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TS-590にしたワケ

2012-07-08      
 随分長い間「無線従事者免許」は保持していますが、「無線機歴」は案外短いかも知れません。

 本格的な「固定RIG持ち」だったのは高校の時のFT-625D(これで結構、年齢バレるよね・・・)。こいつを手放してから長いブランクの後に「自作機」で幾年か過ごし、次がTM-455・・・これは、コンテスト用に入手した70cmのオールモード機(死蔵中・・・)。その次が我が愛するIC-703
 HF機をいじり倒したのは、学生時代のクラブ局経験(FT-901)が殆ど。ですから、IC-703を手にしたときには「こんなちっこい奴で大丈夫なのかなぁ・・・」と半信半疑でもあったのですが、まぁアパマンハムという括りの中では、十分満足できるリグだと言えます。おまけのようなIF-SHIFTとDSP-NR・・・それでも、価格を考えれば大したもんだと思います。

 ここ数年IC-703で運用してきて、徐々に不満になってきたのが「ノイズ除去能力」と「混信除去機能」、そして「抑圧特性」です。これらは別々に考えるべきファクターなのですが、そろそろこれら受信能力全体をもう少し改善し、「より疲れないオペレート」がしたい・・・というのが今回のリグ買い換えのきっかけです。即ち「HF機初心者」をそろそろ卒業して中級者にならん・・・ってな案配。勿論、一気にもう少し上位機種を狙っても良いわけですが、アパマンハム故の「アンテナの制限」などを考えると、いわゆる「宝の持ち腐れ」になってしまう可能性があるし、QRP志向の強い自分にとっては、普及機の価格帯で最適なものをチョイスすればよい・・・という結論になりました。

 同価格帯にはYAESUとICOMからも魅力的なリグが発売されていますし、噂の「FT DX-3000」もこの秋以降には発売の気配・・・慌てることもなかったのですが、どうも覚束ないサイクル24の太陽活動が活発なうちに楽しんでおきたいという焦りもあって、夏の賞与が出たら購入しようと決めていました。最後の最後まで「完全なダウンコンバージョンに非ず」という部分が気になりましたが、結局OM諸氏のネット記事の評判、最終的には「ロケットでの試聴」(その後も何回か行きました)を頼りに、TS-590購入に踏み切りました。発売2年目の安定性と価格のこなれ具合(税込みで170K¥台中盤)も、この決定を後押しです

 IC-703からの乗り換えですから、直前の記事に書いたように「かなりよろしい筈」という先入観バリバリでしたが、果たして実際はどんなものなのか・・・今後、暫くはこのリグについて掘り下げていきたいと思います。
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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