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それなりにちゃんとしたローレベル・パワー計

2012-09-16      
 FCZ研究所の寺子屋シリーズには、本当に沢山お世話になりました。中でもQRPパワーメータは現役ですが、高インピーダンスのデジタルテスタとの組み合わせでもうちょっと細かく電力を知りたいぞ・・・と思い、過日、秋葉に行ったついでに購入したちっこいケースに「トロ活」のローレベル・パワー計を作って組み込みました。



 50Ωの抵抗は100Ω1/4W±1%を2本パラで構成。この抵抗は大きさ的には1/8Wですが「1/4Wで行けるよ」という触れ込み。従って、1/2Wまでは接続できるんだと思いますがまぁ大きな電力を入れるつもりはなく、逆に大きさ的なアドバンテージ(高周波特性)で選んでみました。
 先端の方はダイオードを始めとする高周波部分のため、熱収縮チューブの上に銅シールをぐるりと巻いてシールドしてみました・・・が、効果はあるのか知らん
 肝は「テスタ棒がそのまま挿せる」という構造です。これは結構便利ですよ

 この手の自作測定器は誤差認識が命。ひとまず、ハムフェアで買ったトランスがまだ転がっていたんで、これで適当に電圧を落とし、さらにボリュームを接続して「50Hz」という高周波()で確認してみました。



 デジタルテスタは、この手の確認には実に重宝で「ビシッ」と値が出るのですが、今後のいろいろな作り物では「ピーク」を知りたいことも多いと思い、「三和君2号」(命名センスは変わりません いや、変えません)でも測定しました。針の読みには限界がありますが、まぁ大体同じくらいの値に読み取れています。

 1SS43という大昔のショットキー・・・こいつは低耐圧なためちょっと怖いんですが、ひとまずあと数本ありますので「貴方達は、ローレベル・パワー計のダイオードが飛んだときの予備」と決めました。

 測定範囲ですが、-5dBm以下はどんどん怪しくなるのでここを下限としましたが、どういうわけか+12dBmを超えると整流(検波)後のDC電圧が理想値より大きくなっていってしまうため、このダイオードの耐圧も含めて考えて+12dBmを上限とします。

 周波数特性は「リターン・ロスブリッジ」で測定・・・って、こいつも作らないとね・・・。

 ※ 2012/09/17 おいおい、理想値が違ってるジャン・・・ってなわけで、次の記事で訂正。

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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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