CONDXのナンチャッテ予想と実際
2012-11-27
今年のWW DX CWでは、事前に当日CONDXのナンチャッテ予測を恥も外聞もなくやってみました。
① 当日のSSNは50程度⇒その後1618群が成長しCMEまで吹き出す有様
② コンテスト開始直前のデータとして、SSN=78、A-Index=2、Xray=B9.18と記録
イメージ的には、直前のCMEの影響がコンテスト開始より少し前に始まり、徐々に落ち着いていくだろう・・・という感じでいたのですが、実際にCONDXの翳りを感じたのは、初日の夕刻のハイバンドと二日目の夕刻-夜に掛けてのローバンド。
そこで、既に結果として表れている諸データを以下に記します。
SSN値(NOAA) 24日:87、25日:64
SSN値(NICT) 24日:60、25日:44
KP値推移

SSN値は、どうもNOAAの値は高めに表現されるのですが、1618群の頑張りで何とか50超えをキープした感じ。何れにせよ、NICTの情報を含めて初日の方が高かったものと思われます。しかし、直前のフレアでCME放出を起こして軽い地気嵐を引き起こす結果になりましたが、Kp値の動きがCME放出の影響を見事にトレースしており、初日の方が影響度合いが高かったものと推測されます。
ここに、感覚的ではあるものの上記のように感じた「CONDXの翳り」を合体させると、以下のような推論につながります。
1) 初日のハイバンドの翳りは、地磁気の乱れによる影響
2) 二日目のローバンドの翳りは、別の要因
既に冬型のCONDXと言えるのでしょうから、ローバンドはもっと別の要因でCONDXの良し悪しが決まるのかも知れません(日変化というか・・・)が、ハイバンドは「SSNが高くても地磁気が乱れると影響大」という部分は、春から感じてきたCONDXの変化からも理解できました。
特に2)については、単に西海岸があまり強くなかったという論拠ですから、それを以て「CONDXが良くない」とは丸められず、全然違う要因が決定要素かも知れません。真夜中にEU方面がそれなりに強かった(YUとも交信できた)という部分で、本当は「CONDXは良かった」というのが正解なのかも知れませんね(それにしても、西海岸は弱かったなぁ・・・)。
今後もCONDXのナンチャッテ予想の精度を上げて、何れ「ナンチャッテ」が取っ払える日が来るまで精進は続きます・・・って、精進なのか
① 当日のSSNは50程度⇒その後1618群が成長しCMEまで吹き出す有様
② コンテスト開始直前のデータとして、SSN=78、A-Index=2、Xray=B9.18と記録
イメージ的には、直前のCMEの影響がコンテスト開始より少し前に始まり、徐々に落ち着いていくだろう・・・という感じでいたのですが、実際にCONDXの翳りを感じたのは、初日の夕刻のハイバンドと二日目の夕刻-夜に掛けてのローバンド。
そこで、既に結果として表れている諸データを以下に記します。
SSN値(NOAA) 24日:87、25日:64
SSN値(NICT) 24日:60、25日:44
KP値推移

SSN値は、どうもNOAAの値は高めに表現されるのですが、1618群の頑張りで何とか50超えをキープした感じ。何れにせよ、NICTの情報を含めて初日の方が高かったものと思われます。しかし、直前のフレアでCME放出を起こして軽い地気嵐を引き起こす結果になりましたが、Kp値の動きがCME放出の影響を見事にトレースしており、初日の方が影響度合いが高かったものと推測されます。
ここに、感覚的ではあるものの上記のように感じた「CONDXの翳り」を合体させると、以下のような推論につながります。
1) 初日のハイバンドの翳りは、地磁気の乱れによる影響
2) 二日目のローバンドの翳りは、別の要因
既に冬型のCONDXと言えるのでしょうから、ローバンドはもっと別の要因でCONDXの良し悪しが決まるのかも知れません(日変化というか・・・)が、ハイバンドは「SSNが高くても地磁気が乱れると影響大」という部分は、春から感じてきたCONDXの変化からも理解できました。
特に2)については、単に西海岸があまり強くなかったという論拠ですから、それを以て「CONDXが良くない」とは丸められず、全然違う要因が決定要素かも知れません。真夜中にEU方面がそれなりに強かった(YUとも交信できた)という部分で、本当は「CONDXは良かった」というのが正解なのかも知れませんね(それにしても、西海岸は弱かったなぁ・・・)。
今後もCONDXのナンチャッテ予想の精度を上げて、何れ「ナンチャッテ」が取っ払える日が来るまで精進は続きます・・・って、精進なのか

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