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高輝度LEDで省エネしよう

2012-08-26      
 世の中のエコ活動の活性化に一役買おうというわけではありません。例によって、「電池で動く測定器」を作ろうという魂胆です。LCメータの省エネは、リレーをダイオードスイッチにすることで何とか達成できましたが、今回の省エネ作戦の主役は「高輝度LED」です。

 以前から、高輝度LEDの電流を小さくして輝度を下げたら従来のもの程度の輝度で使えるんだろうなぁ・・・と、当たり前に考えていたのですが、LCDも使えるようになったために表示系はどうしてもそちらで考えるようになりました。が、今回のターゲットは3,4桁程度の数値表示。ちょっとLCDでは無駄な感じがあるのと8桁2行のLCDがちょい高い(バックライト無しのものは秋葉で手に入らない)ため、基本に帰って()高輝度の7セグ表示器に着目しました。

 OSL10561-LB・・・赤や黄色を選択するとさらに省エネには寄与しそうですが、ちょっと気取って秋月の「超高輝度」と銘打ったものの中から「青」を買ってきました。秋月の製品紹介ページにも「5mA程度で十分な輝度」と謳っていますので、今日はこのLEDの輝度確認です。上記の測定器は単三×3本で動かそうとしていますので、3.3Vの低ドロップ三端子レギュレータを使いました。



 実験風景です。ちょっとオーバー気味ですがカタログスペックの20mAでは確かに「超高輝度だろ」と言わんばかりの明るさ。直視するとちょっと に来ます・・・。

 さて、ここから段階的に電流を絞っていきました。



 輝度の下がり具合が上手く撮れているとは思えませんが、テスターの左端の反射が目安になるかな マスク無しで使うなら2mA程度で十分な明るさです。秋月推奨の「5mA」は10mAに近い輝度になります(写真では、違いが分からなかったので省略)ので、薄いスモークのアクリル板でマスクしても確かに十分見えそうです。ダイナミック表示にしたいと思いますので、実際にはボリュームで調整ですね・・・。
 また、D.Pを含めて最大8セグメントが全て点灯しても、5mAを実用とできれば40mAのスイッチング・・・2SC1815クラスで十分にスイッチングできます

 上記に加えて測定結果表示にタイマ(タイムアウトで消灯)を設けてやれば、単三電池でも結構持ちそうですので、次なる測定器の表示部分はこれを使うことにしたいと思います。何を作るかって・・・まだ内緒にしておきます
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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