LCメータの予備実験準備
2011-12-03
昨晩から風邪が悪化してしまい何やら微熱気分でボーッとしていたのですが、寝っ転がりながら禁断なる「横道」・・・LCメータについてあれこれ思案していました。
PICを用いたLCメータの製作記事はネットのあちこちにありますが、大凡原理は同じです。すなわち、
・ 既知のLCで発振周波数を求める
・ 知りたいLまたはCを追加接続して周波数変位から
その値を逆算する
ということで、アイディアが素晴らしいことに加え、比較的扱う周波数が低いことから「PIC向き」な回路構成になります。PIC内蔵のコンパレータを上手く利用してLC発振させその周波数をカウントするという殆ど全ての機能が、あの小さなゲジゲジで実現できるわけですから、これは自作しておいても損はないでしょう。
このLCメータの製作例では、LC共振回路に「精度の高い値の判っているコンデンサ」を並列接続して発振周波数を求め、元のLC共振回路のコイルとコンデンサ・・・つまり、インダクタンス値と容量を逆算するのですが、この高精度コンデンサの接続切替にリレーを使っているものが殆どです。まぁ、これはこれでいいのですが、ひょっとしたらPICのI/Oのみで(リレーを使わずに)高精度コンデンサが接続できないか、コンパレータの発振試験も兼ねてちょっと試してみようと思い立ちました。
まずは上の回路図のようにSWで高精度コンデンサ(Ccal)がグランドに接続されるようにして、「OUT」に周波数カウンタを接続してテストし、その後、SWをPIC16F648AのRB0に接続(RB0は入力に設定 出力に設定、'0'で吸い込みグランドに落ちるイメージ)してどの程度発振周波数が変動するかを見てみようという寸法です。上手くいきそうであれば、RB0のON/OFFでコンデンサ切替を実現してやることでリレーを排除、結構省エネな測定器になるかも・・・というお遊び実験です
PICの方は適宜初期設定しておきますが、コンパレータモジュールのモードはCMCONで「CM<2:0> = 110」を設定し、コンパレータ1を発振器に使います(C2の出力がオープンドレインのため)。
何れにせよ、風邪退治が先決ですね
※ 2011/12/14 一部訂正+L1の定数を変えました。FT37-61だと巻き数が多すぎて・・・
PICを用いたLCメータの製作記事はネットのあちこちにありますが、大凡原理は同じです。すなわち、
・ 既知のLCで発振周波数を求める
・ 知りたいLまたはCを追加接続して周波数変位から
その値を逆算する
ということで、アイディアが素晴らしいことに加え、比較的扱う周波数が低いことから「PIC向き」な回路構成になります。PIC内蔵のコンパレータを上手く利用してLC発振させその周波数をカウントするという殆ど全ての機能が、あの小さなゲジゲジで実現できるわけですから、これは自作しておいても損はないでしょう。
このLCメータの製作例では、LC共振回路に「精度の高い値の判っているコンデンサ」を並列接続して発振周波数を求め、元のLC共振回路のコイルとコンデンサ・・・つまり、インダクタンス値と容量を逆算するのですが、この高精度コンデンサの接続切替にリレーを使っているものが殆どです。まぁ、これはこれでいいのですが、ひょっとしたらPICのI/Oのみで(リレーを使わずに)高精度コンデンサが接続できないか、コンパレータの発振試験も兼ねてちょっと試してみようと思い立ちました。

まずは上の回路図のようにSWで高精度コンデンサ(Ccal)がグランドに接続されるようにして、「OUT」に周波数カウンタを接続してテストし、その後、SWをPIC16F648AのRB0に接続(RB0は

PICの方は適宜初期設定しておきますが、コンパレータモジュールのモードはCMCONで「CM<2:0> = 110」を設定し、コンパレータ1を発振器に使います(C2の出力がオープンドレインのため)。
何れにせよ、風邪退治が先決ですね

※ 2011/12/14 一部訂正+L1の定数を変えました。FT37-61だと巻き数が多すぎて・・・
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