ステルス君3号の準備完了
2018-11-17
来週末は”WW DX CW"が開催されますが、このコンテストには出場したいと思っています。SSN最低期であるここ数年は40m中心の参加になるため、特にハイバンドのアンテナは不要・・・となると、我が装備としては釣竿アンテナ以外は不要になってしまうわけですが、かなり前にぶっ壊れたステルス君もそろそろ”3号”として復活させ、15mで近場の環太平洋のポピュラーな場所の入感具合を確認するのも良かろうと、漸くアンテナの刷新を行うことにしました。
今回の製作コンセプトは既にまとめてありますが、その核となるコントロール部の製作とコイル巻きが主な工作作業です。先週末にコントロール部の穴開けなどを行い、今日はコイル巻きを終えたんで、ここまでの経過をスナップ中心にまとめておきます。
まずは、旧ステルス君から取り外したコントロール部。

流石に5年余り風雨に晒されてさぞかし・・・と思ったら、日焼けしたケース外側に反して中は”現用"を思わせる状態でしたが、今回はコア以外は流用せず新たなボックスに入れることにしました。ちなみに、ケース自体も脆くなっておらず、Takachiの難燃性ケースは良いチョイスだったようです。
実はこのケースは既に販売終了になっていますが、ステルス君のアップグレードはかなり前から画策していて数年前に同じものを購入してあったためこれを使用します。
先週末の作業で、このケース加工作業は大凡終了していました。

グランドを大きく取りたい部分には銅テープを貼ってあるのは前作の模倣ですが、今回はロータリースイッチにもぐるりと貼り付けてみました。左にあるのがインピーダンス変換コイルとフロートバランです。この辺りも前作同様に0.32φのラッピング線を使っていますが、巻き数は前作より多めに巻いています。この辺りは、完成した際に改めて記事にしたいと思います。
今日巻いたコイルはこんな感じです。

これも前作までと同じ40φの百均で売っているプラスチックボトルをぶった切って使っていますが、巻き線については自在ブッシュを使ってよりしっかり固定し、少しでも長期使用できるようにしています。真ん中が一溝空いていますが、これには特に意図は無く、自在ブッシュ切断時に「一つ多かった」というへっぽこな理由です
ただ、この巻き方のお陰でかなりしっかりとしたコイルができました。0.8φのUEW24回巻きで20.6μH、重さは22gになりました。

今回のコイルは「14MHzのトラップコイル」にする必要があり、コイルと並列に6pF程度の容量負荷を入れる必要がありますが、普通のセラコンなどでは防水に工夫が要るため、ここには7cm程の平行線を使いました。14MHzに同調しているかの確認には、久々にディップメータを使いました。

これで、ほぼオールスターキャスト。あとは実際にエレメントを張ってつなぎ込み、延長コイル・短縮コンデンサを仕込んでいきます。白い板っ切れは、ダイポールの両エレメントを真ん中で支える"波碍子モドキ"です。そうそう、これも前作からの流用ですが、まだまだ大丈夫そうです。
さぁ、準備は整いました。明日中には何とか、ステルス君3号としてデビューさせたいと思います
今回の製作コンセプトは既にまとめてありますが、その核となるコントロール部の製作とコイル巻きが主な工作作業です。先週末にコントロール部の穴開けなどを行い、今日はコイル巻きを終えたんで、ここまでの経過をスナップ中心にまとめておきます。
まずは、旧ステルス君から取り外したコントロール部。

流石に5年余り風雨に晒されてさぞかし・・・と思ったら、日焼けしたケース外側に反して中は”現用"を思わせる状態でしたが、今回はコア以外は流用せず新たなボックスに入れることにしました。ちなみに、ケース自体も脆くなっておらず、Takachiの難燃性ケースは良いチョイスだったようです。
実はこのケースは既に販売終了になっていますが、ステルス君のアップグレードはかなり前から画策していて数年前に同じものを購入してあったためこれを使用します。
先週末の作業で、このケース加工作業は大凡終了していました。

グランドを大きく取りたい部分には銅テープを貼ってあるのは前作の模倣ですが、今回はロータリースイッチにもぐるりと貼り付けてみました。左にあるのがインピーダンス変換コイルとフロートバランです。この辺りも前作同様に0.32φのラッピング線を使っていますが、巻き数は前作より多めに巻いています。この辺りは、完成した際に改めて記事にしたいと思います。
今日巻いたコイルはこんな感じです。

これも前作までと同じ40φの百均で売っているプラスチックボトルをぶった切って使っていますが、巻き線については自在ブッシュを使ってよりしっかり固定し、少しでも長期使用できるようにしています。真ん中が一溝空いていますが、これには特に意図は無く、自在ブッシュ切断時に「一つ多かった」というへっぽこな理由です


今回のコイルは「14MHzのトラップコイル」にする必要があり、コイルと並列に6pF程度の容量負荷を入れる必要がありますが、普通のセラコンなどでは防水に工夫が要るため、ここには7cm程の平行線を使いました。14MHzに同調しているかの確認には、久々にディップメータを使いました。

これで、ほぼオールスターキャスト。あとは実際にエレメントを張ってつなぎ込み、延長コイル・短縮コンデンサを仕込んでいきます。白い板っ切れは、ダイポールの両エレメントを真ん中で支える"波碍子モドキ"です。そうそう、これも前作からの流用ですが、まだまだ大丈夫そうです。
さぁ、準備は整いました。明日中には何とか、ステルス君3号としてデビューさせたいと思います
