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短縮コンデンサ、案外いけてるかも!?

2012-09-29      
 マッチングボックスの実験は、何だかんだで夕方に着手する羽目になりました。明日の午後からは台風の影響で悪天候の予想、来週一杯はあまり芳しくないらしいですから、何とか今日中に・・・という気持ちが強かったのですが、工作に案外手間取ってしまいました

 さて、まずは絶対に動かさねばならない40mと15mです。何せ、元々バッチリ動いていた2バンドですからね

 15mは同調点が若干上がってしまいましたが、21.08MHz辺りでマッチング・・・で、ひとまず合格。ところが、一方の40mはというと、同調点がやはり少し上がってしまったのと同時に、SWRが1.7程度までしか落ちてくれません また、SWR測定の主役である「クラニシ君」を手に持った状態と持たない状態でSWRが大きく違っています。
 今回、ケースの大きさを決める過程で一回り小さいコア(FT82-43⇒FT50-43)にし、かつ巻数を大幅に減らしたことから、多分コモンモードがかなり戻ってきているんだろうと当たりを付け、フロートバランの方を「FT82-43 バイファイラ9回巻き」に戻したところ、同調点は上がったままですがSWR=1.1程度にまで改善。こうなればエレメント長で調整できますので、ひとまずこれで「ステルス君2号」には戻ったことになります・・・ホッ

 さぁ、ここからが未体験ゾーンである「短縮コンデンサ」の出番。まずは12m用に取り付けた33pFで実験・・・すると、何と24.7MHz付近でSWR=1.1 教科書通りというか、MMANA様様というか・・・これなら、ヒゲの部分を少し丸めてしまえば簡単に追い込めます。一発で上手く行ったので何だか拍子抜け・・・。
 続いて10m。こちらは、MMANAの計算結果である14pFに合わせようと、10pF+5pFでまずはチャレンジ。すると、26.7MHz辺りでマッチングが取れています。やはり、少し容量過多・・・ということで、直ぐさま5pFを取っ払うと、28.4MHz付近でSWR=ほぼ1 こちらも、ヒゲに少し「付け足し」を行えば済みそうです。が、12pF辺りのコンデンサとの換装が正解でしょう。そこで一旦部屋に戻ったのですが、上記のベランダ作業でヤブ蚊に散々刺されてしまったためムヒを塗ったり、「足の一回り太い12pF」を漁って準備したりしている内にかなり暗くなってしまい、本日の作業を終了することにしました。

 これらの結果は、単にSWRからみた整合性の側面でしか見ていませんので、損失やらビームパターンやら打ち上げ角・・・なんかも吟味しないと不味く、実際のQSOで確かめることが急務なのですが、相手探しがなかなかねぇ・・・。
 ただ、ACAGの参戦の際には、10mへのQSYが比較的楽に出来そうですから、この辺りで「触り」くらいは判るかと思います。思いつきでくっつけたロータリースイッチによる短縮コンデンサの実験ですが、まぁ案外いけちゃってるのかな
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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