ALL JAの頃のCONDX考察
2016-04-29
失意のALL JA(って、またぁ大袈裟な
)が終わり、待ちに待ったGWがスタートしました。今回は5/6が出勤日ですが、結構長めの休暇を満喫できそう・・・と思ったら初っ端から「軽めの風邪っ引き」で、昨日辺りから37度前半の発熱と喉痛に苛まれています。この風邪自体は家の連中から引き継いだものであり、大トリが自分のようです
その失意のALL JA(未だ言うか
)が終わるや否や、コンテストの最中にちょっと気付いた「foF2の挙動」についてNICTのデータを自分なりに調べてみたところ、ちょっと面白い・・・ローバンドを長年運用している局長さんには実に面白くない傾向があることが判りました。
foF2・・・F2層の臨界周波数には日変化・季節変化があるというのはある程度知っていて、例えば40mは総じて日中帯がF2層の恩恵で「国内の近距離」が強く入感する一方、夜間は臨界周波数が朝方に向かって下がっていくため、その日その日のCONDXの善し悪しはあるものの「朝方は不利」といった曖昧な記憶をしていました。
ところが、今回のコンテストで40mの「あまりに早い国内スキップ」を目の当たりにし、自分の認識とは違う40mを垣間見た気がしました。それまでは少なくとも、ACAGより夏至に近いこのコンテストでは何となく「夜半くらいまでは使えるバンド」という認識だったわけです。
そこで、改めてfoF2の変化を、40mのCONDXが好調だった(と自分が思っていた)昨年・一昨年のデータと比較したら、かなりの誤解をしていることが判りました。国内CONDXとして余り関係ないと思っていた太陽活動が実は大いに関係ある・・・こうなったら、過去まで遡って調べてみようと、NICTのデータベースから「ALL JAコンテストの頃のfoF2」を拾ってみました。

※2016年の値は4/1~14の平均値、2017年は当ブログ主の予測
このグラフは、毎年4月のfoF2平均値について、日変化として一番低くなる04時と釣竿君を出竿できる18時を最高としてトレースしています。実際、F2層が臨界周波数の最高をマークするのはもう少し早い17時頃のようですが、我が釣竿君の運用・・・夜間にしか稼働できない事情に合わせた形にしています
グラフの見方としては、青線で示した18時のデータが臨界周波数の最高、赤線が最低・・・これは「夕方の18時から徐々にfoF2が下がっていき、朝方の04時頃に最低を記録する」という形に解釈します。
このグラフをよく見ると、「Cycle xx」と称する太陽活動の周期のピークとボトムで全く違った形になるのが判ります。例を2つ取っていますので、個々に見てみましょう。
Cycle23の真っ最中である2000年では、18時には12MHz以上の臨界周波数が04時を迎えても7MHzを超えています。これはきっと、夕刻にはF2の正規伝搬で14MHzで中・長距離の伝搬が可能、かつ朝方まで7MHzや3.5MHzはかなり使えることを示しています。
逆にCycle23と24の間の「谷間」である2009年では、18時の時点で臨界周波数が5.5MHz、そして04時のボトムである2.8MHzまで徐々に落ちていくわけですから、18時の時点で既に7MHzでは近距離が出感して中長距離しか交信できず、かつ04時頃には3.5MHzでさえもそろそろ怪しい(近距離交信がきつくなる)といった状況を示していると言えるでしょう。
勿論CONDXの日変化には、この平均値に対して±1.5MHz程度の振れ幅がありますから、「今日は遅くまで国内が開けていた」とか「今日は夕方にはCONDXが落ちてきてNGだった」といったような感覚につながるんだと思います。
先の記事にも書きましたが、自分が本格的にALL JAコンテストに参戦したのが丁度Cycle24のピークに近いここ数年と、Cycle21ピークの頃の3年間ですから、「7MHz帯は夜中も結構使えるバンド」と認識していたことにも頷けますが、これは大いなる誤解だったということですね
普段のワッチで何気なく「最近、7MHzの国内が夜間はダメっぽいなぁ」と感じていたことは、何も「最近のCONDX」ということではなかったわけです
何れにせよ7MHz帯においては太陽活動の影響をかなり受けることは明白であり、少なくともこの先6,7年のALL JAコンテストでは、夜間しか釣竿君の稼働ができない自分にとっては「局数稼ぎのバンド」とはならないようで、オンエアのタイミングは、
1) 開始21時から数時間の当日CONDXによるオンエア
2) 終了前18時からのオンエア(但し、あまり稼げない場合も覚悟)
ということになります。特に1)については、開始直後のカオスにQRPで突っ込んでいって太刀打ちできるのか・・・この辺りを今後の参加機会に見極めていくことが必要なようです。
以上、自分にしか余り役に立たないかも知れないfoF2の特性まとめでした。


その失意のALL JA(未だ言うか

foF2・・・F2層の臨界周波数には日変化・季節変化があるというのはある程度知っていて、例えば40mは総じて日中帯がF2層の恩恵で「国内の近距離」が強く入感する一方、夜間は臨界周波数が朝方に向かって下がっていくため、その日その日のCONDXの善し悪しはあるものの「朝方は不利」といった曖昧な記憶をしていました。
ところが、今回のコンテストで40mの「あまりに早い国内スキップ」を目の当たりにし、自分の認識とは違う40mを垣間見た気がしました。それまでは少なくとも、ACAGより夏至に近いこのコンテストでは何となく「夜半くらいまでは使えるバンド」という認識だったわけです。
そこで、改めてfoF2の変化を、40mのCONDXが好調だった(と自分が思っていた)昨年・一昨年のデータと比較したら、かなりの誤解をしていることが判りました。国内CONDXとして余り関係ないと思っていた太陽活動が実は大いに関係ある・・・こうなったら、過去まで遡って調べてみようと、NICTのデータベースから「ALL JAコンテストの頃のfoF2」を拾ってみました。

※2016年の値は4/1~14の平均値、2017年は当ブログ主の予測
このグラフは、毎年4月のfoF2平均値について、日変化として一番低くなる04時と釣竿君を出竿できる18時を最高としてトレースしています。実際、F2層が臨界周波数の最高をマークするのはもう少し早い17時頃のようですが、我が釣竿君の運用・・・夜間にしか稼働できない事情に合わせた形にしています

グラフの見方としては、青線で示した18時のデータが臨界周波数の最高、赤線が最低・・・これは「夕方の18時から徐々にfoF2が下がっていき、朝方の04時頃に最低を記録する」という形に解釈します。
このグラフをよく見ると、「Cycle xx」と称する太陽活動の周期のピークとボトムで全く違った形になるのが判ります。例を2つ取っていますので、個々に見てみましょう。
Cycle23の真っ最中である2000年では、18時には12MHz以上の臨界周波数が04時を迎えても7MHzを超えています。これはきっと、夕刻にはF2の正規伝搬で14MHzで中・長距離の伝搬が可能、かつ朝方まで7MHzや3.5MHzはかなり使えることを示しています。
逆にCycle23と24の間の「谷間」である2009年では、18時の時点で臨界周波数が5.5MHz、そして04時のボトムである2.8MHzまで徐々に落ちていくわけですから、18時の時点で既に7MHzでは近距離が出感して中長距離しか交信できず、かつ04時頃には3.5MHzでさえもそろそろ怪しい(近距離交信がきつくなる)といった状況を示していると言えるでしょう。
勿論CONDXの日変化には、この平均値に対して±1.5MHz程度の振れ幅がありますから、「今日は遅くまで国内が開けていた」とか「今日は夕方にはCONDXが落ちてきてNGだった」といったような感覚につながるんだと思います。
先の記事にも書きましたが、自分が本格的にALL JAコンテストに参戦したのが丁度Cycle24のピークに近いここ数年と、Cycle21ピークの頃の3年間ですから、「7MHz帯は夜中も結構使えるバンド」と認識していたことにも頷けますが、これは大いなる誤解だったということですね


何れにせよ7MHz帯においては太陽活動の影響をかなり受けることは明白であり、少なくともこの先6,7年のALL JAコンテストでは、夜間しか釣竿君の稼働ができない自分にとっては「局数稼ぎのバンド」とはならないようで、オンエアのタイミングは、
1) 開始21時から数時間の当日CONDXによるオンエア
2) 終了前18時からのオンエア(但し、あまり稼げない場合も覚悟)
ということになります。特に1)については、開始直後のカオスにQRPで突っ込んでいって太刀打ちできるのか・・・この辺りを今後の参加機会に見極めていくことが必要なようです。
以上、自分にしか余り役に立たないかも知れないfoF2の特性まとめでした。
ALL JA 2016 参戦失敗記
2016-04-25
副題:私の頭の中の40m・・・記憶に頼ってちゃいけない
今年は直前の準備もきちんとでき、またしても「去年の自分」を相手に戦う気満々。おまけに、コンテスト開始前に1Hほど仮眠が取れるなど、かなり「前のめり感炸裂」で開始時間を待ちました。開始時点の天候は曇り・・・ただ、夜半から明け方に雨がある模様で降水確率は50%。そして午前6時頃からは回復に向かうということで、あまり影響は出ないものと予測。
バンドプランについては、直前に知ってしまった「foF2が昨年までより低くなる」という昨今のCONDXを考慮して20mのQSO数減量を覚悟、夜間の80mに少しウェイトを掛けるもののやはり主戦場は40mと考え、目標達成に向けては「開始は6m、その後40mを覗き、調子が悪そうなら80m」という初動作戦を立てました
開始30分程前の6mは閑散としています。SSB帯をワッチしても、いわゆる「チャンネル確保」のQSOがまばらな感じで一抹の不安。念のためSWRを測ってみると、ベタ落ちの筈がどういう訳か1.3くらいを示しています。これでも上等なんですが、リグの送信時のメータ(この呼称、液晶表示には馴染まんよねぇ)が「いつもより余計に」振れている・・・おっと、パワーを絞るのを忘れていました
JIDX参戦前にTS-590を新しいファームへアップデートした後、HF帯は全て5Wに設定し直しましたが、6mはオンエアしないんで忘れていました。
開始5分前に及んで、漸く「VVV」があちこちで聞こえ始めて一安心・・・CTESTWINの設定を最終確認して呼吸を整えます。
21時、開始の時刻です。1st QSOは特に狙いを付けたわけではなく、バンドエッジからS&Pすることに・・・それでも結構待たされ、1st QSOは21:07になってしまいました
とは言えこれは「予定調和」。その後は毎度のペースをキープして、少し早めの40mへのQSY。
40mの1stは近場のコンテスト・ステーション。その後、強めの8エリア×2局、4エリア某局に拾われたものの、バンド内は出感していく弱い信号ばかり・・・そう、悪夢は既に待っていたのです
40mに見切りを付け80mにQSY・・・こちらはここ数年の賑わい通り。23時、0時は軒並み20局超/1Hと、勢いを取り戻しました。ただ、昨年の40mのように、30局/1Hを上回るような風には行きません。80mはやはり短縮率的には不利ですから、呼んだ局が1発でQSOに至るようにはなかなかなりません。それでも、直前に敷設したカウンターポイズも80m用のボトム・ローディングコイルも良好に動いているようです
40mは夜が更ける程CONDXが落ちていきます。そういう意味もあって、80mにQSYした後はこのバンドに没頭できました。結局、脇目も振らずに04時半までで80mは107QSO・・・まずまずなんですが、少しだけでも40mの増量をしようかとアンテナを調整してワッチしてみると、何やらロシアが一杯。何かのDXコンテストのようですが、国内は全く聞こえません。40mが夜間に使えないとは大きな誤算
80mでは流石にDupeが増えてきたため、そのまま一旦納竿することにしました。この時は小雨が降っている程度で「何とか保つんじゃないかな・・・」と高を括っていました。
入眠剤としての買い置きを忘れた「三五缶
」を買いに行こうと外に出ると、何とほんの数分前までと打って変わっての土砂降り
強行して傘をさしながら近くのコンビニまで歩いて行きましたがかなり豪快な降りっぷりです。直ぐに戻ってベランダから外を見ると、薄明の中、隣の家の屋根がけぶって見えます。「こりゃぁ、午前中はSWR下げるのに苦労するぞ・・・」とちょっと不安になりつつ5時半頃まで6mを運用し、ひとまず仮眠へ。09時には起きようと目覚ましセット。
09時にアラーム音できちんと起床。ひとまず、繋ぎっぱなしになっている6mをユルユルと運用し続けた後、10時になってHFの様子を見ようと日中のオンエアの実戦アンテナであるステルス君につなぎ替えてSWR調整・・・全く下がらない
やはりあのにわか雨が周辺を思いっきり濡らしたことで、同調点が下がり過ぎて今の調整範囲では各バンドとも動かないことが判りました。それでも何とか40mのSWRを下げることができ、やおら運用を始めましたが、近場の強い局しか入感しておらず
アンテナがもっと上等でかつ出力が大きければ、それでも何とか楽しめるんでしょうが、これでは上手くありません。
ここまで「票田」たる40mが低迷してはそもそものスコアメークもままならず、この辺りで緊張の糸が切れてしまいました。そこで、一旦リグの電源を落としてこの40mのCONDXの謎を解くべくNICTの各種データと睨めっこしていると、その原因が分かってきました。
これ、書き始めると長くなるんで核心部分しか書きませんが、要は「夜中まで国内QSOが安定してできるのは、太陽活動が活発なとき」ということだったようです。夜中に40mでコンテスト参戦して沢山QSOできたのは、ここ数年の参戦・・・サイクル24の真っ最中に当たり、それ以外では高校時代のクラブ局での運用。この時も夜中にかなりの数の交信ができたんですが、これまたサイクル21のピークの頃であり、それ以外は上手いこと運用経験が無いという何とも個人的な事情で、40mの性質を誤解していました
こうなるともう、やる気が起きません。15時前には復帰しましたが仕方なく40m運用を継続。この時間には流石に「普段の40m」の顔をしたこのバンドでは、ステルス君運用にも関わらず30分で12QSO・・・流石にDUPEが少ないので、応答があればポイントアップ。そして午後から晴れ間が見え、HFハイバンドの同調がようやく取れ始めたため一巡してローカルマルチを確保。夕刻に低めのEsが出て20mが賑わっていましたが、やはりこのバンドは今の設備(ステルス君に仕込んだコンデンサで 無理矢理に乗せる)ではなかなか厳しく、かつ急に開けたため「呼び負け」が連発。昨年はF2正規伝搬で皆さんが「十分にQSOした後」を拾いましたから、こ のバンドは失敗・・・。
夕飯を食べてQRTしようかと思いましたが200QSOは達成しようと思い直し、19時過ぎから釣竿君で40mを一巡したら流石に高レートでQSOが成立していきます。なるほど、この時間帯は未だ40mは死んでいないわけですね。さらに取りこぼしを嫌って80mも一巡しましたが流石にDUPE多し。最後は6mで数局拾って貰い200QSOを達成し、残り10分でCQ連呼したらQRP局に呼ばれてちょっと嬉しい201QSOで幕となりました。
今回の参戦は、明らかに失敗・・・まぁ、200QSO超は数年前なら大喜びの結果なんですが、300QSO超えを経験した以上、流石にこれでは満足できません。その上、釣竿君が大いに頑張れる夜間帯の40mが今後数年間(SSNが低い間)は「意味が無くなった」という事実は結構堪えています、既に
でもまぁ、今年の結果を今一度「自己基準」に置き換えて、日中の運用形態や雨天の場合の方策を見直すには良い機会となったのかも知れません。このビハインドを跳ね返して「300QSOは余裕だぜ
」と、一皮剥けたいと思います。
最後に、恒例のスナップは・・・

土砂降りの前に記念撮影した「コイルを刷新した釣竿君」です。コンデジの露出を思いっきり上げたため、肉眼より遙かに明るく撮れています。今になってよく見てみると、こりゃぁ強い雨が今にも降りそうな空模様ですね
以上、40mに絡む大きな見直しが必要だと気付いた参戦失敗記でした。

今年は直前の準備もきちんとでき、またしても「去年の自分」を相手に戦う気満々。おまけに、コンテスト開始前に1Hほど仮眠が取れるなど、かなり「前のめり感炸裂」で開始時間を待ちました。開始時点の天候は曇り・・・ただ、夜半から明け方に雨がある模様で降水確率は50%。そして午前6時頃からは回復に向かうということで、あまり影響は出ないものと予測。
バンドプランについては、直前に知ってしまった「foF2が昨年までより低くなる」という昨今のCONDXを考慮して20mのQSO数減量を覚悟、夜間の80mに少しウェイトを掛けるもののやはり主戦場は40mと考え、目標達成に向けては「開始は6m、その後40mを覗き、調子が悪そうなら80m」という初動作戦を立てました

開始30分程前の6mは閑散としています。SSB帯をワッチしても、いわゆる「チャンネル確保」のQSOがまばらな感じで一抹の不安。念のためSWRを測ってみると、ベタ落ちの筈がどういう訳か1.3くらいを示しています。これでも上等なんですが、リグの送信時のメータ(この呼称、液晶表示には馴染まんよねぇ)が「いつもより余計に」振れている・・・おっと、パワーを絞るのを忘れていました

開始5分前に及んで、漸く「VVV」があちこちで聞こえ始めて一安心・・・CTESTWINの設定を最終確認して呼吸を整えます。
21時、開始の時刻です。1st QSOは特に狙いを付けたわけではなく、バンドエッジからS&Pすることに・・・それでも結構待たされ、1st QSOは21:07になってしまいました

40mの1stは近場のコンテスト・ステーション。その後、強めの8エリア×2局、4エリア某局に拾われたものの、バンド内は出感していく弱い信号ばかり・・・そう、悪夢は既に待っていたのです

40mに見切りを付け80mにQSY・・・こちらはここ数年の賑わい通り。23時、0時は軒並み20局超/1Hと、勢いを取り戻しました。ただ、昨年の40mのように、30局/1Hを上回るような風には行きません。80mはやはり短縮率的には不利ですから、呼んだ局が1発でQSOに至るようにはなかなかなりません。それでも、直前に敷設したカウンターポイズも80m用のボトム・ローディングコイルも良好に動いているようです

40mは夜が更ける程CONDXが落ちていきます。そういう意味もあって、80mにQSYした後はこのバンドに没頭できました。結局、脇目も振らずに04時半までで80mは107QSO・・・まずまずなんですが、少しだけでも40mの増量をしようかとアンテナを調整してワッチしてみると、何やらロシアが一杯。何かのDXコンテストのようですが、国内は全く聞こえません。40mが夜間に使えないとは大きな誤算

80mでは流石にDupeが増えてきたため、そのまま一旦納竿することにしました。この時は小雨が降っている程度で「何とか保つんじゃないかな・・・」と高を括っていました。
入眠剤としての買い置きを忘れた「三五缶


09時にアラーム音できちんと起床。ひとまず、繋ぎっぱなしになっている6mをユルユルと運用し続けた後、10時になってHFの様子を見ようと日中のオンエアの実戦アンテナであるステルス君につなぎ替えてSWR調整・・・全く下がらない


ここまで「票田」たる40mが低迷してはそもそものスコアメークもままならず、この辺りで緊張の糸が切れてしまいました。そこで、一旦リグの電源を落としてこの40mのCONDXの謎を解くべくNICTの各種データと睨めっこしていると、その原因が分かってきました。
これ、書き始めると長くなるんで核心部分しか書きませんが、要は「夜中まで国内QSOが安定してできるのは、太陽活動が活発なとき」ということだったようです。夜中に40mでコンテスト参戦して沢山QSOできたのは、ここ数年の参戦・・・サイクル24の真っ最中に当たり、それ以外では高校時代のクラブ局での運用。この時も夜中にかなりの数の交信ができたんですが、これまたサイクル21のピークの頃であり、それ以外は上手いこと運用経験が無いという何とも個人的な事情で、40mの性質を誤解していました

こうなるともう、やる気が起きません。15時前には復帰しましたが仕方なく40m運用を継続。この時間には流石に「普段の40m」の顔をしたこのバンドでは、ステルス君運用にも関わらず30分で12QSO・・・流石にDUPEが少ないので、応答があればポイントアップ。そして午後から晴れ間が見え、HFハイバンドの同調がようやく取れ始めたため一巡してローカルマルチを確保。夕刻に低めのEsが出て20mが賑わっていましたが、やはりこのバンドは今の設備(ステルス君に仕込んだコンデンサで 無理矢理に乗せる)ではなかなか厳しく、かつ急に開けたため「呼び負け」が連発。昨年はF2正規伝搬で皆さんが「十分にQSOした後」を拾いましたから、こ のバンドは失敗・・・。
夕飯を食べてQRTしようかと思いましたが200QSOは達成しようと思い直し、19時過ぎから釣竿君で40mを一巡したら流石に高レートでQSOが成立していきます。なるほど、この時間帯は未だ40mは死んでいないわけですね。さらに取りこぼしを嫌って80mも一巡しましたが流石にDUPE多し。最後は6mで数局拾って貰い200QSOを達成し、残り10分でCQ連呼したらQRP局に呼ばれてちょっと嬉しい201QSOで幕となりました。
今回の参戦は、明らかに失敗・・・まぁ、200QSO超は数年前なら大喜びの結果なんですが、300QSO超えを経験した以上、流石にこれでは満足できません。その上、釣竿君が大いに頑張れる夜間帯の40mが今後数年間(SSNが低い間)は「意味が無くなった」という事実は結構堪えています、既に


最後に、恒例のスナップは・・・

土砂降りの前に記念撮影した「コイルを刷新した釣竿君」です。コンデジの露出を思いっきり上げたため、肉眼より遙かに明るく撮れています。今になってよく見てみると、こりゃぁ強い雨が今にも降りそうな空模様ですね

以上、40mに絡む大きな見直しが必要だと気付いた参戦失敗記でした。
ALL JA 2016の目標
2016-04-23
直前にあまりCONDXが良くないんじゃないか・・・と予測してしまいましたが、それはそれ、やはりきちんと目標を立てましょうか。
★ 2016年目標:313×111=34,743点
昨年のQSO数は307(1QSOがミスコピーで減点されました)ですから、とりあえずこのQSO数を超えれば銀メダル、目標得点を超えれば金メダルとし、副賞として銀メダルなら
、金メダルなら

としましょうか・・・まぁ、自分で買って飲むんですがね
この目標の肝は、やはり「不調そうな20mを他のバンドで補う」というところ。日中帯の凌ぎ方がキーポイントになるかも知れません。さらに天気・・・夜間は雨が降りそうな雰囲気ですが、これが一番のネックになるかも
まぁ、四の五の言っても仕方がない・・・掲げた以上は、これを目標に頑張りたいと思います
ALL JA | 2015 | 2016目標 | ||
局数 | マルチ | 局数 | マルチ | |
80m | 86 | 32 | 90 | 35 |
40m | 124 | 39 | 140 | 40 |
20m | 42 | 22 | 20 | 13 |
15m | 15 | 7 | 15 | 7 |
10m | 7 | 6 | 8 | 6 |
6m | 33 | 9 | 40 | 10 |
★ 2016年目標:313×111=34,743点
昨年のQSO数は307(1QSOがミスコピーで減点されました)ですから、とりあえずこのQSO数を超えれば銀メダル、目標得点を超えれば金メダルとし、副賞として銀メダルなら





この目標の肝は、やはり「不調そうな20mを他のバンドで補う」というところ。日中帯の凌ぎ方がキーポイントになるかも知れません。さらに天気・・・夜間は雨が降りそうな雰囲気ですが、これが一番のネックになるかも

まぁ、四の五の言っても仕方がない・・・掲げた以上は、これを目標に頑張りたいと思います

ALL JAの準備完了
2016-04-23
夜半の活動に備えて昼寝すべく昼食後に軽く一杯やり、さて寝ようと思ったんですが、一日曇天かと思ったら結構陽が差しています。この日差しで急に気が変わってあれこれ作業を始めてしまいました。
まずは、前から気になっていたカウンターポイズ。今まで使っていたのはアルミの細い線。「これ、動いてんのか
」と思えるようなヘロヘロのものですが、家人が頻繁に出入りするベランダのサッシの下に、下手に頑丈なコードを敷設して足でも引っかけると厄介なため、いざという時に「切れる」という仕掛けだったわけです。ただ、もう少ししっかり固定したいなぁ・・・とは思っていたところ、少し前にホームセンターに行った際に両面テープ付きのモールが安価に売られているのを見つけ、「よし、これでカウンターポイズをきちんと敷設しよう」と思い立ち、ビニール線50mと併せて買ってきました。今日はこれらを使ってカウンターポイズを張り替えることにしました。

カウンターポイズの張り方はこれまで通り2分岐させています。防水ビニールのモールを貼り付ける接着面を水拭きして乾かしてペタリンコ。その後、ビニール線を通しながらフタをしていきます。大した作業では無いんですが、ちょいと掃除をしながら立ったり座ったり・・・普段の運動不足と案外日差しが強かったことからある意味いい汗をかきましたが、こんなに体力を使っちゃうとコンテスト中の睡魔が気がかりになっちゃいますよね
その後6mのロッド・ダイポールを設置してあれこれお片付け・・・そうそう、今回は80m用秘密兵器があったんだった

夕方に向かって曇ってきたのと同時に逆光で暗くなってしまいましたが、遂に緑色のボトム・ローディングコイルを卒業し、80mmΦの塩ビパイプにコイルを巻きました。このスナップのようにコイルを「中空」に浮かせて置きたかったため、片側(上側の方がいいかな
)に巻き線を寄せてあります。急増なんでちょっと気に入らない部分もありますが、まぁここ暫くは使えるでしょう。
もうすぐ17時前。準備は上手くいきましたが夕飯食べたら眠くなりそう・・・これが心配です
まずは、前から気になっていたカウンターポイズ。今まで使っていたのはアルミの細い線。「これ、動いてんのか


カウンターポイズの張り方はこれまで通り2分岐させています。防水ビニールのモールを貼り付ける接着面を水拭きして乾かしてペタリンコ。その後、ビニール線を通しながらフタをしていきます。大した作業では無いんですが、ちょいと掃除をしながら立ったり座ったり・・・普段の運動不足と案外日差しが強かったことからある意味いい汗をかきましたが、こんなに体力を使っちゃうとコンテスト中の睡魔が気がかりになっちゃいますよね

その後6mのロッド・ダイポールを設置してあれこれお片付け・・・そうそう、今回は80m用秘密兵器があったんだった


夕方に向かって曇ってきたのと同時に逆光で暗くなってしまいましたが、遂に緑色のボトム・ローディングコイルを卒業し、80mmΦの塩ビパイプにコイルを巻きました。このスナップのようにコイルを「中空」に浮かせて置きたかったため、片側(上側の方がいいかな

もうすぐ17時前。準備は上手くいきましたが夕飯食べたら眠くなりそう・・・これが心配です

ALL JA 直前のCONDX覚書
2016-04-23
昨晩は80mの「秘密兵器」の製作とその検証で夜更かしし、ゴミ出し時間ギリギリの8時半に起床。天気はあまり良くありませんが、雨は降っていません。ALL JAの準備はほぼ済んでいますから、マッタリとした午前中を過ごしています。
ちょっと40mを聞いてみたらあまりCONDXが良くないように思い、国分寺のイオノグラムを見たら何ともお粗末なF2層の有様
そこで、48時間のイオノグラムのムービーを見たら、やはりF2層が何やら元気無い様子・・・ちょっと心配になったため、F2層のこのところの動きを見てみました。

中段のグラフがF2層臨界周波数(foF2)の直近の様子・・・おっと、軒並み10MHzを超えていないんですね。昨年のコンテスト終了後のデータでは、コンテスト開催日付近の日中帯は軒並み10MHzを上回っており、入射角から考えて7-800Km以上の20mにおけるQSOはEsが発生しなくても成立する程度であり、実際QRP&軒下短縮DPにしては20mで多くの方とQSOできたんですが、今年は少し難しそうです
また、磁気圏も静穏とは言えず、NOAAの現在のKp値は「4」・・・これもちょっと嫌な感じです。
自分のALL JA参戦スタイルでは、夜間の釣竿アンテナ運用に掛かるウェイトが大きく、日中は軒下DPで・・・この部分の効率が著しく悪くなります。それが、ここ数年快調だった20mとプチEsによりハイバンドに助けられた格好ですから、今年はどうなることやら・・・開始前から若干萎え気味になってしまいました
ちょっと40mを聞いてみたらあまりCONDXが良くないように思い、国分寺のイオノグラムを見たら何ともお粗末なF2層の有様


中段のグラフがF2層臨界周波数(foF2)の直近の様子・・・おっと、軒並み10MHzを超えていないんですね。昨年のコンテスト終了後のデータでは、コンテスト開催日付近の日中帯は軒並み10MHzを上回っており、入射角から考えて7-800Km以上の20mにおけるQSOはEsが発生しなくても成立する程度であり、実際QRP&軒下短縮DPにしては20mで多くの方とQSOできたんですが、今年は少し難しそうです

自分のALL JA参戦スタイルでは、夜間の釣竿アンテナ運用に掛かるウェイトが大きく、日中は軒下DPで・・・この部分の効率が著しく悪くなります。それが、ここ数年快調だった20mとプチEsによりハイバンドに助けられた格好ですから、今年はどうなることやら・・・開始前から若干萎え気味になってしまいました

釣竿アンテナ用ローディングコイル刷新!
2016-04-22
今日はやや重いコンソーシアムに出席した後、各拠点を回って雑事を片付けて早めに帰宅でき、ほぼ完成していた釣竿君用のローディングコイルを仕上げました。

何れも80mmΦの塩ビパイプを軸にして製作しましたが、自在ブッシュ分2mmほど直径が大きくなっています。太くなったのは一目瞭然・・・左側のものが新作です。1.5mmのアルミ線に幅広の自在ブッシュを使って頑丈に作ったつもりです。コイルのショート用のワニ口を付けたショートワイヤーは、右の古いものから流用しました。インダクタンスの不足を補うため、新しい方は1巻き多くなってます(16回巻き)。
新しいコイルのインダクタンスを測ると丁度20.0μH程になりました。目指すは19.5μHだったのですが、巻き線の終端の関係からこのようにしかできず少し多めになりました。仮にこの0.5μHを打ち消すためのコンデンサを入れるとすると結構な容量のコンデンサを直列に入れなくてはなりませんが、今のTypeⅢにはちょっと苦手なマッチングになります。まぁ、それでもきっと大丈夫・・・というわけで、サクッとアンテナ設営していざ測定
まずは40m。

同調点は流石に低いですがSWR的にはバッチリ。そこで、今回製作したローディングコイルの最後の1巻きを、ワニ口の付いたショートワイヤーで1/3ぐらい短結させてみました。

最早、カップラ要らずですね
こうした微調整も、太いアルミ線でしっかり作ったことからできるようになりました。
さて、問題の80mはというと・・・

少し低い3.36MHzで同調しています。この時、ローディングコイルはタッピングしていません。明らかにボトム・ローディングに使っているコイルのインダクタンスが大き過ぎ(凡そ48μH)・・・ここを改善する必要があります。
ひとまずこの状態で40m,80m共にTYPE-Ⅲでマッチングは取れましたから、釣竿君に装着するローディングコイルは合格となりました。これで、釣竿君のセットアップとして最低限の修復は完了です

何れも80mmΦの塩ビパイプを軸にして製作しましたが、自在ブッシュ分2mmほど直径が大きくなっています。太くなったのは一目瞭然・・・左側のものが新作です。1.5mmのアルミ線に幅広の自在ブッシュを使って頑丈に作ったつもりです。コイルのショート用のワニ口を付けたショートワイヤーは、右の古いものから流用しました。インダクタンスの不足を補うため、新しい方は1巻き多くなってます(16回巻き)。
新しいコイルのインダクタンスを測ると丁度20.0μH程になりました。目指すは19.5μHだったのですが、巻き線の終端の関係からこのようにしかできず少し多めになりました。仮にこの0.5μHを打ち消すためのコンデンサを入れるとすると結構な容量のコンデンサを直列に入れなくてはなりませんが、今のTypeⅢにはちょっと苦手なマッチングになります。まぁ、それでもきっと大丈夫・・・というわけで、サクッとアンテナ設営していざ測定


同調点は流石に低いですがSWR的にはバッチリ。そこで、今回製作したローディングコイルの最後の1巻きを、ワニ口の付いたショートワイヤーで1/3ぐらい短結させてみました。

最早、カップラ要らずですね

さて、問題の80mはというと・・・

少し低い3.36MHzで同調しています。この時、ローディングコイルはタッピングしていません。明らかにボトム・ローディングに使っているコイルのインダクタンスが大き過ぎ(凡そ48μH)・・・ここを改善する必要があります。
ひとまずこの状態で40m,80m共にTYPE-Ⅲでマッチングは取れましたから、釣竿君に装着するローディングコイルは合格となりました。これで、釣竿君のセットアップとして最低限の修復は完了です

釣竿アンテナの80m不具合原因
2016-04-17
先日のJIDXでお巫山戯で80mにオンエアしようとした際、上手くSWRが下がらない不具合がありましたが、ALL JAを来週に控えて原因を探っておこうと、昨晩ちょいと釣竿君をセットしてSWRを改めて測ってみました。
まず、我が愛する(
)釣竿君の構成をおさらいしておきます。

80mへのオンエア時には、2つのコイルを使ってローディングする格好です。この通りセットアップして早速測定。

同調点が1MHzほど上がってしまっています。なおかつ純抵抗分が思いの外高く、見慣れないものとなっています。80m用のローディングコイルは問題ない(以前測定したインダクタンス値とほぼ同じ)ことは既に確認済みですから、残る怪しい部分は40m用のコイルということになりますが、新しく作ったこのコイルは昨年10月のACAGで実績があるんでねぇ
そこで、古いコイルを使って測定してみたら・・・

バッチリですね。ということは、犯人は・・・

40m用のコイルに必要なインダクタンスは19.5μH程度・・・確かに足りません
古いコイルはきちんと19.5μH程になっていますから、犯人はこいつだったようです。
このインダクタンス不足は40mオンエア時にも生じますが、これはTYPE-Ⅲのカバー範囲に入るため40mでは気付かなかったということでしょう。ただ解せないのは、先に書いた通り昨年のACAGでは80mもきちんと動いていたわけですから、もう少し別の要因が潜んでいる可能性もあります。
何れにせよ、このコイルについては再作が必要であることが判りました。おいおい、間に合うのかよ
まず、我が愛する(


80mへのオンエア時には、2つのコイルを使ってローディングする格好です。この通りセットアップして早速測定。

同調点が1MHzほど上がってしまっています。なおかつ純抵抗分が思いの外高く、見慣れないものとなっています。80m用のローディングコイルは問題ない(以前測定したインダクタンス値とほぼ同じ)ことは既に確認済みですから、残る怪しい部分は40m用のコイルということになりますが、新しく作ったこのコイルは昨年10月のACAGで実績があるんでねぇ


バッチリですね。ということは、犯人は・・・

40m用のコイルに必要なインダクタンスは19.5μH程度・・・確かに足りません

このインダクタンス不足は40mオンエア時にも生じますが、これはTYPE-Ⅲのカバー範囲に入るため40mでは気付かなかったということでしょう。ただ解せないのは、先に書いた通り昨年のACAGでは80mもきちんと動いていたわけですから、もう少し別の要因が潜んでいる可能性もあります。
何れにせよ、このコイルについては再作が必要であることが判りました。おいおい、間に合うのかよ

使ったことがないSSR
2016-04-16
今週は初っ端にコマーシャルでトラブルに見舞われ、外出続きとなりました。そこで、そのどさくさに紛れて今まで使ったことがない部品を秋葉で購入してきました。

スナップにはちゃんと型番が写っているんですが、光の加減が悪くよく見えませんよね
右の黒い奴がSSR・・・「AQG22105」ソリッドステートリレーです。パナ製のAC100Vで2Aまで制御できるもので、ゼロクロス制御&スナバ回路内蔵。制御電圧は直流4-6Vですから、PICなどとの相性も良く、AC100Vの小物のオンオフ制御が簡単に実現できます。左側の青い奴はノイズ除去用のバリスターです。
さて、これで何がしたいかというと・・・ま、ここはちょっと伏せておきますが、周波数カウンタの製作途上に現れた「邪魔者」であることは明白。自分の性格は自分がよ~く知っていますから、もしかしたら、いやきっと脱線することになるんでしょうなぁ

スナップにはちゃんと型番が写っているんですが、光の加減が悪くよく見えませんよね

さて、これで何がしたいかというと・・・ま、ここはちょっと伏せておきますが、周波数カウンタの製作途上に現れた「邪魔者」であることは明白。自分の性格は自分がよ~く知っていますから、もしかしたら、いやきっと脱線することになるんでしょうなぁ

JIDXはまだ終わっていませんが・・・
2016-04-10
結局中座することにしたJIDXですが、収穫が無かったからではありません。その辺りを書き留めておきましょうかね。
日没以降40mをS&Pし、22時過ぎからまたしても「EU待ち@40m」をしていると、例年より早めにZONE16を立て続けにゲットしました。01時から03時頃にはZONE16を中心に15-17まで6局程・・・過去には経験のない局数ですから「大漁」に当たると言っていいと思います。極めつけは「Cyprus」・・・昨日の夕方には15mでも聞こえていましたが、苦労して追っかけた挙げ句、03時過ぎに「1発コピー」で拾われたのは印象に残りました
昨日、今日のSSNは20台。これでローバンドが快調なのかは判りませんでしたが、コンテスト開始1日前に発生したプチ磁気嵐も去って静穏なCONDXで迎えた(今の釣り竿君の設備での)40mのコンテストは多分初めて・・・今後のローバンド参戦もまずまず行けそうな手応えを感じました。
仮眠を取って07時に15mを聞くと、どういう訳か西海岸が聞こえません。もう、そこまでハイバンドのCONDXは落ちてしまったのか、いやいや、昨日EUとQSOできたでしょう・・・と自問自答しましたが、どういう訳か聞こえません。そして、眠さに負けてもう一度仮眠を取って起きたら11時
今度は落ち行く西海岸の信号との戦いですが、2局ほど拾って貰いました。南向きベランダ軒下DP(=ステルス君)ですが、何とか届いてくれました。来年は無理かもね・・・。
夕刻まではマッタリと過ごし、さて15mのEUと思いましたが余り芳しくなく、結局日没を待って釣竿君を突き出しましたが既に昨日QSOした局ばかり。そして、お巫山戯に80mのセットアップをしたら・・・何とSWRが下がり切りません。日中は暖かだったのがいつの間にか強めの寒風が吹いていて、ここで心が折れました
総QSO数は少なかったものの(44QSO)、Band New(Cyprus)を含めて結構有意義な参戦となりました。問題は80mのSWRが落ちなかったこと。同調点を探ると3.7MHzくらいになっています。カップラの作りから考えて、3.5MHzより下に同調点がないとTYPE-Ⅲではちょっと厳しい・・・。そこで、80m用のローディングコイルのインダクタンスを測定。

う~ん、特に問題は無いようです。もっと別の部分を調査しないと・・・と思いましたが、
(←酎ハイ)に手が伸びてしまいました。本当に中途半端な幕切れですが、今年のJIDXはこれにて。
日没以降40mをS&Pし、22時過ぎからまたしても「EU待ち@40m」をしていると、例年より早めにZONE16を立て続けにゲットしました。01時から03時頃にはZONE16を中心に15-17まで6局程・・・過去には経験のない局数ですから「大漁」に当たると言っていいと思います。極めつけは「Cyprus」・・・昨日の夕方には15mでも聞こえていましたが、苦労して追っかけた挙げ句、03時過ぎに「1発コピー」で拾われたのは印象に残りました

昨日、今日のSSNは20台。これでローバンドが快調なのかは判りませんでしたが、コンテスト開始1日前に発生したプチ磁気嵐も去って静穏なCONDXで迎えた(今の釣り竿君の設備での)40mのコンテストは多分初めて・・・今後のローバンド参戦もまずまず行けそうな手応えを感じました。
仮眠を取って07時に15mを聞くと、どういう訳か西海岸が聞こえません。もう、そこまでハイバンドのCONDXは落ちてしまったのか、いやいや、昨日EUとQSOできたでしょう・・・と自問自答しましたが、どういう訳か聞こえません。そして、眠さに負けてもう一度仮眠を取って起きたら11時

今度は落ち行く西海岸の信号との戦いですが、2局ほど拾って貰いました。南向きベランダ軒下DP(=ステルス君)ですが、何とか届いてくれました。来年は無理かもね・・・。
夕刻まではマッタリと過ごし、さて15mのEUと思いましたが余り芳しくなく、結局日没を待って釣竿君を突き出しましたが既に昨日QSOした局ばかり。そして、お巫山戯に80mのセットアップをしたら・・・何とSWRが下がり切りません。日中は暖かだったのがいつの間にか強めの寒風が吹いていて、ここで心が折れました

総QSO数は少なかったものの(44QSO)、Band New(Cyprus)を含めて結構有意義な参戦となりました。問題は80mのSWRが落ちなかったこと。同調点を探ると3.7MHzくらいになっています。カップラの作りから考えて、3.5MHzより下に同調点がないとTYPE-Ⅲではちょっと厳しい・・・。そこで、80m用のローディングコイルのインダクタンスを測定。

う~ん、特に問題は無いようです。もっと別の部分を調査しないと・・・と思いましたが、

JIDXの途中ですが・・・
2016-04-09
春コンシーズンが始まりました。今年はJIDX-CWが最初の参加になりますが、事前準備が全くできない状態で今日を迎えてしまいました。おまけに昨日は親睦会で少々飲み過ぎ、午前中に二度寝をこいてしまうといった体たらく
午後になって漸く準備開始です。
まずは軒下で踏ん張っているステルス君を見ると、15m用のヒゲが無くなっています
数日前の強風に持って行かれたのか・・・と思って足下を見たら、上手いことベランダ内に落ちていました。

左のネジの直ぐ下で口を開けている圧着端子に40cm程のウレタン線が繋がっている筈なんですが、根元から切れてしまいました。一頻りサビ取りをしつつ元通りに戻すのに10分少々の補修。SWRはバンド内で1.1程度と、特に問題なく復活。
この補修をきっかけにコネクタ周りも錆びていないか確認すると、Mコネがやはりかなり黒ずんでました。そこで、中継の同軸とTYPE-Ⅲ(自作アンテナカップラ)のコネクタ部をお掃除。

ざっとこんな感じに復活・・・新品同様でしょ
この手の磨きもんは全て「ピカール」にお任せ・・・コネクタの後ろにちょっぴり写っています。
さぁ、16時開始に間に合いました。15mはサイクル24の名残りでいきなりZONE16からスタートし、ZONE15 (Sweden)まで届いたのには驚きましたがやはり局数は振るわず。10mにもきちんと顔を出しましたが、流石に10mでEUは聞こえませんでした。20mにも序でに顔を出してから夕闇を待って釣竿君を19時前にセッティング・・・密かに期待の40mで西海岸とロシアのこっち側を攻めるわけですが、どうも局数が伸び悩み。常連局の信号強度からCONDXはまずまずのような気がするんで、勝手に「参加局数が少ない」と類推しています。
残り時間もノンビリ気長にやろうとは思いますが、ちょっと飽きてしまったのも事実・・・というわけで、ブログ書きに寄り道した次第

まずは軒下で踏ん張っているステルス君を見ると、15m用のヒゲが無くなっています


左のネジの直ぐ下で口を開けている圧着端子に40cm程のウレタン線が繋がっている筈なんですが、根元から切れてしまいました。一頻りサビ取りをしつつ元通りに戻すのに10分少々の補修。SWRはバンド内で1.1程度と、特に問題なく復活。
この補修をきっかけにコネクタ周りも錆びていないか確認すると、Mコネがやはりかなり黒ずんでました。そこで、中継の同軸とTYPE-Ⅲ(自作アンテナカップラ)のコネクタ部をお掃除。

ざっとこんな感じに復活・・・新品同様でしょ

さぁ、16時開始に間に合いました。15mはサイクル24の名残りでいきなりZONE16からスタートし、ZONE15 (Sweden)まで届いたのには驚きましたがやはり局数は振るわず。10mにもきちんと顔を出しましたが、流石に10mでEUは聞こえませんでした。20mにも序でに顔を出してから夕闇を待って釣竿君を19時前にセッティング・・・密かに期待の40mで西海岸とロシアのこっち側を攻めるわけですが、どうも局数が伸び悩み。常連局の信号強度からCONDXはまずまずのような気がするんで、勝手に「参加局数が少ない」と類推しています。
残り時間もノンビリ気長にやろうとは思いますが、ちょっと飽きてしまったのも事実・・・というわけで、ブログ書きに寄り道した次第
