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コンテストを直撃した地気嵐

2013-05-27      
 今年の「WW WPX CW」の10日ほど前に、コンテスト当日の予想として、STEREOの太陽活動マップを加工して取っておきました。コンテスト当日のイメージと照合したいと思い付いたためです。



 まぁ、総体的には似ている感じです。ナンチャッテ予想には充分 一日に13度ほど回転しますので、180度回転するのに13日ちょいですから、日数的にも悪くないと言えます。

 さて、今回のコンテストは大いに磁気圏の乱れの影響を喰らってしまいました。これは丁度コンテスト開始の二日ちょい前に発生したCMEの影響が主因ですが、そもそも太陽風が強い時期と重なって酷くなったようですね。CMEを引き起こしたフレア自体が地球から見た太陽の西端で起きたため、当初は「影響少」と思っていましたが見事に裏切られました・・・。



 K-IndexとA-Indexの関係は決められていますが、何れも「高いと磁気圏の乱れが大きい」という見方になります。25日のAp-Index(「p」は「Planetary」だと思います)の平均は32、26日が18となっていて、確かにコンテスト中に覗いていた「Real-Time MUF Map」でも、25日の早い時間から26日の夕方辺りまでは30以上をキープしていました。
 過去に、ちょっとナンチャッテなA-Index値とDX交信実績の相関情報集めをして、仮説的に我が設備の「GUD CONDX」を「SSN≧60&A-Index≦10」としていますが、これは結構いい感じの結論かも知れません。K-Index=4はA-Indexに直すと27以上48未満ですから、2日目の後半以外は殆ど、かなり高いA-Index値だったものと思われます。
 また、実際の地磁気の乱れは急峻に収まるわけではなく、徐々に下がっていくイメージ・・・まさに嵐が去っていくような感じですから、26日後半のA-Indexも20台に留まっていたものと思われます。SSNはそこそこでしたから、非常に残念

 勿論、こうした悪CONDXを払拭するパワー・アンテナ・立地条件さえあれば大した話でないんでしょうが、QRPのアパマンハムにとっては由々しき問題なわけです。春シーズンからのDXコンテストの締め括りとしている「ALL Asian」は果たして
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アパマンというハンデにさらにQRPまで課し、失敗連続のヘッポコリグや周辺機器の製作・・・趣味というより「荒行」か!?

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