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カップラのSWR検出

2011-05-25      
 SWR検出部について少し検討しました。CM結合のSWR計は作ったことがあるんで真っ先に思いついたのですが、できるだけ結合の度合いを小さくして損失が少ないようにしないと、QRP運用主体故、何のための測定か解らなくなってしまいますので注意するとして、20dBカップラのような「単なるピックアップ」を使って上手くできないかなぁ・・・といった辺りが着目点です。



 トロイダルコアに検出用コイルを数回巻いて作るイメージは、20dBカップラと同様です。この結合度を低く・・・即ち巻数を少なくすれば挿入損失的には有利になる反面、検波後の電圧は無論小さくなります。ここはオペアンプに任せるとして(検出される電圧が小さい場合、オフセット電圧が低い方が良さそうですね)、Diはショットキー、Cは比較的容量の小さなコンデンサ(数十pF)、Rはかなり大きめ(1MΩくらいかな・・・)といった組み合わせでいいでしょう。

 オペアンプの実際の利得については、SWR計測を何Wで行うのか・・・にかかってくるのですが、腐っても10W機ですから、やはりこの出力でも壊れずに測れる方が良いでしょう(でも、殆ど5W運用なんだろうね・・・)。その上で、PICのVDDである5Vは超えられませんから、この辺りは実験的に決めるのでしょう。

 さて、結合コイルの中点にはタップを取ってグランドに落としたく、ここに抵抗(Rx)を入れた方が良いように思うのですが、どんな値にするのがいいのかが解りません まぁ、この辺りも実験的に求めるのでしょうが、0Ωじゃダメかしらん
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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