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ハムフェア2012に行ってきました(^^)/

2012-08-25      
 何年前なんだろう・・・って考えると、多分1990年代だと思います。まだ、晴海の会場だった頃ですからね そのくらい久方ぶりに、午前中に仕事を片付けた上でハムフェア2012に行ってきました。

 ビッグサイトには仕事柄ちょくちょく行きますが、プライベートでは多分初めてでしょう。何となく行き慣れた路線も、地味~な高揚を抑えながら現地に向かいました。目的は「ジャンク」。昨今耳にする噂では、殆ど良いものがなくなってるよ・・・っということらしいのですが、まぁそれを確かめるのも一興です。



 西館の半分を使った形での開催。隣(この写真の左)では、何やら若い女の子がそれこそ山ほど集まるようなイベントがあったようで、「オッサン VS 若い女の子」といった好対照でした。

 入場最初に目に飛び込んできたのは、先日購入した我がTS-590D製造元の「KENWOOD」・・・と言えば、今はやはりTS-990の周りに人だかりができていました。写真は撮ったのですが、ちょっとブレてますんで省略・・・なんですが、なんか、スペアナみたいな「液晶画面付き測定器」に見え、正面もフラットな堅いイメージ。この辺りは好きずきがモロに出そうですね。

 一方の「YAESU」・・・FT DX-3000の本物を見てきました。これも、きっと皆さん、ブログ等々にアップすると思うので控えておきますが、もう少し落ち着いた感じのリグなんだろうなぁ・・・という部分は当たっていませんでした。基本性能で勝負・・・といったところでしょう。お値段は・・・これはちょっと後で紹介します

 さて、ICOMブースにも、何やら人だかりがあります。覗いてみると・・・



 なんだ、この中空に浮いたミョウテケレンな形のリグは と思うでしょう。これが、新製品「IC-7100」です。いわゆるセパレート型のリグで、右後ろに見える黒い部分が本体であり、操作する所が「スラント型」(液晶面が斜め)になっているのが特長です。イメージ的には、IC-7000の「斜めカット版」といったところ。液晶がタッチパネルのように操作できるそうです。
 リーフレットを見たら「HF+50+144+430MHz」をカバーし、「ハイフレIFのトリプルスーパー」でしたので、きっとICOMは、ちょいと受信性能は抑え、こうした「なんか、形がおもろいっしょ」「ちっちゃくて、邪魔にならんでしょ」といったユニークさを押してくるのでしょう・・・。過去のIC-502やIC-551のような「斬新さ狙い」とも捉えられる感じです。
 でも、これは車載HF機としては優れもののような気がします。ダッシュボードに取り付けるパーツもきちんと考えてあるようですから、少し見方を変えた方が良いかも知れません・・・が、固定機としてはどうなんだろう

 結局、この3機種を「触る順番待ち」には並ばずにしげしげと眺め、何となく「やっぱ、590買って正解だったかも・・・」と思い、ジャンクブース群を回る前に「クラブスペース」に足を向けました。



 いやぁ、アマチュア無線は本当に下火なの と思えるような活況で、結構勇気を貰いました。あんまりバチバチ写真を撮っても・・・と遠慮しましたが、135KHz関連のクラブのアンテナ群に圧倒されたり、BCL野郎丸出しですが超懐かしい「QR-666」「Proceed」などを置いてあるブースもあったり(ある意味、上記の各社新鋭のリグより、動いているQR-666に感動しました)、移動用の釣り竿を駆使したでっかいデルタループを高々と上げているクラブがあったりと、なんだかこちらが気後れすることばかり。こうした「同好者」の集まりは、やはり底力がありますね

 さて、今回は特にアポらしいアポも取らずして、かれこれ二十年近く前のローカルとのEB・・・アイボールQSOを画策。お互いに何時頃行けるのかがハッキリせず、何と「Twitter」で様子を見ながらお互いに接近していく感じで、詰まるところ休憩所で無事目ん玉QSO成立 積もる話があり過ぎるんで、来月末辺りに の約束を取り付け、アマチュア無線でない「呼出符号」を交換してきました

 帰りしな、東名電子のブースで「FT DX-3000」の予約販売受付の看板を見つけました。



 これを見ると(本当だとすると)、税込価格で¥340,200となっています。無論、ここから多少引いてくれるとして、30万円前後の値段でしょう。「台数限定」というのが非常に怪しく、メーカーの発表値段を予測しているのか、はたまた「そのスジ」の情報を仕入れて付けた値段なのか・・・。
 もし本当だとすると、少し時間が経過すれば普通に7.5掛けくらいには落ち着くでしょうから、こなれた頃の実売価格は最初に耳にした頃の独断予想(20万円台後半)が大当たり とすると、TS-590Dの購入は、自分にとってはやはり正解だったと言えるかも知れません。

 ・・・というわけで、都合2.5Hほどしか居られませんでしたが、16時半前に現場を後にしました。「ジャンク以外」はまずまず満喫できたハムフェア2012。来年も顔を出そうかなぁと思います。 

 2012/08/27 定価は上記写真で合っているようです。パンフレットに書いてあったらしい・・・失礼しました。

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No title

毎年、行きたいと思いながらズルズルと・・・
来年こそは。
それでも今日午後から7メガで「8J1A」と交信できました。
こんな形で参加しましたhi
最近TS-590ですが「SHIFT」を使ったりするのですが
この変化量がメーターでわかりますが、わかりにくいですね。
使っても、元に戻し忘れたりします。
この辺りはIC-7410の方が、わかりやすい感じですね。
FT DX-3000高い!

来年は是非会場でEBを!

ROYさん、こんにちは。
この記事に書いた通りハムフェア参戦は二十年振りくらいだったので、様子は全然違うんだろうなぁ・・・と思ったのですが、クラブ・同好会は活気があって、ある意味「昔のまま」の雰囲気でした。是非、来年は覗きに来てください。EBしましょう!
TS-590のIFのコントロール状態は確かに視認しにくいです。仰る通り、IC-7410の方が断然判り易いですね。総じて「表示関連」についてはもう一捻りすれば良かったのに・・・と思っています。
FT DX-3000の値段・・・オールバンドで狭いルーフィングが使えるとなると、20万後半の価値はあるとは思うんですが、10/6m&WARCの受信性能向上にTS-590+10万円・・・だったら、ELECRAFTのKX3を買った方が良いかな?と思っています。

No title

小耳にはさんだのですが
TS-990のサブ受信回路は、TS-590が使われているとか!
だとしたら、とっても嬉しいです!!!
PS もし来年行けましたら是非お願いします!
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