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シースルーCMFはイマイチ!?

2012-10-24      
 結局、LF-130Bの3回巻き×4連は明らかに低い方が良くなってしまうため、2回巻き×4連+LF-120B×2個 2回巻き×2連+2回巻き×単連という変則に落ち着きました。これもスペアナアダプタあってのことですが、さらに「FLAT」という機能を使うともっと綺麗に特性が見られることが判り、分解する前の3回巻きの奴と、新たに作った2回巻きの特性を調べました。





 3mちょっとの同軸がついているのと、CMFの反対側にLF-190B×4回巻きのパッチンコアが1つ入っていますが、測定条件は同じです。ただ、やはり15MHz付近までしかフィットポイントを持ち上げられず、ちょっとがっかり・・・でも、明らかに違いがありますね。

 早速、新しい方を敷設して各所の高周波電圧測定をしたのですが、ベランダの引き込み口の手前(ベランダ側)の測定結果が0.4V⇒0.2Vになったものの、居間に入った辺りの挙動は相変わらずで、勿論リグ周辺も変わらず(50mVくらい)。
 そして、10mで送信していたら結局ネット切れ発生・・・何だか疲れてしまいましたよ・・・。

 アンテナのマッチングボックスの直下にミエちゃんを付けて測定すると、15mも10mもあまり変わらないんです(1.5V程度)が、15mは今日作ったCMFの直後・・・つまりアンテナから見て最初の「関所」を越えたところで0.2V程度まで落ちるのが、10mでは0.45V・・・やはり、上記の特性通りの結果に終始します。
 その後、15mはサッシ横のCMF・・・つまり2番目の関所が殆ど通過できず、室内に入ったところで既に50mV程度、天井に吊したパッチン×2の関所で完全シャットダウン。
 一方の10mは元気よく関所越えを敢行し、室内に入った時点でも0.2V程度あり、パッチンCMFの丁度中間など、要所要所で0.2V程度の高周波が検出できます。波長の差なんでしょうね。

 ちなみに天井に吊したパッチンコア(LF-190B×4回巻き)ですが、これは透磁率が低いことから高い周波数の減衰量が結構イケていて、10m付近で「1つで-25dB」という風にスペアナでは測定できます。室内の関所もそこそこイイ感じなのに、どうも上手くいきません。

 明日は会社のイベントがあって早帰り可能。道中思案しつつ、何か思いついたら秋葉に寄ってこようと思います。

 ※ 2012/10/25 最終的に、変更したのを忘れてました・・・。修正しておきます。
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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