我が家のベランダに合うモビホ基台入荷
2020-09-30
今日はバラバラ夏季休暇の最後のお休み・・・朝からまったりと過ごしていたら、注文してあったモビホの基台が届きました。今のベランダのモビホはやや無理矢理に取り付けてあるため、この際キチンと固定しようと思い立ち先週末に注文したものの一部が到着
ただ、注文している部材が全て揃うのが今週末のため、今日は届いた2つの金具を借り組みしてみました。
我が家のベランダの手摺りは、昔の団地風のコンクリのものになっており金属ではありません。金属の手摺りなら結構様々な取付金具が売られていますが、コンクリの手摺りでそこそこの厚みがあるためその手摺りを挟み込むようなタイプのものが必要なんですが、これがあまり売っていません
ちょっと大きめなものはあるにはあるんですが、モビホを取り付けるだけのためには些か大袈裟になってしまいます。そこで、Ama〇onをウロウロしていたら、手頃な大きさの車庫用ミラーの取付金具を発見
これに丁度合うモービル用のアンテナ基台を併せて購入しました。


狙い通り、上手く組むことができました
このミラー取付金具自体は、70mmから180mmの挟み込みが可能です。今回はたまたまアンテナ基台も上手く収まりましたが、もう少し薄い手摺りのベランダではアンテナ基台の取付方法に一工夫いるかも知れません。
実際のアンテナ設置の様子は、今週末の作業後に改めて記事にしようかと思います

我が家のベランダの手摺りは、昔の団地風のコンクリのものになっており金属ではありません。金属の手摺りなら結構様々な取付金具が売られていますが、コンクリの手摺りでそこそこの厚みがあるためその手摺りを挟み込むようなタイプのものが必要なんですが、これがあまり売っていません




狙い通り、上手く組むことができました

実際のアンテナ設置の様子は、今週末の作業後に改めて記事にしようかと思います

ナロースペースの2m用3エレ設計メモ
2020-09-25
9月半ばを過ぎると一気に秋めいて、うるさかった蝉の声と秋の鳴き虫の声とがクロスオーバーしていきました。恐らく鳴き虫の類いで自分的に上位を争う”カネタタキ”の声を聞き、そう言えば今年は”ヒグラシ”は聞かなかったなぁ・・・なんて思い返したりして、いよいよ千葉県北西部も本格的な秋を迎えつつあるようです。我が納戸シャックもエアコン無しでも日中の最高で25,6度程度までしか上がらなくなり、あれこれとやる気の出るいい季節になってきました
とはいえ、家事雑事もそこそこやることが多くなり、まだ無線関係やガラクタ工作関係になかなか時間が割けません。まぁ、本格的な夜長の秋はまだ先・・・ノンビリ行きまっしょい
今日はずらして取得している夏季休暇の内の1日・・・生憎の冷たい雨降りでモビホ固定用の金具取り付けなどのアンテナ弄りは諦めましたが、その代わりにアンテナ設計の覚書をしておきたいと思います。
IC-705を入手した8月中頃より、自宅からのコンテスト参戦向けに2mのビームアンテナが欲しくなりました。コンテスト向けに予てから狙っていたベランダ用V/UHF帯の自作アンテナとしては、最後の周波数帯用になります。
6mは真っ先に作成したロッドアンテナを使ったダイポールです。これは、2015年のALL JA直前に完成形となり、その後も何度か使用しています。まぁ、既にベランダからの運用の限界は見えたものの、天井付きベランダではフルサイズのダイポールが最大級・・・ということで、これ以上のグレードアップはしていません。
70cm用としては5エレ八木はひとまず完成したものの、その実力を確認できたのは2014年の全市全郡であり、その翌年はMコネのトラブルでNG
その後はこのアンテナでオンエアしていませんが、まぁそこそこの健闘結果(2014年参戦で48局)を記録していますから、70cmのベランダ用アンテナとしては充分と思っています。
さて、2mのビームとしてベランダに上げて少しは回せるものと考えると、エレメント数の少ない八木かHB9CVが選択し易く、自分のスキルで十分に(どう動いているのかが)理解できて再現性も良さそうなもの・・・となると、3エレ程度の八木に軍配が上がりました。
八木アンテナを設計した経験がある方はご存じのように、このアンテナは個々のエレメント長やその間隔によって利得(フロントゲイン)、ビームパターン、(共振点の)インピーダンスなどの最適値が異なるため、重視したいパラメータをどれにするかを考えなければなりません。例えば移動用に作る場合、沢山の局が入感してくることを考慮すると”ビームパターン重視”(サイドやバックを切って混信に強くする)になりますが、遠距離通信に特化すれば”利得重視”になります。これは少ないエレメント数のものでより顕著な特性になりますから、設計時点で悩ましい部分です。
一方、我が家のようにベランダ内に配置するようなものであると、ビームパターンに重きを置く必要はあまりなく専ら”利得重視”で設計して良くなりますが、利得を稼ぐために有効な「長いブーム長」(多エレメント八木だと”Long John”と呼ばれますね)にすると、簡単に回すことができなくなります。こうなると、先にブーム長を決めてベランダ内でも必要なだけ無理なく回せるようなブーム長を決め、その長さで設計していくのが現実的です。そこで、縦幅が90cmのベランダでも簡単に回転できるよう、ブーム長をとして50cmに収まるようにしました。
もう一つのパラメータであるインピーダンスも、その設計値をどの辺りに置くかが重要です。利得の大きさを追求していくと、良好なインピーダンス値は簡単に10Ω以下となり、マッチング部分での損失面で不利になります。老舗C社のVHF帯の”Long John”では、給電エレメントにフォールデットダイポールを使ってこの問題を解決しており、おまけに上手くインピーダンス設計値を設定してその後にQマッチを用いて50Ω給電にしています。まぁ、ここまでやるかは製作者次第でしょうが、自分はそこまではやりませんよ・・・悪しからず
普通のガンママッチを用いる場合、極端なショートバーの形態にならないようにインピーダンスを選んだ方が工作面で楽になります。そこで今回は10Ω以上・・・ひとまず、50Ωの1/4に当たる”12.5Ω”としました。
上記の設計条件でMMANAで基礎設計したものが、以下のデータとパターンです。


ナロースペースの3エレかつ垂直偏波ですから、いわゆる「サイドの切れ」は殆ど期待できません。逆に”利得重視”としたことから、ダイポール比で6dB近くありそうです
この後は、上記のデータを基礎データとしてマッチングを考慮した設計に変えて行くことになります。恐らく、作り易さとSWR整合の取り易さからガンママッチに落ち着くと思いますが、トロイダルコアを使った1:4のバランで直接給電というのも面白いかも知れませんね。もう暫くは、MMANAと戯れてみましょうかね


今日はずらして取得している夏季休暇の内の1日・・・生憎の冷たい雨降りでモビホ固定用の金具取り付けなどのアンテナ弄りは諦めましたが、その代わりにアンテナ設計の覚書をしておきたいと思います。
IC-705を入手した8月中頃より、自宅からのコンテスト参戦向けに2mのビームアンテナが欲しくなりました。コンテスト向けに予てから狙っていたベランダ用V/UHF帯の自作アンテナとしては、最後の周波数帯用になります。
6mは真っ先に作成したロッドアンテナを使ったダイポールです。これは、2015年のALL JA直前に完成形となり、その後も何度か使用しています。まぁ、既にベランダからの運用の限界は見えたものの、天井付きベランダではフルサイズのダイポールが最大級・・・ということで、これ以上のグレードアップはしていません。
70cm用としては5エレ八木はひとまず完成したものの、その実力を確認できたのは2014年の全市全郡であり、その翌年はMコネのトラブルでNG

さて、2mのビームとしてベランダに上げて少しは回せるものと考えると、エレメント数の少ない八木かHB9CVが選択し易く、自分のスキルで十分に(どう動いているのかが)理解できて再現性も良さそうなもの・・・となると、3エレ程度の八木に軍配が上がりました。
八木アンテナを設計した経験がある方はご存じのように、このアンテナは個々のエレメント長やその間隔によって利得(フロントゲイン)、ビームパターン、(共振点の)インピーダンスなどの最適値が異なるため、重視したいパラメータをどれにするかを考えなければなりません。例えば移動用に作る場合、沢山の局が入感してくることを考慮すると”ビームパターン重視”(サイドやバックを切って混信に強くする)になりますが、遠距離通信に特化すれば”利得重視”になります。これは少ないエレメント数のものでより顕著な特性になりますから、設計時点で悩ましい部分です。
一方、我が家のようにベランダ内に配置するようなものであると、ビームパターンに重きを置く必要はあまりなく専ら”利得重視”で設計して良くなりますが、利得を稼ぐために有効な「長いブーム長」(多エレメント八木だと”Long John”と呼ばれますね)にすると、簡単に回すことができなくなります。こうなると、先にブーム長を決めてベランダ内でも必要なだけ無理なく回せるようなブーム長を決め、その長さで設計していくのが現実的です。そこで、縦幅が90cmのベランダでも簡単に回転できるよう、ブーム長をとして50cmに収まるようにしました。
もう一つのパラメータであるインピーダンスも、その設計値をどの辺りに置くかが重要です。利得の大きさを追求していくと、良好なインピーダンス値は簡単に10Ω以下となり、マッチング部分での損失面で不利になります。老舗C社のVHF帯の”Long John”では、給電エレメントにフォールデットダイポールを使ってこの問題を解決しており、おまけに上手くインピーダンス設計値を設定してその後にQマッチを用いて50Ω給電にしています。まぁ、ここまでやるかは製作者次第でしょうが、自分はそこまではやりませんよ・・・悪しからず

普通のガンママッチを用いる場合、極端なショートバーの形態にならないようにインピーダンスを選んだ方が工作面で楽になります。そこで今回は10Ω以上・・・ひとまず、50Ωの1/4に当たる”12.5Ω”としました。
上記の設計条件でMMANAで基礎設計したものが、以下のデータとパターンです。


ナロースペースの3エレかつ垂直偏波ですから、いわゆる「サイドの切れ」は殆ど期待できません。逆に”利得重視”としたことから、ダイポール比で6dB近くありそうです

この後は、上記のデータを基礎データとしてマッチングを考慮した設計に変えて行くことになります。恐らく、作り易さとSWR整合の取り易さからガンママッチに落ち着くと思いますが、トロイダルコアを使った1:4のバランで直接給電というのも面白いかも知れませんね。もう暫くは、MMANAと戯れてみましょうかね

グラボを替えた覚書
2020-09-14
今日は9月に鏤めた夏季休暇の内の1日分でした。昨日、今日が非常に涼しく、結局ノヘ~っと過ごしてしまったことは想像に難くないでしょう。今日は久し振りに夕飯を豪勢に・・・と考えて、純和食を仕込んでみました
一昨日の土曜日から都合三連休になったため、ネットサーフィンやユウツベでノヘ~を満喫していたんですが、今朝方からPCのマウスの挙動不審が顕著になり、ネットサーフィンが難しくなってきました。マウスがカクカク動くため、思いもしないところをクリックしてしまうような有様・・・これではねぇ
実は8月の真ん中の日曜、それこそ随分と前に買ってあったGeForce1030をPCに導入しました。これ、とあるゲームの動作がままならなかったために購入し、買ったことで満足してしまい随分経って導入したわけですが、9月の月例の”Windows Update”(Windows Updateの月例は毎月第二水曜日となっています)の後辺りからマウスの挙動がおかしくなり様子見していました。しかし、どうにも操作支障となったため、今日は定番のドライバのクリーン再インストールを行いました。
元々、AMDのAPU(CPUとグラボが一体になった処理装置)を使っていたため、GeForce1030を導入する前にAMDのグラフィックドライバをキチンと削除しておくのがいいんですが、まぁ大丈夫と過信してNvidiaのグラフィックドライバを入れてしまったのが不味かったようです
Windowsのこうしたトラブルの解消法はインターネットに数多の情報があり、特にグラフィックドライバに関するトラブルシューティングは数多くありますが、結局はインストールしたいドライバと同種のものは先に削除しておくことが定石
それでも、結構手間だったりするんでついついスキップしてしまうんです
特に何年も自作PCに手を染めた奴らは、この轍を踏み易いんですね
今回は、比較的ポピュラーな”DDU”(ドライバ削除ソフト)を使って、AMDのグラフィックドライバ削除⇒Nvidiaのグラフィックドライバ削除の順で処理し、改めてNvidiaのグラフィックドライバをインストールしたらマウス動作が安定・・・元に戻りました。
今回導入したグラボがこちら。

これが新たにインストールしたグラボ・・・こいつを入れたせいで筐体内温度、特にチップセットの温度が動画再生時に60度台になってしまいましたが、3D表示を含め確かにストレスは少なくなりました。
長年使ってきたミニタワーは廃熱設計がショボいため、これ以上の改善は見込めないと思いますが、今は室温が高い季節(
)ですからこの状態でもう暫く様子見したいと思います。

一昨日の土曜日から都合三連休になったため、ネットサーフィンやユウツベでノヘ~を満喫していたんですが、今朝方からPCのマウスの挙動不審が顕著になり、ネットサーフィンが難しくなってきました。マウスがカクカク動くため、思いもしないところをクリックしてしまうような有様・・・これではねぇ

実は8月の真ん中の日曜、それこそ随分と前に買ってあったGeForce1030をPCに導入しました。これ、とあるゲームの動作がままならなかったために購入し、買ったことで満足してしまい随分経って導入したわけですが、9月の月例の”Windows Update”(Windows Updateの月例は毎月第二水曜日となっています)の後辺りからマウスの挙動がおかしくなり様子見していました。しかし、どうにも操作支障となったため、今日は定番のドライバのクリーン再インストールを行いました。
元々、AMDのAPU(CPUとグラボが一体になった処理装置)を使っていたため、GeForce1030を導入する前にAMDのグラフィックドライバをキチンと削除しておくのがいいんですが、まぁ大丈夫と過信してNvidiaのグラフィックドライバを入れてしまったのが不味かったようです

Windowsのこうしたトラブルの解消法はインターネットに数多の情報があり、特にグラフィックドライバに関するトラブルシューティングは数多くありますが、結局はインストールしたいドライバと同種のものは先に削除しておくことが定石



今回は、比較的ポピュラーな”DDU”(ドライバ削除ソフト)を使って、AMDのグラフィックドライバ削除⇒Nvidiaのグラフィックドライバ削除の順で処理し、改めてNvidiaのグラフィックドライバをインストールしたらマウス動作が安定・・・元に戻りました。
今回導入したグラボがこちら。

これが新たにインストールしたグラボ・・・こいつを入れたせいで筐体内温度、特にチップセットの温度が動画再生時に60度台になってしまいましたが、3D表示を含め確かにストレスは少なくなりました。
長年使ってきたミニタワーは廃熱設計がショボいため、これ以上の改善は見込めないと思いますが、今は室温が高い季節(

そろそろ電子工作エンジン始動!?
2020-09-12
今年、自分にとって最大級の会社イベントが終わりました。いわゆる監査的な奴で、初めての事務局担当は年甲斐もなく案外緊張したわけですよ
でも「案ずるより産むが易し」といった塩梅で、ほぼ何事も無く過ぎていきました。とは言え残務も結構あったり、その間に止まっていた仕事をキックしたりと、昨日まで忙しく過ごしていました・・・お疲れ様、自分
このイベントのお陰で夏季休暇予定を9月に延期しました。規定日程を彼方此方に鏤めたら、9月の休暇が一杯・・・21,22日には連休もありますし、残暑の季節はゆっくりと身体を休めることができそうです
丁度忙しくしていた8月末に、7エリアの局長さんからコメントを頂きました。曰く、「CWオーディオフィルタ、作ってみたらいい感じ
プリント基板化しては如何
」という内容でした。そう、この記事で紹介したCWオーディオフィルタを追試して頂いた上、聞き心地を気に入って下さったようですね。いやぁ、お褒めを頂きありがとうございます。結構、舞い上がっちゃいました
このところ、忙しさと暑さにメゲて電子工作系はお座なりとなってしまっていましたが、このようなコメントを頂くと非常にやる気が出ますね。作りたいもの、作りかけのものが山積していますから、そろそろ止めてしまっていたエンジンを始動しましょうかね・・・でも、今日は涼しいんでまずは休養優先、悪しからず


このイベントのお陰で夏季休暇予定を9月に延期しました。規定日程を彼方此方に鏤めたら、9月の休暇が一杯・・・21,22日には連休もありますし、残暑の季節はゆっくりと身体を休めることができそうです

丁度忙しくしていた8月末に、7エリアの局長さんからコメントを頂きました。曰く、「CWオーディオフィルタ、作ってみたらいい感じ



このところ、忙しさと暑さにメゲて電子工作系はお座なりとなってしまっていましたが、このようなコメントを頂くと非常にやる気が出ますね。作りたいもの、作りかけのものが山積していますから、そろそろ止めてしまっていたエンジンを始動しましょうかね・・・でも、今日は涼しいんでまずは休養優先、悪しからず
