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コイルを替えても・・・

2012-06-24      
 ローバンド用カップラの追試・・・ケース目一杯の空芯コイルからT106-2にコイルを替えて実験です。



 コイルの大きさも程よく、ケースからも適度に離すことができました。データシート上の推定ですが、Qは200以上確保できていそうです。

 さて、この追試を昼間の局数が多い40mで行った結果ですが、MIZUHOのカップラより受信信号がS1つくらい落ちてしまいました 先日のAll Asianで諦めたときにはS2つほど落ちていましたので少しは改善方向なのですが、やはり減衰が多いようです。
 また、このコイルのQが高い領域は80mから下にありそうですから、追試したバンドが悪かったかも知れません(それでも、Qは200以上と思われます)が、トロイダルコアを用いて多バンドでQを高く保つのは難しく、このタイプのカップラはシングルバンド用で考えた方が良いのかも知れません。少しまとめておきます。

 ◆ 空芯コイルをケースに入れる場合、ケースからの距離を十分に取る必要がある

 ◆ 共振器+Lマッチタイプのカップラ(トロ活の「type2」)は、整合はかなりきちんと
   取れるものの減衰がコイルのQに依存し易い

 ・・・ということで、どうも上手く行かないローバンド用のカップラ。もう少し眺めてみてダメそうなら、πC型辺りに変えてみようかな
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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