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やっと土俵に乗れた!けど、反省点と課題も・・・

2012-01-15      
 いやぁ、本当に手間がかかりましたが、漸くまともに動き始めました。



 周波数カウンタ部分のソフトを搭載して、とりあえず発振周波数を読んでいます(PIC16F648AのRA4)。安定度もまずまず。ゲートタイムを500msにして、その結果を2倍表示しています。キャリブレ用のコンデンサも動いているため507KHz後半付近を発振していますが、またしてもインダクタンスが少なく試算されます。

 コア巻数からの計算:75.2μH
 上記結果からの逆算:49.1μH

 そもそも、ここ一連の実験中に目にした結果でも、計算値より高い周波数で発振していることは明白で、まぁ「そういうもんか・・・」と納得してしまうしかないのですが、PICのカウンタポート(RA4)や周辺回路部分をフランクリン発振部分の「負荷」として見立てた場合・・・例えばRA4に周波数カウンタをパラに接続するとまた少し違った周波数で発振するなど、案外クリティカルではあります。

 結局この測定器の良さは「出たとこ勝負」・・・つまり、測定値の信頼性はキャリブレ用のコンデンサと周波数カウンタの精度にしか依存せず、計測値はあくまで「その時点の実測値」を元に計算要素(インダクタと常時接続のコンデンサ)の値を求めるところがミソな訳ですね。

 ところで、昨日の作業では勘違いでお釈迦・・・三端子レギュレータのピン配の誤った思いこみから、長時間PICを「9V」で動かしていたことに気づかず、ついに1つ壊してしまいました 実は、この実験の時点で既にこの思い込みが始まっており、実際の消費電流はLCD表示込みで4mA と、ここは助かった感じですが、PICを壊したのはちょっとショック・・・。予備を買っておいて助かりました。

 さて、今後の課題をまとめておきます。またも備忘録・・・blogの本領ですね。

 ◆ 必要な計算ロジックの準備(24ビットの除算など)とプログラムの完成
 ◆ XTAL発振を中速設定にする試み(これでさらなる省エネ
 ◆ カウンタゲートの精度についての再考(結構行けてるはずだが・・・)
 ◆ 周波数安定度の向上(LCをポッティングする

 今日は久々に持ち帰り仕事があったりするんで、続きはウィークデーに追々やろうかと。まずはプログラムを完成させねば
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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