国内コンテストのローバンドへのオンエア・タイミング
2011-10-10
直前の記事の続きになりますが、マルチ獲得に不可欠なローバンドに対するオンエアのタイミングについて、お粗末な設備とQRPという二重苦(最近は体力も怪しげだから、三重苦とも言えなくもないな・・・)でもより楽しめるように覚え書きしておきます。
まぁ、ざっと上記の通りでしょうか。勿論、当日のCONDXを含め、季節(主に日の出・日の入り時間の差)や太陽活動にも影響されますから決めつけることはできませんが、ある程度の目安にはなるでしょう。
さて、コンテストの開始から数時間は、我が家のアンテナ系でも6mを中心にハイバンドをウロウロしていれば、何とか9局/1H程度は行けます。さらに0時を回るとデュープだらけ(聞こえる局はQSO済み)になっていきますから、ここでローバンドに逃げられると良いわけです。
また、24H完徹はなかなか難しく、やはり3H程度の仮眠は取りたいところ・・・そうでないと昼間帯にぼんやりとして寝てしまわないとも限らず、40mの朝のオープンを考慮すると、02時半くらいには仮眠を取って体力回復、05時台には起きて40mへ・・・というのが一つのパターンでしょう。これなら、少し我慢すれば夜食は要らず、睡眠導入用の缶酎ハイでもあれば良し
一方、QRP運用ではもう一つのファクターを考慮しなければなりません。それは、「潰される」という側面です。
コンテストにおけるローバンドは完全に弱肉強食の世界であり、折角(
)の我がひょろひょろ電波が仮に届いていたとしても、QRMで潰されてしまう・・・この点を考慮しないと、結果的に「CONDX的には問題ないけどQSOできない」というシンドロームに陥るわけです。
この条件で除外すべきは、80mの開始時点と終了時点+40mの終了時点ということになります。特に40mの終了時点は、近距離スキップがそろそろ・・・という感じで、実績的に18時乃至19時以降は応答率が下がってきますから、粘り倒すほどの意味はないでしょう(逆に、17時台までは稼ぎ時でもあります)。
80mの夕刻以降は残念ながら「類推」でしかないのですが、今よりマシなアンテナシステムになったと仮定すると、多分日没から徐々にCONDXが上がってくる・・・上がりきる前の時間帯である17-19時辺りが狙い目になるでしょう。が、ちゃんと(それなりに)オンエアできなきゃ始まらないね
さぁ、この2バンドについてQRP運用を加味した格好でまとめてみると、以下のような感じかな
o:オンエアすべし! *:様子を見てオンエア開始・終了
80mへの挑戦は今後の課題ですが、今年の全市全郡の結果から察すると、40mについては兎に角05時台に仮眠から目覚めてオンエアするだけでも、さらに局数・マルチ稼ぎには効果がありそうです
時間帯 | 80m | 40m |
21-23 | 夜のバンド+コンテスト 開始後というまさに絶好 な時間帯 | 近距離スキップが始まって おり、超近距離以外は・・・ |
00-02 | 漸くパイルも落ち着いて くる | 国内的にはクローズして いると言って良い |
03-05 | 夜明けに向かって徐々に このバンドはクローズ | 季節によるが、5時半過ぎ 辺りからオープンし始める |
06-08 | 07時頃から完全クローズ して昼間帯は誰もいない | 国内バンドの本領を発揮、 遠距離→近距離と距離が 動く |
09-11 | ||
12-14 | 「昼ガレ」が数時間あり、 その時間帯深入りは意味が ないため、当日のCONDXに 合わせた運用、以降徐々に 到達距離が伸び始める | |
15-17 | 日没に向けて徐々に オープンしてくる | |
18-20 | 夜のバンドとしてコンテスト 終了まで賑わう | 19時以降はコンテスト終了 に向け混雑する |
まぁ、ざっと上記の通りでしょうか。勿論、当日のCONDXを含め、季節(主に日の出・日の入り時間の差)や太陽活動にも影響されますから決めつけることはできませんが、ある程度の目安にはなるでしょう。
さて、コンテストの開始から数時間は、我が家のアンテナ系でも6mを中心にハイバンドをウロウロしていれば、何とか9局/1H程度は行けます。さらに0時を回るとデュープだらけ(聞こえる局はQSO済み)になっていきますから、ここでローバンドに逃げられると良いわけです。
また、24H完徹はなかなか難しく、やはり3H程度の仮眠は取りたいところ・・・そうでないと昼間帯にぼんやりとして寝てしまわないとも限らず、40mの朝のオープンを考慮すると、02時半くらいには仮眠を取って体力回復、05時台には起きて40mへ・・・というのが一つのパターンでしょう。これなら、少し我慢すれば夜食は要らず、睡眠導入用の缶酎ハイでもあれば良し

一方、QRP運用ではもう一つのファクターを考慮しなければなりません。それは、「潰される」という側面です。
コンテストにおけるローバンドは完全に弱肉強食の世界であり、折角(

この条件で除外すべきは、80mの開始時点と終了時点+40mの終了時点ということになります。特に40mの終了時点は、近距離スキップがそろそろ・・・という感じで、実績的に18時乃至19時以降は応答率が下がってきますから、粘り倒すほどの意味はないでしょう(逆に、17時台までは稼ぎ時でもあります)。
80mの夕刻以降は残念ながら「類推」でしかないのですが、今よりマシなアンテナシステムになったと仮定すると、多分日没から徐々にCONDXが上がってくる・・・上がりきる前の時間帯である17-19時辺りが狙い目になるでしょう。が、ちゃんと(それなりに)オンエアできなきゃ始まらないね

さぁ、この2バンドについてQRP運用を加味した格好でまとめてみると、以下のような感じかな

21 | 22 | 23 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | |
80m | * | o | * | * | o | * | ||||||||||||||||||
40m | * | o | o | o | o | o | o | * | * | * | o | o | o | * | * |
80mへの挑戦は今後の課題ですが、今年の全市全郡の結果から察すると、40mについては兎に角05時台に仮眠から目覚めてオンエアするだけでも、さらに局数・マルチ稼ぎには効果がありそうです

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