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学生気分で・・・エレクトロ・セミナー参加

2013-01-12      
 昨年の暮れにTwitterに登録してあるCQ出版の呟き(っていうか、宣伝)で、「ビギナのためのトランジスタ回路設計」のセミナー開催を知りました。
 トランジスタ回路の設計・・・特にバイアス抵抗の抵抗値は、どんなテキストを読んでも「大体これくらいの値でよい」という風なものが多く、まぁそれで動いてしまっているからいいんだろうなぁ・・・と、どこか設計要素が曖昧な気がして腑に落ちずにいました。今回のセミナーの内容を見ると、各部の電圧・電流の決まり方、具体的な設計方法、さらに設計演習まであり、頭でっかちになりがちな「独学者の悩み解決」の一助になるかも・・・と、半日の講義で費用も手頃だったため申し込んでおきました。

 年末にセミナー代を払い込んだは良いものの、当日持参する案内状をどこかに無くしてしまい再発行を依頼した上、今日は今日で実に見事な「二度寝」をかまし、セミナーに出かける時間ギリギリ・・・昼飯抜き&一部ダッシュという僥倖になってしまいました 会場が巣鴨の駅から近かったため、何とか3分前に到着です

 講師は「定本 トランジスタ回路の設計」を書かれた鈴木雅臣さん。非常にしっかりとした語り口と、ご自分の経験を交えた講義進行に、直ぐに引き込まれていきました。

 講義自体は上記の本の前段部分をテキストとし、補助テキストが配布されて進められます。乗っけの説明辺りは、流石に「初耳」に当たるようなことはありませんでしたが、エミッタ接地増幅回路の各部の電圧の配分や電流の決まり方、設計順序として「何が肝心なのか」・・・辺りの話は、これまで自流で記憶してきたことを紡ぎ直して再確認でき、モヤが晴れていくような感じでした。
 極めつけは「なぜ、各抵抗値がある程度曖昧な値でも良いのか」という部分に理由が存在し、かつ「きちんとした目安」がつけられること・・・この部分が今セミナーの最大の収穫でした。

 セミナーの山場は、何と言っても「設計演習」です。「オームの法則さえ解っていれば設計できる」ということを目の当たりにし、自分が決めた大まかなコンセプト・・・例えば省電力設計から広帯域設計までを「同じトランジスタで実現できる」という部分も垣間見ることができました。
 勿論、それぞれのコンセプトにあったトランジスタを選定するのが王道ですが、バイアスのブリーダ電流を必要最低限に絞ったり、多めのコレクタ電流を流してある程度fTを持ち上げてやったりすることで、その回路が「xx向き設計」になるという部分・・・今後は、この辺りも少し自信を持って設計が進められそうです。

 さらに帰りしな、コレクタ損失に関する質問にも答えて頂き、大いに充実した半日の講義が終わりました。



 電子工作は好きだけど今ひとつトランジスタ回路が解らん・・・という方には、上記の本がきっと大変役に立つと思いますよ
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風邪でダウンしとりました

いいなぁ。僕もいきたかっ
本読んだりするのも良いけど、セミナーで聞くとまた理解度が進みますよね。

No title

ぶんさん、こんにちは。
初歩の部分って、案外鵜呑みにしていることが多く、仕事でも「絵解き」などのビギナー向けの技術書をたまに手に取って振り返っていますが、説明して貰うとやはり段違いですね。今回のセミナーも、まさにそんな感じ。これまでも最も使ってきたであろうエミッタ接地回路ですが、より理解が深まりました。
風邪、早く治して下さいね。
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