アンテナの考察
2007-05-03
今日から4連休・・・ALL JAの反省をゆっくり、じっくり行ってみたいと思います。まずはアンテナ考。
やはり、ローバンドは舐めてはいかん---予想はできていたものの、今回再認識しました。40mは兎も角、80mに至っては、やはり無理無理に電波を乗せても所詮は上手く行かず。 0.5Wなんて合法CBと同じ出力ですし、軒下くんでは、何と言ってもSWRが下がるわけもなく減衰しまくり・・・でしょう。
一方の40mも、短縮されている分の損失もさることながら、ミスマッチによる損失(どうしても、SWRが2以上になってしまう)も、きっと大きかったと思います。先日の JIDXでいきなり西海岸とつながったことや、初日の早い時間に北海道とつながったことなどから、案外行けるのでは・・・と思いましたが、やはり国内コンテストは違いますね。
そういう意味で、今後80&40mはロングワイヤーにしようと思います。我が家のベランダは、普通にワイヤーを引っ張ったら実効長7m足らずにしかならないため、これは直下型のマッチング回路で効率を上げる必要があります。さらに、良いグランド(アース)も、マンションの弱み・・・というかご多聞に漏れず上手く行きそうにない・・・ということは、カウンターポイズというか、ベランダに有りったけの銅線を張り巡らすしかなさそうで、この辺りが検討要素の中心ですね。
逆に、ローバンドをロングワイヤーに乗り換えると、軒下くんの「トライバンド仕様」が必要なくなるため、効率が余りよろしくない15mをもう少し具体的な形に持って行くことも可能かも。
10&15mは「Es発生」のお陰で、6エリアが結構拾えました。まぁ、10mはフルサイズのDPとして動くのと、15mもそれ程効率が落ちていないのがその理由かと考えています。が、10mは兎も角、15mのSWRがこれまた上手くなく、この損失を考えても、せめて10&15mのデュアルバンドDPとして新規設計し、バッチリ調整するのが良さそうです。
また、近隣の県が殆ど拾えない・・・。やはり、前に図示したように「ロケーションの問題」なんでしょうが、関東一円全都県は行くべなぁと高を括っていたら、兎に角拾えなかったです。
V/UHFと比較したら、当然ノイズフロアが高い分「強め」に送り込む必要があるわけですが、個々のバンドにきちんとマッチングを取ることでも、様子が変わってきそうに思っています。方法論は幾つか考えられそうなんで、トラップの効率や建物から幾らかでも離す工夫をしたいと考えています。
さて、国内コンテストでは欠かせない6m。流石に馴れているというか、思った程度の感覚で交信できたのですが、今回は「固定ビーム」としたため、東京湾を挟んで対岸となる神奈川の横須賀辺りがかなりFBで、逆に丁度サイドになる埼玉が全般的にNGでした。やはり、以前のヘンテコVビームには「ゲインはないが回転できる」というメリットがあって、建物の隙間を通ってくる電波の「強いところに向けられる」という部分は、案外大きかったのかも知れません。
ということで、結局まだまだ改良の余地のある我が家のアンテナ君たち・・・。この休みは、MMANAであれこれ机上設計してみようと思います。空論にならなければいいのですが・・・
やはり、ローバンドは舐めてはいかん---予想はできていたものの、今回再認識しました。40mは兎も角、80mに至っては、やはり無理無理に電波を乗せても所詮は上手く行かず。 0.5Wなんて合法CBと同じ出力ですし、軒下くんでは、何と言ってもSWRが下がるわけもなく減衰しまくり・・・でしょう。
一方の40mも、短縮されている分の損失もさることながら、ミスマッチによる損失(どうしても、SWRが2以上になってしまう)も、きっと大きかったと思います。先日の JIDXでいきなり西海岸とつながったことや、初日の早い時間に北海道とつながったことなどから、案外行けるのでは・・・と思いましたが、やはり国内コンテストは違いますね。
そういう意味で、今後80&40mはロングワイヤーにしようと思います。我が家のベランダは、普通にワイヤーを引っ張ったら実効長7m足らずにしかならないため、これは直下型のマッチング回路で効率を上げる必要があります。さらに、良いグランド(アース)も、マンションの弱み・・・というかご多聞に漏れず上手く行きそうにない・・・ということは、カウンターポイズというか、ベランダに有りったけの銅線を張り巡らすしかなさそうで、この辺りが検討要素の中心ですね。
逆に、ローバンドをロングワイヤーに乗り換えると、軒下くんの「トライバンド仕様」が必要なくなるため、効率が余りよろしくない15mをもう少し具体的な形に持って行くことも可能かも。
10&15mは「Es発生」のお陰で、6エリアが結構拾えました。まぁ、10mはフルサイズのDPとして動くのと、15mもそれ程効率が落ちていないのがその理由かと考えています。が、10mは兎も角、15mのSWRがこれまた上手くなく、この損失を考えても、せめて10&15mのデュアルバンドDPとして新規設計し、バッチリ調整するのが良さそうです。
また、近隣の県が殆ど拾えない・・・。やはり、前に図示したように「ロケーションの問題」なんでしょうが、関東一円全都県は行くべなぁと高を括っていたら、兎に角拾えなかったです。
V/UHFと比較したら、当然ノイズフロアが高い分「強め」に送り込む必要があるわけですが、個々のバンドにきちんとマッチングを取ることでも、様子が変わってきそうに思っています。方法論は幾つか考えられそうなんで、トラップの効率や建物から幾らかでも離す工夫をしたいと考えています。
さて、国内コンテストでは欠かせない6m。流石に馴れているというか、思った程度の感覚で交信できたのですが、今回は「固定ビーム」としたため、東京湾を挟んで対岸となる神奈川の横須賀辺りがかなりFBで、逆に丁度サイドになる埼玉が全般的にNGでした。やはり、以前のヘンテコVビームには「ゲインはないが回転できる」というメリットがあって、建物の隙間を通ってくる電波の「強いところに向けられる」という部分は、案外大きかったのかも知れません。
ということで、結局まだまだ改良の余地のある我が家のアンテナ君たち・・・。この休みは、MMANAであれこれ机上設計してみようと思います。空論にならなければいいのですが・・・

- 関連記事