CQ WW DX Contest CW 2012 参戦記(2/2)
2012-11-26
目覚ましに起こされ、3Hほどの仮眠が終了。21:00過ぎ(UTC)から15mのワッチ再開です。
朝日が昇って来る時刻が近づく21:30頃から、ポツポツとWが入感。スタート時間に取りこぼした局を見つけては呼ぶも、そんなに違わない顔ぶれにQSOレートは上がらず・・・。昨日よりCONDXが悪いのか、強く入感していない感じです。
そこで、ステルス君にTYPE-Ⅲをつないで20m用の「にわかLW」をセッティング。しかし、殆ど何も聞こえません
中でも強力に入感していたAH2を呼んで1QSOしましたが、そのままこのバンドにいても・・・というわけで、昨日取りこぼしている西海岸は聞こえるだろうかと10mに上がり何とか1局捕まえ、スタートから1日経過した00:46に100QSO達成
これを合図に再度15mに下りてS&Pを続けました。
そろそろ行き詰まってきた03:00を回って懲りずに20mに下りて2QSOし、10mを覗くとちょっと賑やかに。明らかにCONDXが回復基調で、夕刻に向けて徐々に東欧方面に伸びてきました。ZONE16を拾ってさらに期待するも、我がシステムでは限界なのか、なかなかそれ以上には伸びていきません。仕方なく06:30を回って15mに下りると、東欧のエコーの強い信号があちこちに・・・バンド切替の時間の読みを誤ったようです
ZONE15辺りの信号はかなり強いんですが、とにかくエコーが酷く、なんだかさっぱり解読できない信号が居並び埒が開きません。結局、DLと1QSO・・・よくもまぁ拾ってくれたなぁと関心しましたが、頃合いの時間を逃した感じは否めません。エコーを引き始める前の東欧とつながっていれば・・・ZONE16,17が空いてしまいました
さぁ、2日目のローバンドタイム・・・の前に20mを覗いてみると、こちらも昨日よりCONDXが良化したのか、クローズが遅い分、EUがまだ聞こえています。試しにSMを呼んでみるとコールバックがありQSO成立
20mで初のEUです。その後、ZONE16×2QSO・・・この辺りで「漆黒のバンド」になっていきました。
40mは昨日と打って変わって全然ダメ・・・西海岸各局も弱々しく、逆に早めの時間からEU方面がワラワラと聞こえてきています。まだ上手く理解できていないのですが、EU側も時間と共に結構いい感じになり、ヨーロッパ全体が満遍なく入感しています。昨晩とは「ノリが違うぜ
」みたいな感じ。う~ん、やはりローバンドは解らん・・・。
夜はどんどん更けていきますが、懲りずにあちこち呼び続けていると、19:00辺り(04:00J辺り)からいわゆる「聞き耳を立ててくれる状態」が時々あり、ひょっとすると・・・と強めの局を呼び続けていると、明らかにコールの一部を取ってくれるようになってきました。そして、19:20にYU(Cerbia)とQSO成立
これは嬉しかった~
20mに引き続き、初のEUです。
その後も夜明けまでは・・・と40mで粘りましたが、結局このQSOのみで終了となり、曇天で寒いベランダに出て納竿となりました。
最後の追い込みは15m拾い。追い込みで出てくる局もそれなりにいて、10局程度増量。最後はアラスカを呼び続けている間にタイムアップとなりました。
長年憧れていたDXコンテストにフル参戦・・・途中細切れに仮眠しながらも、前日の爆睡に助けられたのか案外持ちこたえました。昨年のスーパーCONDXとは行かぬまでも、到底難しいAFを除く各大陸とQSOでき、太陽活動に助けられれば「5W+ワイヤー系の軒下・軒先アンテナ」で、ビッグ・コンテストでも「そこそこイケること」を証明できたと思います。
ただ、やはり限界も見えてきました。40mにおける5WでのEU方面はかなり厳しく、余程きっちりとしたアンテナを準備しないと難しいでしょう。まぁ、今のローバンドのCONDXがどうこう・・・というところは全く解らないんですが、やはり「水面と電離層」「地面と電離層」では前者が圧倒的に有利であり、大陸との間を何バウンドかせざるを得ないEU方面には「相応の出力」が必要でしょう。多分その方があちこちQSOできて楽しいかも知れませんが、来年一杯くらいまではハイバンドは完全には死んでしまわないと思いますので、今のシステムの改良・改善を進めて行こうと思っています。当分、我がTS-590から最大出力が出る日は無いでしょう
最後に記念写真を。今回の殊勲賞は、何と言ってもTYPE-Ⅲと釣り竿LWですね

来年も今年ぐらい楽しめるCONDXであることを願って・・・。
朝日が昇って来る時刻が近づく21:30頃から、ポツポツとWが入感。スタート時間に取りこぼした局を見つけては呼ぶも、そんなに違わない顔ぶれにQSOレートは上がらず・・・。昨日よりCONDXが悪いのか、強く入感していない感じです。
そこで、ステルス君にTYPE-Ⅲをつないで20m用の「にわかLW」をセッティング。しかし、殆ど何も聞こえません


そろそろ行き詰まってきた03:00を回って懲りずに20mに下りて2QSOし、10mを覗くとちょっと賑やかに。明らかにCONDXが回復基調で、夕刻に向けて徐々に東欧方面に伸びてきました。ZONE16を拾ってさらに期待するも、我がシステムでは限界なのか、なかなかそれ以上には伸びていきません。仕方なく06:30を回って15mに下りると、東欧のエコーの強い信号があちこちに・・・バンド切替の時間の読みを誤ったようです


さぁ、2日目のローバンドタイム・・・の前に20mを覗いてみると、こちらも昨日よりCONDXが良化したのか、クローズが遅い分、EUがまだ聞こえています。試しにSMを呼んでみるとコールバックがありQSO成立

40mは昨日と打って変わって全然ダメ・・・西海岸各局も弱々しく、逆に早めの時間からEU方面がワラワラと聞こえてきています。まだ上手く理解できていないのですが、EU側も時間と共に結構いい感じになり、ヨーロッパ全体が満遍なく入感しています。昨晩とは「ノリが違うぜ

夜はどんどん更けていきますが、懲りずにあちこち呼び続けていると、19:00辺り(04:00J辺り)からいわゆる「聞き耳を立ててくれる状態」が時々あり、ひょっとすると・・・と強めの局を呼び続けていると、明らかにコールの一部を取ってくれるようになってきました。そして、19:20にYU(Cerbia)とQSO成立


その後も夜明けまでは・・・と40mで粘りましたが、結局このQSOのみで終了となり、曇天で寒いベランダに出て納竿となりました。
最後の追い込みは15m拾い。追い込みで出てくる局もそれなりにいて、10局程度増量。最後はアラスカを呼び続けている間にタイムアップとなりました。
長年憧れていたDXコンテストにフル参戦・・・途中細切れに仮眠しながらも、前日の爆睡に助けられたのか案外持ちこたえました。昨年のスーパーCONDXとは行かぬまでも、到底難しいAFを除く各大陸とQSOでき、太陽活動に助けられれば「5W+ワイヤー系の軒下・軒先アンテナ」で、ビッグ・コンテストでも「そこそこイケること」を証明できたと思います。
ただ、やはり限界も見えてきました。40mにおける5WでのEU方面はかなり厳しく、余程きっちりとしたアンテナを準備しないと難しいでしょう。まぁ、今のローバンドのCONDXがどうこう・・・というところは全く解らないんですが、やはり「水面と電離層」「地面と電離層」では前者が圧倒的に有利であり、大陸との間を何バウンドかせざるを得ないEU方面には「相応の出力」が必要でしょう。多分その方があちこちQSOできて楽しいかも知れませんが、来年一杯くらいまではハイバンドは完全には死んでしまわないと思いますので、今のシステムの改良・改善を進めて行こうと思っています。当分、我がTS-590から最大出力が出る日は無いでしょう

最後に記念写真を。今回の殊勲賞は、何と言ってもTYPE-Ⅲと釣り竿LWですね


来年も今年ぐらい楽しめるCONDXであることを願って・・・。
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