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遅ればせながら…WW DX CW 2021 プチ参戦記

2021-12-06      
  コンテスト直後に少々忙しくなってブログ書きが後回しになってしまい、ぼやぼやしている内に師走に突入してしまいました。その上、急激に気温が下がってきたのが障ったのか体調を崩していまい、今日は急遽休暇を取りました 午前中はウダウダしていましたが、漸く回復傾向となってこの記事を書いています。

 思い返すは先々週末・・・今年の締め括り参戦として予定していた"WW DX CW 2021"に無事参戦することができたんで、当日を思い出しながら備忘録にしてしまおうと。自分的には案外こうした備忘録が役に立つことがあるんで、書き留めておきたいと思います。

 実は、直前まで参戦するか否かかなり悩みました。無論、コンテスト用有給休暇をコンテスト終了日に合わせて申請してあり、準備自体は万端だったわけですが、太陽活動がやや読み辛いことより何より、ここ数年”毎度”といったある意味「我が設備の限界」をまたしても実感するだけでは・・・という憂慮(悪い予測)に苛まれ、一時は参戦を止めようかと思いました。ただ、SSNはそこそこ高めでキープされており、ハイバンドはまずまずのCONDXが期待できるだろうというところが決め手となり、またしても15m用即席DPを準備して、昼間:15M、夜:40mという定番中の定番で参戦することに。

 15mのDPの調整をしようと思ったら、「クラニシ君」(クラニシのアンアナ)の電池がへたってしまい、コンビニに買いに行ったりして遅刻 既に出感したのかWはこれっぽっちも聞こえず、ちょっとがっかりな開幕・・・結局、0112UのBY[が1stQSOとなりました。その後も、ここ数年のパターンであるBY/UAのこっち、VK/ZL位の範囲で戯れながら夕刻のEUオープンを待ちました。
 06:00Uあたりになると、案の定EU方面が聞こえてきます・・・が、あまり強くは入感しません。詰まるところ、QRP&軒下DPでは振り向かせることはできず日没を迎えました。

 40mは毎度おなじみの西海岸が強力に入感しており、08:49Uを皮切りに暫くは聞こえる局を呼び回りました。合間合間に中南米も入感していましたが、呼んでも取って貰えず さらに、恐らくロングパスであるEUも余り入感していない様子で、西海岸局の局数だけが増えていく展開でしたが、久々のアラスカに続けて東海岸側のメリーランド州まで5Wの電波は飛んでいきました CONDXが良いんだか悪いんだか判らぬまま時間が過ぎていき、16:12Uに漸くZONE16まで届き、17:00Uを回ったら眠くなってきました。「今日はCONDXはあんまり良くないということにして、明日に期待」と高を括って、釣り竿君を納竿して初日は早々と店じまいしました。

 翌日は22:00U(日本時間の朝7時)に覚醒して15mを暫しワッチしましたが、やはり残念ながら西海岸が非常に弱く、QSOは成立せぬまま9M2、WH2(Guam)などのQSOし易いところのみ。夕刻には昨日より強くEUが入感してきましたがQSOには到らず終い・・・それでも、ZONE15~20まで勢揃いした感じで、久し振りに嬉しくなりました 恐らく来年はもう少しSSNも上がってきて、もっと楽しくなるに違いないと思いを馳せいざ40mへ

 早めに出竿できたことから中南米も結構聞こえていましたが、これまたQSOには到らず。しかし、11:00Uを回るとLP-EUが聞こえてきました。そして、ここからZONE15,16を大量に・・・といっても、11:55UのOHを皮切りに5Hで合計9局のEUとQSOできました。多分、これは40mで出場したDXコンテストの1日の自分新記録だと思います。ZONE14も聞こえていてQRZは返ってくるんですが、残念ながら一歩及ばず それでも、このくらいQSOできると飽きずに続けられます

 16:00Uを回ると、完全なショートパスのオープンを朝方まで待つ必要がありますが、上記5Hの固め打ちでちょっと満足してしまい、「もう、今年はこれでいいな」と納竿し、そのまま翌朝も寝過ごして終了時刻を迎えました。

 さて、今年のこのコンテスト時点のCONDXを振り返っておきましょう。

 まずはSSNから。11月27,28日の太陽黒点数はNICTの情報では38,45と、2日目の方がホンの少し増量しています。太陽面はこんな感じ。



 薄めの黒点が見られますね。Cycle25としてまだ太陽活動はそれほど活性化していませんが、少なくともこの程度出てきてくれれば頑張りようもあるってもんです

 一方、地磁気の方ですが、以下のような状態だったようです。



 これまでの記事で幾度も記してきましたが、我が家のロケーションとQRPの組み合わせでKp-Indexが"3"に到ると、QSOが成立しないことが多くなります。このグラフを見ると、初日(11/27)の方がCONDXは良かったようですが、2日目の12:00U~18:00Uはなかなかな感じ・・・丁度、40mでEUと比較的よくQSOができた時間と符合します。やはり、地磁気は大人しいに越したことはないということでしょうかねぇ

 これから数年はコンテストばかりでなく、ハイバンドのDXが狙えるようになってきますから、やはり日頃から15/10m辺りには出られるアンテナを張っておくべきでしょうね。最近はいろいろと面倒くさがってその場凌ぎの参戦が多くなったコンテストですが、ちょっと気合いを入れないと・・・と思った次第。まぁ来年まであれこれ知恵を絞って過ごそうと思います。
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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