LCメータ、遂に完成!
2014-12-21
必ず出てくるケース加工・・・小型バイスを手に入れて、少し「毛嫌い感」が薄くなったんですが、今回は上面が傾斜しているケースの加工でバイスの出番があまりなく、かつLCDを突き出すための「四角い穴」を綺麗に開けるのが億劫でした。ただ、次なる製作モノが見えている以上、こいつを片付けないと先には進めません
先日、切れ味の悪くなったHOZAN のハンドニブラの「替え刃」を購入しようと、秋葉原のヒロセテクニカルさんに立ち寄ると、替え刃の値段で買えるもう少し小さめのニブラを発見。明らかに「真っ直ぐ切れそう」だったんで、思い切って購入したところ、これが大当たり
マスターツールの「NC-86」という代物で、製造は「中華」なんですが兎に角扱い易く、まぁまぁ綺麗な四角い穴が開きました。新品ですから切れ味もよく、あっという間に作業終了。
エッジも綺麗に出ていますから、ここからヤスリでヘコヘコすればイイ感じになりそう。ところが、始めに書いた通り「傾斜付き」のケース故、バイスで挟んで削ることができません そこで、さらにこのニブラで細かく切っていくと、いつものように「ガタボコ」になってしまいました・・・あぁ、焦んなきゃよかった
ところがどっこい、今回はさらなる秘策あり 実は、事前に塩ビの薄い黒い板(0.5mm厚)を買ってあったんです。これでボロ隠しを施しました。
ちょっと派手な覆面ですね 塩ビ板はカッターで切れなくはないんですが、真っ直ぐ切るにはやはりコツがありそうで、あまり上手くいっていないんで(ってか、隙間が結構デカいんで)遠目で撮影
6Vのトランス式ACアダプタで絶好調に動いています。9Vの形をした充電電池を準備してありましたが、このLCメータには使うのはひとまず止めました。
ケースインした後の安定度は、先に実験した通り10分ほどで落ち着いてきます・・・といっても、動くことは動きます。電源投入直後からの変動は以下のようになりました。
電源ON後、そのまま放っておいてLCD表示を1分ごとに拾ったものが青線、30分経過後にリセットしたものが赤線です。電源ONから20分後以降の10分間は記録をサボっていますが、大きく動いているのは電源ON後10分くらいであることが解ります。まぁ、何れにせよこの変動による測定偏差は憂慮するほど大きくなく、かなりの微小容量・微小インダクタンスを測定する時以外は、まずまずの測定誤差範囲に収まります。やはり、作り直した意味はあったようです
また、「秋月LCRメータ」(DE-5000)との比較でも大きな差は無かったことから、卓上で使うのは多分こちらのLCメータになるでしょう。今回の製作の狙いの一つが「実用的でちっこい奴」・・・これもまずまず満足です
漸く完成に漕ぎ着けたLCメータ・・・とりあえず実用的な格好に仕上がりました。今後の活躍に期待しましょう・・・って、使うのは自分だろっ
先日、切れ味の悪くなったHOZAN のハンドニブラの「替え刃」を購入しようと、秋葉原のヒロセテクニカルさんに立ち寄ると、替え刃の値段で買えるもう少し小さめのニブラを発見。明らかに「真っ直ぐ切れそう」だったんで、思い切って購入したところ、これが大当たり
マスターツールの「NC-86」という代物で、製造は「中華」なんですが兎に角扱い易く、まぁまぁ綺麗な四角い穴が開きました。新品ですから切れ味もよく、あっという間に作業終了。
エッジも綺麗に出ていますから、ここからヤスリでヘコヘコすればイイ感じになりそう。ところが、始めに書いた通り「傾斜付き」のケース故、バイスで挟んで削ることができません そこで、さらにこのニブラで細かく切っていくと、いつものように「ガタボコ」になってしまいました・・・あぁ、焦んなきゃよかった
ところがどっこい、今回はさらなる秘策あり 実は、事前に塩ビの薄い黒い板(0.5mm厚)を買ってあったんです。これでボロ隠しを施しました。
ちょっと派手な覆面ですね 塩ビ板はカッターで切れなくはないんですが、真っ直ぐ切るにはやはりコツがありそうで、あまり上手くいっていないんで(ってか、隙間が結構デカいんで)遠目で撮影
6Vのトランス式ACアダプタで絶好調に動いています。9Vの形をした充電電池を準備してありましたが、このLCメータには使うのはひとまず止めました。
ケースインした後の安定度は、先に実験した通り10分ほどで落ち着いてきます・・・といっても、動くことは動きます。電源投入直後からの変動は以下のようになりました。
電源ON後、そのまま放っておいてLCD表示を1分ごとに拾ったものが青線、30分経過後にリセットしたものが赤線です。電源ONから20分後以降の10分間は記録をサボっていますが、大きく動いているのは電源ON後10分くらいであることが解ります。まぁ、何れにせよこの変動による測定偏差は憂慮するほど大きくなく、かなりの微小容量・微小インダクタンスを測定する時以外は、まずまずの測定誤差範囲に収まります。やはり、作り直した意味はあったようです
また、「秋月LCRメータ」(DE-5000)との比較でも大きな差は無かったことから、卓上で使うのは多分こちらのLCメータになるでしょう。今回の製作の狙いの一つが「実用的でちっこい奴」・・・これもまずまず満足です
漸く完成に漕ぎ着けたLCメータ・・・とりあえず実用的な格好に仕上がりました。今後の活躍に期待しましょう・・・って、使うのは自分だろっ