FC2ブログ

まずは定番のCMF製作

2012-10-14      
 VDSL-Iという新手のインターフェアについてのネット記事は少なく、症状から判断した「独断」で進めるしかないのですが、室内の同軸ケーブルにコモンモードが乗っていることは明白です。ここ数日の顕在化は、原因を探ろうとついついキャリア送信時間が長くなるために「VDSLモデムが誤作動に至る危険時間も長くなっている」・・・まぁ、そういう解釈で良さそうです。

 夕方には久しぶりのDX(といっても、太平洋の島ですが・・・)とのQSOをしましたが、この間の連呼(といっても、コールバックまでに10回くらいかな)には耐えていますので、やはり断続的なCWの電波が瞬間的に入り込んでも、VSDLモデム-無線LAN間の通信プロトコル上のリカバリ(再送など)で救われて、何とかリンクダウンに至らない・・・というシチュエーションも考えられそうです。
 上記のQSOが終わってから無線LAN側のシステムログを検証しましたが、リンクダウンする場合は必ず「20秒間応答がないよ」というメッセージが無線LANの方から送出されて復旧フェーズに入り、それにVDSLモデムが全く応じない・・・というわけで、やはり被疑はVDSLモデムになりそうです。筐体がただのプラスチック・モールドっぽく、通気を良くするためにスリットだらけで中身が少し見えている・・・となると、シールドもヘッタクレも無いでしょうから、金網か何かに入れてしまいモデムのアースとその金網を接続するというのが最終手段だと思います。

 しかし、「定点観測」(絵図中央を横切る電源ケーブルの定位置に高周波電圧計をつないだ状態で観測)で、40mでは常識的な電圧測定範囲なのにも関わらず、15mではかなり大きい数値が検出できる点において、同軸の「得も言われぬ絶妙な長さ」などの悪戯で、あちこちが「何分の何ラムダ」かになっているのかも知れず、こうなれば再現性の高い内にどこまで追い込めるか実験するのも悪くないでしょう・・・と開き直っています

 さて、夕飯を食べてからどうしても手を染めたくなり、コモンモードフィルタを作ってしまいました。実は、材料自体は揃えてあったんです



 ケースはAC用のCMFを入れるために買った奴が、偶然にもステルス君2.5号のマッチングボックスに使ったケースと同じTAKACHIの難燃性ボックス・・・まぁ、ここから火が出るほどの電力は絶対に出さないでしょうが、大きさはFT114-43、FT114-61が丁度入る大きさです これを流用することにしました。
 コアには普通の1.5D2V(これでも50Wは余裕でしょう)をW1JR巻きで12回(6×2回っていうか・・・)とし、Mコネのインピーダンスの暴れを考慮して、網線を3方向によじってMコネに付けました。クラニシ君で50MHzまでは1.05以下・・・優秀優秀と自画自賛です

 まだ、まともに試していませんが、まずはリグの直後に入れたら定点観測で0.017Vまで激減 しかし、この状態でリンクダウンが発生したため、逆にサッシの方にある中継コネクタ部分の入れると0.037V。この状態でサッシ上の5個のパッチンコアは不要になったかな・・・と思い、ひとまず1つ減らした上でシャック引き込み口に手持ちの残り3つのコアと併せてパッチンしました。これで0.034V。さらに、AC用のCMFを入れたら0.008V

 最初に試した「リグ直後にCMFを入れても起きる」という部分、要は直接波の飛び込みの可能性が高くなったとも言えますが、同軸がアンテナにならないようにすれば結構いけるのかも知れませんから、アンテナからの戻り(反射波というより、同軸自体が受信アンテナ化して乗ってしまうコモンモード)を今日作ったCMFで押さえ込み、同軸の要所要所にパッチンコアを入れて輻射を防ぐ・・・まぁざっとこんな感じでしょうか。
 勿論、このCMF自体は簡単に作れますので、リグからの不要輻射を低減する意味でもう一つこしらえ、リグ直後に挿入するとさらにいいかも知れませんが、コネクタだらけ=減衰量増大になりますから、室内の同軸部分はコネクタもMコネを止めてしまおうか・・・とも考えています。

きちんと処置するために

2012-10-14      
 先日のACAG中は、幸いにも子供のPCへの影響・・・というか、ネットは一度も落ちなかった(無論、どんな使い方をしていたかにもよりますね)ということだったのですが、昨日辺りからまた、ちょこちょこと「落ちるんだけど・・・」と申告があり、あれこれパッチンコアを増減したり、「電波を見る道具」で測ってみたりしたのですがあまり改善しません。そこで、やはりきちんと処置するべ・・・と、現状を出発点として、ひとまず「見取り図」を書いてみて、今後の処置部分を明確にすることにしました。



 結構複雑な引き回しなのは、同軸の出入り口が隣の居間のサッシ右側にしかないためで、蛍光灯を除けながらの配線です。同軸の固定はほとんど、天井からフックで吊っています。「Hx.xm」と表示した部分は縦、「Sx.xm」は斜め、「Rx.xm」はたわませてあります(サッシ開閉用)。もう少し頑張って短くできそうな部分もあるのですが、現状は少なくともこうなっています。

 RIGに行く電源は、昨日までPCと共に図面左下のコンセントから引っ張っていたのですが、やはりこの「共用」を嫌い、部屋の反対側のコンセント(何もつながっていない)から自作の延長ケーブル+タップで引っ張ってきました。

 さて、まずは「電波を見る機械」・・・ですが、これは「感度重視」と思って倍波整流&高終端抵抗(=1MΩ)として、絶対値の読み取りを捨てています。ですから、初めてのコモンモード観測記事では読みの半分を検出電圧として扱いましたが、今後の測定については一考が必要です。また、検出コア自体の周波数特性があるようで、1ターンでクラニシ君の出力を読み取ると、20MHzと50MHzに高感度な部分があり、逆にローバンドは総じて低感度です。使っているコアの自己共振やコイルの線長などの影響かと思われますので、やはり絶対値の読み取りは難しいと思っています。

 パッチンコアは、秋月の「LF-102B」を基準に考えています。これが公称通りのインピーダンス特性だとすれば、HFのハイバンドで100Ω程度は取れそうなことと、今のところ我が家のVDSL-Iは15m以上でしか発生しないため、これ以上ごっつい奴は要らないと判断しています。

 なお、高周波電圧測定の基準点は、丁度操作が容易そうな今日引いた電源ケーブル(襖に平行に引いたもの)の「電」の字辺りにしようと思います。

 ちなみに、このポイントでの測定(送信出力は5W)で15mでは0.09V、40mでは0.001Vといった案配で、やはり桁違いにハイバンドが乗ってくる感じです。15m送信でネットも時折落ちることを確認しましたので、まだ処置が必要なことは確実です。
 また、サッシのところにある窓閉め用の中継コネクタ部分にダミーロードを接続して測定したところ、どちらのバンドも0Vでした・・・って当たり前ですが、上手く終端してあれば「同軸の接続具合などの影響で漏れ出ている」というようなことは無さそうですし、15m辺りはこの結果からも「明らかに同軸に電波が乗っている」ってことですから、アンテナのSWRとは無関係に(これは結構低く、1.1-1.2程度)、とにかく室内に電波が輻射されていることは確実です。

 やはり、このカテゴ・・・今後暫くは賑わうことになるかも

 ※ 2012/10/15 今後も高周波電圧測定の目安位置になるだろう・・・ということで、「定点観測点」を絵図に書き込みました。

Calendar
09 | 2012/10 | 11
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
New !
Category
Comments
Monthly Archives
Track Backs
Counter
Sunspot Now !

 


Survey Results

 

Profile

どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
こおるさいん:JM1DPL

アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

メールは「JARL経由」でお願いします。

Links
Follow me !
RSS Links
QR Code
QR