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「TYPE-Ⅲ」の現状のマッチング具合

2012-08-15      
 またしても余談から始めますが、どうも「アンテナチューナー」という言葉があんまりしっくりきません。アンテナをチューニングする・・・という意味に捉えると、モーター仕掛けの伸び縮みするものとか、コイルの接点が変わるような機構部品を使ったものを連想してしまうのですが、まぁ自分だけでしょうかねぇ・・・ やはり「アンテナカップラ」(Coupler・・・連結器、結合器)ですよ、絶対 まぁ、これくらいにしておきます・・・

 1KΩのボリュームが手元に無かったため、秋葉で調達してきました。これでカーボン抵抗の付け外しでなくちょっと効率よく測定ができるようになったため、160m-20mの「整合具合」を改めて測定してみました。



 設計の前提となった80m・・・このバンドは流石に「仕様通り」に落ち着いています。整合範囲もかなり広くていいのですが、特筆すべきは9:1ステップダウントランスを入れると、4Ω~1000Ω以上という案配。途中の挙動を見ていないため追試が必要そうですが、少なくともこのトランスが無い場合の仕様は、概ね「設計諸元通り」と言えますので、当初の「コンテストで80mにもう少しちゃんと出たい」という目標は達成でしょう。また、どういうわけか40mもまずまずの成績です。

 他のバンドは「9:1ステップダウントランス」がないと、低いインピーダンス整合が難しいようです。特に20mでは、比較的効率の良い1/4λの「釣り竿ちゃん」が使えるのですが、そうなると30Ω-40Ω当たりが整合範囲になりそう。ところが、なぜか上の方に飛び抜けています・・・。ここは、もう一工夫してみようと思っています。

 それにしてもこのカテゴ、いつ終わるんでしょうかねぇ・・・まぁいいか
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No title

やはりここはリアクタンス成分が独立して測れるものを~(笑) >なぜか上のほうに

ですよねぇ・・・

ぶんさん、こんにちは。
やっぱ、そう思いますよね(^^; ひとまずインピーダンスブリッジで・・・とも思うんですが、なんか狭いベランダにSGとブリッジと広帯域アンプと電圧計・・・という組み合わせで、しかも夜に作業する(何故だ??)となるとちょっと気が引けてます。
そろそろ別の製作も進めたいし・・・贅沢な悩みですね(爆
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