LCメータの測定レンジ
2012-01-16
久しぶりの「宿題」を終えて、LCメータの課題等々に夕飯後から着手しました。
まず、PICクロックの中速化(_HS_OSC→_XT_OSC)ですが、これは0.3~0.4mA程度の節電にしかならず、ひとまず安定に動いている「_HS_OSC」で行くことにしました。
さらに、キャリブレ用のコンデンサをスイッチングするダイオードへの電流をケチり過ぎ、接地容量が大きくなっていたことに気づき、直列に入れてある電流決定用の抵抗を3.3KΩ→330Ωに変更(都合、11mA程度流れます)、これで容量偏差が数pF以内となりました。また、この修正のおかげで、キャリブレ時の発振周波数がかなり下がり、458~459KHz台に。この結果でインダクタンスを逆算すると、約60μHとなりました。まぁ、こんなもんでしょう・・・。
さて、計算ロジックを考えるに当たって、結局優秀なMicrochip社のライブラリ(ANxxx)を使うことに落ち着きましたが、AN575と睨めっこしていると、どの程度の測定レンジが必要なのかで準備する(使う)関数も違ってくることから、大凡どの程度の範囲だろう・・・という目星を付けたくなり、本当は寝るべきなのですがこれを書いている次第
ちょっと試しに、今横でずっと動かしているLCメータに、ひとまず「手」で0.1μFのセラコンをつないでみたところ、72KHz付近でまずまず安定に発振していました(キャリブレ用コンデンサも接続されていた)。コンデンサの容量計としては、どちらかというと「微小容量」を測定したいのですが、仮に0.1μFを測定上限とすると凡そ10倍の周波数差。二乗計算がありますが、それでもそんなに大きな値にはならないでしょう。一方、インダクタンス計として考えると、上記の発振周波数を下限とした場合、大凡4mHまでが測定範囲となります。これも、この辺の値より「数μH~100μH」が測定の中心になるでしょうから、こちらもまぁまぁ落ち着くでしょう。
逆に小さめの値の測定がメインということは、浮動小数にする際などに下位の桁数をあまり端折ると具合が悪そうですね。
まず、PICクロックの中速化(_HS_OSC→_XT_OSC)ですが、これは0.3~0.4mA程度の節電にしかならず、ひとまず安定に動いている「_HS_OSC」で行くことにしました。
さらに、キャリブレ用のコンデンサをスイッチングするダイオードへの電流をケチり過ぎ、接地容量が大きくなっていたことに気づき、直列に入れてある電流決定用の抵抗を3.3KΩ→330Ωに変更(都合、11mA程度流れます)、これで容量偏差が数pF以内となりました。また、この修正のおかげで、キャリブレ時の発振周波数がかなり下がり、458~459KHz台に。この結果でインダクタンスを逆算すると、約60μHとなりました。まぁ、こんなもんでしょう・・・。
さて、計算ロジックを考えるに当たって、結局優秀なMicrochip社のライブラリ(ANxxx)を使うことに落ち着きましたが、AN575と睨めっこしていると、どの程度の測定レンジが必要なのかで準備する(使う)関数も違ってくることから、大凡どの程度の範囲だろう・・・という目星を付けたくなり、本当は寝るべきなのですがこれを書いている次第

ちょっと試しに、今横でずっと動かしているLCメータに、ひとまず「手」で0.1μFのセラコンをつないでみたところ、72KHz付近でまずまず安定に発振していました(キャリブレ用コンデンサも接続されていた)。コンデンサの容量計としては、どちらかというと「微小容量」を測定したいのですが、仮に0.1μFを測定上限とすると凡そ10倍の周波数差。二乗計算がありますが、それでもそんなに大きな値にはならないでしょう。一方、インダクタンス計として考えると、上記の発振周波数を下限とした場合、大凡4mHまでが測定範囲となります。これも、この辺の値より「数μH~100μH」が測定の中心になるでしょうから、こちらもまぁまぁ落ち着くでしょう。
逆に小さめの値の測定がメインということは、浮動小数にする際などに下位の桁数をあまり端折ると具合が悪そうですね。
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