SWR検出部も再設計・・・
2011-11-23
あちこち見直すと、結構詰めが甘いわけです。遠隔君のSWR検出部も然り・・・。
この記事では「結合度小→OPアンプで補う」という部分までは何となく掴んでいるわけですが、これもまた「適当」な感じ。そもそも、CM結合を嫌った(SWR検出部の挿入損失と低域で感度不足になる欠点を嫌った)ため別の方法を模索していたのですが、要は方向性結合ができればよいわけです。例によってあちこちHPを彷徨っている内に、-20dBカップラの応用でできそうなことが判りました。

T1,T2を1:10の巻き数比にすると、T1が0.5Ω:50Ω、T2が50Ω:5KΩという結合になります。各々100倍差・・・20dBの結合で、それぞれ進行波・反射波のピックアップを行うというもの。ELECRAFTのT1(ATU)でもこの回路が採用されています。整流用のダイオードが少々古いのは手持ちの関係です
この回路のFWD・REFにOPアンプを接続して「良い頃合い」の増幅をしてやれば、比較的損失が低いSWRの検出ができそうです
※ 2011/11/26 当初、FT-50-72としましたが、入手しやすいFT-50-77にしました。
※ 2012/02/16 後続のオペアンプ入力インピーダンスを考慮し、R3,4を100K→47Kに
変更しました。
この記事では「結合度小→OPアンプで補う」という部分までは何となく掴んでいるわけですが、これもまた「適当」な感じ。そもそも、CM結合を嫌った(SWR検出部の挿入損失と低域で感度不足になる欠点を嫌った)ため別の方法を模索していたのですが、要は方向性結合ができればよいわけです。例によってあちこちHPを彷徨っている内に、-20dBカップラの応用でできそうなことが判りました。

T1,T2を1:10の巻き数比にすると、T1が0.5Ω:50Ω、T2が50Ω:5KΩという結合になります。各々100倍差・・・20dBの結合で、それぞれ進行波・反射波のピックアップを行うというもの。ELECRAFTのT1(ATU)でもこの回路が採用されています。整流用のダイオードが少々古いのは手持ちの関係です

この回路のFWD・REFにOPアンプを接続して「良い頃合い」の増幅をしてやれば、比較的損失が低いSWRの検出ができそうです

※ 2011/11/26 当初、FT-50-72としましたが、入手しやすいFT-50-77にしました。
※ 2012/02/16 後続のオペアンプ入力インピーダンスを考慮し、R3,4を100K→47Kに
変更しました。
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