「PIC内蔵コンパレータだとインダクタンス測定誤差が大きい」という解につながるとはちょっと思えない程度の差です・・・が差はあるわけです。ただ、既に「セパレート型が優位」とみており、LCメータの完成形は「コンパレータ外付け+PICで周波数カウントと計算」という格好に収まりそうですから、この比較は良しとしましょう。

 一方、セパレート型にするにせよ、ただ単に買ってきたコンパレータを使うわけですから、この個体差が大きかったら不味いわけです。そこで、実験基板のLM311を引っこ抜いて8ピンのICソケットに換え、セカンドソースの「NJM311」(2つ)と差し替えながら比較してみました。



 まぁ世界広しと言えど、こんなクダラン実験をしてる奴ぁいねぇなぁ・・・と自嘲気味なわけですが、酔っぱらいにはこの程度で十分 上の写真の通り、コイルはここ一連の実験で活躍中の「10μH君」と「手巻き君」(1mmスズメッキを適当に3ターン)です。この2つのコイルを測定して、その差をまとめるだけの簡単作業。早速、結果をご披露

LM311NJM311-1NJM311-2
10μH君9.998μH10.016μH9.983μH
手巻き君0.051μH0.056μH0.052μH

 如何ですか 個体差は確かにありそうですが、小数点第二位辺りでやり繰りすれば「差はない」と言えそうですね。逆にそれ以上の精度を求めようと思っても、こんな廉価な部品の組み合わせではやはり限界がある・・・ということでしょう。

 ・・・ということで、コンパレータについてはセパレート型の定番たるLM311(NJM311)の適当なチョイスで十分と言えそうですから、再現性の良さの秘密もこの辺りにあるのでしょう。
 ちなみに、LM311はマルツパーツさん、NJM311は千石電商さんで購入。何れも「100円で釣り」が来ますよ

何でハイバンドコンディションは「春」と「秋」がいいの??

2012-09-13      
 今日も比較的早く帰れたのですが家族と食事に行ってしまい、またしてもちょいと 過ぎました 少し醒めたら・・・と思いつつ、帰ってからも の「サンゴー缶」をプシュッと開けてチビチビやってます。

 何てったって後一ヶ月足らずで全市全郡を迎えるわけですから、ハイバンド(=Es)はともかく、40mをちょいちょいワッチしています。外はまだまだ暑い日が続いていますが、流石に9月半ばを迎えて「秋の雰囲気」が漂ってきました。国内の入感状況が随分変わり、夜遅くまで賑わっていたのが嘘のようです。

 ここ数年(2009年の終わりから2011年の秋頃)は飛んでしまったものの国内CONDXの季節変化は何となく解ってきたため、こうした40mの挙動もある程度は理解出来るようになりましたが、SSNを始めとする太陽活動にウンと影響されるハイバンドDX(海外)については、まだまだ「二期目」なわけです。そこで15/10m辺りのサーベイをそろそろ・・・と、9月になってからボチボチ聞き始めたのですが、漸くEUの信号がCONDXのいい日に聞こえてくるようになりました。
 どうも、SSN上昇に連れてA/K-Indexが上がってしまい、結果的に「悪CONDX」という日が多いようですが、東欧の信号は確実に「聞こえる回数」が増えてきました。

 それにしても、何で春・秋がハイバンドのDXシーズンなんでしょう ローバンドは冬が良い・・・というのは、電離層の理屈で解る気がするんですが、夏は何でダメなの というのが前々からの疑問です。Esも5-7月がシーズンですが、まぁ仮に真夏はNGとしても9-11月が「シーズンⅡ」でも良いような・・・。日本が北半球だから とか色々と考えてみるのですが一向に解りません

 これって、あれこれ調べてみたつもりなんですが、明快に理解できるような説明がなかなか見つかりません・・・。誰か教えてくれ~

LCメータにマッチしたコイルはこれだ!!

2012-09-12      
 このところ実験や工作のスピードが上がったのは、やはり「運用机兼工作机」を旧友に作って貰った効果が大きいと思います。ぶっちゃけ散らかしたまま寝てしまっても、「火の元」(って、はんだごて)だけ気をつければよく、帰ってきたら続きが直ぐ出来る・・・以前はPCのキーボードがのさばる方の机しかなく、出しては片付けという行為が億劫なために土日の「固め打ち」しかありませんでしたが、夕飯後落ち着いてからの数時間を紡いでいくと、結構いろいろなことが出来るわけですね。

 さて、今日は3日ほど前に手を染めてしまったLCメータの「コイルはどれがいいのか」という謎解きの続きに着手、何となく答えが見えてきたので、またしても書き留めておきます。

 FTシリーズに手巻きのコイルではあまり具合が宜しくないと悟り、入手容易な範囲のコイルで実験してみました。



 実験したコイルは、全て千石電商さんで手に入れたインダクタです。最初に33μHと100μHで実験したのですが、流石に100μHの方が発振周波数が低くなるため安定度が上・・・ということで、100μHの「巴戦」です。コンデンサ容量も測定できるように実験基板を改造して検証・・・結果をまとめてしまいましょう。

形、品番基準コンデンサ(誤差±1%品)10μH測定
1000pF0.01μF0.1μF
黒:太陽誘電
LHLC08NB 101K

緑:太陽誘電
LZLB06NB 101K
△(*1)
カラーコード:太陽誘電
LAL03NA 101K
△(*2)

 少し欠点が見えた2点について説明します。

 (*1) 10μHのインダクタで9.1μH付近と測定された。他の2つは10μHにほぼ近い値。
 (*2) 実験基板では問題ないが、現用LCメータでは容量増加で誤差が大きくなる。
    ちなみに、0.1μFのコンデンサ測定で0.15μFと表示された。

 実は、「ライフワーク」と思っていたLCメータのコイル換装もついでにやってしまおうと、固まったエポキシをカッターとニッパで丁寧に解体してこちらでも同様な実験をしました。*2についてはそれで気づいたものです。周辺の影響・・・というより、「実験基板=LM311 vs LCメータ=PIC内蔵コンパレータ」の差が出たのかも知れません。

 ・・・というわけで、結局黒いキャップを被ったインダクタが良さそうという結果に。おめでとう、黒ちゃん

 早速、LCメータのコイルを入れ替えました。



 これでバンバンザイ で終われば良かったのですが、実験基板で測った10μHのコイルを換装後のLCメータで測ってみると8.9μH まぁ、前のFT手巻きよりマシですが直りきらず・・・。ただ、上記の換装の恩恵として、発振周波数が下がった分安定したため、コンデンサ容量の測定がかなり楽になりました。

 詰まるところ、PICのコンパレータによるL測定はちょっと難しいのかも知れず、セパレートに組んだ方が良さそうな雰囲気です。上の写真の実験基板・・・Excelで計算するのが面倒ですが結構イケてますので、もう少し大きいケースにゆったりと入れ直し・・・二号くんを作った方が良さそうです。

 でも、結果が出たことでちょっと気が済みました

LCメータにマッチしたコイルとは?

2012-09-09      
 狭帯域SG作成では、お手軽なトロイダルコアによるLCマッチで「山ほどあるT37-6」を消費したいのですが、必然的にトリマコンデンサも必要になり、コンパクトなケースに詰め込むためには面積的に不利なわけです。そこで、以前に買い溜めしてある7Kボビン巻きを考えたのですが、肝心の「LCメータ」の「L測定」がまだ未熟な状態・・・。
 そこで、1台分程度は余分に買ってある部品をかき集めて、コンパレータ使用の発振器をサクッと作成(今、笑点やってるんでダジャレが・・・って、おい)、あれこれ試してみました。



 LM311と1000pF±1%のポリプロ、10μFのタンタルはわざと余計に買ってあったため直ぐに完成。「L」については、VXO実験で用いた10μHのマイクロインダクタを使ってみました。
 発振周波数は周波数カウンタで測定・・・初期変動は相変わらずだったのですが、まぁ10分ほど放っておいたらそれなりに安定。写真の状態がキャリブレ中・・・端子の先端をスズメッキ線でショートしています。
 横っちょに転がっているコイルであれこれ測定してみると、簡単な計算でほぼ妥当な値が算出できましたので、これはこれで使えそう。少なくとも、7Kボビン巻きには耐えられそうです。

 さて、何でこの記事を書くつもりになったかというと、トロイダルコアのインダクタンスの測定・・・これでちょっと気づいたことの備忘録として書き留めておこうと思った次第。



 この実験は、直径の同じコアで行いました。T37-10、FT37-61は難なく安定発振したのですが、FT37-43・・・これに10回巻きのコイルを作ったら発振周波数が安定せず・・・。
 昨日まで続けていたVXOの実験においては、FT37-61で可変範囲が取れない(発振が止まってしまう)という現象が起き、今のところこの現象は「Qとの関係性」(ハイQ過ぎる)を疑っていますが、フランクリン発振においてもあまりハイQなLを用いると良くないのかなぁ・・・と邪推しています。

 LCメータ作成時は周辺の影響を考慮して、出来るだけ磁束漏れの少ないコイルを・・・という部分で、「トロイドが有利」と勝手に決めてしまっていました。VXO作成時も高周波チョークのような「コア剥き出し」のものは、手を少し近づけるだけで大幅に発振周波数が変動することからも、多分、この考慮自体は合っていると思うんですが、LCメータとしては如何なものか・・・。今日は上記の通り「マイクロインダクタ」を使ったわけですが、バラックでもそれなりに測定できてしまうところを見ると、今のLCメータに採用した「FT23-43」はあまり良いチョイスではなかったのではないか・・・。

 既にLCメータのコイル、コンデンサ部分は熱結合的な配慮としてエポキシで固めてあるため「ぶっ壊す」という方法しかなく、直ぐに取り掛かろうとは思いませんので(少なくとも、Cメータとしては使えていますからねぇ・・・)、ひとまず「ライフワーク」として取っておこうと思います。
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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