ALL JA 2012 参戦記
2012-04-30
学生時代から勘定すると、一体何回目の参加になるのか・・・はさておき、今年のALL JAコンテストが無事終了しました。例によって反省しきりの部分もありますが、ともかくまずは、実際の運用の様子を備忘録的にまとめます。
4/28は、開始1時間前には夕飯を終えてRIG前に着席。午前中から、6mのアンテナ工作の続きやグランド線の増設(といっても、現状1本のある線を延長、さらにもう1本を張っただけです・・・)など結構忙しかったことと、体調自体があまり芳しくなかったこと(ちょっと目眩気味)もあり、士気という意味ではそれほど高くなかったのですが、まぁ開始時刻が近づけばそんなことは忘れてしまうわけです
幕開けは6mと決め、急造のロッドアンテナ式ダイポール(こいつも何れ命名してやろう・・・)でスタンバイ。SWRもばっちり落ちていますので、特に不安もなく「例年並み」と思っていました。が、初QSOまでにパイル負けで3分・・・この辺り、ちょっと運用方法を考え直すネタになりそうです(この辺りは、別記事にまとめます)。その後は呼びに徹して順調に局数を伸ばし、最初の1Hで18QSO。同様なペースで22時台を過ごし、途中おふざけCQにも応答を貰ったりして23時過ぎまでで39QSO・・・多分、ここ数年のエントリーで最も多い局数だと思われます
そして徐に80mにスイッチ。どの程度の応答があるのか皆目見当が付かないわけですが、最初の2Hは「届いているのにQRMで潰されているか」と「そもそも届いていないのか」が判断できないと踏んで嫌ってみました。無論、まだまだコンテスト開始からの経過時間を考えると「早いかな
」と思えども、試してみないことには始まらない・・・というわけで、同軸をつなぎ替え。最初はやはりめぼしい近場の局を・・・と、県内の猛烈に強い局を呼ぶと簡単に応答がありました
その後、近県の強い局を呼び、潰されつつも1Hで6QSO×4マルチと、早くも目標クリア
おまけに山梨の局まで応答があったことから、これは案外行けるかな
と思いつつあれこれ呼ぶも、やはり応答率は悪く少し時間を浪費・・・。その後、バンド切替の手間を考え、80mと20mがカップラ組だったためにちょいと20mを覗き見して2QSO。そのうち1局は7エリアでかなり強力でした。
この時点で01時半を回りました。そろそろ仮眠を意識し始めるも、寝しなの10局・・・とばかりに6mへ。これも、同軸を抜き差しするだけです。ひとまず9QSOして再度80mへ。これは、仮眠直後に覗いてやろうという魂胆で、同軸の接続の手間を考えて「起きたら直ぐ聞ける」という準備のつもりだったのですが、静岡、岐阜など呼ぶと、パイルも落ちてきていたため直ぐにつながり、結局3時ギリギリまで粘り、予定よりちょい遅い03時半前には
寝入り端に「アラームセットしたかな
したよな・・・」と思いつつ夢の世界へ。これが、今回の大反省の原因。
明朝、「今回は頑張る、徹夜かも知れん」と豪語していた親父が高いびきで寝ているのを発見した家族が軽く声を掛けてくれたため、ちょっと覚醒し時計を見ると・・・「07:38」・・・早朝のローバンド奮闘時間を完全に寝倒してしまいました
慌ててRIGをONしても、80mセットのRIGからは無論ノイズしか聞こえず、40mへの切替作業を行って戦闘開始・・・でも、かなりショックでした
さて、40mはひとしきり強い局一巡で近県はほぼ埋まり、09時過ぎにはハイバンドへ。10mに着手するもあまりCONDXが良くなく、15mに下りていくと漸く恒例の「弱めEスポ」が始まり、1エリアに混じって沖縄、九州辺りがポツポツ埋まり始めました。少し時間をおいて10mも上がってきたため、この2バンドで80mの朝の失態分を取り戻そうと奔走。そして、それなりに聞こえる局とはQSOし切ったと見立て、20mにQSY。
20mも4-6エリアが一様に聞こえており、呼べばほぼ一発Getでマルチが埋まっていきます。逆に近場がいないため、もう少し違った時間帯にも出てこないとダメか・・・などとプチ反省しつつ、昼ガレの40mで近県マルチを拾いに行ったのが14時半過ぎ。そして、取り残したハイバンドのマルチ拾いをしながら、夕方に向けての40mのCONDXアップを待っていたところ、80mも少し局数が増えてきたため、40mと80mをハシゴ。勿論、40mの方が断然応答率は良いのですが、何と80mで岡山、石川、兵庫に拾って貰うことができました。急造ロングワイヤーでここまで飛ぶとは
結局、ローバンドは20時前まで粘り倒し、最後は6mで局数を増量・・・ここは、毎回の締めとして定着してきましたが、20時台13QSOで終了。仮眠→寝坊の大失態を除けば、80mのQSO数大幅アップ+20mデビューという良い感じの結果で幕・・・となりました。
毎度のことですが、耳の良い諸OMの根気強いピックアップに感謝しつつ、にわかに「QRPer」が増えている実感(13QSO・・・13.2%)を得たりと、大満足と言えるコンテスト参戦でありましたとさ
4/28は、開始1時間前には夕飯を終えてRIG前に着席。午前中から、6mのアンテナ工作の続きやグランド線の増設(といっても、現状1本のある線を延長、さらにもう1本を張っただけです・・・)など結構忙しかったことと、体調自体があまり芳しくなかったこと(ちょっと目眩気味)もあり、士気という意味ではそれほど高くなかったのですが、まぁ開始時刻が近づけばそんなことは忘れてしまうわけです

幕開けは6mと決め、急造のロッドアンテナ式ダイポール(こいつも何れ命名してやろう・・・)でスタンバイ。SWRもばっちり落ちていますので、特に不安もなく「例年並み」と思っていました。が、初QSOまでにパイル負けで3分・・・この辺り、ちょっと運用方法を考え直すネタになりそうです(この辺りは、別記事にまとめます)。その後は呼びに徹して順調に局数を伸ばし、最初の1Hで18QSO。同様なペースで22時台を過ごし、途中おふざけCQにも応答を貰ったりして23時過ぎまでで39QSO・・・多分、ここ数年のエントリーで最も多い局数だと思われます

そして徐に80mにスイッチ。どの程度の応答があるのか皆目見当が付かないわけですが、最初の2Hは「届いているのにQRMで潰されているか」と「そもそも届いていないのか」が判断できないと踏んで嫌ってみました。無論、まだまだコンテスト開始からの経過時間を考えると「早いかな




この時点で01時半を回りました。そろそろ仮眠を意識し始めるも、寝しなの10局・・・とばかりに6mへ。これも、同軸を抜き差しするだけです。ひとまず9QSOして再度80mへ。これは、仮眠直後に覗いてやろうという魂胆で、同軸の接続の手間を考えて「起きたら直ぐ聞ける」という準備のつもりだったのですが、静岡、岐阜など呼ぶと、パイルも落ちてきていたため直ぐにつながり、結局3時ギリギリまで粘り、予定よりちょい遅い03時半前には


明朝、「今回は頑張る、徹夜かも知れん」と豪語していた親父が高いびきで寝ているのを発見した家族が軽く声を掛けてくれたため、ちょっと覚醒し時計を見ると・・・「07:38」・・・早朝のローバンド奮闘時間を完全に寝倒してしまいました


さて、40mはひとしきり強い局一巡で近県はほぼ埋まり、09時過ぎにはハイバンドへ。10mに着手するもあまりCONDXが良くなく、15mに下りていくと漸く恒例の「弱めEスポ」が始まり、1エリアに混じって沖縄、九州辺りがポツポツ埋まり始めました。少し時間をおいて10mも上がってきたため、この2バンドで80mの朝の失態分を取り戻そうと奔走。そして、それなりに聞こえる局とはQSOし切ったと見立て、20mにQSY。
20mも4-6エリアが一様に聞こえており、呼べばほぼ一発Getでマルチが埋まっていきます。逆に近場がいないため、もう少し違った時間帯にも出てこないとダメか・・・などとプチ反省しつつ、昼ガレの40mで近県マルチを拾いに行ったのが14時半過ぎ。そして、取り残したハイバンドのマルチ拾いをしながら、夕方に向けての40mのCONDXアップを待っていたところ、80mも少し局数が増えてきたため、40mと80mをハシゴ。勿論、40mの方が断然応答率は良いのですが、何と80mで岡山、石川、兵庫に拾って貰うことができました。急造ロングワイヤーでここまで飛ぶとは

結局、ローバンドは20時前まで粘り倒し、最後は6mで局数を増量・・・ここは、毎回の締めとして定着してきましたが、20時台13QSOで終了。仮眠→寝坊の大失態を除けば、80mのQSO数大幅アップ+20mデビューという良い感じの結果で幕・・・となりました。
ALL JA 2012 | 目標 | 結果 | ||
局数 | マルチ | 局数 | マルチ | |
80m | 3 | 3 | 21 | 11 |
40m | 60 | 30 | 27 | 18 |
20m | 15 | 10 | 18 | 13 |
15m | 10 | 8 | 29 | 17 |
10m | 13 | 7 | 14 | 10 |
6m | 50 | 9 | 62 | 8 |
毎度のことですが、耳の良い諸OMの根気強いピックアップに感謝しつつ、にわかに「QRPer」が増えている実感(13QSO・・・13.2%)を得たりと、大満足と言えるコンテスト参戦でありましたとさ

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