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中華DDSの電源回り

2015-07-25      
 三連休最終日に仕掛けた中華DDSの実験は、ウィークデーには何もできず終いで今週末を迎えました。今日は、相変わらずHOTな納戸シャックで午後から簡単なテストプログラムを作成して、中華DDSの味見実験を行いました。



 先日入れ替えたプログラム開発環境のプリセットを忘れてしまい(またしても、3.3V焼きの設定漏れ・・・)、PIC焼きにちょっと手こずりましたが難なく動作 大凡10MHzを発振させています。第二高調波が凡そ50dBダウンで見えていますが、諸OMの実験結果とはかけ離れていませんので一安心 ただ、よく見ると10-20MHz(赤い丸囲み)の当たりのノイズフロアが他に比べて5dBほど高めな気が・・・。

 そこで、電源回りからのノイズリークを疑って、転がっていた太陽誘電の0.68mHのインダクタを入れてみたら若干改善したため、これまた実験用に購入してあった実測1.8mH(販売時の表示は2mH)のコモンチョークを電源ラインに入れてみました。



 こんなん効くんかいな・・・と思いつつ、同じ条件でデータ取り。すると・・・



 20MHz以上のノイズフロアと変わらないくらいまで低減しました。ブレッドボード実験なんで、この結果で深く考えたりはしませんが、やはり電源回りをしっかり作り込むことが、例えこうした「ちょっとした発振器」であっても必要なことなんだろうなぁ・・・と思いました。

 この後、電源をあれこれ変えて実験してみよう・・・と思ったら、とんだアクシデントに遭遇 これは、次の記事ネタなんですが、とってもトホホ・・・な感じ

HOTな次の実験の準備

2015-07-20      
 遂に来てしまった・・・といった感じですが、梅雨が明けたらギンギラ太陽絶好調で、「納戸暮らし」には辛い季節となりました。冷房ガンガンでも29度台の過ごし難い中、それでも三日目の休日が丸々無駄にならないよう、ちょっとだけ無駄な抵抗をしました

 次なる実験材料をまずはご披露しましょう。



 既にちょっと廃れた感のある「中華DDSを使った作りもの」を画策しているんですが、その前に味見をしておかないと・・・というわけで、ブレッドボードにポチポチと部品を置いて配線を始めました。スナップは、その途中の様子です。実験用のPICに制御させ、とりあえず思った周波数で発振させることが第一段階で、その後は「作りもの」に近づけるための改良と実験・・・そしてきちんと成形して完成というストーリーなんですが、中断中の「6逓倍発振器」も絡んだ作りものなんで、長丁場必至です

 細かいことは少しずつブログ上でまとめていきますが、夏真っ盛りの納戸工作・・・難航が予想されます

PICのコンパイル環境刷新!

2015-07-19      
 予想に反して関東地方への台風11号の影響は少なく、一昨日の幕張での打ち合わせに向かう「弱々路線」(武蔵野線、京葉線)も特に支障なく過ごすことができました。昨日は時折小雨が降る中、我がおババ様(母です)と旅行代理店で3週後に迫った夏期休暇中に企画した夏の小旅行の予約を取り、帰りにはビールで乾杯して帰宅・・・三連休の一日が過ぎていきました。

 今日・明日のお休みの予定は「散髪」しかなく、怠惰な連休を過ごすつもり。それでも、次の作りものの準備だけでも進めようと、暫く放ったらかしのPICのコンパイル環境をバージョンアップしました。大きくアップしているのはIDE。Ver2.26⇒3.05というメジャーバージョンのアップですが、「開発環境のアップなんて知れたモンよ・・・」と思いつつ、コンパイラのリビジョンアップ(V1.33⇒V1.34)も含めて敢行。そして、今回は既存のバージョンをアンインストールした後に「Program Folder」の「Microchip」のフォルダも手動で削除した上、レジストリの掃除まで行って立ち上げ直し・・・即ち、クリーンインストールに近い形でセットアップを終えました。



 備忘録として、IDEとコンパイラのバージョンが見える形でスナップショットしました。特に大きく変わっていませんが、エディタのタブに補助線が入って見易くなったかな

 さぁ、次の作りものはなんでしょね・・・お楽しみに って、気が乗れば直ぐにでも着手しますが、他にもやりたいことがあったりして

漸く完成・・・黒い外付けスピーカ

2015-07-05      
 構想から既に4ヶ月ほど経過し、ようやく完成に導くことができた黒い外付けスピーカ・・・とにかく塗装に手間取った印象ですが、「鏡面仕上げモドキ」が自分でもできるんだという収穫がありました。その上、フィルタに関する実験も自分なりに十分できましたから、最後の仕上げも記事にしておきたいと思います。

 まずは、昨日の午後に出来上がったHPFとLPFを組み込んだ様子をご披露。



 このスピーカボックスは奥行きが長いんで、丁度後ろ半分が写っていません。この半分程のスペースに、それほど窮屈な感じもなく納めることができました。とにかく2mHのコイルがでかいんですが、このコイルは直径0.7mm程のUEWで巻いてあり、ラグ板に半田付けするとしっかりとラグ板を支持できてしまうため、コイルを強力な両面テープで固定しただけで済ませてあります。スピーカ自体、しょっちゅう動かすものではないですからこれで十分でしょう。

 始めにHPFとLPFの効き具合を確認した後、上蓋を乗せただけの状態で暫く試聴しましたが問題なし。そして、内側の仕上げとして側面と上面バッフルの内側にフェルトをちぐはぐに貼って(つまり、共鳴が起きないよう「対称面」になる部分の片方だけに貼って)、上蓋を閉めてラックイン



 いやぁ、黒いものの撮影って難しいですね・・・では、ちっとばかしアップで。



 ちょっと明るさ調整しましたが、横にあるTS-590(ツヤ消し)に比してペカペカしているのが伝わればOK。狙いに狙った「マウスパッドが入る程度の上側の隙間」もきちんとできました(既に入ってます)。メデタシメデタシ・・・となるところなんですが、実は上蓋はボンドで接着しておらず、まだ「被せてあるだけ」の状態です。ここ数日の内に接着して「完全なる完了」に持って行きたいと思っていますが、ひょっとしたら「ネジ止め」の方がいいかなぁ・・・と迷っています

 受信音やフィルタの効き具合は、流石に時間を掛けただけあって満足のいくものとなりました。海外放送の受信やローカル民放のリスニングにも十分使える今回のスピーカは、「作って正解」・・・自画自賛で幕にしようと思います

外付けスピーカの総仕上げ実施中・・・

2015-07-04      
 2015年の折り返し地点を通過、今日は6&Dですね。今年は、ALL ASIANに引き続き「不参加」にしようと思っていますが、その代わりに()いよいよ、外付けスピーカの総仕上げを進め始めました。

 塗装については直前の記事でまとめたように、「前面バッフルだけ、ナンチャッテ鏡面仕上げ」として終えましたが、気になるところを少しずつ直すつもりが上面の塗り直しを行うなど、細かな作業を平日の夜に進めました。漸く、もう本当に心の底から飽きたんで(つまり、気になるところは多数あるわけですが、もう全てを投げ出して・・・)、ネットワーク部分をラグ板に組んでみました。



 2mHの大きなコイルは流石に組み付けることができませんでしたが、HPFとLPFがそれぞれ組み上がりました。特性は十分に検証した後ですから、多分このまま組んでいけば上手く・・・というわけで、ここで禁断の「」(←KI〇INの〇結)に手を出してしまい、いい気分になってしまいました。今日中に完成させたかったんですが、どうも無理っぽいですね いえいえ、頑張ります
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どよよん無線技士

Author :どよよん無線技士
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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