遠隔君の実現機能とPIC実験計画
2011-05-22
遠隔君・・・アンテナカップラの遠隔操作ということで、ANT側とRIG側各々の実現機能についてまとめます。
◆ ANT側
シリアル通信によるRig側(制御側)からのコマンド指示に従って以下を行う。
(1) 電源ON/OFFに連動したANTスルー(リレー×2)
通電時にリレーONでカップラ回路側へ切り替える(電源OFF時はスルー)。
(2) 受信したリレー切替コマンドに基づく以下のリレー切替制御
① VCの切替(8ビット:256通り)
② Lの切替(6ビット:64通り)
③ πマッチ用Cの切替(2ビット:4通り)
④ 入出力方向の切替(1ビットでリレー×2)
⑤ 小電力調整用ATTのON/OFF(1ビットでリレー×2)
(3) SWR測定に必要なA/D変換
SWR測定コマンドを受信した場合、進行波をAN1、反射波をAN2より
入力して電圧を測定し、その値を返す。
>とりあえず、SWRの計算は制御側でやることにする。
◆ RIG側
IC-703のAT180端子(7P-DIN)アクセサリー端子に接続し、ANT側の
必要な切替処理を行う。
(1) 運用モード
① バンド切替時(IC-703がバンド切替を行った旨検知した場合)
識別したバンドに基づき、プリセットされている切替情報を基に、リレー
切替コマンドを送出する。
② 送信状態
必要に応じて、SWR測定コマンドを送出できる。
(2) チューニングモード
① 送受信状態共通
ロータリーエンコーダの指示に従って、ANT側(2)の①~④の調整を
行う。
>このとき、初期値はプリセット値を起点として行う。
>チューニングモード時にバンドが切り替わった場合、運用モードに
強制的に移行する。
② 送信状態
以下のコマンドを送出できる。
・ SWR測定コマンド
・ 小電力調整コマンド(リレー切替コマンド)
その上で、PICで実現する機能的な面で必要な「事前実験」を羅列してみます。
◆ A/D変換
ANT側のPICに具備し、SWR計測に必要は進行波・反射波の電圧を
測るために必要。
◆ コンパレータ
IC-703のバンド切替電圧によるバンド検知に必要。
◆ USART制御(PIC-PIC対向通信)
Rig側(制御)とANT側(リレー切り替え・SWR測定)の間の通信処理は、
シリアル通信で行う。
>デバッグ用に、PC接続も意識した方がよいかも・・・。
◆ LCD表示とロータリーエンコーダ制御
理屈は解っているんで、結線ミスがないようにすれば、あとは本チャン機
(Rig側)の「プログラムデバッグ」で十分かと思うが、頻繁な抜き差しは
どうもねぇ・・・。
さぁ、給料日過ぎたら暇を見つけて、或いは外出の帰りに(こっちが本命かな
)秋葉にGo
◆ ANT側
シリアル通信によるRig側(制御側)からのコマンド指示に従って以下を行う。
(1) 電源ON/OFFに連動したANTスルー(リレー×2)
通電時にリレーONでカップラ回路側へ切り替える(電源OFF時はスルー)。
(2) 受信したリレー切替コマンドに基づく以下のリレー切替制御
① VCの切替(8ビット:256通り)
② Lの切替(6ビット:64通り)
③ πマッチ用Cの切替(2ビット:4通り)
④ 入出力方向の切替(1ビットでリレー×2)
⑤ 小電力調整用ATTのON/OFF(1ビットでリレー×2)
(3) SWR測定に必要なA/D変換
SWR測定コマンドを受信した場合、進行波をAN1、反射波をAN2より
入力して電圧を測定し、その値を返す。
>とりあえず、SWRの計算は制御側でやることにする。
◆ RIG側
IC-703の
必要な切替処理を行う。
(1) 運用モード
① バンド切替時(IC-703がバンド切替を行った旨検知した場合)
識別したバンドに基づき、プリセットされている切替情報を基に、リレー
切替コマンドを送出する。
② 送信状態
必要に応じて、SWR測定コマンドを送出できる。
(2) チューニングモード
① 送受信状態共通
ロータリーエンコーダの指示に従って、ANT側(2)の①~④の調整を
行う。
>このとき、初期値はプリセット値を起点として行う。
>チューニングモード時にバンドが切り替わった場合、運用モードに
強制的に移行する。
② 送信状態
以下のコマンドを送出できる。
・ SWR測定コマンド
・ 小電力調整コマンド(リレー切替コマンド)
その上で、PICで実現する機能的な面で必要な「事前実験」を羅列してみます。
◆ A/D変換
ANT側のPICに具備し、SWR計測に必要は進行波・反射波の電圧を
測るために必要。
◆ コンパレータ
IC-703のバンド切替電圧によるバンド検知に必要。
◆ USART制御(PIC-PIC対向通信)
Rig側(制御)とANT側(リレー切り替え・SWR測定)の間の通信処理は、
シリアル通信で行う。
>デバッグ用に、PC接続も意識した方がよいかも・・・。
◆ LCD表示とロータリーエンコーダ制御
理屈は解っているんで、結線ミスがないようにすれば、あとは本チャン機
(Rig側)の「プログラムデバッグ」で十分かと思うが、頻繁な抜き差しは
どうもねぇ・・・。
さぁ、給料日過ぎたら暇を見つけて、或いは外出の帰りに(こっちが本命かな


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