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LW組の工夫

2012-05-06      
 もし、ステルス君3号が実現したとしても、80m/30mはLWという結果に・・・ 特に折角の30mは痛いところで、80m/40mをLWにする・・・とも考えましたが、ある程度飛んでいる40mの飛び具合がどうなるのか・・・端的に言えば、今の短縮DPより飛ぶとはちょっと思えないため、ひとまず80m/30mで検討することに。

 まず、この間のコンテストで使った「急造ローディングコイル」を・・・。



 紫色の変な奴・・・ご覧のように、例によって百均で買ってきた化粧品用の詰め替えボトルにアルミ線(それにしても、本当になんちゅう色じゃ)を19回ほど撒いています。回数は・・・適当です そして片側にはワニ口クリップが付けてあり(銀色のむき出しの奴)、ステルス君の接続点を挟みます。もう片側はちょっと見にくいのですが・・・下の方の黒いビニールテープの左側にちょいと覗いている銀色部分・・・ここは被覆を向いた状態になっていて、カップラからの接続コードにこれまたワニ口が付いているため、これで挟んで接続・・・といった感じで、カップラとステルス君のエレメントの中間にこのコイルが入るという使い方です。

 この急造コイルは本当に適当~に作ってたまたま上手く行ったという感じであり、要はカップラ様様だったわけですが、この程度のインダクタンス(40φのボトルに19回巻、コイル長が約55mm⇒約7.8μH)を付加することで80mに出られたわけですから、今後、もう少しマシな・・・直径を大きくしてQを稼ぐといった芸当で作り直しておけば良いかなぁ・・・と思っています。
 また、ステルス君の途中のローディングコイルも直列につながっていたわけですから、このコイル達の損失も考えると、次回はステルス君のコイルは2つともショートさせ(横に置いてある黄色いのがコイルショート用のジャンパ)、その分インダクタンスの大きなコイルを準備して、全体としての損失を最低限にすることも考えたいと思います。が、ベースローディングが本当に正しいのか(我が家の条件でベストなのか)といった部分は実験課題になりそうです。
 さらに、30mの方も同じ課題があるわけですが、よく考えてみると30mの1/4λのLWは短縮率を含めて7.1m・・・ということは、ステルス君の40m用のエレメント長で十分に足りるわけで、30mについてはコイルは「邪魔」になるということになるのでしょう。30mの1stQSOでは若干難儀しましたが、実はステルス君の両側のコイルをショートさせるというのが正解だったかも

 一方、損失の原因はカップラにもありそうです。そもそも、MIZUHOのカップラは非常に良くできていますが、使用コイルのQ・・・となると、ちょっと直径が細い気がします。また、LW系のマッチングでは比較的整合範囲が広い方が有利であり、例えば雨降りの時やちょっとしたグレードアップ実験の際に、もう少し調整範囲が広い方が有利なわけで、πマッチに拘る必要もないでしょう。
 このように、80m/30mに特化した・・・或いは40mも考慮した「ローバンド用でっかいコイル使用の整合範囲の広いカップラ」をこしらえても良さそうです。幸い、エアバリコンは死蔵品が2,3ありますので、こいつにパラにコンデンサを入れるなどしてやれば、低い方でも結構効率よく動くモノは作れそうです

 80mで出場する次のコンテストは、多分全市全郡でしょう。そういう意味では、多バンド対応のアンテナ製作より若干優先度を下げても良さそうですが、カップラ作り・・・これが結構費用が掛かりそう。中古の安いカップラをオークでゲットして改造・・・というのがきっと近道ですね
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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